Photo & Essay

◎  ヨツバヒヨドリ 

1週間の夏休みでしたが、
今日から再開しますので、
よろしくお願いします。

志賀高原へ行ってきました。
ホテルの標高が1600m。
バスやリフト、ゴンドラ、徒歩で、
2000〜2200mくらいまで登れます。
日光が当たれば暑いですが、
日陰の風は冷たくて快適でした。


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旅行社がバスで送迎だけやってくれます。
2食付きのホテルに泊まって、
完全自由行動です。

13日(月)の朝出発。
高速道路の混雑予報では、
この日はUターンの上りが混むとのことでしたが、
下りも結構混んでいて、
通常より30分ほど長く掛かったようでした。

バスの座席は運転手の反対側の先頭でした。
フロントガラスの左脇にマスコットがブラブラしていました。

運転手が2人乗っていました。
このコースは毎年利用していますが、
今迄は、いつも1人でした。
例の事故があったせいでしょう。
何となく安心でした。



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草津、白根山を経由して、
志賀高原に入ったところでトイレ休憩です。
快晴とはいえず、
雲が多いのですが、
まあまあのお天気です。



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角度を変えて撮った風景です。



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ヨツバヒヨドリ(四葉鵯) キク科

ホテルに着いて、
ひと休みしてから、
近くの「せせらぎコース」に出かけました。
この花は今が真っ盛りのようです。



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アサギマダラ。

いろんな虫が蜜を吸いにきていますが、
この蝶が1番華やかでした。



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ヤマキマダラヒカゲ。



山歩きの時は1本杖を使っていましたが、
今回から2本杖です。
歩くと、
首から下げたカメラがブラブラ揺れます。
1本杖のときは、
空いた片手でカメラを押さえていましたが、
今度は手が足りません。
ゴム紐のハーネス(というと大袈裟ですが)で
押さえる工夫をしたらうまくいきました。
杖が2本あると、
歩くのはとても楽です。
(歳のせい……)


◎  ミヤマシシウドとタカネスイバ 

「せせらぎコース」の続きです。


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こんな流れに沿った湿地帯です。



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人が歩くのは、
一部草地もありますが、
ほとんど木道です。



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ミヤマシシウド(深山猪独活) セリ科

セリ科の花は図鑑を見ても、
どれがどれだか、
よく分からないのですが、
この花火のような花はミヤマシシウドだと思います。



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上に同じ。



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タカネスイバ(高嶺酸葉) タデ科



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上に同じ。

遠くからは枯れ草が立っているように見えますが、
近づいて見ると、
きれいです。


◎  湿原の花 

「せせらぎコース」の花を続けます。


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キンミズヒキ(金水引) バラ科

湿地に広がって咲いています。
花の名を毎年調べても、
辿り着くことができなかったのですが、
今年ようやく「キンミズヒキ」の名を突き止めました。 

秋になると咲くミズヒキという、
赤い小さな花をつける、
水引の名にふさわしい草がありますが、
それはタデ科で、
その草に似ていて、金色なので、
キンミズヒキと呼ばれるそうです。



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上に同じです。

水引にしてはちょっと太めです。



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ハンゴンソウ(反魂草) キク科

背の高い大型の植物です。



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上に同じ。

「反魂」とは魂を呼び戻すことで、
手のひらのように切れた葉の裂片が下を向くので、
幽霊の手を連想して名付けたもの、
だそうです。



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ノアザミ(野薊) キク科

ご覧の通り、
撮ったのはアカトンボです。
花の方は、
終わったものと、まだ開かないものと・・・

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな   汀女

昔は、
上の句のようでしたが、
立ち止まってこのトンボを撮っていても、
ほかには1匹も見えませんでした。

ノアザミの花は、
もう少しマシな写真を、
後日にお見せします。


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ウツボグサ(靫草) シソ科

花の名は、
穂の形が矢を入れる靫に似ているから、
だそうですが・・・

辞書には、
うつぼ (靫)
矢を携帯するための筒状の容器。
竹などを編んで毛皮を張ったもの、
練り革に漆をかけたものなどがあり、
右腰につける。
矢羽を傷めたり、
篦(の)が狂ったりするのを防ぐ。

とあります。

名前はともかくとして、
紫色が美しい花です。


◎  湿原の花(2) 

「せせらぎコース」の花を続けます。


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ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科

木道の脇にポツンポツンと咲いています。
一面に咲いている所は見たことがありませんから、
群生することはなさそうです。



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ミズギク(水菊) キク科

これも木道脇の湿地に咲いています。



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上に同じ。
この花は群生します。



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コースをひと通り歩いたので、
ホテルに帰ります。
帰り道は幾つかのホテル群の前を通る車道にしました。

この辺は、
スイスのシャレー風のホテルが並びます。
私のホテルは、
残念ながら、四角い、普通の建物です。



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山小屋風のホテルの窓辺には、
花が飾ってあります。
これもスイスを思わせます。


ホテルに戻って夕食、
そして1泊目を迎えます。
例年は2泊3日なのですが、
今年は4泊5日にしてみました。
その分、ゆっくりした気分になれます。

部屋のテレビで天気予報を見て、
明日の計画を立てるつもりでしたが、
予報はよくありません。
週間予報も出発前と変わってきて、
みんな雨マークがついています。
朝になったら、
空を見て決めることにしました。

夜は雨になってきました。


◎  焼額山 

夜中には一時激しい雨も降ったようでしたが、
朝になると細かい雨になっていました。

朝食の後もしばらく降っていたし、
予報を見ると、
午前中は雨のようでしたから、
出かけるのは午後にしようということに、
一旦は決めました。

雨天に備えて持参した本を読み始めたら、
雨がやんだようです。
出かけることに予定変更です。


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マツヨイグサ(待宵草) アカバナ科

ホテルの裏手道を行くと、
昨夜咲いたマツヨイグサがまだ開いていました。

この花は、
竹久夢二が有名な詩を書いてから、
宵待草と呼ばれるようになったそうです。

待てど暮らせど 来ぬひとを
  宵待草の やるせなさ
  今宵は月も 出ぬそうな

暮れて河原に 星一つ
  宵待草の 花の露
  更けては風も 泣くそうな


夢路が作ったのは1番だけで、
2番は西條八十が作ったそうです。



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ススキ(薄) イネ科

さっきまでの雨を含んでいます。



3キノコ

キノコ各種

ホテルのすぐ裏に焼額(やけびたい)山があります。
標高2006m。
ホテルの標高が1600mですから高度差400m。
パンフレットなどには、
「登山道:中級者・健脚向き」と書いてありますが、
ゆっくり登れば、
健脚でなくても大丈夫です。
もう何度も登っていますから・・・

ホテルから登山口まで5分くらい。
それに下りはロープウエイがあるのです。

結構急な登りですから、
休み休みです。
道の脇にキノコが生えているので、
それを撮るということで、
休憩しています。

有難いことに、
キノコは次々と現われてくれます。



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足腰の弱った年寄りに石ころ道はキツイですが、
腐葉土の道ですから歩き易いです。



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そろそろ大休止という頃お花畑に出ます。
この山はスキー場です。
そのゲレンデが夏はお花畑になっているのです。



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ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科

1枚目のマツヨイグサは平地の植物ですが、
ヤナギランは高山植物です。
このあとにも載せることになると思います。


◎  焼額山(2) 

焼額山登山の続きです。

昨日写真を載せたゲレンデを横切って、
林の中を昇っていくと、
次のゲレンデに出ます。

今度は、
そのゲレンデを登っていきます。


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ふたつ目のゲレンデには霧が充満していました。



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かなり霧が深いともいえますが、
道は見えるし、
何度も来ているコースなので、
そのまま歩きました。

草地ですから、
歩き易いですが、
坂ですから、
今迄と同じことで、
写真を撮りながら(つまり休みながら)登りました。



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ヨツバヒヨドリ(四葉鵯) キク科

先日も載せた花ですが、
1枚目と2枚目の写真で、
霧の中で咲いているのはこの花です。



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ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科

昨日も載せましたが、
霧の中に群生していました。



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ヤナギランに蜘蛛が巣を張り、
それに霧の水滴がついていました。



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頂上の方を見ても、
横を見ても、
霧の風景です。

思い出してみると、
この山に登った日は、
いつも快晴でした。
たまには、
こんな風景もいいものです。
もっと深くなったら怖いですが・・・


◎  焼額山(3) 

霧の焼額山が続きます。


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紅葉が始まっています。



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ネジバナ(捻花)/モジズリソウ(文字摺草) ラン科

足もとに1本だけみつかりました。

捻花のまことねじれてゐたるかな  草間時彦

別名の「文字摺草」は、
「しのぶもじずり」という東北の染め模様に、
花の形が似ているからだそうです。

その「しのぶもじずり」とは、
福島県の旧郡の信夫郡(しのぶぐん)で作られていた
「山繭を紬いで織り、天然染料で後染めをする織物」のことで、
摺った形が捩(もじ)れていたそうです。
整然としていない、乱れた染めだったようです。

みちのくのしのぶもぢずり誰故に
乱れそめにし我ならなくに

(百人一首----河原左大臣)

この花の付き具合・・・
ネジバナと呼ぶ時は、
花が整然と螺旋形に並んでいる、
と見ているわけですし、
モジズリソウと呼ぶ時は、
花が全面に付いていない---花付きが乱れている、
と見ているのでしょう。



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クロアブラガヤ(黒油茅) カヤツリグサ科



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上に同じ。
霧の中の群生です。



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頂上が近くなって、
ゲレンデから、
また林に入ります。

林といっても湿地です。
コケがきれいです。



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細い流れの上に、
木道が設置されています。
木道の切れ目に生えていた水草です。


ここまで、
所用時間は2.5時間。
ガイドブック記載の時間は1.5時間です。

いつも登山者は少ないのですが、
この日は天気も悪かったし、
追い越して行ったのは、
若い夫婦1組だけ、
すれ違って、下って行ったのも1組だけでした。


◎  焼額山(4) 

霧の焼額山を登りながら撮ったアザミです。


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ノアザミ(野薊) キク科

花期は5〜8月。



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これは霧のない場所でした。



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オニアザミ(鬼薊) キク科

花期は6〜9月

これは焼額山でなく、
他の山で撮った参考写真です。
ノアザミとは印象が異なります。


「薊の花」は春の季語だそうです。

世をいとふ心薊を愛すかな   子規

だれもいない霧深い山中で見ると、
同感できるようです。


◎  焼額山(5) 

霧の焼額山、
これが最終回となります。


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一昨日に記載した木道を10分ばかり歩くと、
小さな池、稚児池があり、
これが目標地点です。

池の周囲に木道が廻っているので、
歩きましたが、
霧の中に少しは人影が見えます。

この池から10〜15分ばかりの所にゴンドラの駅があるのです。
ゴンドラで昇って、
この池を見て、
ゴンドラで降りるのが一般的です。
天気が悪いので、
そんな人さえ、
いつもより少なかったようですが・・・



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焼額山を地図で調べると、
標高2006mと書いてありますが、
どこが頂上なのか、
よく知りません。
稚児池が一番高い所にあると思っていました。

この掲示板は3年ほど前の晴天の日に撮ったものです。
よく見ると、
池の標高が2040mと書いてあります。

2006mの、
焼額山の頂上がどこかにあって、
それより高い所に池がある?
ちょっと変ですね・・・

掲示板の文字は読みにくいでしょうから、
後半だけを書き写しておきます。

稚児池は、
不透水層(水を通さない火山灰層)の凹地に水がたまったもので、
火口の名残かどうかはわからない。
池の水をよごすと養分がふえて水草が生え、
やがて池はなくなってしまう。


「やがて池はなくなってしまう」
予言のように思われます。



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ミズバショウ(水芭蕉) サトイモ科

花は終わってしまって、
こんなになっています。



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ナナカマドだと思いますが、
紅葉が始まっています。



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イワショウブ(岩菖蒲) ユリ科



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モウセンゴケ(毛氈苔) モウセンゴケ科

赤いのは葉についている線毛で、
これに虫が触れると粘液を出して、
虫を捕え、
消化吸収する食虫植物です。



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池のほとり(上の掲示板のある所)は休憩用に、
木道が広くなっています。
そこでお握りを食べましたが、
風が冷たく、
上着が必要でした。

食べている内に霧が少し晴れてきました。
この状態を1枚撮っておこうか〜
でも食事中だからメンドクサイ〜
とか思っている内に、
霧は元通りになってしまいました。



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オヤマリンドオウ(御山竜胆) リンドウ科

下りはゴンドラです。
これがあるから気楽に登ってこれます。
乗り場近くでこのリンドウを見つけました。
ゴンドラ駅の前には「標高2000m」の表示がありました。



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下に降りてから、
ゴンドラのケーブルを見上げました。
一旦下がって、
また登って、
下っています。
片道切符で1000円。

昇りだけでも歩いたことで、
ちょっとした達成感はありました。

帰りのバスを待っていると、
空が晴れて青空が出てきました。


◎  白根山〜芳ヶ平 

前日は、
焼額山から早めのホテル帰着で、
ゆっくり休みました。


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志賀高原3日目の朝は晴れていました。
ホテルの部屋の窓からの風景です。
ただし、
予報では「午後から雨」

雨は覚悟で、
白根山〜芳ヶ平のコースに行くことにしました。



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ホテルから白根山まで、
バス乗り換えの待ち時間も入れると、
1時間20分かかりました。

正規のバス代は往復で約3000円になりますが、
「得トクキップ」というのがあって、
それを使えば、
志賀高原内は1日乗り降り自由で1000円です。
白根山行きは、
この切符の最大限の利用になります。



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芳ヶ平(標高1800m)は白根山から下って行きます。
高低差は少ないし、
道は歩き易いし、
楽なコースです。



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イタドリ(虎杖) タデ科



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紅のイタドリ。



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白のイタドリ。



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アキノキリンソウ(秋の麒麟草) キク科



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ヤナギラン(柳欄) アカバナ科

花ばかり撮っていて進みませんが、
今日のコースは楽だからと、
ゆったりした気分で、
後から来た人たちには、
「どうぞお先へ」と、
先きに行ってもらいました。


◎  白根山〜芳ヶ平(2) 

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白根山のバス停から、
まだたいして離れていません。
小さな池があって、
カモが泳いでいました。



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ヤマハハコ(山母子) キク科



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緩い坂を下って行く道の左手に荒涼とした山肌が見えます。
茶色い斜面の向うに白根山の噴火口があります。
この日、帰りに、
火口が見える所まで登って見るつもりでしたが、
のんびりし過ぎたため、
予定は果たせませんでした。



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前途に怪しげな雲が出てきました。



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石ころだらけの斜面に、
黄色い花がいっぱい咲いていました。



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イワオトギリ(岩弟切) オトギリソウ科

黄色い花はオトギリソウでした。
イワオトギリは、
本州の中部地方以北の
亜高山帯〜高山帯の草地や砂礫地に生えます。

同じオトギリソウ科で、
平地に咲くビヨウヤナギに比べると、
遥かに小さな花です。

「弟切草」の名の由来は悲しい物語です。
この草は鷹の傷を治療するのによく効いたそうで、
その技を持った鷹匠の兄弟がいました。

他人には秘密にしていたのに、
弟がこの技を漏らしてしまいました。
怒った兄は弟を斬り殺しました。
そのときの弟の血が葉にかかり
今でも葉の裏に黒い粒となって、
残っているとのことです。

葉の裏の写真を撮ってこなかったの手落ちでした。


◎  白根山〜芳ヶ平(3) 

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ナナカマドが部分的に紅葉を始めています。



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これはもっと真っ赤です。
どうして、
一部だけがこんなに紅葉するのでしょう?



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この辺りでは、
あまり道草をくわず、
道を下っていきました。



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硫化水素にやられたのでしょうが、
こんな枯れ木が多くなってきます。
今は草も木も茂っていますが、
ガスの強い日々があったのでしょう。

これは恐竜みたいに見えます。



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下って行くうちに、
今日も霧の景色になってきました。

毎年歩いていると、
見覚えのある枯れ姿がいくつもありますが、
みんな霧の中です。



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1本道でから、
霧で迷う心配はありません。
安心して、
霧の中へと進んでいきます。



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ススキの穂が開きかけています。



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なにもかも失せて薄の中の路   草田男


◎  白根山〜芳ヶ平(4) 


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アカモノ(赤物) ツツジ科

花は7月に咲いたのでしょう。
赤い実がついています。



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上に同じ。

アカモノが、
ここにもあった・・・と、
撮りながら進んで行くとだんだん多くなってきます。
少しだけしかないと、
貴重に思えて、
一生懸命に撮っていたのが、
いくらでも見えるようになると、
すっかり撮る気が失せてしまいます。



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アカモノは足元の道の脇にあるので、
霧は写りませんが、
周囲は霧が満ちていて、
幽玄の世界です。



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こういう草は逆光で撮るのがよいでしょうが、
霧の中というのも風情が・・・

もっと沢山並んで生えている写真も撮りましたが、
こんな風に、
少ない本数の方が、
趣きがあるように思います。



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ようやく下り切って、
芳ヶ平に到着です。
湿地帯で、
木道を歩くようになっています。

まず、
小さな池がありました。
実際はもっと霞んでいたと思いますが、
カメラは、
はっきり写そうとガンバッてくれるようです。



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もう少し大きな池があって、
その縁に木のベンチがありましたので、
そこで昼食です。

昨年もこのベンチで食べました。
青い空に白い雲。
それが水に映って・・・

今年は、
前日の焼額山に続いて、
霧の中の昼食でした。


◎  白根山〜芳ヶ平(5) 

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お握りを食べながら、
目の前にしていた池の右端です。



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イワオトギリ(岩弟切) オトギリソウ科

足元の木道の脇に生えていました。
他に花は見当たりません。



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食後、
芳ヶ平の木道を一周しました。
両側の草が伸びていて、
霧に濡れていました。

歩き始めると、
小雨が降り始めました。



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オオバギボウシ(大葉擬宝珠) ユリ科

木道脇に沢山咲いていました。



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花はあまりなくて、
湿原を回り終えて帰路につきます。

湿原の入り口にある「芳ヶ平ヒュッテ」です。
昨年は、昼食後、
ここに立ち寄ってコーヒーを飲みました。
美味しかったので、
今年もそのつもりだったのですが、
閉じていました。

2010.8.28に、
天皇陛下がプライベイトで、
白根山から芳ヶ平まで、
ハイキングをされ、
このヒュッテでカレーライスを召し上がられたとのこのです。

私もお握り持参はやめて、
カレーライスにしようかなんて、
考えもしたのですが、
念のため(ホテルが用意してくれる)お握りを持参しました。
危うくお昼抜きになる所でした。



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帰路も霧の中。

そして、
予報通り雨になってきました。
だんだん激しくなって、
最後は豪雨といってよいほどに・・・
身を隠す場所もなく、
雨の中で、
カッパを着たり、
ザックカバーをつけたりしました。
カメラはポリ袋に入れて、
しっかり防水しました。
(だから何も撮れない!)

白根山は雨の多い山だそうです。
毎年、
カッパを取り出しています。



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白根山に戻るまでに、
雨はやみました。

名前が分からないのですが、
コケなのでしょうか〜
雨上がりで、
とてもきれいでした。


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上に同じです。


往きにゆっくりし過ぎたため、
時間が余らず、
白根山の「お釜」見学はなしで、
15:50の最終バスでホテルに戻りました。


◎  池めぐり 

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志賀高原4日目は晴天です。
今日は「池巡り」、
志賀高原で最もポピュラーなハイキング・コースです。

日焼けしそうなので、
長袖のシャツにしました。



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バスを乗り継いで・・・
予定のバス停からちょっと登るとリフトがあります。
そこに国定忠次が隠れたという岩があります。
今回は撮っていませんが・・・



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登った所が前山湿原で、
標高1796mです。
あまり湿っているようには見えませんが・・・



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ワレモコウ(吾亦紅) バラ科
イワショウブ(岩菖蒲) ユリ科

今回、始めてワレモコウに出会いました。
小さな池が沢山ある「四十八池」に行けば、
いっぱい見られるでしょうが、
始めての花は貴重です。



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前山から5分ほどで、
渋池に到着です。
小さいですが、
美しい池です。

美しい池ですが、
その美しさを、
うまく撮れません。
毎年同じショットばかりです。



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浮き島が連なって浮かんでいます。



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ミヤマホタルイ(深山蛍藺) カヤツリグサ科



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モウセンゴケ(毛氈苔) モウセンゴケ科


渋池から先きは、
しばらく何もありません。
ほぼ平坦な、
林の中の道で、
その両側には笹が茂っています。

このコースは人通りも多いので、
大丈夫でしょうが、
「熊に注意」と掲示してあります。
今年は忘れないで鈴を持参したので、
ぶら下げてチリンチリンと鳴らしながら歩きました。
(焼額山でも白根山でも鳴らしました)


◎  池めぐり(2) 

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青空で、
暑い日が照りつけますが、
幸いに、
道は林の中です。

渋池から、
次の池へ向かいます。



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四十八池湿原に到着です。
小さな池塘が沢山あります。
それを四十八と称しているようです。

赤く見えるのは、
土でなくて、
モウセンゴケです。



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ワレモコウに赤トンボ。



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池以外も湿地ですから、
木道を歩きます。



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マルバダケブキ(丸葉岳蕗) キク科

大きくて目立つ花です。
木道の上で、
この花の名前を聞かれましたが、
その時は分かりませんでした。
聞いてきたのは西洋人です。

普通に日本語を話します。
奥さんは小柄な日本人です。
その奥さんと妻と話をしていたようです。
あとで聞くと、
この外人さんは、
日本生まれの日本育ちだそうです。

このご夫婦とは、
もう2回会うことになります。



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ミヤマホタルイ(深山蛍藺) カヤツリグサ科



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ワレモコウ(吾亦紅) バラ科

この湿地で、
ようやく群生に出会いましたが、
木道の上からの撮影になりますので、
青空をバックに、
という写真は撮れません。



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ミタケスゲ(御岳菅) カヤツリグサ科


四十八池湿地から、
次は大沼へ向かいます。
長い下り坂が待っています。


◎  池めぐり(3) 

四十八池を跡にして大沼に向かいました。


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タケシマラン(竹縞蘭) ユリ科

大沼へは下り坂です。
石ころの階段や木の階段で、
老人には、
歩きにくい道です。

下り始めた所で、
逆コースで登ってきた人が、
「階段、まだ続きますか?」
と聞いてきました。
かなり参っているようです。
「もうすぐ終わりますよ」
と答えましたが、
下って行く坂の長さが推定できます。



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しばらく下った所で、
木々の間に大沼の水面が見えます。
今日は天気がよいから、
コバルトブルーです。



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湖面が見える度に、
休憩も兼ねて写真を撮りました。
水面のレベルまで下らなければなりません。
もうちょっとのようです。



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到着です。
前日のような霧だったら・・・
ここの水の色を見るには、
晴れていなければいけません。



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湖岸にレストハウスがあります。
ここで昼食です。
ゆっくり食べて、
セルフサービスのお茶をたっぷり飲んで、
さあ出かけようというとき、
あの外人さんご夫妻が入ってきて、
隣のテーブルに着きました。
互いに顔を合わせて、
ニコッとして、
別れました。
このあとで、
もう一度会おうとは・・・



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ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科

この花は、
もう何度も掲載しましたが、
湖岸にまとまって咲いていました。



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ハクバブシ(白馬付子) キンポウゲ科

ブシはトリカブトの別名だそうです。
ヤナギランのそばに咲いていました。



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ミヤマシシウド(深山猪独活) セリ科


これから、
レストハウス前を出発して、
コバルトブルーの池の縁をめぐり、
池尻に出て、
バス停までの長い道を歩きますが、
もう急な坂はない筈です。


◎  池めぐり(4) 

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木の間隠れに見える池の色を楽しみながら歩きます。



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沼の水面の色を、
昨日は「コバルトブルー」と書きましたが、
ガイドブックなどには「エメラルドグリーン」と書いてあります。
間違ったかな、
という気もしますが、
反射の具合で、
「ブルー」にも「グリーン」にも見えます。



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この場所からだけ、
木に遮られずに湖面を見るとことができます。



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沼尻です。
ここで大沼とお別れです。
たくさん写真を撮りました。



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水面の皺(?)です。



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ウツボグサ(靫草) シソ科

沼尻のあたりには沢山生えているのですが、
もう終わりかけで、
紫の花びらが落ちてしまって、
軸だけ残った個体が多くなっていました。



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沼を背にして、
こんな、
歩き易い道を行きます。



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ヨツバヒヨドリとクジャクチョウ。

このチョウを見つけて、
撮影に、
かなり時間をかけました。

こんな風に羽を開いてくれないのです。
羽を閉じたままで蜜を吸っています。
その内開くだろうと、
待っているのですが、
開くと、
飛んでしまう。
次の花で、
また閉じたままで吸っている。
開くのを待っている・・・

ちょうどいい時刻のバスがあったのに、
時計を見るとキツそうになってしまいました。

他所でも、
ゆっくりしていたのですから、
この所為とばかりはいえませんが、
直接的にはこのチョウの所為で、
数分の差で、
バスに乗り遅れました。

バスはおおよそ1時間に1本です。
バス停は、
トイレもあって、
りっぱな建物です。
外にいれば風も通って涼しいし、
早く帰ってホテルでボーッとしているのも、
ここでボーッとしているのも大差ありません。
(なんて、自己弁護して、待っていました)

車がときどき通ります。
そんな車の1台が通り過ぎて、
Uラーンしてきて、
逆方向に行ったかと思うと、
再びUターンして、
目の前で停まりました。

さっきの外人さんご夫妻です。
窓を開けて
「奥志賀の方へお帰りなんでしょ?
そちらの方を通りますから、乗っていきませんか?
バスはなかなか来ないでしょ?」と、ご主人。

「いえ、もうじき来るから大丈夫です」
「ほんとに通り道なんですから、乗りませんか?」
「それじゃ、お言葉に甘えて・・・」
ということで、
「袖すり合うも他生の縁」というのでしょうか、
乗せてもらうことに。

車中では、
ご主人がよくしゃべります。
「あなたのホテルの先きの山の村に住んでいます。
小学校で英語を教えています・・・」
(この人、バイリンガルなんですね)

大沼の沼尻で撮影に夢中になっているころ、
このご夫婦に追い越されたのでしょう。
私たちよりもかなり早く下山して、
どこかに置いた車に戻って、
帰宅の道を走り始めたところで、
私たちを見つけてくれたようでした。


ホテルの車寄せ---ドアのすぐ前に車を停めてくれました。
ベルボーイ(といっても年配の男性)がさっと寄ってきて、
車のドアの前に立ってくれました。
(ちょっといい気分!)

”Thank you very much.” ではなくて、
「有難うございました。お気をつけて!」と、
お別れしました。

ホテルで、
風呂に入って、
ビールを飲んで・・・
よい1日でした。


◎  東館山高山植物園 

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志賀高原5日目。
最後の日となりました。
午後3時頃には迎えのバスがきます。

今回は天候に恵まれません。
前日だけが、
雨具の心配なしの晴天でしたが、
この日はもう下り坂の予報。
山の上の雲もなんだか怪しげです。

ホテルに近い東館山(標高1994m)にある高山植物園に行くことにしました。
この植物園は始めての訪問です。

前々日だったか、
バス停で出会った夫婦が、
これから行くというので、
聞いてみたら、
「たいしたことないですよ」
との返事でした。
期待はしていませんが、
最終日の半日をつぶすには手頃と思われました。



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植物園にはリフトで上ります。
登り口迄は歩いても30分位ですが、
バスに乗りました。

ひとつ手前の停留所で降りて、
ちょっとだけ湿地帯の木道を歩くことにしました。



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ミヤマアカバナ(深山赤花) アカバナ科

小さな可愛い花です。
今、いろいろと調べて「ミヤマアカバナ」と推定しました。



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ウメバチソウ〔梅鉢草〕 ユキノシタ科

これも可愛い花ですが、
ひとつずつしか咲いていなくて、
淋しいので、
なんとかツボミと一緒の花を探しました。



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リフトに乗ったときは青空でした。
行く人、帰る人。

リフトに乗った所は高天原(タカマガハラ)といいます。
日本神話の天孫降臨とは関係ないみたいですが、
どうしてこんな地名になっているのでしょう。



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リフトに乗っているとき、
膝にチョウが・・・
わたしなら、
女性の膝を選びますけどねぇ・・・



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リフトを降りてから、
かなり坂道を登ります。
これは想定外でした。

登っているうちにガスってきました。
今回の志賀高原は霧との縁が深いです。



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タテヤマウツボグサ(立山靫草) シソ科

立て札に書いてあった名前です。
他所で見たウツボグサと同じなのか、
別種なのか、
分かりません。

残りの写真は次回に。


◎  東館山高山植物園(2) 

山の上の植物園の続きです。


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サワギキョウ(沢桔梗) キキョウ科

思ったよりも充実した高山植物園で、
いろいろな花が咲いていましたが、
目を奪われたのがこの花です。

沢山咲いていたし、
色がきれいだったし・・・



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上に同じ。



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ハクサンシャジン(白山沙参) キキョウ科



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ホツツジ(穂躑躅) ツツジ科



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ハクサンフウロ(白山風露) フウロソウ科



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カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科

なでしこジャパンにあやかって、
ぜひ載せたいと思いましたが、
群がって咲いていると、
しおれた花が何個もあるので、
孤独に咲いている写真にしました。



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同じリフトで下ります。
霧が広がったり、
少し晴れたり、
そして向うの山も雲に覆われています。



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ホテルに帰る途中で見たシラカバの幹。
人の顔に見える木がないか、
探していたら、
こんな、
シーラカンスみたいなのが見つかりました。


ホテルに戻って、
遅めの昼食。
ロビーのテレビで高校野球をみたり、
居眠りしたりしていました。

迎えのバスは予定よりも早めに来てくれました。
乗り込む頃には本格的な雨。
白根山を通り(不思議なことに、ガスっていません)
草津温泉を通り過ぎ・・・

高速道路は大渋滞!
との情報が入りました。
8月17日(金)、
この頃にはUターンは終わっているものと思っていましたが、
今年は分散型だそうで・・・

雨の中を、
ノロノロ走ったり、
スイスイ走ったり、
無事帰着しました。

長らく掲載してきました「志賀高原紀行」は、
これにて完了とさせて頂きます。



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