Photo & Essay

◎  初冠雪 

1昨日、10/24、
高い山には初冠雪がありました。

検索してみると、
白山(2702m):昨年より3日早く。
谷川岳(1977m):昨年より21日遅く。
月山(1984m):昨年より21日遅く。
などです。

この日は奥只見湖に行きました。
そして湖上から、
荒沢岳(1969m)の初冠雪を見ることができました。
紅葉の写真はさておいて、
とりあえず、
荒沢岳初冠雪の写真です。


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「秘境 奥只見」の看板です。
この左に道の駅など。
右にダムがあります。

雨です。
前線の影響で不安定な天気でした。



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奥只見湖です。
遊覧船に乗る頃は日が射したり曇ったりでした。



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遊覧船に乗って、
左右の紅葉を見ながら・・・
地元のガイドさんがついてくれました。

うっすらと雪化粧した山が見えてきました。
ここへ来る途中から、
今朝は初冠雪があったと、
話してくれていたのですが、
この山の雪を見ると、
ガイドさん自身が感激してしまっていました。



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西の城、東の城・・・など、
いくつかの峰があるのですが、
「みんなひっくるめて『荒沢岳』でいいのだ」
とガイドさんはいっていましたが、
写真中央ちょっと右の山がそれだと思います。



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船が進みますから、
山を見る角度が少しずつ変わっていきます。



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遊覧船は奥只見ダムを出発して、
銀山平に到着します。
終着点近くでの撮影です。

荒沢岳は新潟県魚沼市にある山。
銀山岳と呼ばれていた時代もある。
標高1,969m。
綺麗な三角形の山頂部を中心に両翼を広げ、
均整のとれた山容を見せており、
沢には盛夏なお雪渓を残し、
日本アルプスの峰を思わせるような高山的な姿には人気がある。

(Wikipedaより)


◎  奥只見湖へ 

昨日は突然、
10/24の荒沢岳初冠雪から始めましたが、
今日は遡って、
奥只見湖へ行くまで、
についてです。

前日(10/23)は、
清津峡温泉に泊まりました。
「清津峡」については、
後日写真を載せますが、
紅葉は漸く始まったところ・・・
ほとんど青葉でした。


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「道の駅 ゆのたに」です。

前日は、
ずーっと降り続いていましたが、
朝になって青空も見えてきました。

ここから地元ガイドが乗り込み、
バスは「奥只見シルバーライン」を通って、
奥只見湖へ向かいます。

ガイドさんの話。
「この『シルバー』はお年寄りのことでありません。
金銀の『銀』です。
延長22kmありますが、その内18kmがトンネルです。
電源開発-----ダム建設のための道路として開通しましたが、
現在は観光用に使われています。」

昔、只見川の上流では銀が採れたそうです。



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奥只見湖駐車場。

バスが着いた時は日が射して、
紅葉が輝いていたのですが、
早めの昼食を食べている内に、
雨になってきました。

変わり易い天気です。
(男心なのでしょうか? 女心なのでしょうか?)



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奥只見ダム。

この右側に昇りの道があります。
傘を差して、
ぞろぞろと登っていきました。



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イタヤカエデ(板屋楓)だと思います。
「奥只見湖の紅葉は現在7分、女性でいえば18歳くらい」
とガイドが言っていました。
ちょうどそんな感じでしょうか。



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雨の中、
坂道を昇り切ったところです。
もうすぐ船着き場です。



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湖岸のススキ。

行列を作って並んでいる内に晴れてきました。

そして乗船開始です。


◎  奥只見湖の紅葉(1) 

いよいよ遊覧船に乗り込みます。


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「ファンタジア号」300人乗りです。

行列の最後に並んでいましたので、
乗り込んでみると、
1、2階の座席はいっぱいです。

どうせ写真を撮るのだからと、
屋上に上がりました。



2奥只見湖地図

地図を載せておきます。
赤い線が航路で、
地図の右から左へ進みました。
初冠雪の荒沢岳にも赤丸をつけておきました。

地図には、
真下へ向かって細い点線が記入されていますが、
尾瀬に行く航路だそうです。



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ファンタジア号が向かって行く方向です。
地図で分かるように、
この湖は枝分かれが多いですから、
こういう風景に何度も出会いました。



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出発前、
船の左側です。
水面と樹木の底辺の間に、
土が見えますが、
幅は約10mあるそうです。

ガイドの説明では、
「夏の甲子園----高校野球を見る人たちの、
エアコン、テレビの電力消費をまかなうために、
発電量を増やしたので、
水面が下がってしまって、
そのまま戻りません」
とのことです。



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水鳥の1群が水面をかすめて飛びました。



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最初にもお見せした
初冠雪の荒沢岳が見えてきました。


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今日は雨となりましたが、
昨夜は晴れていて、
13夜の月を見ることができました。


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◎  奥只見湖の紅葉(2) 

同じような写真が続きますが、
ご容赦を。


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水際のむき出しの土肌が気になりますが、
夏に電力を使ったせいだといわれれば、
我慢するしかありません。



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「天使のはしご」らしい光線がうっすらと見えるのですが・・・

「薄明光線」ともいい、
雲に隠れている太陽から漏れた光が、
放射状に降っているように見える現象です。



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逆コースからの遊覧船とすれ違いです。



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雪山の見える角度が、
最初と違ってきました。
もうじき船の終点、銀山平です。

このころは、
気温も下がってきたようですし、
湖上の風も一段と強くなりました。

体が冷えてきたし、
写真も撮り飽きたし、
最後の5分くらいは船室内に入りました。



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遊覧船を降りると、
バスが待っていてくれました。
その駐車場前の紅葉です。

これで奥只見湖とはサヨナラです。


◎  西福寺 

奥只見湖を後にして、
八海山に向かいましたが、
途中、
西福寺に立寄りました。


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西福寺本堂。
1534年に開かれた曹洞宗の寺です。



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裏庭に面して、
お宝展示室みたいな部屋が二つあって、
奥の部屋の障子戸です。



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鶴を1羽だけ撮りました。



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大浦開山堂。
(文化財のため、屋根が覆われています)

1857年に建立された鎌倉時代禅宗仏殿構造。
屋根は茅葺き二重層、
上層部は入母屋造り、
唐破風の向拝を有しています。

堂内の天井、欄間、壁面には、
幕末の巨匠、石川雲蝶の手になる彫刻、絵画があります。
(堂内は撮影禁止のため写真はありません)



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唐破風の向拝下部にある彫刻の右端です。



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お寺のそばの柿の木と民家。


ここでも晴れたり降ったりでしたが、
早めに切り上げて、
八海山に向かいました。
ロープウエイで4合目まで登って紅葉を見るのです。


◎  八海山 

西福寺からほどなく、
八海山に到着しました。

「八海山」を検索すると、
まず「清酒 八海山」が出てきます。
山の名を酒の名にしたのでしょうが、
酒の方が有名になっているのかも知れません。

Wikipedeaによれば、
八海山(はっかいさん)は、
新潟県南魚沼市にある岩峰群である。
最高峰は標高1,778mの入道岳であり、
古くから霊山として崇められてきた。

とのことです。

8つの峰からなり、
登るのが大変難しい山だそうですが、
4合目までロープウエイで登り、
紅葉を見て、
下界を見下ろして、
降りてきました。

八海山にも、
この日(10/24)初冠雪があったそうですが、
山頂は、
終日雲の中に隠れていて、
初雪で輝く峰と下の方の紅葉を併せ見ることはできませんでした。


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ロープウエイの駅を出た所です。

観光バスが次々と到着していましたから、
ロープウエイに乗る人たちが長い行列を作っていました。
15時少し前に到着しましたが、
上に登ったのは15時半過ぎでした。



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雲が増えてきましたが、
遠くの山もこんな風に見えました。



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少し坂道を登ると、
展望台があります。
その麓で撮ったススキです。



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展望台の上から、
登山道の方を望みます。

見えているのは、
頂上でありません。

幾つもの起伏を登ったり下ったりしながら、
山頂に至るそうです。

避難小屋が見えます。



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下界を見下ろします。

山間の茶色な平地は、
街か田んぼか、
判然としませんが、
この辺の田で採れる米が、
「魚沼コシヒカリ」という最高ブランドです。



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八海山遥拝所です。
展望台の裏手にありました。


ロープウエイで下り、
バスで越後湯沢駅迄走り、
上越新幹線で帰りました。

2日目の写真から始めてしまいましたので、
1日目の報告はあとになります。


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今日、10月31日はハロウィンです。

またまた Wikipedia から引用すると、
ハロウィーン(Halloween, Hallowe'en)は、
ヨーロッパを起源とする民俗行事で、
毎年10月31日の晩に行われる。
西ヨーロッパ古代のペイガニズム(自然崇拝や多神教の信仰など)
にもとづく死者の祭りおよび収穫祭、
とりわけケルト人の行うサウィン祭(収穫感謝祭)に由来するとされている。

とのことです。

奥只見湖を案内してくれた現地ガイドが、
小さなカボチャを沢山持ってきて、
分けてくれましたので、
貰ってきたカボチャを撮って、
目や口を描きました。


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◎  塩沢町 

奥只見湖、八海山の写真を載せましたが、
その前日(10/23)の写真です。

上越新幹線を越後湯沢駅で降りて、
まず塩沢町に向いました。
駅を降りた時から雨でした。


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塩沢町の牧之通り。

「三国街道塩宿牧之通り」のHPからの抜粋です。
塩沢町の中心街は
旧三国街道(日本海側と江戸を結ぶ輸送路)沿いの宿場町として栄えておりました。
それから300年。
その歴史と文化を復興させようと
1998年より地元住民が町や県と議論し、
結論は「雪国の歴史と文化の街」ということに集約されました。
そして県の事業認可を経て2003年より市、県、国が一体となって街づくりを進め、
2009年に三国街道塩沢宿「牧之通り」として完成いたしました。
「牧之通り」とは、
江戸時代の雪の書「北越雪譜」を書いた鈴木牧之(ぼくし)にちなんで名付けられました。




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「北越雪譜」(小さな文字が読みにくいでしょうから下記します)

江戸後期に雪のことを記した世界最古の本格書物。
豪雪地新潟県の魚沼を中心に詳細に生活を活写。
構成は初編3巻、二編4巻の計2編、合計7巻。
雪国の風俗・暮らし・方言・産業・奇譚まで
雪国の諸相から多角的かつ詳細に載っている。
雪の生活の民俗学的価値を持ち、
更に当時としては画期的な雪の結晶の絵などもある。
1837年(天保8)に江戸で出版され
当時のベストセラーとなった。




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電線の地中化が行われ街の中から電信柱と電線が消えています。
各家も白い壁と黒い柱で統一されていて、
住民の熱意が感じられました。



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「雁木通り」の復活も重要なことでした。
1枚目、3枚目の写真を見ると、
各家が軒を出して柱で支えています。
古来のアーケードです。
雨の日にも役立ちますが、
豪雪地帯の冬には、
大切な歩道となります。

そんな雁木通りに花嫁さんがいました。
古い商店の格子戸をバックに写真撮影中でした。



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銀行の窓口です。
「御相談処 壱」の窓口にお客さんです。



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塩沢の特産品は、
「塩沢つむぎ」「はっか糖」、
現在では「魚沼こしひかり」が、
それに加わります。
薄荷はここの特産品です。


古い宿場を復活させた話なので、
「塩沢町」と書きましたが、
現在は合併により「南魚沼市」となっています。

このあと、
雨の中を清津峡へと向かいました。


◎  清津峡 

塩沢町をあとにして、
この日のメイン観光地であり、
宿泊地でもある清津峡へ向かいました。

清津峡(きよつきょう)は、
信濃川の支流である清津川が形成した峡谷。
全長約12.5キロメートル。
国の名勝および天然記念物に指定されている。

上信越高原国立公園内にあり、
黒部峡谷、大杉谷とともに日本三大渓谷のひとつに数えられている。
清津峡の入口には清津峡温泉という温泉街がある。
秋の紅葉の時期には1年で最も賑わう。

(Wikipedia から)

まだ紅葉していなかったので、
そんなに賑わっていませんでした。


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清津峡観光用トンネルの入り口。

清津峡渓谷トンネルは全長750メートルの歩行者専用トンネルで、
トンネルの途中に3つの見晴所、
終点にはパノラマステーションがあり、
そこから渓谷美を楽しむことができる。

(Wikipedia から)

合計4ヶ所のビューポイントがあります。



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トンネル内部。

以前は、
清津川沿いの遊歩道から景色楽しみましたが、
落石死亡事故が発生したため、
遊歩道は通行禁止となりました。
その後、
安全に観光できるよう、
歩道トンネルが建設されました。



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「見晴所」(ビューポイント)

トンネルの途中に横道が掘ってあり、
渓流のすぐ上で開口しています。
ここから、山肌、流れ、そして紅葉を見ます。



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峡谷(清津川)。



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雨に濡れている岩。



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岸壁。



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先日訪れた北海道の層雲峡と同じく、
峡谷の岩全体に、
柱のような割れ目が見られます。
これを「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼びます。
地表に吹き出した溶岩が固まるときにできたものだそうです。



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歩道トンネルのすぐそばにある温泉旅館、
ここが今夜の宿です。

入り口の提灯に「日本秘湯を守る会」とあります。
秘境を見て、
秘湯に入って、
地酒を飲み、
山の幸、魚沼コシヒカリを食べました。

次の日に、
奥只見湖(掲載済み)へ行きました。
掲載が順序が逆になりましたが、
これで「秘境の旅」を終わります。



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