Photo & Essay

◎  彩翔亭 

寒暖の繰り返しが激しく、
昨日は夏、
今日は冬となりました。

4月11日の日曜日は暖かくて、
航空記念公園は
この春の桜を見納めしようという客で賑わっていました。


彩翔亭

久しぶりに園内のお茶室「彩翔亭」に入ってみました。
外から覗いたら、
ガラガラに空いていたからです。
係の女性は、
この後混んでくるといっていましたが・・・

床の間を撮ってきました。


彩翔亭

お茶室の庭です。
池には桜の花びらが浮かんでいました。


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前回の続き、
1994年秋のローマです。

初めてのイタリア旅行は、
ミラノ~ベネチア~フィレンツェとまわり、
最後のローマの最終日は自由行動でした。

午前中にヴァチカン美術館を見て、
午後もあちこちと回っていたら、
フォロロマーノに行き当たりました。

「フォロロマーノ」は
古代ローマの政治・経済・文化の中心----遺跡です。
市街の真ん中に古代遺跡があって、
見学できます。

 
フォロロマーノ

古代の遺跡が立ち並んでいます。

天高しフォロロマーノの大柱    capucino

帰りの飛行機の中で作った句です。
イメージとしては真っ青な空だったのですが、
写真を見ると雲がかなり出ています。


フォロロマーノ

大学生のアルバイトかと思いますが、
発掘調査が行われていました。
この時から15年、
大分成果が上がっていることでしょう。


コロッセオ

歩いて、
外れが近くなると、
円形闘技場「コロッセオ」が見えてきました。


コロッセオ

コロッセオの外には観光馬車が沢山客待ちしていました。

フォロロマーノを歩きながら、
妻は足が痛くなったといっていましたので、
夕暮れも近いし、
これで観光は終わりにして、
ホテルに帰ることにしました。
持っていた小さなガイドブックをみると、
コロッセオという駅があって、
地下鉄で二駅目がテルミニ駅です。

地下鉄で帰ろうというと、
足の痛いはずの妻は、
歩いて帰ろうと言い張ります。
心もとない地図なのですが、
さほど遠くなさそうだし、
歩くことにしました。

歩き出すと、
目の前の道路の分岐と、
ガイドブックの地図の道路と
全く違います。
出だしが違っていたのでしょう。

今地図で確認すると、
直線で1kmちょっとの距離なのですが、
かなり回り道をしたようです。
もう10月も末、
そんなに遅い時刻ではないのに、
街は黄昏れてきました。
山野でないのだから、
心配することはないのですが、
心細くなってきました。

ふと、
左側を見ると、
見覚えのある塔が、
町並みの上に覗いていました。
それが前回紹介した
サンタ・マリア・マッジョーレ教会の鐘楼だったのです。

これで安心です。
無事テルミニ駅に到着。
ここからなら間違いなくホテルに帰れます。
屋台で売る焼き栗の匂いが流れていました。

焼き栗やローマの街は黄昏るる    capucino


◎  美しい五月を! 

天候不順の4月が逝きます。
やってくる5月が陽光に満ちていますように!


ナノハナとハナダイコン

ナノハナとハナダイコン


シャクナゲ

シャクナゲ


タンポポとカタバミ

タンポポとカタバミ


シモクレン

シモクレン


ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ


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美しい五月を期待して、
ハイネの詩、

"Im wunderschönen Monat Mai"

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Knospen sprangen,
Da ist in meinem Herzen
Die Liebe aufgegangen.

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Vögel sangen,
Da hab ich ihr gestanden
Mein Sehnen und Verlangen.


『美しい五月に』

美しい五月に
すべての蕾が弾けると
ぼくの心に
愛が芽ばえた

美しい五月に
すべの鳥がさえずると
ぼくは彼女に
恋をうちあけた


そして、シューマンの曲です。





ハイネの詩のような
若々しい心が、
もうないことは残念ですが、
明日からの五月が美しくありますように!!!


◎  ロイヤル・マイル 

エジンバラ城から見たニュータウンを紹介しましたが、
もちろんオールドタウンもあります。

城から東にまっすぐ1マイル(=1.6km)の市街がオールドタウンです。
東端にホリルードハウス宮殿があります。
ここはイギリス王室のスコットランドにおける宮殿として用いられており、
私たちが訪れたときはちょうど、
チャールズ皇太子ご夫妻が滞在中とのことで、
見学できませんでした。
お留守のときは見学できるそうです。


ロイヤル・マイル

城から宮殿までの1マイルの旧市街を「ロイヤル・マイル」と呼んでいます。
城が山の上にありますので、
次第に坂を下っていくことになります。


ロイヤル・マイル

いろんなお店が並んでいますが、
観光客が多いからお土産やさんも沢山あります。
スコットランドといえばタータンチェック、
あちこちの店で目につきます。

男性がスカートをはいていますが、
そのチェック模様は家紋のように、
家毎に異なっているそうです。


ロイヤル・マイル

ロイヤルマイルのほぼ中程に聖ジャイルズ教会があります。
宮殿の見学ができないので、
代わりにこの教会を見学しました。


ロイヤル・マイル

教会の中に小さな美しい礼拝堂があります。
ここに女王がお出でのときお掛けになる椅子があり、
その前のテーブルに紋章が描かれていました。

白地に赤の十文字とライオンがイングランド、
青地に白のX印と一角獣がスコットランドです。
これを見るとイギリス国旗の成り立ちが、
何となく理解できます。
調べてみたら、
もうひとつアイルランドの旗(白地に赤いX印)
が加えてあります。

女王は国王であるとともに、
イギリス国教会の長でもあります。
カトリックでいえば、
バチカンの法皇に当たるのです。


ロイヤル・マイル

街角のビル。


ロイヤル・マイル

市内観光のバスは、
お天気がよいので2階が満席です。
その向うは2階建ての路線バス。
手前の乗用車は何だったでしょうか~


ロイヤル・マイル

角地にあるパブの横壁に描かれていました。
パブの名前が"DEACON BRODIE"だったようです。

ここにはウィリアム・ブロディ(1741~1788)の略歴が書いてあります。
通称は「デーコン・ブロディ」だったようです。
彼は腕のよい箪笥職人で、
ギルドの組合長(Deacon)、エジンバラの市会議員でもありました。
昼は表の肩書きで仕事。
箪笥の鍵や家の鍵の製作、修理、泥棒除けの工夫も得意でした。

そして夜は、
強盗、泥棒。
合鍵作りなどはお手の物でした。
稼いだ金で妾を囲ったり、ギャンブルに励んだり・・・
最後は、
スコットランド間接税務局本部の襲撃計画が露見して、
捕えられ、
処刑されました。

このウィリアム・ブロディが、
「ジキル博士とハイド氏」のモデルになりました。


ロイヤル・マイル

「ジキル博士とハイド氏」の他に
子供の頃に読んだ「宝島」も書いたのが、
ロバート・ルイス・スティーブンソン(1850~1894)です。

写真のアパートの赤い扉。
ここがスティーブンソンの住まいでした。
門灯の陰になっていますが、
壁にプレートが貼ってあり、
”The Home of ROBERT LOUIS STEVESON 1857~1880”
と書いてあります。

このアパートはロイヤル・マイルではなく、
ニュータウン、泊まったホテルのすぐそば、にありました。


◎  イングランドへ 

バーミンガムを出発して南下。
かつての
スコットランドとイングランドの国境は、
現在、
スコットランドのお土産を売る店が並ぶショッピングセンターになっています。

そこで、
トイレ休憩とお買い物タイムを取って、
イングランドに入ると間もなく、
「湖水地方」です。
その名が示す通り多くの湖が点在する風光明媚な地方です。
ここでは最大の湖、
ウインダミア湖のほとりにある街、
ボウネスに到着しました。


湖水地方

ボウネスはピーター・ラビットの街です。
その作者、
ビアトリクス・ポターの家もあります。
それらについては次回に紹介するつもりです。


湖水地方

ボウネスの街です。
(以下の写真も)


湖水地方



湖水地方



湖水地方

ウインダミア湖です。
ここはイングランドですから
"Loch Windermere" ではなくて "Lake Windermere" です

これも細長い湖で、
長さは約18km、幅は1.5kmほどです。
氷河の爪痕が作った湖です。


湖水地方

白鳥がたくさんいます。
馴れていて、
人に近づいてきます。


湖水地方


スコットランドとイングランドの国境のこと・・・・・
ここはかつて、
「駆け落ち国境」と呼ばれていたそうです。
イングランドでは21歳にならないと結婚できない。
しかも親の承諾が必要でした。
ところがスコットランドでは16歳から結婚できるし、
親の承諾もいらなかったので、
結婚するために
スコットランドへ駆け落ちする若いカップルがいたそうです。
(これは昔のことです。今は何歳で結婚できるのか、調べてありません)

インヴァネスのホテルでのこと・・・・・
ホテル内のレストランで夕食を終えて出てくると、
ロビーは大勢の着飾った人たちでいっぱい。
結婚披露宴でした。
初老の夫婦が嬉しそうにはしゃいでいました。
察するに、花嫁の父母だったようです。

こちらの結婚式は日本に比べると僅かな費用しか掛けないそうです。
およそ30万円くらいとのことです。
式はカトリックの教会であげないで、
市役所に届けるだけの人が多いそうです。
カトリックは離婚を禁じているからだそうで、
市役所への届けだけで結婚したのなら、
簡単に離婚できる-----離婚率は50%を超えるそうです。
女性が我慢しない、経済力がある、
からだそうです。

この国でも、
晩婚化、少子化が進んでおり、
人口が増えないので、
移民を増やしている・・・・・
いろんな国の人たちが移ってくる・・・・・
それを嫌う人もいる・・・・・
とのことでした。


◎  ワーズワース 

もう1日湖水地方の観光です。
湖水地方はその景観が第一ですが、
ビアトリクス・ポターとワーズワースも
大切な(言い方は悪いですが)観光資源です。


ウィンダミア湖

ウィンダミア湖をクルーズした日は雨模様でした。
再びボウネスの湖畔に来て、
この周辺を散策してから船に乗りました。

水辺の風は冷たく、
気温がどの位だったか分かりませんが、
かなり寒く感じました。


ウィンダミア湖

出航して、
街がだんだん遠ざかっていきます。


ウィンダミア湖

南北に長い湖をほぼ中央から南端へ向かいました。

クルーズのあとは蒸気機関車が引く汽車に乗り、
そこから小さなバスで丘の上に登ると、
ビアトリクス・ポターが住んだ家があります。
その見学もしましたが、
雨が強くて家の写真が撮れていません。


ワーズワース

その後は詩人ワーズワース(1770~1850) ゆかりの場所を巡りました。
彼が学んだグラマースクールやその時の下宿、教会などを見ました。

あまり面白い写真もないので、
途中にあったお土産屋さんの店先です。


ワーズワース

最後はワーズワース住んだ家です。
窓辺のミヤママタタビの葉が赤くなっていました。
(マタタビは葉が白くなります)


ワーズワース

白い花が咲いていましたが、
葉の方が奇麗でした。


ワーズワース

ワーズワースが愛用した椅子だそうです。
背もたれの取り付け方が普通と違います。
立ち上がり易いからだとか、
説明してくれたように思いますが、
確かなことは忘れてしまいました。

家の中でアフターヌーン・テーを頂き、
管理人さんがワーズワースの詩を朗読してくれました。
詩は「水仙(The Daffodils)」です。
英語ですから、聞いていても分からないのですが、
調子よく、心地よく、聞こえました。

この詩はブログに載せたことがあります。
私が知っているワーズワース唯一の詩です。
「水仙」

ワーズワースはロマン派(注)の詩人で、
この湖水地方の美しい自然がその作品に大きな影響を与えました。

(注)
ロマン主義は、
どこにもない、
しかしどこかにある理想の世界や、
境地を絶えず求めてやまない心情の発露として形象化される。
「水仙」の詩においても、
ワーズワースは具体的な水仙をうたいつつ、
実はその彼方にある神秘的な心情の陶酔、
どこにもないが、
まさに「魂の深奥」に存在する「共感の歓喜」を讃美しているのである。

のだそうです。


ワーズワース

庭です。
かなり広いものでした。
管理人さんの話では、
つい最近迄水仙が咲いていたそうです。


ワーズワース

庭から眺めたワーズワースの家です。

この日は、
時に強く降ったり、
止んでみたり、
寒さを感じる日でした。
湖水地方は寒いと聞いていた通りでした。


◎  バース 

「バース」というと、
かつてプロ野球の阪神で活躍したランディ・バースを思い出しますが、
これは町の名前です。
”Bath”と書きますから風呂です。
風呂のことは「バス」というのではないか?
ユニットバス、バスタブ、バスタオルなど・・・
改めて辞書を引くと
「バス(bǽθ) 」と「バース( bάːθ)」と両方ありました。
(因みに阪神のバースは”Randy William Bass”です)

この町には昔から温泉が出ました。
2世紀ごろ、
ローマの支配下で温泉の街として発展しました。


バース

ホテルの部屋の窓から撮った町(住宅街)の様子です。
ここの建物もハチミツ色です。


バース

ホテルを出て、
徒歩で市内観光です。
上の写真の少し右手にあるバルトニー橋です。


バース

橋の下手です。


バース

町の中心部に近い広場です。
この背後にバースの町を有名にしている二つのポイント、
バース・アビーとローマン・バースがあります。


バース

小さな道路に入りました。
階段を降りていくと店があります。
この店があるのはローマ支配時代の地面の高さだそうです。
私が立っている
黄色い看板のある所が
現在の高さです。
千数百年の間に、
これだけ堆積したのだそうです。


バース

バースで現存する最古の家で、
写真左上の赤紫の看板に、
1482年と書いてあります。
パン屋さんです。


◎  明けましておめでとうございます 


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皆さま、佳い年をお迎えのことと思います。

元旦は予約投稿することにしました。
で、時刻は? 
と考え、
2011年01月01日01時01分01秒
に設定しました。


年が改まると、
今年こそは~と思うのですが・・・

年立つやもとの愚が又愚にかへる     一茶

というわけで、
変わり映えもしませんが、
本年もよろしくお願い致します。


◎  世界らん展 

「世界らん展」が今日から東京ドームで始まります。
ブログを始めた年、見に行きましたが、
それ以来行っていません。
その時の句です。

蘭蘭蘭人人人の東京ドーム     capucino

圧倒されてしまいます。

下の写真は先日新宿御苑で撮ってきました。
温室が工事中のため本格的な展示はありません。
園内のレストランの一角に僅かなスペースがあって、
そこに幾鉢か並べてあります。
その中で背景と光と、
撮り易い花を撮ってきました。
名前も確かめてありません。
(御苑で作出された品種かもしれませんが~)


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らん展は昨夜NHKのBS2で紹介していました。
受賞作品は下記でご覧になれます。
「世界らん展日本大賞」


◎  スイレン 

2週間ほど前、
戸外の池で、
きれいに咲いていました。

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スイレン(睡蓮)
スイレン科


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陽射しが強いので、
カメラを上から向けると、
水に浮いた葉の周りを光の粒が囲んでいました。


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ハスはオシャカさま、ホトケさま、極楽浄土などを連想させますが、
スイレンは・・・・・と考えてみると、
スイレンの画家クロード・モネです。


モネの池

2001年にフランスへ行ったとき、
セーヌ河畔にあるモネの家を訪れました。
花がいっぱいの庭があって、
池があって、
池にはスイレンがたくさん浮かんでいました。
そのときの写真です。
葉は浮かんでいますが、
花が見えません。
まだ春先で、
気温が低かったのでしょう。

モネの家には浮世絵が沢山飾ってあり、
池には日本風の太鼓橋が架けてありました。
モネは生涯に膨大な数のスイレンの絵を描きました。
日本でも、
国立西洋美術館、大原美術館、ブリジストン美術館などに、
あります。

モネのスイレン

大原美術館所蔵の作品です。
72.5×92cm(1906年ころ)

淡い色合いと
水面の中央部が大きく空いているところが
気に入っています。


◎  永観堂 

南禅寺の次は歩いてすぐの永観堂です。
正式には永観堂禅林寺といいます。
自他ともに許すというのか、
自己宣伝か知りませんが、
「モミジの永観堂」と称しています


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拝観料を払う前の、
垣の外側からの写真です。


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これもそうです。


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中に入るには拝観料が必要です。
それが1000円!
高いじゃないか?
と思いましたが仕方ありません。
払って入りました。

建物の内部に色々と寺宝を並べて、
それの特別拝観料、ということらしいのですが、
来ている人たちは、
モミジを見に来ているのですが・・・


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白いサザンカが咲き誇っていました。


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折角、白砂に付けた箒目の上に、
モミジの落葉が沢山落ちていました。


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大勢がカメラを向けています。
黄色いイチョウの落葉を背景に赤いモミジが映えていました。


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お庭にも沢山のモミジがありましたが、
陽射しが強すぎていい写真が撮れませんでした。
1000円払わないで、
塀の外から撮った方がきれいだったようで、
損をした気分で門を出ました。


◎  札幌雪祭(自衛隊真駒内駐屯地) 

2004年の雪祭りです。
2月8日は朝からよく晴れました。
自衛隊真駒内駐屯地に行ってみました。
ここでの雪祭りは翌年(2005)を最後に開催されなくなったそうです。


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広い雪原のかなたに雪像が見えてきました。


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「5回さっぽろゆ」と書いてありますが、
「第55回さっぽろゆきまつり」です。
右奥の方に子供たちが見えます。


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巨大な滑り台に登るのを待つ子供たちの行列です。


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ブラスバンドの演奏会です。
何曲もやってくれましたが、
記憶に残っているのは「虹と雪のバラード」です。




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インドのタージマハルです。


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売店の風景です。
これを掲載したのは「コニカカラー」が目についたからです。
このころはまだフィルムが使われていたのですね。


青空。
真っ白な雪。
カラフルな子供たち。
ブラスバンドの響き。
建物の中では隊員たちの美術展。
すべてが平和そうでした。

しかし、
自衛隊がイラクの復興支援に出始めた頃でした。
この駐屯地からも部隊が近日派遣されると聞いていました。

戦争をしに行くわけではないとしても、
いつ攻撃を受けるかもしれない場所へ行くのですから、
この広い基地内の空気に、
張りつめた緊張感、悲壮感が漂っているように感じました。

イラクのサマーワ。
もう忘れかけた地名です。


◎  ヴァレッタの街 

「青の洞門」からヴァレッタの街に向かいました。
ヴァレッタはマルタ共和国の首都です。


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ヴァレッタへ向かうバスの中からの写真です。
飛行機の窓から見下ろしたマルタの第一印象を説明したいので、
この写真を掲載します。
飛行機からとバスの座席からとでは、
高さの差が歴然ですから、
分かりにくでしょうが、
ご容赦願います。

背の低い石垣が見えます。
畑なのでしょうが、
ある面積の土地が石垣で区切られていて、
その中が単なる土色だったり、
緑の草が生えていたり、
さらに黄色い花が咲いていたりして、
上空から見ると、
畝で区切られた田んぼのようで、
日本の風景に似ているように思いました。
整然と区画整理された田んぼではなくて、
千枚田のような不定形な区画ですが、
日本の農村の春の情景に似ているようでした。

地上で見ると田の畝よりもずっと高い石垣です。
ガイドブックには「アラブ様式の囲い込み農場」と書いてありました。
この石垣も城壁も建物も、
みんなこの島を形成している石灰岩で造られています。
薄いベージュ色をしていて、
ハニー・ストン(蜂蜜色の石)と呼ばれているそうです。
この石は、
掘り出したときは軟らかくて加工し易く、
日に当たっているうちに固くなるという便利な性質があるそうです。


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さて、ヴァレッタに到着です。
トリトンの噴水があって、
ここからメインストリート、リパブリック通りが始まります。


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ヴァレッタの街はお祭り(カーニバル)の真っ最中で、
すごい人出です。
今回のツアーの主目的はこのカーニバル見物なのですが、
それは翌日の予定になっていて、
今日は市内の聖ヨハネ大聖堂の見学です。
人混みをかき分けて進みます。


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子供たちは工夫をこらした衣装を着せてもらって、
お出かけです。


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男の子も立派な姿をしています。


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あまり広くない通りですが、
ぎっしりと人で埋まっています。

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進んでいくと、
ようやく人がまばらになってきました。
両親は普段着で、
子供たちだけ変装(?)しています。


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3人のお嬢さんを見つけたのでパチリ。
最近は他人を撮ることにためらいを感じて、
カメラを向けませんでしたが、
久しぶりに撮りまくりました。


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坊やも今日は立派なひげをつけて威風堂々です。


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ようやく聖ヨハネ大聖堂に到着です。
「ここです」といわれて見ると、
目の前で、
全景が撮れませんでした。


◎  彩翔亭 

航空記念公園内のお茶室「彩翔亭」の庭です。


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池。
抽象画風。



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同じ池のスイレンとサツキの影。
具象画風。



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池のほとりのコウホネ。



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咲き始めたアジサイ。



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手水鉢。



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エノキの青葉。


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一昨日の続きです。

「洞窟のマグラダのマリア」(画家はジュール・ルフェーブル)の絵が、
美しいヌードだったこと、
その絵ハガキにガッカリしたこと、
を書きました。

絵ハガキでなくて、
もっと大きな複製画になると、
そうバカにしたものでなくなります。
眺めて楽しむこともできるし、
部屋の装飾にもなります。

実物大になれば代役が務まります。
例えば寺院の襖絵が国宝である場合、
本物は博物館に預けたり、
寺の収蔵庫に大切に保存したりして、
観光客にはレプリカを見せておくとか・・・


東京国立博物館で「ボストン美術館展(日本美術の秘宝)」を見ました。
日本にあれば「国宝」という作品が沢山ありましたが、
中に2本の絵巻がありました。
「吉備大臣入唐絵巻」と「平治物語絵巻三条殿夜討」です。
巻物は長いですが、
絵としては大きくありませんから、
混雑の中で見るのは大変です。

等倍で精巧なレプリカが、
上の方の見やすい場所に展示してありました。
見た目には、どっちが本物か、区別が付かないほどです。
でも、ここまで来て、レプリカだけ見て、本物を見ないのでは・・・
と頑張って、本物を見てきました。

しかし、
本物を群衆の頭越しにちらちら見るよりも、
精巧なレプリカをじっくり見る方がいいのでは~
という気もしてきます。

テレビがデジタルになって、大型になって、
美術番組の質がすごく向上しました。
細部を拡大して見せてもらうと、
本物を美術館で見たのでは、
分からない、見えない所が見えます。

本物とコピーあるいはレプリカとの関係について、
考えさせられます。


◎  しろよひら 

時期外れになりましたが、
白いアジサイです。
昨日の白ムクゲからの流れでの
白花でもありますし、
もひとつは、
昨日の朝日新聞俳壇の句が気に入ったからです。


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白四葩(しろよひら)逢はずにをりて会へず逝く   時田幻椏

金子兜太 選評。
恋の句。季語に工夫があり、情艶めく。

さーて、「しろよひら」って何のことでしょう?
調べた結果です。
よひら 【四片】
(1)花弁が四枚あること。また、その花弁。
(2)(「四葩」と書く)アジサイの異名。[季]夏。


「紫陽花」といってくれれば、
すぐに分かるものを、
という思いもありますが、
上五を「紫陽花や」とか「白紫陽花」としないで、
「白四葩」としたことを兜太先生は褒めているわけです。
お陰で言葉をひとつ覚えました。

「恋の句」といいますが、
若々しい恋ではないでしょう。
時空を超えた「老いらくの恋」?

哀しくも美しい恋の顛末に合わせたいと、
写真を加工してみましたが・・・


◎  大雪山(1) 

20日から北海道へ行ってきました。
「大雪山の紅葉」ということだったのですが・・・

「大雪山」とは?
日本で一番紅葉の早いところ、
としか知りませんでしたが、
バスガイドや現地ガイドの説明で、
*「大雪山」という単独峰はない。山の集合体である。
*日本最大の国立公園で、神奈川県がすっぽり入る広さ。
などを知りました。

そんな広い国立公園の何カ所か、
回ってきましたので、
その写真を掲載していきます。


1IMGP2903.jpg

まず、
羽田空港から旭川空港に到着。
バスで旭岳へ向かいました。

この夏の暑さ、
そして秋の残暑は、
本州以上に厳しかったそうで、
この日も、
夏っぽい雲が浮かんでいました。



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旭岳は大雪山系の最高峰(標高2291m)です。
その中腹(標高1600m〜1670m)までロープウエイで登って、
紅葉見物の予定です。

山麓に着いた頃は、
曇ってきて、
山の上は霧が濃くなったり、
薄くなったりでした。



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ロープウエイを降りた附近の様子です。
気温が高かったので、
紅葉は遅れているとのことでしたが、
全くその通りでした。



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ロープウエイ駅の背後に小さな池がありました。
特に名前はないようですが、
きれいな池でした。

駅からスタートして1周1時間ほどのコースを歩きます。
途中に池が幾つかあります。



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黄色がかっているので、
黄葉のように見えますが、
ナナカマドの葉が枯れて茶色くなっているのです。

もう1週間もすれば、
夜の気温が下がって、
紅葉が進むとのことですが、
日焼けして枯れた葉は紅くならないでしょう。



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エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆) リンドウ科

ツボミのままで枯れてしまって、
可哀想です。

北海道は寒冷地という区分が薄れ、
本州化が進んでいるそうです。


◎  大雪山(7) 

2日目の続きです。

滝見のあとは、
黒岳(1984m)の5合目(1300m)まで、
ロープウエイで登りました。


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ロープウエイの山麓駅です。



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手前の3角の山が黒岳です。
今、この山の5合目にきています。
この先リフトで7合目まで登れますが、
その先は徒歩しかありません。
かなり急な山のようです。

黒岳の右隣、
山頂が平らで台形みたいな形をしているのが、
桂月岳です。

文学者・大町桂月の名は、
奥入瀬で耳にしましたが、
ここでも名前が出てきます。

終生酒と旅を愛したそうで、
大雪山に登って、
その雄大さ、
美しさに感激して、
山のひとつに自分の名をつけたとか・・・
層雲峡の名付け親でもあるとのことです。

「層雲峡より大雪山へ」という紀行文の冒頭に、
富士山に登って、山岳の高さを語れ。
大雪山に登って、山岳の大いさを語れ。

と書いて、
大雪山を紹介しているそうです。



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赤トンボ。

5合目には、
散策路があるので、
花(あまりないのですが)を見たり、
山々を見たりして歩きました。



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エゾシマリス。
目の前をちょろちょろしているのですが、
素早くて、
なかなか撮れません。
漸く射程距離の岩の上に静止してくれました。



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チングルマ(稚児車) バラ科

花の時期はとっくに終わって、
白く長い穂を風になびかせている時期なのに、
狂い咲きが数個見つかりました。



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エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆) リンドウ科

固く閉じているツボミですが、
枯れていないリンドウがあって、
ほっとしました。



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5合目展望台から見下ろした樹海。


このあと、
山麓駅近くにある「層雲峡ビジターセンター」で、
大雪山の成り立ちなどの説明を受け、
次に「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」で、
写真家、市根井孝悦氏の力作を見ました。

ここから、
ホテルはすぐそばですから、
昨日と違って早い到着で、
温泉に入って・・・


◎  影 

今日のテーマは「影」とすることにして、
写真を並べてから、
ほんとにこの題でいいのかなと、
広辞苑で確認してみました。

 かげ【影・陰・蔭・翳】
【1】日・月・灯火などの光。
 【2】光によって、その物のほかにできる、その物の姿。
   ① 水や鏡の面などにうつる物の形や色。
   ② 物体が光をさえぎったため、光源と反対側にできる暗い部分。


などになっています。
「など」というのは、
他にもまだいろいろな意味があるのを省略したからです。

【1】の意味(光そのものを指す)は、
正直なところ考えてもみませんでした。
【2】の意味(①と②)での「影」の写真です。


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すぐ上の写真にも、
この白鳥が写っているのです。


◎  吹割の滝 

11月14日、
吹割の滝に行ってきました。
群馬県沼田市利根町にあり、
高さ7メートル、幅30 メートルの滝です。


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滝の上流方向。



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上の写真から、
カメラを左に振った左岸の紅葉。



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上の写真から、
もうちょっと左に滝があります。
観光客が見えます。



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上の写真の、
観光客がいた位置からの眺め。



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滝の下流。


動画を撮ってきました。




◎  モミジ(3) 

モミジの第3弾です。

11月下旬の撮影ですが、
小春日の暖かい陽射しを感じる写真ばかりです。
そんな日、そんな時間帯に、
撮っているからです。

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉   三橋鷹女

句のような写真を撮ってみたいと思いますが、
思っているだけで、
撮りに出かけていません。


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鷹女の句の背景には、
能の「紅葉狩」があるという解説もあるようですが、
難しく考えず、
夕陽を浴びて立つモミジの木に登った「鬼女」を想像するだけで、
よいのではないでしょうか〜

あなたが思い浮かべる「鬼女」とは???


◎  紅葉を撮る少女 

今日の題名は1枚目の写真からです。


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紅葉を撮る少女。

少女の背後にベンチがあって、
女子中学生の3人組がやってきて、
紅葉をバックに、
お互いで撮りっこしていました。

それが済むと、
この1人が、
紅葉にカメラを向けて、
真剣に撮影を始めました。



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桜紅葉。



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これも桜ですが、
陽射しのせいもあって、
紅くありません。
そして虫に喰われて・・・



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柿の葉。

1枚だけが特別に色づいているわけでないのです。
この葉にだけ、
日が当たっているのです。
光の魔術。



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これは何の葉でしょう?
これだって、
見る向きによっては、
変哲もない枯れ葉です。

真実とは何か?

同じ被写体も、
使うカメラによって色味が変わります。
現像で変えることもできます。

何が真実か?


◎  ハナノキ 

出かける前日、
新宿御苑のHPを見たら、
「ハナノキがきれいになりました。
カメラマンが大勢集まっています」
みたいなことが書いてありましたので、
入苑してすぐに行ってみました。


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ハナノキ(花の木)/ハナカエデ(花楓) カエデ科

大きな木が1本だけあります。
図鑑をみると、
4月頃、
葉が出る前に真紅色の花が咲き、
特に雄花は多数集まってつき、
美しいので「花の木」の名がある。
雌雄別株。

と書いてあります。

この木の花は見ていません。
来春に見たいものです。
この木はメスなのかオスなのか?
その確認もしたいものです。



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紅葉の具合は、
HP記載ほどではなくて、
イマイチでした。
遠目には、
マアマアですが・・・



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きれいそうな所を狙って・・・



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木の下には落葉が散り敷いて、
紅色、黄色、枯れ葉色、
色々です。



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枯れ葉色は、
落葉の裏の色でした。


この木は前から知っていましたが、
紅葉がきれいなのを「花」と見立てて、
「ハナノキ」と呼んでいるのだと、
勝手に解釈していました。
「花」がきれいと分かりましたので、
来春の宿題です。
ただし、
美しいのは雄の木だそうですから、
この木が雌だったら、
残念なことになりますが・・・


◎  池袋駅前夜景 

東京駅の夜景を撮って、
地下鉄丸ノ内線で池袋へ。
まだ5時を少し回ったばかりで、
電車もすいていました。

池袋での乗り換え前に、
駅の外へ出て、
クリスマスの電飾を撮りました。


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ちょっと撮っただけで、
駅に戻って、
西武線に乗り換えました。



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電車を降りてからの1枚です。


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西武線は、
列車(始発)待ちの行列のトップに並びましたから、
座席確保は大丈夫です。

電車が入ってきたので、
ゆっくりと乗り込みましたが、
列の後の人たちは凄い勢いで駆け込んできました。

向い側の、最後の席を取りそこねた人がいました。
50歳くらいのサラリーマンでしょうか、
勢い込んできたのに、
1歩及ばず・・・
ガッカリした様子だったので
「可哀想に」と思ったその直後・・・

もう少し年長と思われる男に、
「お前が割り込んできたから!」
と凄い剣幕です。

年上の方も同じことをいいます。
「お前が割り込んで来たんだ!」
いいあっていましたが、
2人とも電車を降りて行きました。

駅の構内や周辺では、
決闘するような場所もないですから、
大事ないと思いますが、
2人ともカッカしていました。

喧嘩する暇があるなら、
次の電車を待って腰掛けていけばよいのに、
と思いましたが、
どうなったことでしょう。


◎  Merry X'mas 

今夜はクリスマス・イブ。


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写真は、
恵比寿ガーデンプレイスのクリスマス・ツリーです。


◎  恵比寿ガーデンプレイス夜景 

12月22日の夕方です。


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JR恵比寿駅からガーデンプレイスに入った所の
「エントランス・パビリオン」
暮れてきました。



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昨日掲載したシャンデリアの色の変化を楽しんだあと、
振り向くと宮殿のような建物。
「シャトー・レストラン ジョエル・ロブション」です。



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「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」を左にして、
正面は、
虹のような光で飾った「ザ・ガーデンホール」です。



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「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」の向うには、
「ウエスティンホテル東京」
光の縦帯が印象的でした。
その上には半月が・・・



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「ザ・ガーデンホール」の向い側にある
「恵比寿三越」のポーチの天井。



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「恵比寿三越」前からのシャンデリア。



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クリスマスツリー。



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並木のイルミネーション。
これを撮って、
ガーデンプレイスにサヨナラしました。


◎  原宿夜景 

恵比寿の夜景を撮りましたが、
時間的にはまだ夕方みたいなものです。
それで、
山の手線を原宿で、
途中下車してみました。


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特に目当てがあるわけでもなく、
表参道をブラブラ歩きました。

明治通りを左に曲がってすぐのところに、
大きなツリーが・・・



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銀杏の木です。
沢山の飾りが付けてある上に、
本来の葉っぱも残っていました。



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通りを挟んで反対側にあるビルの入り口。
大きな雪の結晶を撮ったら、
何だか妙な映像になりました。



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カメラのアングルを下げると、
様子が分かってきます。
階段があって、
その両側にエスカレーターがあって、
雪の結晶がぶら下がっていて、
回りにミラーがあるのです。



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歩道橋から見る表参道。



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原宿駅に戻ります。
神宮橋の夜景。
若者で溢れるサタデイ・ナイトの原宿の街とは対照的な、
静謐な情景でした。

次回は、
表参道のショーウィンドウです。



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