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Photo & Essay

◎  矢田寺本堂 


本堂に到着

矢田寺の参道にはお地蔵様がたくさんおられますが
本尊もまたお地蔵様です。
お地蔵様はお釈迦様の入滅後
弥勒菩薩が出られて
再び法を説くまでの五十六億七千万年の間
救いのないこの世に出現され
その身を種々の姿に分身し
一心に民衆を救済されるありがたい仏様です。
さまざまに色を変えて目を楽しませるあじさいの花は
まさにお地蔵様の化身と申せましょう。
境内に咲き誇る約六十種一万株のあじさいの花に
ひとときの現実を忘れてお楽しみください。

(矢田寺パンフレットより)


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鐘楼(?)

手前の石段を登った所が本堂


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本堂

本堂内部の仏像を拝観したが
絵巻のレプリカ展示もあり
こんな説明が・・・

小野篁(おののたかむら)は
昼は嵯峨天皇に
夜は閻魔大王に仕えるという不思議な人だった

ある時矢田寺の満慶上人と一緒に閻魔庁を訪れ
地獄の様子を見たいと願い出た
そして阿鼻地獄に向かった一行は
猛火の中で必死に衆生を救っておられる地蔵菩薩に出会う

地蔵菩薩は満慶にこういった
「現生に戻ったら
人々に私と縁を結ぶよう勧めなさい
そうすれば救ってあげられます」と

地獄から帰った満慶上人は
その地蔵菩薩を彫り始めたがうまく彫れない
そこに四人の翁(春日四社明神)が現れ
三日三晩のうちに地獄で出会ったお姿そのままに彫りあげてくれた。
その地蔵菩薩像がこの寺の御本尊である


もう一度
ご本尊の地蔵菩薩を拝んでから
本堂を出て
境内を回ってみることに・・・


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石造り十三重塔


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本堂の鬼瓦


◎  お地蔵様 


矢田寺はお地蔵様のお寺だから
境内にはお地蔵様が沢山置かれている


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紫陽花とお地蔵様

赤い涎掛けに書いてあるのは
般若心経らしい


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味噌なめ地蔵
(一際大きなお地蔵様)

その昔
近在の農婦が自家製の味噌の味が悪くなり困っていました。
ある夜のこと
夢の中に石のお地蔵様があらわれて
「我にその味噌を食べさせてくれたら
良い味にしてやろう」とお告げになりました。
翌朝矢田寺へ参って参道を見ると
夢に立たれたお地蔵様がおられたので
早速くだんの味噌をその口許にぬったところ
家の味噌は味が直っていたそうです。
これを伝え聞いた里人たちは
新しい味噌を作ると味が良くなるようにと
こぞってお地蔵様の口許へぬるので
誰言うとなく「みそなめ地蔵」と呼ばれるようになったのです。

(矢田寺HPより)


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渦紫陽花(?)


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石垣と紫陽花

◎  参道を行く 


本堂に向かって歩いて行くと
あちこちに紫陽花が咲いている


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大門坊前の手水

紫陽花が咲き
沙羅の木の説明があり
水が流れ
柄杓がある
カメラを向けていると
そこへ柄杓が1本・・・

沙羅(シャラ)【ツバキ科】

祇園精舎の鐘の声
所業無常の響あり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を顕す

平家物語にうたわれる
シャラの木です


と書いてある


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沙羅の木

終わりかけか
花数は少ない・・・

フムフム
咲き誇った花は終わり
「盛者必衰の理を顕」しているのかも・・・


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本堂へ向かって歩く


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本堂が近づく

お寺のパンフレットの写真は
紫陽花を手前に
本堂を奥に
撮ってあるから
同じ構図を狙うのだろう
順番待ちで撮っている

どうせ参拝客が大勢入ってしまうから
それはやめて
石灯籠だけにした

因みにパンフレットは
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◎  矢田寺へ登る 


臨時バスは終点「矢田寺前」に到着
ここからお寺は遠いようだ
満載のバスから吐き出された客がゾロゾロ歩く
そのあとについて行く

平らな道が
坂道に変わる


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人家の間の細い道を登る

こんな道だからバスは入れない
遠くに止めるしかないわけだ


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山門

高野山真言宗 別格本山
矢田山 金剛山寺

が正式名称

赤い門を入った所で
拝観料を納めて
石段を登る


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石段

登りが続く
登り切ったと思うと
そこから左に折れた石段がある
それを登ると
今度は右に折れる石段がある

息を切らせ
前を行く人を見ると
腰の曲がったおばあさんが
杖を突きながら登っている
負けてたまるかと
ガンバル


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ようやく登り切った

白壁は
矢田寺大門坊という塔頭

この前を過ぎて歩く

◎  近鉄大和郡山へ 


薬園八幡神社で道草を食ったあと
近鉄郡山駅に向かった


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撮りたくなるような家が見えた


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その家の前では
おばあさんが二人お話中

その前を通りすぎて進む


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商店街にに到着

ここまでは昨年来たことがある
正面に近鉄の赤い電車が見える

近鉄駅前に広場というほどのものはなかったが
バスターミナルはどこにあるのだろう?

いかにも紫陽花見物に出かけそうな
おばさんたちのグループが角を曲がったから
ついて行ったら
そこがバス乗り場

大勢並んでいたが
座席にありつくことができて
いよいよ矢田寺に向かって出発

◎  薬園八幡神社 


JR郡山駅から近鉄郡山駅に向かって歩いた
途中に神社があった

薬園八幡神社である
バスの時刻にはまだ余裕があるので
寄ってみることにした


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薬園八幡神社 鳥居と門

薬園(やくおん)八幡神社は
地元では「やこうさん」の名で親しまれている古社で
創建は
奈良大仏鋳造の際の守護神として
宇佐神宮から八幡神が勧請されたのが始まり

天平勝宝元(749)年
八幡神は平城京の南
薬草園のあった梨原の宮に建てられた新殿に迎えられ
そこで七日の悔過行を経て東大寺に入った

このとき分霊された八幡神が梨原に祀られ
変転を経てこの地に鎮座することになったそうである


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中門


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本殿


◎  JR郡山へ 


奈良の二日目は矢田寺に行くことにした
大和郡山市にある紫陽花の寺である。

JRの電車で郡山まで行って
近鉄郡山駅近くのバス乗り場まで歩き
そこからバスで矢田寺に向かう

奈良駅にも
観光案内所にも
パンフレットが置いてあり
臨時バスの時刻が書いてある

初めて行くのだが
ほんとに「紫陽花の寺」らしい


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JR奈良駅にて

表示を見ると
数分後に発車する電車がある
エスカレータでホームに登ると
まだ電車は停車しているが
ドアは閉じている

間に合わなかったか!と
諦めて次の電車の時刻を調べていたら・・・
ようやくその電車が動き出した

その時思い出した!
京都から奈良行きに乗った時
10分後に出る電車のドアが閉じていた

車両には
空いているドアと
閉じているドアがあり
停車中は
ボタンを押せば
閉じているドアは
外から開けることがで
中で閉じることができる

なるほどと思って乗ったのに
今朝はそれをすっかり忘れていた

仕方がない
次の電車で出発


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郡山駅に到着

生駒郡郡山町が市制施行した際
市名は福島県の郡山市と区別するために「大和郡山市」と定められたが
「郡山」単体で大和郡山市を指すこともある

(Wikipediaより抜粋)
だそうだが
JRの駅名は福島県も奈良県も
どちらも「郡山」・・・


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近鉄郡山駅に向かって歩き始めた
二駅を結ぶ道路は
もっと賑やかな商店街かと思ったら
細い裏通りみたいな感じだった

◎  奈良夜景 


猿沢池を見た後
夕食を済ませ
ぶらぶらとホテルへ戻った

まだ遅い時刻ではないが
とっぷりと日が暮れていた


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登大路

奈良の大通りで
JR奈良駅からこちらへ向かうと
近鉄奈良駅があり
興福寺があり
その向かい側に奈良県庁があり
さらに進めば奈良国立博物館があり
曲がり角に達する
これを左に曲がれば東大寺
右に行けば春日大社


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三条通り夜景


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とある店の窓


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JR奈良駅前広場


◎  猿沢池(2) 


猿沢池には・・・


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カメ

昼間来ると岩の上とかで
多数のカメが甲羅干しをしているのだが
もう夕方でさっぱり見えなかった・・・

ふと水面を見たら顔を出していた


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カルガモ

時々潜っては魚を獲っているようだった


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シラサギ

ここで見たのは初めて

池に来た時にはいなかったのが
一回りしてきたら来ていた

暮れかかった水面に白い姿が目立つ
若山牧水を真似て一首

白鷺は 寂しからずや 猿沢の
池の水面に 染まず浮かびて


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そばまで寄って撮ったが
人が近づいても逃げることはなかった


◎  猿沢池(1) 


猿沢池に到着

奈良に来ると
いつもこの池の周りを巡ることにしている


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南円堂

土産物屋さんの外れの石段を登ると南円堂
興福寺の伽藍の一つで
西国三十三観音霊場の第九番札所だ
先刻寄ってきた三室戸寺が第十番だったのも何かの縁か


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水辺の草


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五重塔(国宝)

天平2年(730)興福寺の創建者藤原不比等の娘光明皇后が建立した
その後5回の焼失・再建をへて
応永33年(1426)頃再建された日本で2番目に高い塔

とのこと


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池をぐるっと回って
五重塔側から見た猿沢池



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