Photo & Essay

◎  春光 

「春光」は春の季語で、
春の景色、春の様子である。
春の日光でなく風光であるが、
ふつう陽光のかがやかしさの意をこめて用いている。

とのことで、
「陽光輝く春の景色」です。


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メタセコイア(曙杉) スギ科



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タケ(竹) イネ科



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ナンテン(南天)と手水鉢 メギ科 



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ドウダン(灯台) ツツジ科



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ミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科


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季語を取り上げましたので、
俳句をと思いましたが、
写真にふさわしい句が見つかりません。
それで、
美しいピンチヒッターの登場です。


6ローランサン

マリー・ローランサン『女と犬』(ブリヂストン美術館蔵)

春光やローランサンの白き肌   岩月優美子


◎  飯能の雛祭 

3月3日まで、
飯能の市街だけでなく、
近郊までを含めて、
雛祭りが行われているそうです。

その中で中心的な会場が、
「絹甚」というかつての絹問屋の蔵店です。


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玄関の格子戸の前には吊るし雛が下がっていました。
看板が半分しか写っていませんが、
飯能市 文化財
店蔵 絹甚

と書いてあります。



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今となってみると、
愚かなことに、
店蔵の全景が撮ってありません。(涙)



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屋根は撮ってあります。



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2階と卯建(うだつ)。
りっぱな卯建が上がっています。

ご覧のように間口の狭い蔵です。



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中に入ると、
赤を基調とした華やかさに圧倒されます。
そして段飾りばかりでなく、
天井から下げられた吊るし飾りが目を奪います。

目が回った感じがして、
よく控えてこなかったのですが、
豪華な宮殿は明治時代のものでしょうか。



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正面から下まで撮ると、
宮殿の中の内裏雛、
左大臣、右大臣、
3人官女、
5人囃子、
その下の仕丁3人、
欠けずに揃っています。



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吊るし飾り。




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これらは、
サークルや、
地元商店街の奥さんたちの制作になるものだそうです


◎  ひな飾り 

飯能市のひな飾りの続きです。


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前回にも書きましたが、
赤基調の華やかさに圧倒されました。

店蔵の中で展示の説明をしているのも、
見物に訪れているのも、
ほんとんど女性、
(男性も少しはいましたが・・・)
ということもあったかもしれません。

もう少し落ち着いて、
冷静に撮ればよかったものを、
と今更後悔していますが・・・



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3段で木目込み人形が飾ってありますが、
上の段が、
25日にパノラマ写真で載せたお雛様です。
2段目の3人官女と5人囃子、
3段目の3人の仕丁が、
「木目込み人形 53年前」のセットのようです。
(今写真を見て、そう理解しています)

そして2段目の左側に置いてあるのが、
「木目込み人形 約100年前」で、
3段目の左に置いてあるのが、
「木目込み人形 約150年前」なのですね。

100年前、150年前の雛を個別に撮ればよかった、
と後悔しております。

そういうことになったのは、
私が悪いのではなくて、
みんな「赤」の所為だということにして、
自分を慰めています。



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男雛。
1段目だけは大きく撮りました。



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女雛。



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これもなんとなく撮ってきましたが、
写真を見ると、
2組混合しているような・・・

説明員の方もいたのですから、
聞いてくればよかったのに・・・

左側の宮殿の写真を下に。



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御簾の内側にお内裏様、
すぐその前に3人官女、
階段の上、欄干の内側にいて、
しかも中央の官女は立っています。
所定の場所でないような気もしますが・・・


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「雛壇」の俳句を探したら、
「雛壇のうしろ・・・」という句がいくつかありました。

雛段のうしろのものに用のあり   吉田呉天

同じような思い出があります。
狭い部屋に飾るから、
「用のある」ものが取り出せず、
困りました。

雛段のうしろの闇の寒さかな   海老沢雨梗

光も暖房も届かないという具象的なことなのか、
あるいは抽象的な意味を詠んでいるのか、
自由に鑑賞なさって下さい。

雛壇のうしろに屯(たむろ)する歳月   山元志津香

これは目に見えぬ長い年月・・・
昭和も大正も明治も、
遠くなってしまいました。


◎  吊るし飾り 

飯能市のひな飾り。
今日は吊るし飾りです。

これらは、
最近の制作だと思います。


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これは、
幅50cmほどの長い布を下げて、
それに椿の花が咲かせてありました。
下の方にもありました。


◎  御殿まり 

飯能市のひな飾りの最終回です。

御殿まりは吊るし飾りにも使われていましたが、
緋毛氈の上にも並べてありました。

似ているようで、
みんな違う・・・
面白くて、
沢山撮ってきました。


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最後は鞠でありませんが、
鞠と戯れたらよかろうと・・・


これで飯能市の「ひな飾りシリーズ」は終わりとします。


◎  シルエット 

赤基調の写真が続いたので、
今日は黒基調で,
春を待つ樹木のシルエットです。


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最後はサクラ。
芽が膨らんでいるのが分かります。
花が咲くまであと1ヶ月、
待ち遠しいですね。


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昨日は南風が強く吹いて、
「春一番」の宣言がありました。

自転車の屍累累春一番    木村茂登子

昨日の午後、
風の中を少し歩きましたが、
どこの自転車置き場でも、
打ち重なって、
みんな倒れていました。

並べて置かれた自転車は、
連鎖的に倒れます。
「将棋倒し」という言い方もありますが、
「自転車倒し」といったらよいのではないかと思っています。


◎  女雛の横顔 

飯能市のひな飾りを連載していて、
思い出したことがあります。

今日は3月3日なので、
そのことを・・・

まず、
わが家の女雛を紹介します。
今年も飾っていますが、
撮ったのは2006年の2月です。
あえて古いファイルから探し出してきました。


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2006年(この年の1月からブログを始めました)の2月、
ある方のブログで、
女雛の美しい横顔を見せてもらいました。

わが家でも飾ったところだったので、
チャレンジしてみましたが、
とても敵わないと、
諦めてしまって、
お蔵入りしていた写真です。



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普通に見ていれば、
それなりに美しいのですが、
近寄っていくと、
アップに耐えないというか、
お肌や目元にアラが目立ってくるのです。



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これはやや左からの撮影ですが、
その方のは、
右からで、
真横に近い撮り方でした。

アングルをそっくり真似て、
右から狙いましたが、
「人形の品質が違う、値段が違う」
と実感してしまいました。

そんなにいい写真なら紹介してくれたらと、
お思いでしょうが、
その方の、そのブログは、
消えてしまっています。

残っているのは、
7年前の記憶だけです。
(記憶は時間の経過とともに美化されていくものですが)
その雛人形の
白い、
美しい横顔に、
今も憧れを抱いています。


◎  上野動物園へ 

2月28日、
上野動物園へ行きました。


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上野駅から公園に入って、
歩いていくと見えてきたオブジェみたいな時計。
今日は10時集合です。
(ちょっと早すぎたかな?)


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【種明かし】
時計の後にあるのは交番の屋根です。



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中央広場の左手から、
幼稚園児たちがぞろぞろとやってきました。

今バスが着いたのでしょう。
みんな元気いっぱいです。



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園児たちは団体入り口から入場ですが、
私は券売所付近でメンバーが集まるのを待ちました。

全員揃ったので、
入場券を買って入りました。
集まったのは、
全員65歳以上で、
シニア料金¥300です。



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入るとまた園児たちと一緒になりました。
トイレタイムのようです。



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見上げると、
南国のような空の景色。

われわれ老人も、
幼い園児たちも、
好天に恵まれ、
有り難いことでした。
(次の日は春一番で、ものすごい強風になりましたから)


◎  光に向かって 

暗い冬が終わって、
万物が再生する光の春。

暗いトンネルを彷徨った末に見る
前途の光明、明るい未来。

迷いの道で、
漸く見つけた神の光、仏の光。

光は人に希望を与えてくれます。


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すぐ上の写真の上部の引っくり返し。
2階から階下を覗いている感じになりました。
(意味が分かるでしょうか?)



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種明かし。
(引っくり返す前(元)の写真。
歩行者が天井のガラスに写っています)

上の、引っくり返した写真の方が、
「前途の光」を感じさせませんか?


◎  東京駅中央部 

東京駅丸の内駅舎の紹介です。


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「東京駅」の石碑。
横に長〜い丸の内駅舎の中央にあります。



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アーチ状の屋根のある部分が、
「東京駅」と書かれた石碑の上部になります。
その屋根の上に人の形みたいに見えるものが・・・



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少しアングルを変えると、
仏像じゃないかという気がしてきました。



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正面から見上げると、
こんな形でした。



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上のアーチ状屋根の下。
ここは「皇室専用貴賓出入口」です。

さすが東京駅。
開かずの扉みたいなのが、
ど真ん中に位置しています。



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「皇室専用貴賓出入口」前の車寄せです。



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もう一度「皇室専用貴賓出入口」正面ですが、
このデザインは何を表しているのでしょうか?

奥の扉はしっかりと閉じていて、
その前に、
更に鉄柵があるわけですが、
このデザインが、
そんな堅苦しさを和らげてくれています。


◎  東京駅丸の内駅舎の各部 

とりとめのない「各部」の紹介ですが・・・


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昨日の「皇族専用貴賓出入口」のすぐそばです。
細いながらも白い列柱の奥に、
簡素ではありますが、
軽薄でない、
白い扉が見えます。



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近づいてみると、
「駅長室(Station Master)」

東京駅の駅長はJRの取締役だそうですから、
エラ〜イ人です。

いくらエライ駅長でも、
管理対象は内部でしょうに、
駅長室の扉が外を向いているというのは面白いと思います。
(中にも扉があるのでしょうね)



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1階のガラス窓。
素敵なデザインが目につきました。



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この窓は普通のガラス板ですが、
皇居に通じる通りの並木が映っていました。



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北ドームにつながる部分の窓。
多分ステーションホテルだと思います。

1度泊まってみたい気もしますが、
ずいぶん高そうです。



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ホテルの屋根部の欄干です。



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この部分は、
戦前にはあって、
戦後の修復では省略されていたのが、
今回復活しました。



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レンガ。
多少古そうに見えるものと、
新しそうなものと並んでいます。
(古いのが、どの位古いのか分かりません)


◎  竹 

花が続いたので、
趣向を変えて、
竹にします。


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わが屋戸の いささ群竹 吹く風の
音のかそけき この夕かも

大伴家持(万葉集巻19)

【大意】
わたしの家の、
ささやかな竹の茂みを吹く風の音が、
かすかに聞こえるこの夕べよ。


このところ、
春の嵐の吹き荒れる日が多く、
今日も強風が吹いています。
早く収まって、
家持の歌のような、
「かそけき音」で吹く風になることを
願っています。


◎  コーヒーブレイク 

今日は春分の日、
祭日ですから、
チョッとコーヒーブレイクにして、
まとまりありませんが、
載せ残した写真を取り混ぜて・・・


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いつものカフェで
カプチーノを頼むと、
ハートの形を作ってくれるのですが、
ふと入ったカフェでは、
こんな模様を作ってくれました。



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春の空。



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曲線美。



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銀輪。
自転車が輝いています。



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枯れ草も輝いて・・・



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ナノハナも輝いて・・・



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「菜の花」のあとには
「月」と「日」がこなければいけません。
2個の丸い明かりを見立てました。
(無理矢理です!)

菜の花や月は東に日は西に   蕪村


◎  野の散歩 

昨日は近くの街歩きの写真でしたが、
今日は近くの野を歩きました。
野といっても、
畑地の縁です。


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作付けはこれからです。



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春耕。



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樹影。



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ホウレンソウ。

これを検索すると、
「ビジネスマナー」の基本が出てきます。
「ホウ」は報告。
「レン」は連絡。
「ソウ」は相談。
「ホウレンソウ」は「仕事の動脈」「組織の血液」だそうです。

こんなことを朝礼でいわれたことがあったような気もしますが、
遠い昔となりました。



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狭山茶。



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落とし物。

拾ったら、
たいていの人は、
道路よりも高い所に上げておきます。

落とした人は、
多分路上ばかり見て探します。

親切に拾い上げた落とし物が、
探しに戻った人に見つかる確率は、
どのくらいなのでしょう?



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