Photo & Essay

◎  渡岸寺(1) 


11月24日から26日
琵琶湖周辺の寺社を訪れました。
仏像拝観と紅葉見物です。

紅葉情報は「見頃過ぎ」の寺が多く
天気予報は「曇り〜雨」で
あまり期待できませんでしたが・・・

初日は
湖北と呼ばれる地域を巡りました。


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新幹線からの富士山

東京駅を出た頃から曇り空でしたので
見えないだろうと
諦めていたら
見えたので
慌ててカメラを出して・・・

米原で新幹線を降りて
バスで北上しました。

最初に行ったのは
長浜市高月町の渡岸寺です。
ここには国宝の十一面観音像があります。


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渡岸寺山門脇から本堂を望む


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山門屋根


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参道


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本堂

◎  渡岸寺(2) 


国宝の十一面観音像は
本堂左の収蔵庫に収められています。

仏像は撮影禁止ですから
写真は境内だけです。


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境内のもみじ


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収蔵庫の入り口から振り向くと
柿の実が目につきました。


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拝観を終わって
本堂を出ました。


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文学碑

慈眼 秋風 湖北の寺   井上 靖書

井上靖は「星と祭」という小説で
多くの湖北の十一面観音像を描いています。

◎  渡岸寺(3) 


境内を撮り歩きました。
境内隣の民家も写っています。


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山門屋根


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隣接して天神様がありました。

◎  渡岸寺(4) 


十一面観音像の拝観と境内散策を終えて
駐車場に戻る途中の写真です。


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ケヤキの古木


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上のケヤキの前の清流


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清流の対岸に大きな家があって
その前に柿の木が・・・


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小谷山

土地の人に呼び止められて
小路を少し入ると
向うに丘が見えました。

「あれが小谷山。
あのへんが浅井長政とお市の方がいた小谷城址です」
とのこと。
中央少し左のやや凹んだところのようです。


拝観してきた十一面観音像も
その戦の被害を受けています。

安置されていた寺を焼かれ
危うく火を逃れた仏像は
土に埋められて・・・
やがて掘り出されて
現在は国宝に。

◎  石道寺へ 


渡岸寺からバスに15分ばかり乗って
駐車場で降り
そこから緩い坂道を徒歩で登りましたが
その途中の風景です。


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無人販売


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南天と土蔵


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神前神社(かみさきじんじゃ)

石段を見上げただけで
通り過ぎました。


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小高い広場があって
そこから石道寺が見えました。

坂を下って
登ったところにあります。

◎  石道寺 


坂を下って
それから登ると石道寺です。


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坂を下った所に
紅葉撮影隊がいました。


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石道寺

立派なお堂が見えますが
無住の寺で
村の人たちが管理しています。

ここには
井上靖が「村娘のよう」と評した
十一面観音像がご本尊です。
素朴な顔立ちに
赤い唇が印象的です。


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本堂軒先見上げ


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手水鉢の中

◎  鶏足寺へ 


石道寺の十一面観音の拝観を終えて
次は鶏足寺へ山道を歩きます。


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石道寺本堂の脇から登り始めました。


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本堂を見下ろしています。

曇ってしまって
日射しがありません。


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紅葉は全般的には終わりかけていますが
まだ真っ赤な木もあります。


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鶏足寺境内に到着です。

◎  鶏足寺(1) 


鶏足寺は無住の小さなお堂があるだけで
大切な仏像はこの後に行く己高閣・世代閣に収蔵されています。
上り坂が続くので
希望者だけが登ることになりました。


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これは脇に登る石段です。


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鶏足寺


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鶏足寺前からの眺め


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鶏足寺の右に
更に登って行く石段がありましたが
登ってみませんでした。

◎  己高閣・世代閣へ 


山道をだらだらと下って行きます。


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芒と茶畑


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流れ


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刈田


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薬師堂

己高閣(ここうかく)・世代閣(よしろかく)は収蔵庫です。
近くにあったお堂の紅葉を撮りました。

◎   己高閣・世代閣 


収蔵庫内は撮影禁止ですから
周辺の紅葉を撮りました。


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伊香具坂神社


この近くの駐車場にバスが待っています。
第1日目の観光はこれで終わり
マキノ町にあるホテルに向かいました。

◎  マキノ町へ 


バスは琵琶湖北端を西の方へ向かいました。


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信号待ちで停車した時
民家の柿の木が目に入りました。


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橋を渡りましたが
川の名前はわかりません。


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JR北陸本線。


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琵琶湖に浮かぶ島が見えました。
竹生島です。

北から見るとお碗を伏せたようで
東西から見ると瓢簞のようだと
バスガイドがいっていました。

◎  琵琶湖畔 


マキノ町のホテルに入りました。

添乗員は
「皆さんのお泊まりはレイクサイドルームです」と
胸を張りましたが
部屋に入って見ると
窓の前には松が生い茂っていて
琵琶湖はよく見えません。

小雨模様だったのですが
止んだらしいので
カメラを持って
湖畔に出てみました。

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浜辺は寒々していて
誰もいません。

湖上に見えるのは竹生島です。
北から見た時はお椀を伏せたようでしたが
ここ(西)からは瓢簞形です。


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右を見ると松林が続いています。
ホテルは2階建てですから
窓から見えるのは松ばかりなのです。

上に誰もいないと書きましたが
写真を撮っている内に
こちらへ歩いて来る人がいました。

私の前を
黙って通り過ぎて行きました。


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左を見ると桟橋がありました。


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竹生島を望遠で撮ったら
海面に鴨が沢山浮かんでいました。


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ホテル2階廊下のはずれにある
この窓からは琵琶湖が何とか見えました。

◎  琵琶湖 日の出 


朝目を覚ましたら
案外好天のようです。
窓の外は松林が邪魔で写真が撮れないので
身支度をして浜辺に出ました。


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正面に竹生島がシルエットで見えています。

朝日が出てきそうです。
(6:43)


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水面が光っているので
カモがよく見えます。


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雲があるのは
水面近くばかりです。


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太陽が登りました。
(6:47)


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ホテルのレストランの窓に
登ったばかりの太陽が写っていました。

朝食が7時からでしたから
都合よい日の出時刻でした。

◎  琵琶湖畔南下 


バスは8時に出発して
琵琶湖西岸に沿って南下しました。

バスの窓から
風景を狙いましたが
バスは走っているし
松林が邪魔だし・・・
なのですが
ガンバって
撮ってみました。


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漁でしょうか・・・


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ボケ写真ですが
正面が伊吹山(標高1337m)で
滋賀県の最高峰だそうです。


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何かの養殖?


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白鬚神社の大鳥居

近江の厳島と呼ばれるそうです。


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傾斜は緩いですが棚田です。

向うに
微かに琵琶湖が見えます。

◎  日吉大社(1) 


この日の最初は日吉大社参拝です。

この神社は
全国に3800社余りある
日吉神社、日枝神社、山王神社の総本宮です。

平安京遷都の折には
この地が都の鬼門(北東)にあたることから
都の魔除・災難除を祈る社として
また比叡山に延暦寺が開かれてからは
天台宗の護法神として
崇敬を受けて今日に至っているとのことです。


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大鳥居

バスを降りて
トイレに行く人があったり
暫くここで待機しました。


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大鳥居の向い側。
湯豆腐屋さんらしいです。

待機中は
大鳥居の附近をウロウロして
撮り回っていました。


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鳥居のすぐそばにありました。
何のお堂でしょう。


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早尾神社

全員集合して
鳥居を潜って歩き始めると
左側にありました。

◎  日吉大社(2) 




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求法寺走井堂


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走井堂の左側面


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山王鳥居

神仏習合の信仰を表す独特の形だそうです。
(「合掌鳥居」とも呼ばれるとのこと)


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白山宮


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宇佐宮

境内には沢山の社があります。

◎  日吉大社(3) 


山王鳥居を潜って
真っ直ぐ歩いてくると
大きな楼門がありました。
西本宮です。


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西本宮楼門


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楼門中央部

神社のガイドの方が出て来てくれて
楼門の前で
長い説明をしてくれました。

私は写真撮りが忙しいから
いつものことながら
よく聞いていません。

門の方を指差して
何かの説明をしていますので
この写真を撮りましたが
今パンフレットを見ると
「軒下の四隅にお猿さんがいて、楼門を守っていてくれます」
と書いてありますから
そのお猿さんを撮るべきだったようです。


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落葉掃除

説明も聞かずに狙っていたのは
落葉掃除中の巫女さんでした。


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猿柿

楼門の右側に柿の古木がありました。
「マメガキ」という渋柿だそうで
猿が好んで食べることから「猿柿」と呼ばれるようになったそうです。
比叡山から降りて来た猿が美味しそうに食べるとのこと。

◎  日吉大社(4) 


西本宮を参拝しました。


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本宮前の拝殿

大太鼓の向うに狛犬が見えます


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吽形


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阿形


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西本宮の庇部見上げ

◎  日吉大社(5) 


境内を巡りました。


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宇佐宮

本宮と同様の狛犬が
同様の位置に置いてあります。


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社務所

日吉大社はお猿さんの神社ですから
来年は申年といことで
ずいぶん張り切っているようです。


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神輿収蔵庫

桃山時代から江戸時代にかけて作られた
7基の神輿が展示されています。


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手書きの説明文

◎  日吉大社(6) 


最後に東本宮に参拝しました。


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東本宮拝殿

お祓いを受けている人たちがいました。


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東本宮

左側の建物が拝殿です。
そこでお祓いをしていた神官が
階段を降りてきて
本宮にお祈りしました。


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神官は
90度向きを変えて
拝礼してから
拝殿に戻りました。


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出口(大鳥居)に向かいます。

写真下部に見えるのは
石の太鼓橋ですが
これを渡らずに
左へ迂回して進みました。


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石垣と古びた建物に惹かれて撮りましたが
パンフレットを見ても
何の建物か不明です。

これで日吉大社参拝を終えて
最初の大鳥居を潜って
外へ出ました。

次は門前町散策です。

◎  石垣の道 


日吉大社の門前町を散策しながら
次の目的地に向かいました。


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門前の茶屋


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歩道の脇に石垣が続きます。
日吉大社でもこんな石垣がありましたが
「穴太衆積み」と呼ぶそうです。

比叡山のお堂の石組みを担当した石工の集団が
穴太(あのう)村の者であったことから
名付けられたそうです。
特徴は自然石の組み合わせのみで積み上げ
小石を詰め石として用いています。
各地の城の石組みも担当しました。


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石の組み合わせ


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横道ですが・・・

◎  紅葉の道 


石垣も美しいですが
紅葉もきれいでした。


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歩道の傍らに小さな祠がありました。

◎  滋賀院門跡(1) 


次の目的地「滋賀院門跡」に到着です。

京都の北白川にあった法勝寺を
江戸時代初期に現在地に移し
後水尾上皇から滋賀院の号を賜わりました。
江戸時代末まで天台座主となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り
滋賀院門跡と呼ばれます。



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格式ありそうな土塀が続きます。


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御成門(勅使門)

左に行くと立派な門がありましたが
しっかり閉じていました。


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門内

右の方の門から入りました。

句碑があって
「虚子・・・」と読めましたので
撮ってきましたが
よく読むと

虚子先生選
春泥を踏みて滋賀院本坊へ   恵進

と書いてあちました。


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先ほどの勅使門の内側から外の紅葉を撮りました。

◎  滋賀院門跡(2) 


院内を見学しました。


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蹴鞠の庭

2階に登ると長い廊下に窓があって
「どうぞ開けて庭を見て下さい」
と書いてあったので
見下ろしました。


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窓から横を見ると・・・
(以下の2枚も)


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◎  滋賀院門跡(3) 


西側に
奥行きは狭いですが
細長い庭園があります。
小堀遠州の作庭だそうです。


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庭園の左半分


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やや中央部


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切り石の橋


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庭園の右側


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池の鯉


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