Photo & Essay

◎  スイス紀行1(ジュネーヴ) 

昨日の予告通りにスイス紀行を始めます。


7月2日
成田空港
成田空港で搭乗準備をしているスイス航空LX161便。

機内の座席(もちろんエコノミー席)は
2列―通路―4列―通路―2列になっている。
4列部分の中央2席を与えられた。
トイレに立つのに不便だと覚悟したが、
乗って見ると、
前に席のない、
つまり壁に面した席で、
前が広いから、
隣の人をまたがないでも立つことが出来た。

妻は私の左側に座り、
その左は別のツアーに参加のおばさんだった。
二人は早速話を始めている。
私の右隣は太目の女性である。

彼女は席に着いてベルトを締めたかと思うと眠った。
搭乗中、客席乗務員がいろいろと配ってくれるがたいていは拒否。
結局受け取ったのは缶ビール1本とアイスクリームひとつ。
二回の食事も水もみ~んな拒否して
ひたすら寝ていた。

目的地チューリッヒが近づくと
大きなバッグを膝に上げ、
沢山の封筒を取り出してごそごそしていたかと思うと、
席を立って行った。
ははーん、どこかの添乗員さんだ。
初めて分かった。

疲れていたのか、
旅馴れていて
いつもそうなのか、
とにかく徹底していた。

私も概ね寝ていたが、
頂くものはすべて拒否せずに頂いた。
特に(アルコールも含めて)飲み物は。


チューリッヒ空港
成田発10:25――チューリッヒ着16:00(現地時間。時差7時間)

ここでジュネーヴ行きに乗り換える。
エスカレータで下りながら、
とりあえず1枚証拠写真を撮った。

今日のホテルの付近にレストランなどないから、
空港でサンドイッチなどを買っておいた方がよいというので
大きいのを一個買った。

ジュネーヴ便は少し遅れたが18時ころに到着。
専用バスでホテルへ。
ガイドさんが乗ってきて説明をしてくれた。
「今日のジュネーヴは暑くて30度でした。
明日からは涼しくなる予報です。
日が暮れるのは9時過ぎです」


ジュネーヴの街
ホテルでスーツケースを開いたりしてから、
外はまだ暑そうだが明るいので、
出て見ることにした。

この街はフランス語圏。
そう思うせいか、
街がフランス風に見える。
レストランがないわけでないが、
立ち並ぶのはたいていアパートのようである。


花の手入れ
二階のベランダでおばあさんが花の手入れをしていた。


路面電車
路面電車が走っている。
日本のバスと同じで車体にはいろいろな絵や宣伝がある。


路面電車の窓
窓の部分を拡大するとこんな絵が。。。


ジュネーヴ駅
ホテルから歩いて30分くらいで駅に突き当たった。
左に行けば構内に入れたと思うが、
そこで折り返して戻った。

後で考えれば、
駅に入ればパリ行きの特急列車が見られたかも知れなかったのに・・・


金の時計
ぶらぶらと歩いて帰りながら街の写真を撮った。
頭上に金の時計が下がっている。
見ると時計屋さんだ。
ホテルを出たのが7:30ころだったから
もう店はみんな閉じていた。
(多分6:30頃には閉店)


ホテルの入り口
ホテルの入り口。
約1時間の散歩だった。

小さなホテルだが、
部屋はゆったりしている。
紅茶を淹れて
空港で買ってきたサンドイッチを食べた。

今朝は4時(日本時間)に起きた。
寝たのは25~6時間後。
長い一日だった。


◎  スイス紀行2(グリメンツ) 

スイスへの旅は3回目になります。
初めて行ったのが2000年。
2回目が2006年です。
この時のことは
「スイスの花」
としてブログに掲載しました。
お暇がありましたらご覧下さい。

ヨーロッパで行っていないところは沢山あるのですが、
ついスイスへ向かってしまいます。
今回行って見て、
そういう人が少なからず居ることを知りました。

昨日はチューリッヒに到着した写真を載せましたが、
ここまで来てようやく気が付いたのですが、
2回目でご一緒したO夫妻も参加しておられ、
再会を喜び合いました。

そして今日の記事で触れるホテルでの朝食で、
やはり前回ご一緒したI夫妻とも再会しました。

みんなスイスが大好きです。
今回のツアーの参加者(20人足らずですが)は
みんな3回以上のようでした。

上で紹介したIさんは「Saas-Feeの風」というニックネームで、
"as free as a bird"
というブログを運営しておられます。
私よりも数日前から、
今回のスイス旅行の写真を掲載しておられます。
見事な写真ですから、
是非ご覧下さい。

前置きが長くなってしましました。
本題に入ります。



7月3日
ジュネーヴの街
ジュネーヴのホテルの部屋の窓からの風景。
朝の7時ちょっと前で、
このときは曇り空だった。

食堂へ入った途端、
I夫妻にお会いしてびっくりし、
再会を喜び合った。

今回は同じ旅行社の
成田発の組と関空発の組が
現地で一緒になるという珍しいツアーで、
I夫妻は関空組で参加された。
(関空組は到着が遅かったので朝食で初めて全員の顔が揃った)

朝食を終えて外に出て見ると雨になっていた。
雨の中を出発。
ジュネーヴは泊まるだけで、
観光も何もない。
山の中の小さな村、
「花の村」グリメンツへ向かった。

地図
レマン湖の北側を回り、
ジュネーヴのほぼ真東にあるグリメンツまでは約200km。
途中までは雨だったが、
グリメンツは快晴でラッキー!


グリメンツのホテル
村の一番奥まったところにあるホテルが宿舎。
貰った絵ハガキがきれいなのでそれを転載する。

村の入り口の標高が1570m。
ホテルの辺りで1600mのようである。


グリメンツ
ホテルに荷物を置いて、
さっき通ってきた村の入り口にあるレストランで昼食。
端から端まで歩いて10分か15分だ。
(でも写真を撮りながらだからもっと掛かったが・・・)

どの家も窓辺に花を飾っている。
その「花の村」を一枚の写真で表現するのは難しい。


グリメンツ
村外れに立っているハイキングの標識。


グリメンツ
正面に見える橙と黄の庇のあるところがレストラン。


エリンギュウム
エリンギュウム・アルピヌム
セリ科 エリンギュウム属

これは自生でなくて
家の脇に植えてあった花である。
園芸種かも知れないが、
スイスの高山植物の図鑑に載っている。

図鑑には紫の花が載っていて、
「まれに緑色の穂状の頭状花をつける」
と書いていある。


グリメンツ
この写真には何もいうことがない。




◎  スイス紀行3(グリメンツ) 

7月3日の続き

ゴンドラ
ホテルのすぐ前にゴンドラ乗り場(赤い矢印)があって、
標高2130mのベンドラへ行ける。
1時間に1本しか運転していないそうで、
添乗員が希望者を募って15:15の便で登った。

ホテルでひと休みしたら
行ってみたくなったので
16:15の便で登ることにした。
降りは17:00が最終とのことだから、
上に滞在できるのは30分ほどだ。

昨日説明したように、
このツアーは成田と関空から来た2組で構成されているから、
添乗員が2人いる。
「成田」さんはすでに登っているが、
「関空」さんも次回のツアーのために登っておきたいので一緒に行くという。

5分前位に切符売り場行ったが
窓口には誰もいない。
「関空」さんの話ではさっきもそうだったとのこと。
それまで付近で山仕事をしているのだそうだ。

切符を売る窓口は2つ3つある。
多分スキーのシーズンになるとフル回転するが、
今は閑で1時間に1本の運転なのだろう。

有難いことに運賃はシルバー割引で半額だった。
切符を買っているとスイス人のおじさん(かなり年配)が来て、
日本語で挨拶した。
一緒のゴンドラに乗って
添乗員と(英語で)お話している。

娘さんが日本人と結婚して日本にいる。
つい最近孫が生まれたので、
近々孫の顔を見に行く予定だとのこと。
娘さんの結婚以来日本語の勉強をしているらしい・・・

彼はゴンドラで登って、
歩いて降りるとのことだった。
(奥さんはホテルで待っている)


ベンドラの景色
上に着くと小雨が降り始めた。
二人の添乗員はこれから歩いて降りることになった。
妻と二人、
ゆっくりと(30分しかないが)写真撮りだ。
回りをぐるりと撮った。


ベンドラの景色
写っていないが、
ゴンドラを降りると
更にリフトで上へ上へと行けるようだ。
リフトは現在運転していない。


ベンドラの景色


アルペンローゼ
アルプスの名花といわれるアルペンローゼが咲いていた。
ツツジ科 


アルペンローゼ


グローブフラワー
グローブフラワー
キンポウゲ科

図鑑には難しい名前が書いてあるが、
前回スイスに来た時に
ガイドさんが教えてくれた名を使っておく。


グローブフラワー
前回はこの花を沢山みることができなかったが、
ここでかなり群生していたし、
その後も沢山出会うことができた。


キク科の花
このフキのような葉をもつ花もあとで沢山出会った。

図鑑には
アデノティレス・アリアリアエ
キク科 アデノスティレス属
と書いてあるが、
これではチンプンカンプンだ。


石面
転がっていた石の表面。
岩石のことは無知だが、
面白い模様だったからパチリ。


山腹の家々
終電に乗り遅れないように駅へ行った。
この頃、
雨は本降りになった。
ゴンドラの窓から撮った家々。
山の斜面に沢山の住宅がある。
写真では雨が見えないが、
空の色で想像して欲しい。


雨中のホテル
雨の中のホテル。
ここでは雨が写っていると思う。

明日からハイキングが始まるのに雨かぁ~~


◎  スイス紀行4(ティニューザへ) 

7月4日

霧の朝
夜中に目が覚めたので窓の外を見ると、
まだ降っていた。

朝になって
窓の外を見ると
雨は止んでいたが、
霧が深い。
(左側の黒いのはホテルの室外のベランダの柵)


ホテルの看板
霧の写真を撮ろうと
外へ出て見た。

ホテルのレストランの看板に初めて気が付いた。


霧の
折角の霧だったが、
これはという写真は撮れずに帰った。

朝食を食べてから外へ出て見ると
晴れてきている。
大丈夫そうである。


ポストバス
バスで出発。
郵便局が運営しているポストバスで、
ホテルのすぐそばに停留所がある。

隣の村、ヴィソワで乗り換えて、
サンリュックという村へ向かう。


サンリュック
サンリュック(標高1650m)に着いて、
村の中の坂道を登って行く。

左側が高く、
右側は低い。
右を見ると、
家の屋根、煙突その向うに
谷が広がっている。


サンリュック
こんな風に花を飾っている家があった。


サンリュック
親子だろうか、
屋根の葺き替えをやっていた。
みんながカメラを向けた。


サンリュック
その屋根の上の煙突の猫。


ケーブルカーの駅
キョロキョロ、パチパチやっているから、
道がはかどらない。
ようやくケーブルカーの駅に着いた。


ティニューザ
ケーブルカーで頂上のティニューサ(標高2182m)に到着。
マウンテンバイクの若者が沢山いる。
スイスの学校は7月1日から夏休みだそうである。

ここまで登ると、
雲が出ていて、
風も涼しい。

ここからのハイキングは次回に。


ハルリンドウ
ハルリンドウ
リンドウ科

今日はちっとも花が出てこなかったので、
出会った花を1枚だけ。


◎  スイス紀行5(惑星の道) 

7月4日の続き

道標
ケーブルカーで登ったティニューザ駅前の標識。
黒い板が示すコースを歩く予定。
フランス語で「惑星の道」と書いてある。
この辺はフランス語圏である。

因みに黒い板のすぐ上に、
”St-Luk”というのがある。
これが先ほどケーブルカーに乗った
麓の村、サンリュックである。
”1h”と書いてあるが、
どんな健脚者が基準になっているのだろうか。
惑星の道の途中から降りて
この村に戻るコースは4時間を予定している。


マンテマ
マンテマ
ナデシコ科

歩き始めると道端に花々が咲いている。


太陽
少し歩くと右下の広場に丸とそれを囲む円がある。
これが「太陽」で、
ここから先に、
太陽系の惑星が正確な縮尺間隔で並べ てあるとのこと。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の順に並んでいる。

花の方が気になるから、
惑星はほとんど無視して歩いた。
今となってみれば、
僅かな数なのだから、
全部写真を撮っておけばよかったと後悔している。


チドリソウ
チドリソウ
ラン科


ニグリテラ・ニグラ
ニグリテラ・ニグラ
ラン科

日本語名はないかと思うが見つからない。


魔女の爪
魔女の爪
キキョウ科

図鑑にある名は
「フィテウマ・ヘミスファイリクム」
であるが、
こんなチンプンカンプンよりも
「魔女の爪」というニックネームの方が分かり易い。

渓流
こんな渓流がところどころにある。


土星
土星まで来たこところで惑星の道に別れを告げ、
サンリュックへ降りた。

ここまではゆるい登りだったのかも知れないが、
歩いている感じでは
ほとんど平らな道だった。

ここからはひたすら降りだ。


ルピナス
ルピナス
マメ科

途中にもいろいろと花が咲いていたが、
ルピナスの群生が点々とあった。
不思議な気がしたので、
今図鑑で調べて見ると
「ルピナスは南北アメリカ、南アフリカ、地中海沿岸地域に分布する」
と書いてある。
アルプスの花ではないようだ。

何かの原因で種か苗がここに来た。
性質がこの土地に合ったので広がっているのだろう。
(私の勝手な推測)


マツムシソウ
マツムシソウ
マツムシソウ科

山を降り人里が近づくと
草むらに咲いている。


マッターホルン
降りていくと山の間にマッターホルンが見え始めた。
(中央の、頂上に雲がたなびいている山)
幸いなことに
雲がだんだんと取れてきた。


マッターホルン
ついに頂上を表したマッターホルン。
この山は角錐の形で知られるが、
ここから見ると台形である。

マッターホルンの街、ツェルマットから登る
ゴルナーグラート展望台の位置を地図で確かめたら、
上の写真のほぼ真横、
左側からこの山を見ることになる。
その向きからは尖がった角錐に見える。

距離も違う。
ゴルナーグラートやツェルマットからは10km足らずなのに、
ここからは約40kmくらいある。
最後の写真はトリミングして拡大した。

この辺りでハイキングしていて、
マッターホルンが見えると、
日本で富士山が見えたような嬉しさがある。
始めは曇っていたが
だんだん晴れ上がり、
素晴らしいハイキングになった。


◎  スイス紀行6(グリメンツへの帰り道) 

7月4日の続き

サンリュック
惑星の道から降りて、
最後はマッターホルンを見ながらサンリュックへ出た。
そこからはポストバスで帰る。
バス停そばでの撮影。
マッターホルンは約90度左になる。


ヴィソワ・教会前広場
バスをヴィソワで降りて乗り換える。
バス停は村の教会前広場である。

朝は待ち時間なしで乗り換えたが、
帰りはタップリと待ち時間がある。
バスは大体1時間に1本くらいのようだ。

教会を覗いて見るとお葬式をやっているようだった。
厳粛な空気が流れていたので、
中へ入るのは遠慮した。

暫くしてから鐘が鳴り響いた。
葬式が終わったようだ。


花のヴィソワ
宿泊しているグリメンツは「花の村」として有名であるが、
このヴィソワもなかなかの「花の村」である。
バス待ちの間、
暑さに耐えて写真撮りをした。


花のヴィソワ
ヴィソワの花。


花のヴィソワ
ヴィソワの花。


花のヴィソワ
ヴィソワの花。


谷間の村
ようやくバスが来て出発。
グリメンツへ向かって山道を登って行く。
バスの窓からの風景。


小さな教会
この道はもう何度か通った。
山道の途中に小さな教会がある。

近くに人家もないようだが、
どうしてこんなところにあるのだろうか。
小さくて風情があるから撮って見たかったのだが、
バスの窓から撮ることができた。


花のグリメンツ
花の村、グリメンツ帰着。

一泊しただけなのに、
自分の村に帰ったような気がするから不思議である。
今晩も明日の晩も泊まることになっているから
そうなのだろうか。


惑星の道
村外れから今日のコースが見えた。
山裾からまっすぐ上に向かって、
樹林の間に細い道が見える。
これが往きに乗ったケーブルカーの線路だ。
上の方に白い建物が小さくみえるのがテェニューザの駅。

少し右に行くと
更に上の方へ進む道が見えるから、
それを暫く歩いて右に折れて降ったのだろう。


地図
位置関係を確認しておくと、
Grimentz(グリメンツ)は「花の村」でわれわれの宿泊地。

今日はVissoir(ヴィソワ)までバスで行って乗り換えて、
St.Luc(サンリュック)へ行き、
ここからケーブルカーで登って「惑星の道」をハイキングした。

山を降りながら見たMatterhorn(マッターホルン)は地図の下の方にある。
昨日の記事に出てきた
Zermatt(ツェルマット)とGornergrat(ゴルナーグラート)はその右にある。

Zinal(ツィナール)は次のハイキングの行き先である。


◎  スイス紀行7(ツェナールのハイキング) 

7月5日

前日からの晴天が続き、
この日もよい天気だった。

ホテルの前のバス停からポストバスに乗って、
ツィナール(標高1675m)という村へ行き、
そこからロープウエイでソルヴォワ(2438m)へ登った。

ソルヴォワ
ソルヴォワからの眺め。
今日は白い雲がたくさんあって、
ただ青いだけよりも美しい空である。

今日のコースは
ひらすら下って、
さっきのツィナールまで歩く。


ハルリンドウ
ハルリンドウ
リンドウ科

歩き始めると、
次々と花が姿を見せる。
この花は前回もお見せしたが、
宝石のような深い色が気に入っているので
再度の掲載である。


チャボリンドウ
チャボリンドウ
リンドウ科

この花がアルプス3大名花のひとつだそうである。
(「エンツィアン」と「アルペンローゼ」と「エーデルワイス」)

検索で調べてみると
チャボリンドウがそのエンツィアンだということらしい。


オキナグサ
オキナグサ
キンポウゲ科

前日のハイキングでは
翁のひげになってしまったものばかりだったが、
今日は標高が高いから
まだ花が咲いていた。
写真は白花だが黄色もあった。


下りのハイキング
雪の山を見ながらのハイキングである。


アルプス・ワスレナグサ
アルプス・ワスレナグサ
ムラサキ科

英名は"Alpine foget-me-not"だそうである。


タカネシオガマ
タカネシオガマ
ゴマノハグサ科


お花畑
黄色いお花畑。
多分キンポウゲだ。


アルプス・パンジー
アルプス・パンジー
スミレ科

図鑑には「ビオラ・カルカラタ」なんて書いてあるが、
英語では"Alpine pansy"だと書いてあるから、
この方が分かり易い。

草原に群生しているのも見たが、
これは大きな岩に1本だけ生えていた「ド根性スミレ」


白い雲
青空に白い雲。
手前の山肌がお花畑であればもっとよかったのだが・・・


キク科の花
キク科の花。

図鑑には「アデノスティレス・アリアリアエ」と書いてある。


ツィナール
下り終えて川を渡り、
平坦な道路を歩いて行くと、
ようやくツィナールである。
もう少し先にバス停があった。


◎  スイス紀行8(ロイカーバート) 

7月6日


ホテル・アルピーナ
3泊したグリメンツのホテルにさよならして、
次の宿泊地ロイカーバートへ向かった。


地図
GrimentzからLeukerbadまでは44km、
バスで1時間ちょっとである。
地図に書き加えた緑の線に沿って行く。

地図の上でほぼ水平になっている辺りがローヌの谷で、
多分標高は500mくらい。
そこからまた山道を北へ登る。

地図には、
次の日のハイキングのコースも
青い点線で書いておいた。


ローヌの谷へ
バスの窓からの写真。

間もなくローヌの谷へ出る頃だが、
雨模様になってきた。


ローヌの谷
細い川がローヌ川。

これを渡って、向こう側の山へ登る頃は、
雨足が激しくなっていた。


ロイカーバート
ロイカーバートに着いた時は雨だったが、
その後は晴れて日が射したり、
また降り出したり、
不安定な天候だった。

ロイカーバートは周囲を岩山に囲まれた村で、
標高1404m。
アルプス最大の温泉地である。


テルメ
温泉場は沢山あるようだが、
そのうちのひとつが、
写真にある白っぽい三角屋根の建物である。

希望者を添乗員が引率していってくれた。
湯温が38度ほどだと聞いて、
それでは低すぎると
行くのをやめた人が多かった。


入浴風景
日本式にいえば露天風呂になっていて、
外から見える。
男女混浴、水着を付けて入る。

これは次の日に外から撮ったものであるから、
われわれは写っていない。

広さ、深さ、湯温、などなど多種類の浴場がある。
男性の参加者が少なかったので、
始めは一人離れて居て見たが、
それもつまらないので、
女性軍と一緒になって、
湯中のお話会に参加した。
「裸の付き合い」ではないが「水着のお付き合い」だった。


ロイカーバート
温泉からホテルに帰ると晴れて来たので、
夕食前に散歩に出て見た。

住宅地の一角にチマチマとした畑がある。
畑だけ見ていると日本のようだ。


ロイカーバート
上の写真からもう少し右に行った所にあったお宅のテラス。


ロイカーバート
村の教会。

この写真のもう少し手前右側のレストランで昼食を食べた。

不安定な天候の日となったが、
移動日と温泉入浴日だったので問題なかった。
これまでのハイキングの疲れを取って、
明日はまたハイキングの予定である。
天気が心配だ。


◎  スイス紀行9(ゲンミ峠ハイキング) 

7月7日

ロイカーバートからロープウエイで
ゲンミ峠に登り、
そこからシュヴァーレンバッハを経てスンピュールへ、
スンピュールで遅めの昼食を取ってから、
ロープウエイで下り、
カンデルシュテークの駅までのハイキング。
そこから電車・バスを乗り継いでロイカーバートへ戻りました。

その内のシュヴァーレンバッハまでの分です。


朝の空
不安定な天候の日だった。
朝から降ってみたり、
晴れて青空が出てみたりしていた。


子供たち
村外れの乗り場からロープウエイでゲンミ峠へ登る。
そのロープウエイを待つ子供たち。


霧の中のロープウエイ
上に着くと雨で、
下を見ると霧が深い。
次のゴンドラが登ってくる。


ダウベン湖
上の駅に隣接するレストランで
しばらく様子を見てから出発した。
ダウベンゼーという湖の岸辺の道を歩く。
「ゼー」とはドイツ語で「湖」


氷河キンポウゲ
ラヌンクルス・グラキアリス
キンポウゲ科


アルプスアザミ
キルシウム・スピノシスシムム
キク科

アルプス・アザミと呼ばれているようだ。


羊
ヒツジ。


トウダイグサ科の花
ユーフォルビア・キパリスシアス
トウダイグサ科


タカネシオガマ
タカネシオガマ
ゴマノハグサ科


山小屋
シュヴァーレンバッハの山小屋(レストラン)が見えてきた。
写真を撮りながら末尾を歩いているから、
先頭よりも10~15分くらい遅れての到着だ。

もうお昼近いが、
ここはコーヒーとケーキだけにして出発。


◎  スイス紀行10(ゲンミ峠ハイキング) 


地図
先日掲載の地図で
ゲンミ峠からのハイキングコースを確認しておきます。

ロイカーバート(標高1404m)からロープウエイでゲンミ峠(2322m)へ登り、
ここからダウベンゼー(2206m)の湖岸を歩き、
シュヴァーレンバッハ(2060m)の山小屋で休憩しました。
(ここまでが昨日の記事です)

更にそこから降って最後に少し登ると
スンピュール(1936m)です。
ここで昼食をとってロープウエイで降り、
カンデルシュテーク(1200m)の駅まで歩きました。
ここから電車とバスを乗り継いでロイカーバートへ帰着です。

ロイカーバートからカンデルシュテークまでのコースは、
シャーロックホームズが「最後の事件」の中で歩いたのだそうです。
「最後の事件」は読んだことがあるような気もしますが、
ゲンミ峠のことは記憶にありません。

ホームズが(つまりはコナン・ドイルが)歩いた頃は、
ロープウエイはまだなかったのでしょうか?
もうあったのでしょうか?

前置きはこのくらいにして昨日の続きを始めます。




7月7日(続き)
ルリカンザシ
グロブラリア・ヌディカウリス
グロブラリア科 ルリカンザシ属

コーヒーブレークを終えて歩き始めると、
こんな花が咲いていた。


降り道
先頭は快調に降っていく。
写真撮りの人は早くも遅れ出す。


グローブフラワーとフウロソウ
グローブフラワーとフウロソウ


霧
この辺から霧の中へと入っていった。


霧のお花畑
足元のお花畑はよく見えるが、
少し遠くなると霧でかすんでいる。


針葉樹林
高度が下がって森林地帯に入ると、
針葉樹が立ち並ぶ。
これらも霧の中だ。


エーデルワイス
エーデルワイス
キク科 

スンピュールに着いて、
レストランで昼食を取り、
ロープウエイで降りたが、
その駅に置いてあった鉢植えの花。

野生のエーデルワイスは
今回もお目に掛かれなかった。


流れに咲く花
ロープウエイを降りて、
駅まで40分くらいの道を歩いた。
氷河の水を集めた川が流れている。
かなり急流である。


電車
駅に着いて暫く待って、
この電車に乗った。


さよなら
2等席である。
二人並びの席が向かい合っている。
向きあった席の間の窓際に小さなテーブルがある。
その上面に書いてあった言葉。
日本語は最後の方に出てくるが、
何ヶ国語をご存知だろうか?


◎  スイス紀行11(ティトリス山) 

7月8日

2泊したロイカーバートに別れを告げて
最後の宿泊地ブルーネンに向かった。
黄色のポストバスをチャーターして出発。


ロイカーバート
山道を下るバスの窓からの撮影。
晴れていて、
一方に雲が出ている。
結果的には、
今日の天候を予告していた。


昨日電車に乗ったカンデルシュテークを通り、
(今日はカートレインに乗って)
トゥーン湖、ブリエンツ湖という美しい湖のほとりを走り、
エンゲルベルクの村に着く。


エンゲルベルク
ロープウエイの駅。
ここの標高が1050m。


ロープウエイ
トリュプゼー(1796m)まで登り、
ここで乗り換えて更に上へ。
シュタッド(2428m)でもう一度乗り換える。


回転ロープウエイ
最後のロープウエイが
世界でもここだけという回転式ロープウエイである。

客は立っているだけで、
周囲360度の景色を眺めることが出来る。

しかし、
下界はよく晴れているのに
ここは地上3000mの世界である。
ロープウエイは雲の中を上昇。


回転ロープウエイ
車内の上の方に各国語で表示してあるが、
中国語(台湾で使用されている旧字)で読むと大体分かるような気がする。

日本語では、
「世界で始めての回転する空中ロープウエーに
ようこそいらっしゃいました」
と書いてある。


回転ロープウエイ
回転ロープウエイの窓から見た岩山と雪。


ティトリス展望台
ティトリス展望台に到着。
ここは3020m。
今回の旅では最高地点になる。

エレベータで展望台に上がって
外へ出ると、
足元は雪、雪上はガス。

久々に雪の感触を楽しんだ。
つるつると滑ることはなかった。


ティトリス展望台
ガスが少し薄らぐとこのぐらいは見える。


ティトリス展望台
フェンスから乗り出して足元の山を撮った。

晴れていれば、
白く輝くベルナーアルプスの連山が見えると、
ガイドブックに書いてあるのだが・・・


ティトリス展望台
建物の中には、
氷河をくりぬいたトンネルとか、
レストラン、土産物屋とか
いろいろある。

上の写真は、
貸衣装で記念撮影をしてくれる店の人形。


◎  スイス紀行12(トリュプゼー) 

7月8日の続き

ティトリス展望台からロープウエイで降りてきて、
トリュプゼーで途中下車した。
「ゼー」は「湖」だからトリュプ湖ということになる。


トリュプゼー
ロープウエイの窓から見たトリュプ湖。
湖畔に沿って歩くコースがあり、
湖と反対側には高山植物の花が咲いていた。
花と湖を撮りながらのハイキングだった。

3020mのティトリスからは大分下ったが、
ここでも約1800mの高度がある。


マルバユキノシタ
マルバ・ユキノシタ
ユキノシタ科

図鑑で見ると、
サクシフラガ・プリオイデスかな?
と思うが、
看板に"Round leaved Saxifraga"と書いたあったので、
「マルバ・ユキノシタ」としておいた。
( "Saxifraga"は「ユキノシタ科の植物」)


キンポウゲ
キンポウゲ科の花とトリュプ湖。


ウツボグサ
ウツボグサ
シソ科


ギシギシ
ギシギシとトリュプ湖。

タデ科ギシギシ属のルメクス・アルピヌスだと思う。


アルペンローゼ
アルペンローゼとトリュプ湖。

アルペンローゼはツツジ科。


タマシャジン
タマシャジン
キキョウ科


馬
アルプスで牛(乳牛)はよく見かけるが馬は多くない。
珍しいので撮影した。


トリュプゼー
ほぼひと巡りし終えた頃のトリュプ湖。

ここからまたロープウエイで下へ降り、
バスで今夜の宿泊地ブルンネンへ向かった。


◎  スイス紀行13(ブルンネン) 

7月8日の続き

地図
今日の行程を振り返ると、
まずEngelberg(エンゲルベルク)に着いて、
そこからロープウエイを乗り継いで、
Titlis(ティトリス)展望台へ。
そして降りてくる途中で
トリュブ湖畔を散策し、
地図上では上に上がって緑の道路を通り、
Alfdorf(アルドルフ)を経て、
Brunnen(ブルンネン)に到着。
ここに3泊する。

この湖はVierwaldstatter See(フィーアバルドシュテッテ湖)と書いてあるが、
ルツェルン湖とも呼ばれる。
この方が短くて書き易い。
西の端にルツェルンがあって、
その名で呼ばれる。
ルツェルンは大きな街である。

東の外れにブルンネンがある。
これは小さな村で、
地図によっては載っていない。


ブルンネンの街
ホテルに入ってひと息ついてから、
早速散策に出かけた。


ブルンネンの街
アジサイが美しい。


ブルンネンの街
ある店のショウウインドウ。
6:30になると店は閉じる。


ブルンネンの街
窓辺の花。


教会
大通りを暫く行ってから湖岸の方へ戻ってくると、
小さな教会があった。
ぞろぞろというほどではないが、
人が入って行く。

間もなく鐘が鳴った。
7:00だ。
多分夕べの祈りが始まったのだろう。


ステンドグラス
別の日に、
もっと早めの時間帯に入ってみた。
内部はずいぶん小さい。
入り口左右の窓にステンドグラスがはめ込んであった。


ステンドグラス
どちらも、
どういう図柄なのか分からない。


湖畔の道
湖畔に出て、
ホテルの前を通り過ぎて、
西へ歩いてみた。
(写真の左側にに見える2人と同じように)


ルツェルン湖
暫く歩くと、
公園のようになっていて、
湖岸に鉄のフェンスが立ててある。
そこで若い恋人たちが熱い口付けを交わしていた。

彼らは平気なようだが、
こちらが恥ずかしいので、
見ない振りをして通り過ぎ、
その先で湖を写してホテルに戻った。


◎  スイス紀行14(ピラトゥス) 

7月9日

ルツェルン湖
ホテル前のルツェルン湖。
雲はあるが青空も見える。
今日はルツェルンに近いピラトゥスに登る。


電車
駅まで歩いて電車に乗る。


地図
今日の行程は、
宿泊地Brunnen(ブルンネン)から電車に乗り、
地図の上(湖の北側)を通って、
大都市Luzern(ルツェルン)まで行く。
そこで電車を乗り換えてAlpnachstad(アルプナッハシュタッド)へ行き、
登山電車でPilatus(ピラトゥス)山頂を目指す。


車窓風景
ブルンネンから乗った電車の窓外には
いかにもスイスらしい風景が流れる。
多少窓ガラスの反射が写っているが・・・


車窓風景
車窓風景。


ルツェルン駅
ルツェルンは大都会だと感じる。
旅の始めにジュネーヴで一泊したあと、
山の中の小さな村に泊まり、
山歩きばかりしてきたものだから。

込み合う駅の構内をはぐれないように歩いて、
電車を乗り換えた。


登山電車の歯車
登山電車の始発駅アルプナッハシュタッドに着く。
大勢の人たちが電車を待っている。
駅の外に登山電車の歯車が展示してあった。

普通の登山電車では線路のラックは歯が上を向いているが、
ここのは横向きで、
しかも両側から2個の歯車でラックを挟んでいる。
これが世界一急勾配を登る電車の秘密だろうか。


登山電車
後続の電車が登ってくる。


ロッククライミング
車窓から見た光景。
写真の左上に拡大しておいたが、
ロッククライミングしている2人が分かるだろうか。


ピラトゥス頂上
展望台(2106m)から。
丸い建物は駅でその向こうに見えるのが
ピラトゥスの頂上(2118m)


綿毛
付近にあった花(ツボミ?)。
綿毛に包まれている。


ルツェルン
下に見えるのがルツェルン湖。
赤いロープウエイはあとで乗ることになっている。


雪山
雲があって見晴らしはよくないが、
雲間からアルプスの峯が見えた。
例のアイガーなどの3山という話も飛び交ったが、
どうもそうでないようだ。

ここで昼食を取って、
ロープウエイで少し降りて、
そこからハイキングをしたが、
その写真は次回に。


◎  スイス紀行15(ピラトゥス・ハイキング) 

7月9日の続き

展望台から赤いロープウエイでひと駅降りて、
そこから下りのハイキングだ。


アザミ
ヒレアザミ(?)
キク科 ヒレアザミ属

こんな風にツボミがテンコ盛りになっているのは初めてである。
今日のコースではこの種類ばかりだった。


白いアザミ
白いアザミもあった。


ルツェルン湖
少し下って行くと、
下にルツェルン湖が見えた。


ワタスゲ
ワタスゲ
カヤツリグサ科 ワタスゲ属

今回のスイスでは
初めての出合いだった。


トリカブト
ヨウシュトリカブト
キンポウゲ科 トリカブト属

沢山は見なかった。


カンパニュラ
ヒメイトシャジン(?)
キキョウ科 ホタルブクロ属


オクエゾガラガラ
リナントゥス・グラキアリス
ゴマノハグサ科 オクエゾガラガラ属

オクエゾガラガラなんていう面白い名がついているが、
シオガマに似ている。


ヤマブキショウマ
ヤマブキショウマ
バラ科 ヤマブキショウマ属


リリュウム・マルタゴン
リリュウム・マルタゴン
ユリ科 ユリ属

少々あくどい色をした小型の花である。


バス
下りの途中でまたロープウエイに乗り、
クリエンスに到着。
バス停まで歩き、
市バスでルツェルン中心街へ。
市内の写真は次回に掲載する。


◎  スイス紀行16(ルツェルン) 

7月9日の続き

ハイキングを終えて
ルツェルンの中心街に出て、
みんな揃って夕食を取ることにして、
それまで2時間ばかり自由行動ということになった。

早速に行ったのがホーフ教会である。


ホーフ教会
2本の尖塔が遠くからも目立つ。
まずここへ行ったわけは、
8年前に遡る。

2000年に初めてスイスへ来たとき、
最後の宿泊地がこのルツェルンだった。
自由行動で、
どこへ行こうかと思ったとき
この尖塔に惹かれてホーフ教会を目指した。

近づくと、
様子が変だ。
先に行った人が入り口で
回れ右して戻ってくるではないか。

行って見ると扉に張り紙がしてあって、
(難しい単語が使ってあるので完全には分からないが)
「修復工事のため200*年まで入れません」
と書いてあるようだった。

入れなかったから行って見たい。
そういうことであるが、
ヨーロッパへ行くと、
教会・聖堂はなるべく見学している。
ということでもある。

修復工事のお陰だろう。
修復前の様子は知らないが
内外ともに綺麗だ。


ホーフ教会
中央の主廊と奥の主祭壇。

ガイドブックには、
「8世紀に建立されたベネディクト会修道院。
17世紀、火災で焼失したあとに
ルネサンス様式で再建された」
とある。


ホーフ教会
同じくガイドブックに、
「特に1500年頃の作といわれるマリア祭壇がすばらしい」
と書いてある。

この祭壇の前では、
(多分日本でいえば)法事(のようなもの)が行われていた。
それで遠くから1枚だけ写させてもらった。


イエズス教会
次にエイズス教会は行った。
ここにも2本の塔があるが、
こちらはイスラムを思わせる形をしている。

ガイドブックには、
「1666年、
スイスで初めて造られたバロック様式の建物といわれ、
女性的で優美な姿は・・・・」
と書いてある。


イエズス教会
主廊と主祭壇。

内部はまさに優美である。


イエズス教会
主祭壇の反対側階上のパイプオルガン。


イエズス教会
天井から下がるシャンデリア。


フランシスコ教会
最後はイエズス教会に隣接するフランシスコ教会。

ガイドブックによれば、
「13世紀後半に建立された教会で、
スイスで最も美しいゴシック様式の建物といわれる」
と書いてある。


フランシスコ教会
上の写真で日が当っている白い建物の中が
マリア祭壇である。


フランシスコ教会
主廊と主祭壇。


フランシスコ教会
主祭壇と向かい合う扉の上のフレスコ画。
「受胎告知」のようである。


今回はお寺ばかりだったが、
次回はカペル橋などルツェルンの街の様子を載せる予定。


◎  スイス紀行17(ルツェルン) 

7月9日の続き

昨日はお寺ばかりだったので、
それ以外の写真。


ルツェルン湖
ルツェルンから東(この写真では左方向)に広がる湖は、
フィアヴァルトシュテッター湖というのが正式な名前であるが、
通称でルツェルン湖と呼ぶ。
この方が短くていい。

地図を見ると
ルツェルンの旧市街を流れてきたロイス川の河口が広がって、
そのまま湖になっている。


中央通り
地図にZentralstr.と書いてあるから、
「中央通り」といえばよいのだろう。
大きな通りである。

アルプスの山の中の小さな村で過ごしてきたから、
こんな通りを見ると、
大都会だと思ってしまう。

大勢の人たちが横断している横断歩道の向うは橋上の道路で、
橋の名をゼー橋という。
ゼー橋の下を流れるロイス川は、
右から左に抜けると、
急に広がって湖になっている。

順序が逆になってしまったが、
その湖の様子が一枚目の写真である。


カペル橋
ゼー橋のちょっと上流にあるのが有名なカペル橋である。
木造屋根付きの橋で、
両側面は花で飾られている。


ロイス川左岸
橋の周辺は観光客でごった返しているが、
特に左岸が賑やかだ。


カフェと白鳥
カフェと白鳥。


シュプロイヤー橋
更にロイス川を遡るともうひとつ屋根付きの橋がある。
これがシュプライヤー橋。


城壁
シュプライヤー橋のちょっと上流に
丸い城門のような建物がある。
写真では見えないが、
これから右に城壁が連なっている。

前回来た時に登ってみたし、
お寺めぐりで時間もなくなったし、
今回は行かないでしまった。


市庁舎
旧市街の中心部に戻って集合し、
みんなで夕食を取ったのがここである。

建物のアーチの上に、
Rathaus Brauerei Restaurant
と書いてある。
Rathausは市庁舎。
Brauereiは醸造所。
Restaurantはレストラン。


市庁舎ビール
われわれはテラスでなくて、
室内で食事をした。
ビールは2種類あったが、
ここで醸造している「市庁舎ビール」を飲んだ。


食事を終えて帰りの電車に乗ったのが7時半過ぎ。


アルペンホルン
ブルンネンに戻ったら、
ホテルのすぐそばの湖畔で
アルペンホルンの演奏会が始まっていた。

スイスの国旗をもったおじさんが、
旗を振り回したり、
上に高く投げ上げ、
落とさないで受け止めるなど
見事なパフォーマンスで楽しませてくれた。


夕暮れのルツェルン湖
演奏会場の右横(西側)を見ると
ルツェルン湖の夕暮れである。
この方角の彼方には、
先ほどまでいたルツェルンがある。

サマータイムで日の長いスイスにも
ようやく夜が訪れるようとしている。
時刻は9:10。


◎  スイス紀行18(リギ山) 

7月10日

明日は帰国。
最後のハイキングはリギ山へ。
今までで最高の晴天となった。


ルツェルン湖
ホテル前のルツェルン湖。
人がいるのはホテルの屋外カフェ。
朝の8時だ。


ブルンネン
駅まで歩く。
途中、白い舘に青葉が美しい。


登山電車の窓から
電車で二駅行って、
登山電車に乗り換えた。

山頂に到着直前頃の窓からの風景。
森林限界をちょうど越えた高さになる。


青い電車
乗ってきた青い電車。
折り返して降って行く。


山頂のホテル
駅からちょっと登ると山頂になる。
そこのホテル。


山頂の人たち
山頂にはそこそこの人数の人たちがいる。
年老いた人、若い人、子供たちなど。


山頂からの眺め
山頂からの眺め。
湖はルツェルン湖。


アクロバット飛行
ふと気がつくと、
飛行機がアクロバット飛行をやっていた。
右下から入って上昇し、
ぐるっと円を描いて、左下へ。
その後も空に白い線を描いていた。

飛行機が描いた円の頂上のすぐ左上に見える
黒っぽい三角の山が有名なアイガー。


このツアーにご一緒した
Saas-Feeの風さんが
この時の情景を見事に捉えて、
ブログに載せておられます。
スイス軍・戦闘機編隊出現す!
をご覧下さい。


二人の後姿
ベンチでゆっくり山を眺めている老夫婦。
この界隈にセカセカした人たちはいないようだった。


牛
牛たちも悠々と草を食んでいた。


◎  スイス紀行19(リギ山からハイキング) 

7月10日の続き

昨日の最後の写真、
牛がいたところから歩き始めた。


イブキトラノオ
ポリゴヌム・ピストルタ
(イブキトラノオ)
タデ科


風景
リギ山は標高1800mでさほど高くないから、
少し降ると針葉樹が見えてくる。


黄色のリンドウ
ゲンティアナ・ルテア
(黄色のリンドウ)
リンドウ科


黄色のリンドウ
ゲンティアナ・ルテアの頭頂部

まだ咲き始めだ。
もう少し開いていればよかったが。


赤いリンドウ
ゲンティアナ・カンペストリス
(赤いリンドウ)
リンドウ科


ヤグルマギク
ケンタウレア・モンタナ
(ヤマヤグルマギク)
キク科


赤いオダマキ
赤いオダマキ
キンポウゲ科

図鑑には青紫のオダマキしか載っていない。


赤い電車
リギ・カルトバートという駅まで歩いて降り、
ここからは電車で降りた。
頂上まで登ったのは青い電車だったが、
今度は赤い電車だ。
別の方角に降りている。


電車の窓から
電車の窓から外をみていると
光景が異常だ。

建物も樹木もみんな傾いている。
電車の窓枠は垂直なのに・・・

つまりは線路が傾いているわけだ。


フィッツナウ
最後は正常に戻って、
終着駅フィッツナウに到着。
ここからルツェルン湖上を船で帰ることになっている。


◎  スイス紀行20(船の旅) 

7月10日の続き


湖船
フィッツナウから船でホテルへ戻った。
その船が船着場に到着。

乗る人はみんな切符をあらかじめ持っている。
降りる人がどっと降りると、
待っていた人たちがどっと乗り込む。
改札はない。

代わりに船の上で検札にやってくる。
いい席を見つけて腰掛けていると、
検札係りがやってきた。
切符を見せると、
丁寧に見たあと、
「ここは1等です。
あなたの切符は2等だから、
下の階へ行って下さい」
といった。

2等席にいるとまたやってきたが、
ちらと顔を見ただけで通り過ぎた。
大勢の客が乗り降りするのに、
この人は何等の切符を持っているのか、
どこの船着場まで行くのか
記憶しているらしい。

電車も同じシステムである。


湖上風景
湖上風景(船の左側)


レストラン
黄色のパラソルはカフェ、
かと思ったが、
青い看板を見ると、
ステーキハウスと書いてある。


湖上風景
船の右側は水と山と雲である。


湖上風景
また左側に目を転じると村があって、
タマネギ屋根の教会が見える。


湖上風景
前方に禿山が見えてきた。
泊まっているブルンネンの村を歩くと見える山である。
自分の村が近づいてきたという気がする。


湖上風景
他方を見れば・・・
現在テンプレートに使っている風景である。


湖上風景
ヨットが速いのか、
乗っている船が速いのか、
たちまち位置関係が変わってしまう。


ホテル
今夜もう一泊するわがホテルが見えてきた。
船着場はホテルの前にある。


出航
われわれをブルンネンに降ろすと、
船は南へ向かっていく。
終着はフリュエレンである。


地図
今回フリュエレンへ行っていないが、
この界隈はスイス建国ゆかりの地、
ウィリアム・テル伝説の地だそうである。

「テルの礼拝堂」は、
捕えられたテルが船で護送される途中、
嵐の中を泳ぎ付いたといわれる場所。

「テルの像」がある「テル広場」は、
あの有名な、
テルが息子の頭上のリンゴを射た場所。

「テル博物館」は、
テルが悪代官ゲスラーを討った場所。


ウィリアム・テルは実在しなかったそうであるが、
スイス人にとっては「建国の父」として
生き続けているとのことである。


◎  スイス紀行21(二人の後姿) 

二人の後姿(スイス版)

最後のハイキングが終り、
無事ホテルに戻りましたので、
今回の旅は終了です。

折角のシリーズなので、
掲載もれの写真をもう少しアップすることにします。

題して「二人の後姿」
これは時折掲載するつもりでカテゴリーが作ってありますが、
改めて趣旨を説明しておきます。

他人を撮って、
その写真を勝手に載せるわけにいきません。
載せる場合には、
了解を取るか、
顔をぼかすか、
目に黒い眼帯をつけるか、
とかします。

顔が分からなければよいのなら、
後ろから撮ればよい。
そう考えました。

後姿にも表情はあります。
しかし顔ほど情報が豊かでありませんから、
二人連れを狙っています。

今回はスイス版ですから、
後姿の表情よりも、
景色や背景の方が主になっています。


倉庫
最初に滞在した「花の村」グリメンツ。
ここには古い、
校倉造りのような倉庫があちこちにある。
この写真ではよく見えないが、
床下の短い柱の上にひらっべったい石の円盤が載せてある。
この地方特有の「ネズミ返し」といわれる仕掛け。

ちょうど幼児が二人いた。


ハイキング
ソルボワからのハイキング。
若い白人夫婦。

分かれ道で彼らは右へ、
われわれは左へ向かった。


ハイキング
左へ向かったわれわれのコース。
景色が雄大で二人の姿は小さい。


ツィナール
下り終えて、
ツィナールの村のバス停に向かう。


湖畔の道
ティトリス展望台から降りて、
途中のトリュプゼー湖畔を散策。


記念塔
ルツェルン市内の小さな広場。
何かの記念塔だろうが、
カメラを向けていたら、
このご婦人もカメラを向けたので、
一緒にまとめて撮影した。
二人でなくて一人だったのはルール違反だが・・・


ホーフ教会
これもルツェルン市内。
ホーフ教会が目の前に近づいたとき、
前を歩いていた現地のご夫婦。
買い物帰りのようだ。


花の橋
ルツェルンの名所、
花の橋「カペル橋」での後姿。

トリミングしたので、
少々ぼやけている。


湖畔
宿泊地ブルンネン、
ホテル前のルツェルン湖畔。

年老いたシスター二人を見かけて、
湖畔の道を追いかけたが、
思い通りのショットが撮れず、
全然別の二人に切り替えた。



掲載数は少ないですが、
過去にアップした「二人の後姿」は下記からご覧になれます。
(1)は今年1月以前のもの。
(2)は今年2月以降のもの。

「二人の後姿」(1)
「二人の後姿」(2)


◎  スイス紀行22(ぶら下がっているもの) 

未掲載の写真がまだ沢山ありますので、
その中から選んで、
「ぶら下がっているもの」

とにかくぶら下がっていれば何でも・・・
ということです。


ランプ
グリメンツの村の街灯。


ケマンソウ
グリメンツで撮ったケマンソウ。
これも花がぶら下がっている。


花
スイスでは窓辺などを花で飾っているが、
鉢を置いたのではなくて、
吊ったものを選んだ。


橇
軒下に橇(ソリ)がぶら下げてあった。
夏の間はこうしておくのか、
それとも飾りなのか、
分からない。


車輪
車輪がぶら下げてあった。
これは飾りに違いない。


俥
ロープウエイの駅の天井に吊ってあった。
昔お姫様が山へ行くとき使ったのだと解説した人がいた。


看板
先刻の駅から下って行ったところの軒先に下げた看板。
これを見ると、
上の車の使い方が分かるようだ。

ドイツ語には弱いから、
不確かだが、
ゲンミ峠越えの車屋なのだろうか。


看板
こちらは
「ホテル・エーデルワイス」


花
最後は大きな吊り花。


◎  スイス紀行23(ぶら下がっているもの) 

「ぶら下がっているもの」

昨日の続きです。
ネタ切れで
少々こじつけもありますが、
お許し下さい。


木彫の顔
ロイカーバートからブルンネンへ向かう途中、
ゴッペンシュタイン駅でバスごと乗せるカートレインを待ったとき、
道路わきの壁面に掛けてあった木彫の人面。


時計
Ωの巨大な腕時計。
ロープウエイのトリュプゼー駅にぶら下げてあった。


カウベル
牛が首に下げているカウベル。


玩具屋
ブルンネンの玩具屋さんの店先に下げてあった鯉のぼり(?)


ロープウエイ
鈴なりのゴンドラ。


花の橋
ルツェルン、カペル橋の花。


シャンデリア
ルツェルン、フランシスコ教会のシャンデリア。


カーテン
ブルンネンのホテル・ヴァルシュタッターホフの会議室。
ぶら下がっているものはカーテン。


カーテン
会議室のカーテンを外から見ると・・・


◎  スイス紀行24(ブリークの街) 

7月7日
ブリーク散策。

「スイス紀行」もお終いにしようかと思い、
写真を見直したら、
ブリークの街の紹介がしてありませんでした。

ロイカーバートに滞在して、
そこからゲンミ峠越えのハイキングをしました。
帰りは電車とバスを乗り継ぎました。
途中ブリークで電車の乗り換えがあり、
待ち時間を利用して散策しました。


ブリークの駅
ブリークの駅。


駅前
駅前。

 
トラムカー
トラムカー。
この写真ではよく分からないが、
牽引している先頭車は蒸気機関車の形をしていた。


商店街
商店街。
夏物のバーゲンセールをやっていた。


広場
歩いていくと広場があった。
向うに教会が見えたので、
そこまで行くことにした。


窓辺の花
窓辺の花と、
花の上に立つ天使像。


教会
小さな教会だった。


広場風景
広場の風景。


少女
広場の片隅でなかよく本を見ている少女。


広場風景
広場のカフェ。
繁盛している。

写真のデータを見ると、
7月7日(月)16:42
ヒマな人が多いのか~~~
それを撮っている人もヒマ~~~


◎  スイス紀行25(小さな生き物~帰国) 

「小さな生き物」

スイスで出会った昆虫など、
小さな生き物たちです。

ハエ
スイスにハエなんかいるの?
といわれそうだが、
ホテルでも
レストランでも
山の上でも
どこにでもいる。

このハエはハイキングで昼食をとっていたら、
そばに置いたストックに止まった。


チョウ
ライラックの蜜を吸いにきたチョウ。


テントウムシ
セリ科の花にきたテントウムシ。


カタツムリ
標高2200mのカタツムリ。


ナメクジ
歩道を這っていた大きなナメクジ。
全長10cmはあったと思う。


ナメクジ
こちらは細いが長さは上よりも長かった。



ナメクジの次はクモ。
(蜘蛛でなくて雲)

ネタ着れになってきたので
雲を見ながら帰国することにします。

「帰国」

スイスの雲
7月11日
ブルンネンを出発して、
チューリッヒのクローテン空港へ向かった。

空港近くの野と雲。


モスクワの雲
モスクワ上空の雲。


新潟の雲
新潟上空の雲。


成田空港
7月12日
成田空港の展望台。
曇天。
蒸し暑い!!


今回の「スイス紀行」はこれをもって終了させて頂きます。
長い間のお付き合い有難うございました。



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