Photo & Essay

◎  国立新美術館 

5月12日、
国立新美術館で、
「貴婦人と一角獣展」を見てきました。

これはフランス国立クリュニー中世美術館が所蔵するタペストリーで、
6枚組になっています。

一角獣(ユニコーンともいいます)は、
額の中央に一本の角が生えた馬に似た伝説の生き物で、
非常に獰猛で、力強く、勇敢で、
相手がゾウであろうと恐れずに向かっていくといいます。
足が速く、その速さはウマやシカにも勝り、
角は長く鋭く尖っていて強靭で、
どんなものでも容易に突き通すことが出来たといいます。
しかし処女の前では獰猛さを忘れ、
膝に頭を置いて眠りこんでしまうといいます。


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美術館前のポスターです。

6枚のうちの3枚がポスターになっていますが、
右は旗竿と一角獣の角を握っていますので「触覚」を表すといわれ、
左は楽器を奏でているので「聴覚」を表すといわれます。
この他に「味覚」「嗅覚」「視覚」の図があり、
人間の五感を表わしています。
中央の図は貴婦人が入っているテントの上部に、
「我が唯一の望み」と書いてありますが、
その意味は「愛」「知性」「結婚」など諸説があって、
いまだ謎に包まれているそうです。



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国立新美術館のエントランスと外観。

2007年に開館したとき、
建物の内外を撮りましたが、
それ以来の撮影です。

以下の写真は内部の撮影です。



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フランスへ旅をしたのは15年以上も前のことです。
フランス旅行の常として、
最後の訪問地がパリ。
そして最終日が自由行動でした。

前の晩になって、
さてどこへ行こうかと考えました。
パリは初めてでした。
ルーヴルもいいし、
オルセーもいいし、
だけど観光シーズンの最中ですから、
大混雑が予想されます。

ガイドブックをめくっていたら、
クリュニー中世美術館というのが見つかり、
そこの目玉が「貴婦人と一角獣」のタペストリーだと知りました。
ちょうど「一角獣」というものを知ったばかりだったので、
ここに決めました。

夜、添乗員から電話がありました。
「明日はどちらに行かれる予定ですか?」
「クリュニー中世美術館に行きます」
「分かりました。お気をつけて」
全員の行く先を確認しているようでした。

しばらくしてからまた電話がありました。
「私もご一緒していいですか?」
「どうぞ、一緒に行きましょう。それで〜歩いて行くつもりなんですが・・・」
「・・・・・、分かりました。歩きましょう」
ということになりました。
とても人柄のよい添乗員でしたから、
大歓迎でした。

翌日は晴れて、風の寒い日でした。
妻と添乗員と3人で、
賑やかな朝市を見たり、
リュクサンブール公園の中を歩いたり、
カフェに寄ったり、
パリの散歩を楽しみながら、
美術館に着きました。

案の定空いていて、
中世の美術をゆっくりと楽しむことができました。
そして
最後のタペストリー6枚に圧倒されました。

そんな古い記憶をたどりながらの、
懐かしい展覧会でした。


◎  東京ミッドタウン 

国立新美術館から東京ミッドタウンに向かいました。


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すれ違ったお嬢さん。
こういうのを「スキニー(skinny)」というのでしょうか?
「すきねぇ」じゃないですよ!



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最近は、
まつ毛の長い女性が多いと思います。

私が(医師の処方で)差している目薬の副作用に、
「まつ毛の異常」という項目があります。
具体的にいうと、
「まつ毛が濃く、太く、長くなる」そうです。

「目が悪くないのに、
この薬をまつ毛に差している若い女性がいます」
と薬局の人がいっていました。

私は差した後、
濡らしたティッシュで、
しっかり拭き取っています。



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ミッドタウンに到着。
天に向かってそそり立つ、
ミッドタウン・タワー。
高さ248mとか〜

上の方に小さな黒点があります。
拡大してみました。
(次の写真)



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鳥、トビでしょうか?
トビは上空を飛んでいたようですが、
ビルはもっと高いですね!



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館内に入り、
店先アートを撮りました。



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5月半ばでしたから、
シーズンのズレがあると思いますが・・・

続きは明日に。


◎  日曜午後のミッドタウン 

東京ミッドタウンの続きです。


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建物の中からガラス越しに眺めます。
画面奥のミッドタウン・ガーデンの緑の芝生にも、
その手前のテラスにも、
初夏の日曜の午後のひとときを
ゆったりと過ごす人たちで満ちています。



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すぐ下を見下ろすと、
ここにも、
それぞれのひとときを
楽しんでいる人たちがいます。

床の模様がうるさくもあり、
面白くもありです。



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ブリッジを渡って、
戸外に出てみると、
ミッドタウン・ガーデンの人たちを、
身近に見下ろすことができ、
きれいに刈り込まれた緑の芝生の上でくつろぐ姿は、
ヨーロッパの公園の様子と変わりありません。



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ブリッジの上で振り返ると、
パラソルの下にも・・・




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ミッドタウンの建物を出ると、
外のカフェにも・・・


この界隈で、
暗い話をしている人はいないようです。
みんな楽しいひとときを過ごしているんだなあと思いました。



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