Photo & Essay

◎  サザンカ 


サザンカ

サザンカ(山茶花)
ツバキ科

ツバキ類のことを中国語では「山茶」といい、
その花つまり「山茶花(サンサカ)」が「サザンカ」になったそうです。


サザンカ

ツバキと違ってオシベは筒状に合着しません。
花弁も合着しませんから、
ばらばらに散ります。


サザンカ

山茶花の季語は「冬」です。
これに対して椿は「春」です。


サザンカ

こんな句がありました。

山茶花や遊女の墓の異国文字     山本利子

どんな物語が秘められているのでしょうか。


◎  ロウバイ 

先日、
ロウバイの小さな蕾を見つけて撮りましたが、
5、6個もあるのに、
ピントがその内のただひとつにしか合っていませんでした。
今日は撮り直そうと三脚を持って出かけました。

なんとまあ、
もう咲いていました。


ロウバイ

こんなに沢山葉の残っている木もあります。
午後の日を受けて黄色く輝いていました。


ロウバイ

花の咲いている木、
あるいは枝は葉が少なくなっていました。


ロウバイ

調べてみたら、
昨年も12月21日にロウバイの花を撮っていました。

蝋梅の名の起源は、
蝋月(旧暦12月)に花を開き、
その香が梅に似ているから
という説があるそうですが、
太陽暦の12月に咲いてしまいました。


◎  枯れ薄 

今日は冬至。
それにしては暖かな日でした。

今年も残り僅かとなりました。
投稿もまばらになるかと思いますがご了承下さい。

枯れ薄

新宿御苑の日本庭園の池です。
こんな風に葉が枯れていれば「枯薄」になるのでしょう。
「枯薄」は冬の季語になります。

「枯薄」は「枯尾花」ともいいます。
幽霊の正体見たり枯尾花
が有名です。


枯れ薄

薄は芒とも書きます。

枯芒ただ輝きぬ風の中       汀女


◎  枯紫陽花 

花の色はうつりにけりな・・・


枯紫陽花

枯れた紫陽花に夕日が当っていました。


枯紫陽花

すぐそばには
まだ色を残している花も・・・


枯紫陽花

こんな風に色を残している花と
一番上の枯れた花と、
すぐ近くにありながら、
何が違ったのでしょうか?


ずいぶん古くなりますが、
昨年の7月20日付け朝日新聞夕刊にのっていた
山口洋子さんの文です。

「人生の贈りもの」
引いて引いて残るのは


―――女にとって、老いは厳しい現実です。
 若いときから水商売をやってきた私は、
おんなが若さを失うことがどんなに残酷であるか痛いほど知りつくしました。
よくいう「美しく老いる」なんてのは幻想。
老いには老いの味があるといい募ったところで、
若いのに越したことはありません。
年をとれば誰でも醜くなる。
ばあさんはばあさん。
そこからどう老いと向き合うか・・・・・。


厳しいですね。
そうなんでしょうか~
「美しく老いた」おばあちゃまはいると、
私は思っていますが・・・


◎  オケラ 

今回をもちまして、
今年のブログ納めと致します。

一年間のご愛顧、
有難く厚く感謝申し上げます。
来年も相変わらずよろしくお願い致します。

皆さまどうぞよい年をお迎え下さい。


オケラ

オケラ(漢字:朮)(古名:うけら)
キク科オケラ属

日当たりのよい乾いた草地に生える多年草。
花を囲む苞葉が魚の骨を並べたようで人目を引く。
葉はかたく、
縁に細かな棘状の鋸歯があるのも特徴である。
若芽のうちは綿毛をかぶっていてやわらかく、
食用にされる。
根は胃の薬とするほか、
昔はいぶして湿気や黴を防いだ。

と図鑑にありました。
また広辞苑には、
根は健胃薬。
正月用の屠蘇散とし、また、蚊遣(かやり)に用いる。
若芽は山菜として食用。

とありました。

『おけら‐まつり(朮祭)』というのがありますが、
京都八坂神社で大晦日から元旦にかけて行う神事。
鑽火(きりび)で朮(おけら)を交えたかがり火を焚き、
参拝者はその火を火縄に移して持ち帰り雑煮を煮る。

(広辞苑から)

上記の、
『昔はいぶして湿気や黴を防いだ』
『正月用の屠蘇散として用いる』
とかの意味がこの祭りに込められているのでしょう。
写真のオケラはよく枯れていて、
燃え易そうでした。


オケラ

撮ったのは市立図書館脇の万葉植物園です。
そばに立て札があって、
ゆかりの和歌が書いてありました。
(「うけら」は「オケラ」の古語です)

恋しけば袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出(づ)なゆめ
(巻14、3376)


これの大意として、
➀恋しいなら私が袖をふりましょう。
決してお前は恋心を顔色に表してはいけません。

とありましたが、
「うけら(オケラ)」との関係がはっきりしません。
そこで検索で調べたら、
いくらでも出てきますが、
少しずつ解釈が違います。

➁もし恋しくなったのでしたら、
袖を振って(私のことを)呼んでくださればよいのですよ。
武蔵野のうけらの花のように目だったことをしないで下さいね。
決して。

➂あなたがそれほど想ってくださるなら、
私の方から袖を振ってお応えしますから
武蔵野のうけらの花のように
恋しあっていることを
そぶりに出さないで下さいね。

④恋しくなったら袖くらい振りますのに。
武蔵野のおけらの花のように
目だったことをしないで下さい。

➄私のことを恋しく思って下さるならば、
人にはわからなぬように
そっと袖を振ってあげましょう。
ゆめゆめオケラの花のように顔色に出して、
人に気取られてはいけませんよ。


私とお前と二人いて、
「恋しく思う」のは誰?
「袖を振る」のは誰?
ということが上の句解釈のポイントになるようです。
下の句は大体合致しているように思われますが・・・


◎  スイセン 

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


スイセン

元旦、市内の神明神社へ初詣に出かけました。
家を出てすぐにこのスイセンを見つけました。


雛人形

初詣は例年の通りですから、
撮ってきた写真も例年通りです。
それで昨年載せなかったショットを選びました。

神社に着いて参拝の行列の後に付くと、
毎年時刻も大体同じですから、
行列の長さも同じくらいで、
進んで行くと例年通りの店が出ています。

最初にある店が人形屋さんです。
店先にバーゲンの雛人形が並べてありました。
雛人形と安売りは似合わないような気もしますが・・・


飾り熊手

拝殿の脇には熊手屋さんがいます。
多分暮れから夜通しで商売しているのでしょう。
お昼少し過ぎに参拝すると、
店を片付け始めています。

でも時々は小さなのが売れるようで、
売れると、
買主と売り手と一緒になって、
シャンシャンシャンと拍子木に合わせて、
手締めをやっています。


家から神社まで歩いて1時間近くです。
参拝には大体30分掛かります。
参拝が終わるとぶらぶらと駅の方へ歩き、
カフェで一休みするのがここ数年の慣わしです。

どこのカフェも同じかも知れませんが、
元日の昼間から、
読書に励んで(?)居る人が必ず2~3人います。
何かの資格試験の受験勉強と思われる人もいます。

元日くらいゆっくりすればよいのに、
と思います。
(暮れからタップリとブログを休んだいいわけです・・汗)


◎  金の成る木 


金の成る木

金の成る木に花が咲きました。
ある程度年数が経たないと咲かないようですが、
この木花が付けたのは2度目です。

妻が小さなのを貰ってきて、
忘れた頃水をやるという、
いい加減な管理をして幾星霜・・・


金の成る木

フチベニベンケイ(俗称:金の成る木、成金草)
ベンケイソウ科

――――――――――

今日は「初閻魔」の日です。
歳時記にはこんな風に書いてあります。

正月16日、
その年の最初の閻魔の縁日のこと。
おりから、
薮入りの日で各地の閻魔堂は参詣人でことのほか賑わう。


先日掲載した新宿太宗寺の閻魔堂に書いてあった文を引用すると、

江戸時代より「内藤新宿のお閻魔さん」として庶民の信仰をあつめ、
かつては薮入り(1月と7月の16日に商家の奉公人が休暇を貰い家に帰ること)
に閻魔大王の縁日が出て賑わいました。


「賑わいました」と過去形になっていますから、
現在は賑やかな縁日でないようです。

死んであの世に行くと、
閻魔大王の裁きを受けるといいますが、
どうなるのでしょうか?

この世の裁判は地裁、高裁、最高裁の3段階ですが、
あの世では裁判が10回あり裁判官も10人いるそうです。
その10人の内の一人で
中心的な役割を果たすのが閻魔王です。

10回の裁判は次のように行われます。
日取りと担当の裁判官です。

初七日つまり 7日目----秦広王
二七日つまり14日目----初江王
三七日つまり21日目----宋帝王
四七日つまり28日目----伍官王
五七日つまり35日目----閻魔王
六七日つまり42日目----変成王
七七日つまり49日目----秦山王
百箇日----------------平等王
一周年----------------都市王
三周年----------------五道転輪王

ご覧のように人が亡くなった時の法要の日取りと一致しています。
法要はそれぞれの判決の前に
生きている親族が罪の軽減を祈るのです。
ですから法要は前倒しはよいのですが、
先送りはいけません。
判決が出てしまいます。
閻魔王は35日が担当。
そして裁判のあらかたは49日で決着するそうです。


◎  秋麗 

前回に続いて多肉植物の花です。

秋麗

秋麗(シュウレイ)
ベンケイソウ科 グラプトペタルム属


秋麗

検索で調べたら、
「春~夏にかけて黄色の花が咲く」
と書いてありましたが、
わが家では真冬の今、
家の中で咲いています。

―――――――――――

前回の閻魔大王などによる裁判のことの続きです。

亡者を裁くためには罪状を調べ上げる必要があります。
これを担当するのが倶生神です。
人間が生まれると
その人に専属の倶生神が付きます。
肩の上に乗っていて、
人の行動を残らず書き記しておき、
死後にそれを閻魔庁に届けます。
だから罪から逃れることはできません。

それなのに何故10回も裁判があるのでしょうか?
私の推定では、
なんとかして罪を軽くしてくれようという心が
閻魔庁にあるのだと思います。

どんな判決が下るのでしょうか?
その前に仏教の世界観を知っておく必要があります。

仏教では全世界を分けて10界としています。
それを更に迷界と悟界に分けます。

迷界は6界(6道ともいいます)即ち、
地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天界からなっています。
われわれは人間界にいるわけですが、
死後は裁きによって、
次に生まれ出る界が決められるのです。
こうしていろんな界に生まれ変わるのが、
輪廻転生です。
3周年の五道転輪王による裁判で、
最終決定しますから、
死後満2年で生まれ変わる界が決まることになります。

そこで私の疑問です。
死後2年経ったら、
「千の風になって」の歌詞のように、
「私はお墓の中にいません。
死んでなんかいません。
畜生になって生きています」
なんてことになるのでしょうか・・・

善行を積んだ人だけが、
この輪廻を脱出して悟界に入れます。
ここには声門界、縁覚界、菩薩界、仏界の4界がありますが、
正直いって縁のない界です。


◎  ハボタン 

ハボタンです。
撮ったのは昨年の暮れです。

ハボタン

美味しそう。
食べられそうな気がします。

ハボタン


パソコンのHD(ハードディスク)を交換しました。
雑誌の記事と取説を見ながらやりましたが、
書いてある通りにならないところがあって、
戸惑いもありましたが、
結果オーライで、
無事交換作業完了しました。

昨年の今頃、
パソコン雑誌を見たら、
HDの寿命は5年位だと書いてありました。
その頃で私のパソコンは6年経っていましたから、
時期だな、
と思いました。

その後、
はっきりと調子が悪くなってきました。
いつも使用するPhotpshopがスムーズに立ち上がらなくなりました。
途中で長いお休み時間があります。
閉じるのもかなり時間が掛かります。

たまたまシステムのエラーレコードの調べ方を知りましたので
早速調べました。
「ハードディスクDドライブの一部に不良ブロックがあります」
という記録が何行かありました。

「一部にある」といっても、
たちまち広がるから、
すぐにHDを交換した方がよい、
とのことでした。

それで意を決して
交換に踏み切りました。

Photpshopがさっと立ち上がるようになりましたから、
対策として間違っていなかったのだろう、
と思っています。
(80GBを120GBに増やしたせいなのかも知れません)
これでもう5年、
安心して使えれば有難いことです。
(買ってから現在7年です)

でも他にも老化している部品はあるだろう、
という心配はありますが・・・・・。


◎  カンザクラ 

新宿御苑の花
第2弾です。

カンザクラ

カンザクラ(寒桜)
花期:1月~3月中旬
カンヒザクラ群の園芸品種。
花は淡紅色で一重咲き。


と書いた板が幹に貼ってありました。


カンザクラ

まだほとんどが蕾で、
ぽつぽつとしか開いていませんでした。


新宿御苑

御苑の芝生です。
お天気がよければ、
ウィークディでもかなりの人がいるのですが、
曇りで寒かったせいでしょう、
だれもいません。

真実を語れば、
寂寥感を出すために、
誰もいないところを狙って撮ったのですが・・・

でも入園者が少なかったことは確かです。
園内にレストランがあります。
覗いてみるとかなりの人数がいました。
寒いので、
ここで暖まっているようでした。
私も入ってコーヒーを飲みました。
(体が冷えていてビールを飲む気にはなりませんでした)

撮った花がもう少しありますので、
掲載して行くつもりです。



◎  ペーパーホワイト 

新宿御苑の花
第3弾です。

ペーパーホワイト

ペーパーホワイト
ヒガンバナ科

かなり以前から見ごろのようです。


ペーパーホワイト

純白のスイセン。
寒い時期の白い花は、
寒さのせいで傷んでいることが多いのに、
この花は寒さに強いようです。


ペーパーホワイト

ペーパーホワイト以外は枯れ木ばかり。
向こうに見えるのはNTTビル。
NHKの天気予報のとき、
「現在の新宿」の映像の中心に写っています。


振り返ってみますと、
ブログを始めたのは2006年1月2日でした。
dionのLOVELOGで、
2008年1月31日まで2年と1ヶ月続けました。
2月2日からこちら(FC2)に移転しましたから、
FC2に来て、
間もなく1年になります。

1月1日の午後になって、
「よし、元日からブログを始めよう」
と決心したのですが、
準備が整わず2日にずれこみました。
題名を何としようかとか、
ニックネームは?
テンプレートは?
文字が小さくて読みにくいので大きくしたいとか、
その場になって考えているものですから、
手間がかかりました。

ニックネームはカプチーノのイタリア語にしようと考えました。
それは"cappuccino"なのですが、
登録を何故か拒否されました。
そこで勝手な造語で"capucino"としたら
幸いなことに受け付けてくれました。

後になって考えれば、
文字数が少なくなって、
良かったのではと思っています。

何故カプチーノなのかは次回に。


◎  ツバキ 

新宿御苑の花
第4弾です。

ツバキ

御苑の入り口に
「ツバキが咲き始めています」
と書いてありました。


ツバキ

割と大きな木が多く、
日当たりのせいでしょうか、
高い所に咲いている花が多くて、
近づいて撮れる花は僅かしかありませんでした。


ツバキ

ツバキには全く名札が付けてありませんので、
名前は不詳です。



前回の続きで、
ニックネームの由来です。

2003年にイタリアへ行きました。
ホテルの朝食はたいていビュッフェ(いわゆるバイキング)方式です。
だから好きな料理を取ってきて食べます。
コーヒーや紅茶は、
同じように自分で持ってくる場合と、
ウエイターやウエイトレスが
コーヒーと紅茶のポットを持って回って来る場合とあります。

旅の最後はローマで、
そこで3泊したホテルは後者でした。
食堂の入り口で一緒のグループのWさんとちょうど一緒なりましたので、
同じテーブルで食事することにしました。
席に案内してくれたウエイターが
「コーヒーですか?紅茶ですか?」と聞きました。
両手にコーヒーと紅茶のポットを持っています。

Wさんは「カプチーノを」と頼みました。
ウエイターは「イエス、サー」といいましたので、
私も真似をしてカプチーノを頼みました。
ウエイターはキッチェンに戻り、
しばらくすると、
淹れたてのカプチーノをトレーに乗せてきました。

とても美味しいかったし、
Wさんがお代わりを頼んだので、
私もお代わりを頼みました。
ウエイターはいやな顔も見せずに持ってきてくれました。

食事をしながらWさんの話を聞きました。
私よりも年上の方です。
奥様をなくされていて、
娘さん(といっても50歳過ぎ)とご一緒でした。
最近はその娘さんの娘さん、
つまり孫娘さん(大学生)を連れて旅行することもあるということでしたが、
今回の連れは娘さんでした。

娘さんはニコニコしていいました。
「父と来るといいんですよ。
費用は全部父持ちだし、
いろんな所へ連れて行ってくれるし、
父の面倒を見るという大義名分があるから、
大いばりで留守にして来れるし・・・」

Wさんは健康状態に少し問題があるので、
一人旅は避けているとのことでしたが、
お元気でした。
そして海外旅行の大ベテランでした。

次の日もその次の日も、
(Wさんと一緒にはなりませんでしたが)
毎朝カプチーノを2杯ずつ頂きました。

カプチーノは印象深い飲み物となりましたので、
帰国後もカフェではたいていカプチーノを頼むようになりました。

ブログを始めようとした元日も、
初詣の後カフェに寄って、
カプチーノを飲んできたばかりでしたので、
ニックネームをどうしようと考えたとき、
自然と浮かんできたのです。


◎  蘭 

新宿御苑の花
第5弾です。

新宿御苑での蘭の栽培は明治25年(1892)まで遡るそうです。
昭和33年(1958)に東洋一を誇る温室が完成し、
そこで戦前からの品種や
御苑で作出した品種、
野生蘭の原種などを保護栽培しています。

その温室が平成19年から23年までの予定で
改修工事に入っているため、
見学できなくなっているのですが、
20種類足らずの蘭がレストランの建物の中に展示されていました。


蘭

ファレノプシス アマビリス ”エレガンス”
(Phalaenopsis amabilis "Elegance")


蘭

カランセ ヴェスティタ
(Calanthe vestita)


蘭

アダ カイリアナ
(Ada keiliana)


蘭

アングレクム ビーチー
(Angraecum Veitchii)
(eburneum x sesquipedale)
Veitch 1899年登録



「ブログ始め」の話の続きです。

写真を載せ、
何かを書くことにしました。
その何かは写真と関連していてもよいし、
無関係でもよいと考えました。
その文体は、
ためらわず「だ。である調」に決めました。

そのころ朝日新聞の夕刊に週一回、
『炎の文章塾』というコラムが連載されていました。
主に大学生を対象にした作文塾で、
入社試験での作文などを想定したものでしたが、
なかなか面白いので愛読していました。

そこで読んで頭に残っていたのが、
「だ。である調」で書くことを勧める。
「です。ます」だと、
どうしてもセンテンスが長くなる。
どこか間延びして、弱弱しくなる。
書き方が難しい。

という教えでした。

実際にブログを始めてみると、
たいていの方が「です。ます調」で書いておられます。
心の隅に何がしかの違和感を抱きながらも、
『塾』の教えに従って「だ。である」を続けました。

その違和感に抗し切れず、
FC2に移るのを機会に「です。ます調」に切り替えました。

作文は、
特に入社試験などでは、
読んでもらうための文章ですが、
ブログの場合は、
読んでもらうのではあるけれども、
聞いてもらうような気持ちが、
語りかけるような気持ちが、
多分にあるのではないでしょうか。。。


◎  蘭 

新宿御苑の花
最終回、
蘭の続きです。

蘭

デンドロビウム トモヒサ ユカワ
Dendrobium Tomohisa Yukawa


蘭

デンドロビウム ニューギニア
Dendrobium New Guinea


蘭

パフィオペディルム アルマ ガバート
Paphiopedilum Alma Gavaert


蘭

パフィオペディルム(名札なし)


蘭

カトレヤ(名札なし)



先日カプチーノのことを書きましたが、
イタリアン・コーヒーについて調べましたので、
忘れない内にまとめておくことにします。

イタリアン・コーヒーと書きましたが、
これは英語式です。
イタリア語では、
形容詞が後になりますから、
カッフェ・イタリアーノ(caffe Italiano)になります。
先日はカフェとかカプチーノとか書きましたが、
カッフェ、カップチーノというように
「ッ」を入れるのがイタリア式発音だそうです。

基本はエスプレッソ(espresso)です。
イタリアでカッフェといえばこれのことです。
ごく細かく挽ひいた深炒りの粉に圧搾蒸気を通して
一気に淹れた濃いコーヒーで、
"espresso"とは英語の"express"「急行」
つまり「すぐできるコーヒー」という意味だそうです。
「一気に」とは20秒前後のようです。

デミタスと呼ばれる小さなカップで出されますが、
イタリア人はこれにたっぷりの砂糖を入れて
一気に飲みます。

私たちが普通に飲んでいるようなコーヒーは、
カッフェ・ルンゴ(caffe lungo)といいます。
"lungo"は「薄い」という意味です。
ホテルの朝食でウエイターが、
"Caffe? or tea?"といってポットを持ち歩いていたのは、
このカッフェ・ルンゴです。

エスプレッソにミルクを加える飲み方があります。
ちょっとだけ入れたものを、
カッフェ・マッキアート(caffe macchiato)と呼びます。
"macchiato"は「汚れた」とか「染みのついた」という意味で、
コーヒーの色をちょっと汚す程度にミルクを入れたということです。

ミルクをたっぷり入れたのが、
カップチーノ(cappuccino)ですが、
スタバなどには、
カフェ・ラテというものがあります。
どう違うのでしょうか?

イタリア式にいえばカッフェ・ラッテ(caffe latte)ですが、
("latte"は「ミルク」)
これはカップに半分エスップレッソを入れ、
残りの半分をスチームミルクで満たします。
カップチーノも同じく半分がエスプレッソで
残りをスチームミルクとフォーム(泡)半々で満たします。
ですから、
カップチーノの方がカフェ・ラテよりも味が強くなります。

このカフェ・ラテはイタリア語を並べていますが、
イタリアにはないそうで、
アメリカ生まれのようです。

フランスで愛飲されるカフェ・オ・レは
カフェ・ラテのベースになっているエスプレッソを
カッフェ・ルンゴ(普通のコーヒー)に変えたものということになります。
ですから、
カフェ・オ・レはカフェ・ラテよりも薄味になります。


自分の知識整理のために書き連ねました。
最後までお読みになった方には、
お退屈さまでした。


◎  冬の花 

紅葉の写真を載せていると、
なんとなくまだ秋という気でいますが、
実際には冬です。
明後7日は暦では「大雪」になっています。

昨日はよく晴れましたが、
天気予報では「冬晴れ」という言葉を使っていました。
もう「秋晴れ」ではありません。


鎌倉の花

鎌倉、海蔵寺の境内に咲いていました。


鎌倉の花

海蔵寺の門の外に咲いていました。
この寺には門がふたつ並んでいます。
あまり大きくない山門と
もっと小さい横門です。

横門から出ようとしたとき、
その門にカメラを向けている人がいました。
見た感じでは85~90歳くらいの方です。
フィルム式のコンパクトと思われるカメラを縦に構えて、
ずいぶん慎重に構図を決めておられるようでした。 

邪魔にならないよう、
シャッターが落ちるのを
門の影に隠れて待ちました。

その門を出たところに咲いていた白い椿です。
老人の関心は花になかったようでした。


鎌倉の花

門を出て細い道を歩いて行くと
脇に赤いボケが咲いていました。


鎌倉の花

これは寺とは関係ない場所に咲いていました。
赤いツボミが
開くと白花になるという、
コントラストが面白いです。


◎  冬のバラ 

新宿御苑にはまだバラが咲いていました。
種類によっては何も花がない、
あるいは少しだけ、
中には結構沢山の花がついている、
などいろいろでした。


冬のバラ

グラニー


冬のバラ

ゴールドバニー


冬のバラ

ストロベリーアイス


冬のバラ

リリーマルリーン


冬のバラ

プレイガール



移動しながらバラを撮っていました。
次の花に移ろうとしたとき、
その花のところへ、
一眼レフを持った若い女性がやってきて、
すぐさまカメラを構え、
撮影を始めました。

そこへ10人ほどの人たちがどっとやってきて、
そのバラを囲んでしまいました。

中の1人が
「今日は**mmからxxxmmのズームを付けていますから、
広角にして近寄ると面白い写真が撮れますよ。
それから・・・・・・・・・・・」
と説明を始めました。

この一団は写真教室のメンバーのようでした。
みんなが同じレンズを付けて実習をやっているのかな、
と思いながら次へ移りました。


◎  フヨウ 

フヨウの果です。
「果」は辞書を引くと、
乾果の一。
乾性の子房の発達した果実で、熟すと縦裂して種子を散布する。

とあります。


フヨウ



フヨウ


昨日の朝刊に俳句が載っていました。
4人の選者がそれぞれ10句ずつ選んだ40句の中から2句を紹介します。

何もかも六畳にあり老いの冬     三浦玉子

その六畳間は決して暗くはなく、
小さな窓から冬の日が射し込んでいて、
老いの暮らしを楽しんでいる、
そんな印象を受けました。

コジツケかも知れませんが、
上の写真と気分が似ているように思っています。

次は若さがムンムンする情景です。

クリスマス渋谷に少女沸くごとし     田中 仁

この句にピッタリと思える写真が見当たらないので、
単に渋谷駅ハチ公口近くの交差点というだけの写真ですが・・・


渋谷


◎  ロウバイ 

この冬もまたロウバイが早咲きです。
年末と年始と
撮りに行ってきました。


ロウバイ



ロウバイ



ロウバイ



ロウバイ



ロウバイ



新年を迎えたと思ったら、
あっという間に日が過ぎて、
もう7日になりました。

今日になってようやく、
元日に放映された
「ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート」
を見ました。
(録画しておいたものです)

指揮者のジョルジュ・プレートルは85歳だそうですが、
元気いっぱい。
とても楽しそうな指揮ぶりで、
いかにも新春らしい、
明るく楽しいコンサートでした。

会場のウィーン楽友協会のホールは金ピカで、
赤いバラなど花がいっぱい飾られ、
そこに着飾った聴衆が席を埋めているのも、
これまた新春らしい風景です。
日本の新春歌舞伎と雰囲気が似ているように思いました。

昨日の新聞にある主婦の方の投書が載っていました。

・・・・・毎年恒例の楽しみとなっています。
演奏中に織り込まれるバレエなどの映像の格の高さや
カメラアングルも見事です。
しかし今年は、
自己主張の強いデザイナーが登場して、
バレリーナがかすみました。
清楚で美しい本来のバレーを見たかったです。


とのことでしたが、
美術史美術館を舞台にしたバレエは美しかったし、
休憩時間に放映された映像では、
バレーのコスチュームをデザインするところから、
生地を裁断して、
縫製して、
試着して、
スチール写真を撮って・・・
など、
なかなか面白かったです。

例年やっていた、
NHKのスタジオに招かれたゲストが、
クラシック音楽についてのウンチクを語ってくれるのよりも、
はるかに楽しい休憩時間でした。


◎  ロウバイの実 

ロウバイの続きです。

ロウバイ

写真を撮りに行ったのは年末ですが、
「あれっ、もう咲いている」
と花に気付いたのは12月半ばでした。
近年開花が早まっていますが、
この冬は特に早かったようです。


ロウバイ

図鑑には、
「葉が出る前に香りのよい黄色の花を下向きに・・・」
と書いてありますが、
葉が出るどころか、
前年の葉がまだ落ちないで残っている木もありました。


ロウバイ

葉ばかりでなく、
実も残っていました。


ロウバイ

外皮は網のようになっています。


ロウバイ

割ってみると、
中はこんな風になっていました。


花も実もあるロウバイでした。


◎  スイセン 

あちこちで撮ったスイセンです。

スイセン

前回は枯れたサルビアから、
若山牧水の歌に話が飛びました。
その牧水について、
ちょっとだけ勉強をしました。
にわか仕込みの浅はかな知識ですが、
紹介したいと思います。


スイセン

まずは所沢市神米金にある歌碑の歌です。

のむ湯にも焚火の煙匂ひたる山家の冬の夕餉なりけり

牧水が神米金を訪ねたのは明治37年のことですが、
この歌はずっと後に作られていますので、
神米金で詠まれたものでありません。

大正6年の秋に紅葉の秩父を探勝した折に、
飯能市に1泊して詠みました。
「自歌自釈」に、
こう書いてあるそうです。

宿屋とは名ばかりの百姓家の奥座敷に
蓄音機の音符売の若者と合宿(あいやど)をして
侘しい釣ランプの下に夕餉を済ませた。
お茶とてもない、
大きな薬缶に素湯を入れて持って来た。
その湯を詠んだものである。


飯能市とはいっても、
市街地ではなく、
秩父往還の山間に宿をとったのだろうと思います。
そう考えれば「山家の冬の夕餉なりけり」が理解できます。


スイセン

次は、

かたはらに秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな

についてです。

明治42年
「9月初めから11月半ばまで信濃国浅間山の麓に遊べり、歌96首」
の内の第12首だそうです。
その前の第11首は、

胡桃とりつかれて草に寝てあれば赤とんぼ等が来てものをいふ

浅間山麓の秋のさわやかな自然の中での
のんびりとした気分が感じられますが、
実はそうでなかったのです。

牧水は園田小枝子という女性と恋に落ちたのですが、
その恋の破綻が決定的となり、
それに関連して次々起こった事態に
心身ともに疲労困憊し、
どうにもならなくなって、
逃げ出してきた旅だったのです。

胡桃取りをして気をまぎらわし、
草に寝て赤とんぼの話を聞いて・・・
その寝転んでいる「かたわらの秋ぐさの花」が、
「ほろびしものはなつかしきかな」
と語ったのです。

この歌は小諸の懐古園に歌碑があるそうですから、
「ほろびしもの」を小諸城址と結びつける考えもあるようですが、
「ほろびしもの」=「破綻した恋」とする方がよいようです。


スイセン

上の2首は昼間、
自然の中で詠みましたが、
牧水が滞在していたのは小諸の田村病院の2階で、
歌の門下生だった医師の治療を受けてはいましたが、
入院というほどの状態ではなく、
泊めてもらっていたのです。
歌の集まりで若い連中と街で飲むこともありましたが、
本当に愛したのはひとり静かに飲む酒でした。

白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり

前述の状況で
東京から逃げて来た小諸の病院の2階で、
秋の夜、
ひとり静かに飲む酒は、
歯にも
はらわたにも
沁みわたったことでしょう。


◎  山茶花 

昨日が御用納め。
いよいよ今年も残り3日となりました。
古い写真の中から年末頃に撮ったものを探し出しました。
花は歳々年々相似たりですから、
黙って掲載すれば・・・とも思いますが・・・

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今年亡くなられた榊莫山さんの本(「大和仏心紀行」)を見ていたら、
「一去一来」という題の書と文がありました。
文の方を抜粋して紹介します。

一去一来
いい言葉です。
好きな言葉です。
ときどきわたしは、
これを書いて楽しんでいる。
.....................................

さて、
一つが去って、一つが来る、なんてとても暗示的ではないか。
好きなように解釈しておくれ、
とでも言いたげにたたずむ言葉といってよい。

春がきて春がゆき、
夏がきて秋になり、
秋がいって冬になり・・・
これみんな一去一来である。
老人が死んで、
赤ん坊が生まれ、
星が消えて太陽があがる・・・
これまた一去一来である。

それを思うと、
一去一来は、
哲学的である。
自然の輪廻も、
人生の流転も、
一去一来のくりかえし。
一去一来には、
なにやら仏教の匂いを感じてたまらない。
.....................................


一年を終えて、
新しい年を迎えようとする年の瀬の
心に響く言葉です。

今年もやり残したことが沢山ありますが、
楽しかったことも沢山ありました。
なにはともあれ、
今年という一年が去って、
新しい年が来ます。
否応のなしのリセットです。

新しい年には、
このブログも6年目を迎えます。
また新しい気持ちで、と思っております。
今年一年間のご来訪、有り難うございました。
来年も、またよろしくお願い致します。
どうぞ、よい年をお迎え下さい。


◎  山茶花 

山茶花も終わりに近づいています。


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航空記念公園のお茶室「彩翔亭」です。
結婚記念写真撮影中のようでした。


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庭をぐるっと回って築山へ行ったら、
ちょうどいい具合に・・・
これも撮影のポーズのようでした。


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またまた漱石の俳句ですが、
前回よりずーっと早い時期の明治24年の作です。

細眉を落とす間もなくこの世をば

いつだったか、以前にも載せたことがあるのですが、
嫂の登世が25歳の若さで亡くなった時
沢山の句を詠んでいて、
その中の1句です。
「眉を落とす」とは、
結婚して眉毛をそり落とすこと、
結婚して妻となることです。
(今では---上の花嫁さんも---そんなことはしないでしょうが~)

前回引用の句、

そそのかす女の眉や春寒し

の女は、
まだ眉があるのだから、
未婚だということになるのでしょうか~
若い娘が、
何を「そそのかす」のか、
ますます興味が湧いてきます。

前回の最後の句で、

朝寒や自ら炊ぐ飯二合

漱石先生は「ガスコンロ」で炊いたのでは・・・
と書きましたが、
名称が中途半端だったようです。
今風にいえば「ガスレンジ」でしょうし、
明治の呼び名は「瓦斯竈(がすかまど)」だそうです。


◎  ロウバイ 

近年、年末から咲くようになっていたロウバイが、
今年は、年が明けて、ようやくは咲き始めました。


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暮れには沢山の葉が残っていたのに、
葉が落ちてサッパリした木があります。
ふと見ると青いジャンパーのおじさんが葉を落としていました。
葉があると養分を取られるし、
花が見えにくいので、
落としているとのことでした。
そして「満開は1~2週間後ですね」


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6歳になったばかりの孫娘と新宿七福神を巡りました。
(七つの内の二つだけですが・・・)
最初が稲荷鬼王神社です。
ここには毎年、
その年の干支の解説を書いたプリントが置いてあります。
江戸時代から伝わる「社伝」なので、
本に書かれている話と違う所もあるそうですが、
(長いので)一部をカットして紹介します。

今年の干支『辰』

「辰」の字は障害物を取り除き諸事活動が盛んになる事を表す字と言われています。
ただこの字は別の読み方を『しん』といい、
その読み方から地震の『震』の字や慎重の『慎』にも通じ、
天下が激しく動き易い年だからこそ、
動転せず落ち着いて行動する事を求められる年と当社では伝わっています。

「辰」年の干支の霊獣は『龍』です。
『龍』は天と地の間を自由に行き来する事から、
天運・地運の使いです。
『龍』の持つ玉を宝珠といい全ての願いをかなえると言われています。

『龍』は中国では『天子』を象徴する貴い聖獣です。
天子の特徴に慈しみの心『仁』があります。
『龍』は乾いた大地に慈しみの雨をもたらします。
ただし『仁』の心を持つ龍も龍の喉の下の逆さ鱗に触れた者は生かしておきません。
それが「逆鱗に触れる」という言葉の意味です。
『龍』の喉の下をさわるなど、普通できません。
でも喉の下にさわらなくても、
家族や他人を思いやる心のない者には『龍』は激怒します。
中国では天子の怒りに触れる事を『逆鱗に触れる』といいますが、
当社・稲荷鬼王神社では家族を大事にし、
弱い者をいたわることの大切さとして伝えられています。

『龍』は雲を伴い海空陸を自在に動き天候を守ると言われていますが、
現在の交通機関を考えれば、
交通安全や旅行安全のご利益もあるといえるでしょう。

「辰」の本来の読み方「たつ」は同じ読み方の「立つ」「建つ」「発つ」「起つ」から
自らの行動を吉とする年であり、
また同じ読み方で「絶つ」「断つ」という字があるように、
今までの悪い習慣を絶つ事や常識にとらわれない事も大事です。
万能の力があると言われている『龍』が神通力をなくすと
どの動物よりも弱くなると言われているように、
自分の本来の力の出せる場所を守って行動する事が大事です。


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秩父神社の左甚五郎作といわれる『つなぎの龍』です。
(昨年4月の撮影)


◎  サザンカ 

ツバキが大好きで、
同じ仲間のサザンカも好きな花です。


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山茶花や机辺散らかる事の常   山本潤子

山茶花を生けておくと、
机の上や回りに花びらが散らかることを、
詠んでいるのでしょうが、
私には、
机の上や回りの、
雑多な散らかり具合を、
指摘されているように思えてなりません。

昔読んだ漱石の「三四郎」の中に、
画家のアトリエの様子が描写されていました。

虎の皮だとか、
甕だとか、
鎧だとか、
沢山の絵だとか、
いろんなものが乱雑に置かれていました。

勝手な解釈ですが、
そういうもので部屋の雰囲気を作っておけば、
そこに入るとすぐ、
描くのを中断する前の気分に戻れるのだろう、
いつも同じ気分で絵筆がとれるのだろう、
と・・・

虎の皮も甕も鎧もありませんし、
絵筆もとりませんが、
雑然・乱雑にしておけば、
同じ効果があるだろうと・・・ 
だらしないことの言い訳に過ぎないと知りつつ、
身勝手な解釈を、
今に至るまで実践しています。


◎  ロウバイ 

航空記念公園のロウバイは咲いただろうかと、
1月6日に行ってみました。


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陽当たりのよい木の
陽当たりのよい側にだけ、
少し咲いていました。



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ツボミが多いです。



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別の木の薄色の花ですが、
これも開きかけです。



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ロウバイの見頃はまだ先きのようなので、
少しだけ撮って、
裏門からお茶室(彩翔亭)に入りました。
ロウバイの林はお茶室の裏にあるのです。

正月なのでお菓子は「花びら餅」でした。
お抹茶を頂くのは久しぶりです。

茶の湯は嗜みませんが、
テレビドラマなどを見ていると、
いろんな所作があって、
淹れるにはかなりの時間がかかります。

しかし、
ここのお茶室に限らず、
奥で淹れて、
運んできてくれる場合は、
注文すると、
すぐに出てきます。

以前バスツアーで、
ある寺で、
お抹茶を振る舞ってくれるとのことで、
座敷に上がりました。
20人ばかりの座席が定まるのに、
少々時間が掛かりましたが、
みんなが座った途端に、
全員分のお茶とお菓子が出てきました。

どうやって淹れるのだろうかと、
いつも疑問に思っています。



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ロウバイの花がまだだったので、
サザンカの花を追加しておきます。



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