Photo & Essay

◎  スイス紀行〜プロローグ 


長らく五百羅漢像を掲載していましたが
今日から新しい連載を始めます。

6月11日から25日迄の日程でスイスに行ってきました。
帰国後何日か経過してしまいましたが
旅行中は天候に恵まれ(過ぎ)て
かなりの疲労を抱えたまま帰国したため
休養しておりました。


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エーデルワイス。

スイスの国花ともいわれる花ですが
これはホテルの前に置かれた植木鉢の花です。
野性の花は滅多に見られないほど減少しているらしいです。

今回滞在したのは三つの村です。
まず最初がシャモニーで
この村はヨーロッパの最高峰モンブランの麓にあります。


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モンブラン(4810m)。

頂上は
お饅頭のような丸みを帯びています。
同行した女性が
「ケーキのモンブランの形でしょ」
といいました。

写真は
エギーユ・ド・ミディ展望台(3842m)から撮ったものです。


シャモニーの次は
ツェルマットです。
この村はマッターホルンの麓にあります。


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マッターホルン(4478m)。

前回ツェルマットを訪れたときは
雲に隠れていて
姿をほとんど見せてくれなかったのですが
今回は全身を見せてくれました。

写真は
ツェルマットの村はずれからの撮影。


最後は
ヴェンゲンという村です。
シャモニー、ツェルマットを「村」といいましたが
みんながそう呼んでいるから
それに従ったまでで
実際は
かなりの街ですが
ヴェンゲンは
ほんとに小さな村です。

この村からは
ユングフラウが見えます。
ユングフラウはアイガー、メンヒと共に
ベルナー・オーバーラント3山の一つとして知られています。


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ユングフラウ(4158m)。

泊まったホテルの玄関前からの撮影。


スイスでは
登山とハイキングの区別が
とても分かり易くなっています。
上に写真を載せたような
高峰、名峰に登るのが登山で
そういう山を見ながら
整備されたコースを歩くのがハイキングです。

3000m以上の展望台
2000m以上のハイキングコースへは
登山電車やロープウエイなどを使って
容易に登ることができます。

三つの村で
展望台に登ったり
ハイキングをしたり
街(村)歩きをしたりして
風景や花を撮ってきましたので
追々と紹介していきます。


◎  シャモニー到着 


6月11日旅の始まりです。


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成田空港。

この朝集合したのは
参加者8人と添乗員1人。
参加者の内訳は
夫婦と女性2人の4人グループと
もう2組の夫婦とで
合計3グループ。

チューリッヒに向けて出発しました。


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チューリッヒ空港。

成田が梅雨空だったのに対して
チューリッヒは真っ青な空。

6月のスイスはまだ涼しいと聞いていたのが
フェーン現象のためとかで
気温も高めでした。

ここでスイスに入国した後
国内線に乗り換えて
ジュネーヴへ。


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ジュネーヴ空港。

スーツケースが出てくるのを待って
バスでシャモニーに向かいました。

「スイス紀行」としていますが
シャモニーはフランス領です。

入国したのはスイスで
そのままバスはフランスに入っていきます。
スイスはEUに加入していませんが
数年前から
国境の管理はなくなったそうです。
(通貨だけは違って フランスはユーロで スイスはスイスフラン)

翌日バスでイタリアに行きましたが
何の審査もありません。
ヨーロッパはひとつの国みたいです。


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シャモニー到着。

午後8時30分でした。
写真は氷河から流れ出る青みがかった水をたたえたアルヴ川で
左側の建物が4連泊するホテルです。
(ホテルの全景は後日に)


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与えられた部屋は3階(日本式にいえば4階)で
そのベランダからの風景です。
モンブランが見えるとのことでしたが
雲が掛かっていました。

左下の一部と右側の教会の塔の望遠写真を下に載せます。


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バーです。


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教会の時計が9時過ぎを示しています。
日暮れまで
もう暫くあるのでしょう。

外は明るいですが
疲れたので
カーテンを閉めて休みます。

時差が7時間ありますから
日本時間では翌日の午前4時。
長い1日でした。

◎  シャモニー村歩き 


シャモニーでの一夜が明けました。
ヨーロッパに着いたときは
たいていは時差ぼけなしで済みますが
今回もそうでした。
(なにしろ素晴らしい晴天でしたから・・・)

この日は
お昼前のバスで
イタリアに行って
モンブランを反対側から見る予定になっています。


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6時に起きて
ベランダに出てみると
快晴で
モンブランがくっきりと見えていました。

イタリアに出かける前
2時間ほどの予定で
村の散歩をすることになりました。


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賑やかな通りに出る前なのですが
日本の風景に見えませんか?


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9時を廻ったばかりですが
レストランでは
楽しい会話が弾んでいます。


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小さな広場があって
そこに2人の銅像があります。
右手を挙げているのはモンブランに初登頂したバルマで
もう1人は博物学者のソシュールです。
ソシュールは賞金を提供して登頂ルートの発見に情熱を傾けました。
バルマが指差しているのはモンブランの頂上です。

初登頂は1786年8月8日のことだそうです。
(日本では天明6年 老中田沼意次が解任された年になります)


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少し離れた所にもう1人の銅像があります。
一緒に初登頂したパッカーです。
他の二人と別に建てられているのは
いろいろな事情があるようです。
彼は石に腰をおろして
モンブランと向き合っています。


この初登頂のお陰で
シャモニーは有名になり
モンブラン登頂の基地として
保養地として
発展したそうです。

私たちは「シャモニー」と呼んでいますが
「シャモニー・モンブラン」が正式名称だそうです。
シャモニーはモンブランの村なのです。


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ホテルのベランダから塔が見えた
サン・ミッシェル教会。


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アルヴ川の橋の欄干に飾られた花。


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建物は観光協会です。
上部の赤いのは看板で
"Office de Tourisme"
と書いてありました。

白い山はモンブラン。

◎  モンテ・ビアンコ 

 

シャモニー国鉄駅前発11:45のバスで
イタリアのクールマイヨールに向かいます。


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国鉄駅です。

定刻にやってきたバスは
小さな車で
数えてみたら
座席は16でした。

ほぼ満席で出発。
モンブラン・トンネル(11.8km)を抜けて
イタリアのクールマイヨールまで45分。

国境の長いトンネルを抜けると
そこはイタリア。
空が真っ青でした。


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バスの終点です。
ここはイタリア-----看板はイタリア語。

ここから路線バスに乗りました。


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バスを降りて
坂道を少し歩くと
ロープウエイの駅があります。
ちょうど1台が降りてきたところでした。

ところが
これから14時迄昼休みだというのです。
(さすが イタリア!)


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待ち時間で軽い昼食をとることにしました。
花の美しいカフェ・レストラン(上の写真)がありましたが
これも休み!
隣の冴えないカフェでパニーニを食べました。

でも
女将さんが愛想よくて
サービスもよくて
満足でした。


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ようやく14時になって
動き始めのゴンドラに乗りました。

昼食をとった所が1370m。
そこから2173mの中継点まで登って
更に3335mの展望台で
モン・ブランを見ました。
左側に一番高い尖った峰が見えますが
その右の白い雲が掛かっているのがそれです。

地図を見ると
モン・ブランに対して
シャモニーは真北にあり
クールマイヨールは東南にあります。
距離はどちらからも約10km。

フランス語では Mont Blanc(モン・ブラン)と
イタリア語では Monte Bianco (モンテ・ビアンコ)と呼びます。
どちらも「白い山」という意味です。


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展望台を降りてくると
今回の参加者で最健脚のSさんが先頭に立って
階段を登り始めました。
下りのロープウエイに乗るのだろうと思って
ついていきましたが・・・
階段が長過ぎます。

途中で息が切れました。
気がついてみると
ここは3000mを越える高所です。
空気が薄いのです。
もっとゆっくり登らなければいけなかったのです。

立ち止まって
水を飲んで休憩しました。
ようやく元気を取り戻して階段を登り切りました。


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最高地点の展望台です。

後で絵図を見ると
ここの高さは3375mです。
僅か40mの階段昇りに苦労しました。

雲も晴れて
モン・ブランが見えました。
シャモニーからとは反対側の姿です。
苦労が報われました。


来たのと同じ道を戻り
シャモニー駅でバスを降りて
アイスクリームを食べて
ホテルに帰りました。

◎  エギーユ・ド・ミディへ 


シャモニー滞在2日目。

この日も快晴!
富士山よりも高い展望台(3842m)
エギーユ・ド・ミディに登ります。

9時発のゴンドラに乗ろうと
ホテルを8時半に出発。

ゴンドラ駅まで
途中のスナップです。


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川に張り出したレストラン。

昨夜は
右端のテーブルでした。

今回のツアーについて説明しておきます。
全行程自由行動で
食事は朝食だけついています。
夕食は最初の1回だけついていましたから
みんなが揃って食べるのは
昨夜が最初で最後の晩餐でした。

行動は自由ですが
添乗員が企画してくれますので
よければそれに参加しますが
自分で他に行きたければ
それもよし
なのです。

何日目には**展望台に登るという縛りがありませんから
天候を見ながら添乗員がその日の企画をしてくれます。
だから登ってみたけれど
何も見えなかった
というような悲惨なことは起きません。

昨夜は窓から下の流れを見て
京都の川床みたいだと話し合いました。


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白い山が見えるから
ついついカメラが上を向きます。


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尖った山の頂上に白い針みたいなものが見えますが
ここがエギーユ・ド・ミディ展望台です。


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ゴンドラ駅に到着。
次の出発は9時です。

◎  雪山讃歌 


9時発のゴンドラに乗って
中間駅で乗り換えます。


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中間駅から見上げたエギーユ・ド・ミディ。


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中間駅で撮った下りのゴンドラ。
まだこの時間では
下って来る人は少ないです。


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展望台から。

雪の斜面を歩く人たち。


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雪原へはこのトンネルから出て行きます。
アイゼンを付け
命綱をつけ
準備しています。

こういう人たちは
大きなリュックを背負って
ゴンドラに乗り込んできます。


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遠目では
若くなさそうですが・・・


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雪の斜面。


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雪はないですが
切り立った断崖に目を奪われました。


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薄雲の掛かっていたモンブランが
頭を現しました。

大きく 小さく 右寄り 左寄り
などなど
何枚撮ったか分かりません。


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峨々たる連峰。

モンブランは丸い山ですが
多くの山は尖っています。


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雪嶺。


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展望台の最上部。

灰色のロケットみたいな筒の下が一番高い展望台で
下の方にも何ヶ所か展望台があります。

それぞれで
夢中になって雪山を撮りました。

◎  モンタンヴェール登山鉄道 


雪山を存分に堪能して
エギーユ・ド・ミディを降りました。

次にメール・ド・グラス氷河へ行くことになりました。
(メール・ド・グラス=氷の海)
これはフランス最大の氷河だそうです。

シャモニー国鉄駅の近くにある
モンタンヴェール登山鉄道の駅から電車に乗ります。
エギーユ・ド・ミディのロープウエイ乗り場から遠くありませんから
歩いて行きます。


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道路の左側に
薔薇が咲いていました。


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そして右側に
線路が見えてきました。


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錆びた蒸気機関車が置いてあります。

実はもう1台
同じ大きさの機関車が
きれいに塗装して
展示されているのですが
錆びている方に魅力を感じました。


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車輪とクランク。

モンタンヴェール鉄道は
氷河を見に行くための登山鉄道として
1909年に開通し
当初は蒸気機関車で運行していたものが
1953年に電化されたそうです。
それ以来ここに置かれたにしては
錆び方が少ないような気もしますし
どんな経過を辿ってきたのか分かりません。


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駅の正面。


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電車。

ここから乗り込んで
5.1kmの路線を約20分で走ります。


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終点に到着。
ここの標高は1913m。


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テラスから見下ろした氷河。

灰色の土の上にうっすらと雪が降ったように見えますが
この下は厚い氷の層
つまり氷河なのです。

この氷河の規模は
2012年現在で
長さ11km
面積31k㎡
氷の厚さ90m(テラス附近で)
だそうです。


「氷河」について書こうと思いましたが
以前に書きましたので
それを紹介しておきます。
興味のある方は下記をご覧下さい。

2006年にスイスへ行ったとき
世界遺産に指定されているアルプス最大の氷河
アレッチ氷河をハイキングしましたが
そのときの記事です。

「アレッチ氷河」

◎  メール・ド・グラス 

 

これから氷河見物です。


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遠足の子供たちも来ていました。


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テラスでのんびりの人たちもいます。

左の建物が駅ですから
このテラスと線路は同レベルです。


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右側にテラスの端っこが見えますが
氷河は
そこから遥か下にあります。


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駅に掲示してあった古い写真です。
(多分100年くらい前)

写真では
線路と氷河の上面とほぼ同じ高さですから
今では
氷河がずいぶん融けてしまったことになります。


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氷河まで降りることにしました。

駅舎のある所から
階段を降りて
ゴンドラに乗って
下へ降ります。


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ゴンドラを降りて
さらに階段を降りた所の展望台。

ゴンドラの設備も
この展望台も
かつては氷河の中だったはずです。


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展望台から遥か下に見える氷河の断面。

細い青線が見えますが
氷の上に滑り止めを敷いた通路です。
そこまで降りて
氷の洞窟に入ります。


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ゴンドラ下の展望台から
ちょっと下ると
1985年には
ここまで氷河があったという表示がありました。


長い階段を下りました。
途中で雨になりましたが
大降りになる前に
洞窟に到着しました。

◎  氷の洞窟 


下まで降りて
氷の洞窟に入りました。

氷河を見ながらのハイキングをしたことはありますが
氷河の中に入るのは初めてです。


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洞窟入り口の氷の表面。

外からの自然光で青く輝いています。


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内部は照明されています。


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いろんな色の光が使われています。


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氷で造られたソファとテーブル。


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ソファの脇に飾られた額縁。


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人形。


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波打つ氷。


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観光用の洞窟の他にも
いくつかの穴が掘られています。
穴の内側の青さが印象的。

洞窟を一周して
外に出ると
雨はやんでいました。


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長い階段を
休みながら昇り
ゴンドラに乗り
登山電車で
シャモニーに戻りました。


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ぶらぶら歩いて
ホテルに帰りました。
他所のホテル。


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わがホテル。

最上階にレストランがあって
毎朝ここで食べました。

ホテル内の昇降にはもちろん
エレベータを使いますが
乗っていて
気付いたことがあります。

日本人が最も多用する
「閉じるボタン」がないのです。
「開くボタン」はあるのに・・・

乗ってみた感じでは
日本のエレベータより
扉の閉じるタイミングが早いようですから
「閉じるボタン」は必要ないのでしょう。

日本のエレベータは
逆に閉じるのがちょっと遅いようです。
動作の遅い人に優しいのでしょうが
そうでない人は
「閉じるボタン」を押したくなるのでしょう。

◎  朝市 


シャモニー滞在も3日目になりました。

朝食を食べ終えた頃
毎朝レストランで受付をしている
女性がテーブルにやってきて
「今日は土曜日だから 
すぐそこの広場で朝市をやっていますよ」
と教えてくれました。

フランス語でも英語でもなく日本語でした!
東洋系の人だとは思っていましたが
日本人だったとは。(^_^)

早速カメラを提げて出かけました。


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まだ開店準備中ですが
客もちらほらといました。


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ソーセージ。


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チーズ。


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パン。


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魚。


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イチゴとアプリコットとチェリーと。


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ラディッシュ。


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ナスとピーマンとトマトなど。


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ズッキーニ。


並べている最中でしたから
積み上げた野菜の陳列がきれいでしたが
どんどん売れたら
崩れてしまうのでしょう。

◎  ブレヴァン展望台へ 


シャモニーは谷あいの村です。
一方はモンブランなど3000m〜4000m級の山々
もう一方には2000m級の山々が聳えています。

今日は
モンブランとは反対側の山のひとつ
レ・ブレヴァン(2525m)の展望台に登って
シャモニーの谷を隔てた眺望を楽しむことになりました。

例によって
展望台まで歩く途中のスナップです。


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今日もモンブランが
はっきり見えています。


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窓のこちら側に人物の肖像があります。

銘文を見ると
モンブラン初登頂に成功した3人の内の一人である
パッカーの肖像でした。


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今日は住宅街を通って行きます。


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だらだら坂を登って行きました。
緩いですが
坂道は息が切れます。

ゴンドラ駅はもうすぐです。

◎  展望台で見たもの 


昨日は時間がとれず
スイス紀行を休んでしまいました。
楽しみにしていた方には申し訳ありませんでした。

前回は
朝市を見た後
ブレヴァン展望台に向かったのでしたが・・・


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ゴンドラ駅に到着。
この人たちの大きな荷物はパラグライダーだと思います。


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運転開始時間に到着したのですが
何かトラブルがあったようで
空っぽのゴンドラを動かしたり止めたりしていました。

暫く待って
テスト完了 運転開始となりましたので
早速乗り込みました。

4人乗りのゴンドラで
正面の峰
プラン・プラ(2000m)まで登ります。
(写真がないですが峰はよく見えていました)


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プラン・プラで大型のゴンドラに乗り換えて
隣の峰
ブレヴァン(2525m)に登ります。
この峰は雲の中です。


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モンブランに雲はかかっていないのですが
この峰にかかる雲のせいで見えません。
特にシャモニー側の雲が厚いのです。

モンブランは今朝も見ながら歩いてきましたから
さほど残念ではありません。
(と 負け惜しみ・・・)

遠くは見えませんが
近くで見えたものを・・・


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今までは雪ばかりで
花を見ることがありませんでしたが
ここでちょっとだけ見ることができました。

ユキノシタ属の花。


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リンドウ属の花

紫色が美しいです


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上と同じですが
1本だけ近くに咲いていました。


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花よりも人間の方が見応えあります。

「フェンスを越えてはいけません」
と注意書きがあるのですが・・・


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危険この上ない岩頭に立って
二人は祈りを捧げているように見えました。


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次の瞬間!

もう1枚撮りたかったですが
たちまち姿が見えなくなってしまいました。


こういうスポーツはよく知りませんので
にわか仕込みで調べました。

これは「スカイダイビング」です。
このスポーツは
通常飛行機で1000m〜4000mくらいまで上昇して
そこから飛び降ります。
「落下」を感じるのは飛び降りた瞬間だけで
身体が受ける空気抵抗によって
空中に浮く気分になるそうです。
その後はパラシュートを使用して着地します。

この「浮く気分」が妙味だそうで
パラシュートは着地のためだけだそうです。

「浮く」といっても「落下」なのですから
数分間の空の旅。

こんな峰から飛び降りたら
山肌にぶつかる心配はないのか
心配でしたが
大丈夫なのでしょう。
着地まで見届けられず
残念でした。

◎  空中飛行と空中遊覧 


昨日は「スカイダイビング」について説明しましたが
今日は「パラグライダー」について。

緩い斜面で翼を広げ
風に向かって助走して離陸。
その後は上昇気流を利用しながら
長時間の飛翔を楽しむスポーツです。


さて
スカイダイビングで度肝を抜かれた後は
雲の中のブラヴァン(2525m)から
隣のプラン・プラ(2000m)に下りました。


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プラン・プラから
シャモニーの村を見下ろしています。
赤と白のパラグライダーが
気持ちよさそうに浮かんでいました。


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ゴンドラ駅まで戻ってきました。
さっきまでいた
プラン・プラの方を見ると
ここにもパラグライダーが浮かんでいます。


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モンブラン上にも白いパラグライダーが・・・
モンブラン(4810m)より高いわけがありません。
遠いものより近いものが高く見えます。


私たちは
飛翔することはできませんので
ゴンドラで空中遊覧することにしました。

昨日登ったエギーユ・ド・ミディの展望台に
もう一度登り
ここから別のゴンドラに乗りかえて
雪山を眼下に見ながら
イタリア側まで行ってこようというのです。

このゴンドラ
昨日はまだ営業していませんでした。
今日からの運転開始で
添乗員の強いお勧めでした。


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ミディに登るには途中で乗換えがあります。
乗換駅の辺りには台地があって
パラグライダーの出発点になっています。


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ミディに登ると
そこでの展望は昨日済ませていますから
エルブロンネ行きのゴンドラ乗り場に直行です。


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ゴンドラは3台ずつ組になっています。
運転初日のせいか
あまり混んでいません。

1台目に4人グループ
2台目に残りの2夫婦
3台目に添乗員
の組み分けで乗り込みました。

登るためではない
遊覧のためのゴンドラですから
ほぼ水平に移動します。
(高度は3500m以上だと思います)


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先日見た氷河「氷の海」の上流(横縞の流れ)が見えます。
この写真のずーっと左側に
赤い電車で
氷河見物に行ったのでした。


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歩いている人たちと歩くコースが見えます。
手前の大きなクレバスが恐ろしそうです。


イタリア側のエルブロンネという所まで行って
降りないで
Uターンして戻ります。
1時間ちょっとの空の旅でした。

◎  ボッソン氷河へ 


シャモニー4日目の朝となりました。

午後には
次の宿泊地ツェルマットに移動ですが
とうとう4日間
晴天続きです。

これだけ好天に恵まれると
ツェルマットで雨にならないか
心配になってきました。


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毎日 朝晩
ベランダからモンブランを撮りましたが
いつもより少し早めに出てみたら
朝日に輝いていて
おまけにお月様まで。

出発が午後ですから
添乗員が午前の計画を立ててくれました。

モンブランから流れ出ている
ボッソン氷河の見物です。

上の写真
左下に三角形の黒い斜面が見えます。
その右側に薄黒いところが少しあって
その右に逆三角形の灰色がかった雪の斜面があります。
これがボッソン氷河。
その最下端が見えるところまで行くというのです。

朝食のとき
添乗員に「参加します」と伝えると
他の人たちはお買い物などで
参加しないとのことでした。

「二人だけならやめましょうか?」というと
「是非行って下さい」とのことなので
行くことにしました。

ホテルのそばの停留所から路線バスに乗りました。
見慣れた通りを過ぎて
郊外に出て行き
ボッソン氷河という停留所で降りました。

以下の写真は
リフトの乗り場まで歩いた途中の風景です。


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リフト乗り場に到着。
客の姿は見えませんが
ガラガラと音を立てながら
チェアリフトが動いていました。

写真は
降りてきたときの
到着直前に撮ったものを使っています。

◎  リフトからの風景 


誰も乗っていないリフト。
私たち3人だけのために動いていてくれるような・・・

眼下の景色を眺めながら登っていきました。


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望遠で撮っていますから
この辺りでは
リフトと地面はかなり離れていました。


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この辺では
リフトと地面との差が
あまりありません。


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終点です。

約20分位乗ったでしょうか〜
ほとんど客はいませんが
降りるときに誘導してくれる人が
待っていてくれました。


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リフトを降りて
ちょっと登った所から
下を見下ろしました。

写真上部に左右に走る道路が見えますが
この右方向がシャモニーです。
バスを降りてこちらへ真っ直ぐ歩いて
写真中央部にリフト乗り場がありました。

乗っているときは長い道のりだったように思いましたが
上から見るとすぐそこから登ってきたのです。

◎  シャモニー・・・自転車のある風景 


名残惜しいシャモニー
最後の写真です。

日本でもスイスでも
街で自転車を見かけると
ついカメラを向けてしまいます。


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銅像は
モンブラン初登頂に成功した3人の内のパッカー。


シャモニーに別れを告げて
ツェルマットに向かうことにします。

◎  ツェルマットへ 


未練がましくシャモニーの写真を続けてきましたが
いよいよツェルマットに向けて出発です。

50人乗りの大型バスに
乗客は添乗員を入れて9人ですから
どう散らばっても座席は
たっぷり余ります。

こんな時
わたしたち夫婦は
窓からの景色がよく見えそうな席を選んで
別々に座りますが
これだけ空いていても
しっかり隣り合わせでお座りの夫婦がおられて
感激しました。


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車窓から。

氷河の融けた水が
小川となって流れています。


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やがてバスはローヌの谷を走ります。

両側がアルプスの山脈で
氷河から流れ出た水がローヌ川となって
この谷を作り
レマン湖に注いで
その後地中海に出るそうです。

左(北)側の山が古くて
右(南)側が(古い方に比べてですが)新しいそうです。
ツェルマットは新しい方になり
その後で行くヴェンゲンは古い方になります。
新しい方の山は尖っていて
古い方は頭が丸みを帯びているそうです。

ローヌの谷には
ローヌ川と平行して鉄道と道路とが走り
その両側には畑が広がっています。

かつてナポレオンの軍隊が
この道路を通り
シンプロン峠を越えて
イタリアに向かったそうです。


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トイレ兼展望台。

シオン(Sion)という町の外れでトイレ休憩を取りました。


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トイレの壁の落書き。


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展望台の向う側に小さな湖がありました。


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同じ湖ですが
ずいぶん色が違ってしまいました。


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休憩所から斜め前方の小高い丘の上に
古い教会(右)と城(左)と見えました。

この教会は12世紀に建てられ
司教の居城だったそうです。
丘の麓がシオンの町です。


休憩の後
バスはツェルマットに向かいました。

◎  ツェルマット到着 

 

シオンでの休憩の後
バスはローヌの谷を東に走り
途中から南に向かいました。


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斜面に家が点在しています。

更に進むと
もっと急な斜面に村がありましたが
バスの窓からでは
うまく撮れませんでした。


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テーシュ駅前に到着。
雨になっていました。

ツェルマットでは
ガソリン車の侵入が禁止されています。

町の中で運行できるのは
許可を受けた電気自動車だけなので
バスで来た観光客は
隣駅のテーシュで降りて
電車でツェルマットに入ります。

バスに積んで来たスーツケースは
ホテルの電気自動車が取りにきてくれます。


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テーシュ駅に停車している氷河特急。

氷河特急はサンモリッツとツェルマットを結ぶ観光列車で
世界一遅い特急といわれます。

氷河特急で来た観光客は
そのまま電車でツェルマットに入ります。


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自動改札機。

テーシュとツェルマットの駅には自動改札機があります。
切符は名刺サイズの磁気カードで
そのカードをタッチして通ります。

このシステムは
展望台へのロープウエイのゲートなどにも使われています。

駅に自動改札機があるなんて
当たり前みたいですが
スイスでは珍しいのです。

他の駅では
改札口とかありません。
田舎の駅では
道路から線路を渡って
乗りたいホームに行きます。
(ただし切符は買っておきます)

切符のチェックは車内検札で行います。
持っていないとかなり高額の罰金が科せられるようです。

ここテーシュとツェルマットの間は
僅かひと駅なのに
乗客が多くて
検札では処理し切れないから
自動改札にしているのだと思います。


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ツェルマット駅に到着。

出迎えのユルキャラ Wolli 君。


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ホテルへの途中。

駅からすぐでしたが
繁華街とは反対方向です。

雨模様となりました。
駅前からマッターホルンの頭だけ見えるはずでしたが
雲の中でした。
明日に期待をつなぎます。

◎  グレーシャー・パラダイス 


シャモニーは初めての滞在でした。
どこに登りたい
何をしたい
という思いもなく
行ったのですが
好天に恵まれ
添乗員の企画通りに行動して
素直に楽しみました。

ツェルマットでは
ちょっと違って
いろいろ思いがありました。

ここは2度目の滞在になりますが
前回は天候に恵まれず
3泊したのに
マッターホルンが顔を出してくれたのは
出発の朝の
ほんのひと時だけでした。
ツェルマットはマッターホルンの村です。
ここに滞在して
この山が見えないのでは・・・

だから今回は
展望台からマッターホルンが見たい
マッターホルンを見ながらのハイキングがしたい
そんな思いを秘めての訪問でした。


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夜明けの空。
(ホテルの部屋からで
マッターホルンとは反対側になります)

かなり雲がありました。

しかし
早朝のマッターホルンを見に行った添乗員の判断で
今日はグレーシャー・パラダイスに登ることになりました。

駅前から電動バスに乗って
グレーシャー・パラダイス駅に向かいました。


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バスを降りたら
マッターホルンが見えています。

前回はなかなか姿を現さなかったのに
今回は1泊した次の朝
もうこんなに見えて
大感激です。


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何気なく川を入れて撮りましたが
この日は
展望台の帰りに
途中でロープウエイを降りて
ハイキングをして
川沿いにここまで戻ってきて
電動バスで駅前まで帰りました。


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エレベータでロープウエイの乗り場まで上がり
そこから撮りました。


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ゴンドラの窓から。


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雪面に写るゴンドラの影。


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途中で2度乗り換えて
グレーシャー・パラダイスに到着です。
ここの標高は3883m。
ヨーロッパの展望台では最高地点になるそうです。
(因にシャモニーのエギーユ・ド・ミディは3842mでした)

この写真の願いは
日よ照ってくれ
青空よ出てくれ
雲よどこかへ行ってくれ
ということだったのですが・・・

◎  グレーシャー・パラダイス(2) 


昨日の最後
空の写真を載せて
「雲よどこかへ行ってくれ」
と祈りの言葉を書いたのでしたが・・・


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ゴンドラを降りて
長いトンネルを歩いて通り抜けると
銀世界が広がっていました。

雪が日に輝いて眩しいです。
ゴムタイヤに乗って
坂を滑り降りる
スカイチューブというのがありました。
赤いリュックを背負って乗っているのは
われらが添乗員です。

面白そうだから
私も続いて滑り降りました。
自分では全くコントロールできません。
タイヤが廻りながら滑るのに任せるだけでした。

写真を見ると
たいした坂でありませんが
思ったよりスピードが出たし
降りたところから
タイヤを引っ張って元の位置に戻すのですが
坂道を引っ張り上げるのに
ハアハア息が切れました。
高度3883m
空気が薄いのです。

このとき
他の人たちは屋内のカフェで休憩していました。
そこへ添乗員が戻って
私が滑ったことを皆さんに報告したら
みんな出てきて
われもわれもと滑りました。


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滑って遊んだところから
見上げると階段があります。
息が切れそうで
とても登る元気はありませんでした。
その上ご覧のように雲で覆われています。

ここから間近に見るつもりだったマッターホルンは
全く見えません。
マッターホルン自身に雲がかかっていないのは
登る前に見ています。
展望台の方が雲の中なのです。
諦めるしかありません。


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雲が薄い方角には雪山が見えます。


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人を寄せ付けないような断崖。




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3883mの展望台から
ひとつ下の中間駅
トロッケナー・シュテーク(2939m)に降りて
そこの展望台から
マッターホルンを眺めました。

全身は見せてくれませんでしたが
マアマアというところでしょうか〜
先端は見えましたが
下の方は
あっちが見えたり
こっちが見えたり・・・
何枚も何枚も撮りました。


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モンテ・ローザ(4634m)
(Monte Rosa=薔薇の山)

マッターホルンとは反対方向にあります。
スイスの最高峰
そしてアルプスでは2番目に高い山です。
(1番はモンブラン)


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もうひとつ下の駅フーリまで降りて
ここでゴンドラにはサヨナラ。
駅近くのレストランで昼食〜ハイキングとなりました。

写真はレストランの敷地内にあった物置小屋です。
こういう小屋はツェルマット界隈には沢山残っていますので
またお見せすることになるでしょう。


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昼食をたっぷり食べて
ハイキングに出発。

黄色い板に行く先と所要時間が書いてありますが
書いてある時間ではとても歩けません。
こちらの人は大股で速いのでしょう。

◎  ハイキング 


これが今回初めてのハイキングです。

シャモニーでも
1回くらいはハイキングがしてみたくて
添乗員に相談したのですが
お勧めのコースがないとのことで
展望台廻りばかりしていました。


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お花畑。

スイスへはいつも7月に来ていました。
「花がきれいだから」とのことで・・・

スイスをよく知る添乗員は
「6月の方がきれいですよ。
牛が放牧される前だから・・・」

花であろうと葉であろうと
牛にとってはみんな食べ物なのですね。


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上の写真の黄色い花です。

図鑑(ドイツ語名です)で調べると
クライナー・クラッパートプフ(Kleiner Klappertopf)
学名:Phinanthus minor
属名:オクエゾガラガラ属
と書いてありますが
どれを読んでもチンプンカンプン!

花の名は
日本名がある場合を除いて省略することにします。


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バターボール

この名は添乗員が教えてくれました。
丸めたバターみたいだからでしょう。

前回来た時の添乗員は
「グローブ・フラワー」と教えてくれました。
球形の花という意味でしょう。

ドイツ語名はやめたと宣言したばかりですが
図鑑には
トロールブルーメ(Trollblume)
と書いてあります。


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マンテマ。


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ハクサンフウロ(白山風露)に似ています。


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オダマキ。

この辺までは車道みたいな道路を歩いてきました。
自然のお花畑もあるし
ホテルやレストランもあるし・・・
この華やかなオダマキは
人が植えたものでないかと思っています。


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これは明らかに人手によるもの。


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この辺から
細い山道に入りました。

車道をそのまま進んでもツェルマットへ行くし
山道を降りてもツェルマットへ行くし
道は何本もあります。

◎  ハイキング(2) 


花を撮ったり
休んだり
ハイキングとはいっても
ぶらぶら歩きです。


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サクラソウ。


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スミレ(ビオラ・ビフロラ)。

アルプスの原種が
園芸品種の親の役割を果たしているそうです。


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カラマツソウ。

青い小さな5弁の花はワスレナグサ。


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緩い坂を下って行くと
家が見えてきました。


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集落があります。


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分かれ道です。

私たちは右からやってきて
真っ直ぐ進みました。

右を向いている標識の
最下段には
Furi 15min (フーリ 15分)
と書いてあります。

フーリはゴンドラを降りて昼食をとったところです。
そこからここまでやってきたのです。

デジカメで撮った時刻を調べると
ここまで1時間掛かっています。
しかも下って来たのです。

右向きの矢印方向は上り坂です。
その標準時間が15分?!

15分は無理としても
30分くらいで来なければならないコースだと思います。
遅くしている張本人
それは私です。
立ち止まっては花を撮ったり
景色を撮ったり
いつも最後尾になって・・・
(他に花好きな奥さんたちもいましたが)


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現役か退役か分からない小屋が2軒。


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集落の中の1軒。

薄紫の花はライラックだったようですが・・・

◎  ハイキング(3) 


花が続きますが・・・


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ミミナグサ。


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不詳。


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手前のはギシギシ。
黄色いのはバターボール。


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不詳。


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緩い斜面に雪が残っていました。
融けたところにはいろんな新芽が出ています。

赤いのは上に載せたギシギシの新芽です。
すぐ近くなのに
成長した株と新芽と見ることができました。


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クロッカス。

雪が融けるとすぐに咲くそうです。


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紫のクロッカス。

この辺りに咲いていたのは
ほとんど白だったのに
少しだけ紫の花がありました。


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フキタンポポ。

これも
雪が融けてすぐに咲いたようです。

◎  ハイキング(4) 


花が続きましたので
今日は建物です。


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バターボールで黄色に染まっている野原を通って
集落に入りました。
旗が立っている建物はレストランです。
(立寄りませんでした)


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集落の外れにあった古い倉庫。

道より高い所にあって
土台部が撮りやすかったので
何枚も撮りました。
(床下に丸太や角材が置かれていて邪魔でしたが・・・)


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右下に石を何枚も重ねてあるのは
土台を水平にするためのもの。

土台の木組みの上に
見えるだけで3本の短い柱が立っていますが
その上端に薄くて大きな石の板が載せてあります。
建物はこの石の板の上に乗っています。
この地方独特の構造で
「ネズミ返し」と呼ばれています。

倉庫内の穀物を食べにくるネズミが
この石板のため
倉庫に登ることができないのです。


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石板の上の倉庫は
奈良の正倉院の校倉造りと同じようですが
正倉院はもっと美しく組んであると思います。

ここのは正倉院に比べたらずっと新しい筈ですが
原始的で粗野で
その故に風情がありますね。


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裏側に入り口がありました。
今は使っていないのでしょう。
開けっ放しです。

入り口の下の
根太というのでしょうか
並べられた材木があります。


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根太の端面。

マッターホルンの麓で
長年風雪に絶えてきた痕が見てとれます。


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小屋を入れて
行く手の小径を撮りました。


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窓が閉まっているので
使われていない住宅のようですが
住宅には
「ネズミ返し」は使われていません。

◎  ハイキング(5) 


ハイキングの続き
今日はゴルナー峡谷です。


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深い谷川に掛かられた橋を渡り
暫く山道を歩きました。

再び谷川の上にやってきました。
そこから
木製の階段を下り
木製の橋を渡って
急流見物しました。


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落差は大きくありませんが
滝が何ヶ所もあります。

流れているのはもちろん
氷河が融けた水で
青みがかっています。


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滝を背景にしたアルペンローズ。

ローズと呼ばれていますが
ツツジ科の花です。

このアルペンローズと
あの有名なエーデルワイスと
紫のリンドウ(エンツェアン)を
アルプスの三大名花と呼ぶそうです。

日本人だけが
そう呼ぶのであって
スイスには「三大」という概念がないから
そんな表現はないそうですが・・・


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太古からの水の流れが
岩を穿って
深い谷を形成してきたのでしょう。


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木製の階段と橋。

これは終わりの方です。


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峡谷を通り終わった所に小屋があって・・・
添乗員が一人4フラン出して下さいといいます。
橋の通行料でした。

そこでパンフレットを貰ったので
後で見ると
大人:4.5CHF(CHF=スイスフラン=約120円)
団体:4CHF
と書いてありました。
団体は10人以上とのことですが
9人なのに団体扱いにしてくれたようです。

何故ここでエーデルワイスの写真かというと
料金を払った小屋の前に
鉢植えの花が咲いていたのです。

これで「三大名花」の内
二種類が出てきました。
もう一種はその内に・・・


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ほとんど平地に出ました。
なかなかの急流です。
この流れに沿って歩けばツェルマットです。


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今朝
ゴンドラに乗った駅まで戻りました。
ここから街まで電気バスがあるので待つことにしました。
歩けば20分位らしいのですが
小1時間待ってバスに乗りました。
みんな疲れていましたので。

最後もマッターホルンが姿を見せてくれました。


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