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Photo & Essay

◎  妙善寺へ 


1月3日
恒例の川越七福神巡りをしました。
七つの寺
そしてその寺への道すがら
撮った写真をゆっくりと紹介していきます。

七福神信仰は室町時代末期より行われ
「七難即滅 七福即生」の説に基づくと言われております。
また家康公と関わりのあった天海大僧正は
天下泰平と人々の幸福を願って
七福とは
清廉------恵比寿天
有福------大黒天
威光------毘沙門天
愛敬------弁財天
人望------福禄寿神
寿命------寿老人
大量------布袋尊
と申されました。

(「小江戸 川越 七福神めぐり」のパンフレットから抜粋)

まず第一番妙善寺へ向かって歩きます。


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「今年は戌年!」と思ってカメラを向けたのですが
クマだったようです。


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路地奥の自転車

去年もここを撮ったようです。


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第一番妙善寺に到着

鉄筋2階建の2階が本堂です。

◎  妙善寺 


第一番妙善寺には毘沙門天が祀ってあります。

道人山妙善寺と號し
天台宗に属します。
本尊は不動明王で智証大師の作。

毘沙門天は
仏教の守護神で多聞天とも呼ばれています。
心には勇気と決断
くらしには財という
物心ともどもの福を施す神であります。

(パンフレットから抜粋)


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階段を登って本堂へ


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手水鉢


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蝋梅

例年に比べて開花が遅れているようで
開いているのは数輪でした。


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黄葉

冬の陽を受けて輝いていました。

◎  天然寺へ 


妙善寺から天然寺へ向かいます。


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十月桜

毎年咲いているのですが
こんなに綺麗に咲いていたのは初めてです。


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もう一枚


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天然寺門前の小坊主

寒い北風の中を歩いて
第二番天然寺に到着しました。

◎  天然寺(1) 


第二番天然寺には寿老人が祀られています。

自然山大日院と号し
本尊は大日如来。

寿老人は
中国の神様で
老人星の化身福禄寿と同体異名であるともいわれます。
富財、子宝、諸病平癒とそのご利益は多岐にわたっておりますが
なんといっても長寿の神様として信仰されております。

(パンフレットより抜粋)


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天然寺本堂


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鈴緒

◎  天然寺(2) 


天然寺ではいろいろ撮りましたので・・・


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「一隅を照らそう」

子犬の目が照らされています。


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お寺らしくない展示ですが・・・


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庫裡入り口の正月飾り

◎  天然寺(3) 


天然寺
水の風景です。


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手水鉢


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(見えにくいですが背中にも・・・)

小さな池があって
竹の樋から水が流れ落ちています。


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池の緋鯉

◎  蝋梅 


「川越七福神巡り」の連載中ですが
中断して蝋梅をアップすることに・・・
この冬は寒いので開花が遅れているようで
蝋梅の林の中で
数本だけ咲いていました。


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青空をバックに

写真を撮り始めた頃
神代植物園に行ったら
梅園で蝋梅が盛りだった。

写真のベテランらしい人が
若い人たちに教えていた。
「蝋梅はね〜
下から見上げて
青空をバックに入れるんだよ」
私もやってみた。

そんなことを思い出しながら
しゃがんで
見上げて
撮った。

昔は三脚を使ったが
今は手持ち。


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黄色い玉

公園の中央に放送塔がある。
蝋梅園は小高いところにあるから
茂みの上に塔の上部が見える。
それにピントを合わせて
蝋梅をボカした。


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黄葉の木を背景に

陽の当たらないところに咲いていた蝋梅。
背景は林。
中に葉の黄色い木があった。
その上は青空だが
露出を花に合わせたら
空の色が薄くなった。

◎  梅開く 


蝋梅を撮りに行ったついでに
いつも早い白梅を見に行ったら
数輪咲いていた。


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梅一輪

かなり大きな梅の木の
あっちに一輪
こっちに一輪
咲いているのを見ると

梅一輪 一輪ほどの暖かさ     嵐雪

の句を思い出すが
寒い日が続くこの頃
これからが一番寒い時期を迎えるのだから
「暖かさ」の実感はない。

嵐雪の句に詠まれた梅は紅梅だろうと思っている。
赤い梅の方が温かみを感じそうだから。


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池の中の石灯籠

日本海側の地方は大雪である。
そんな時
関東地方は晴天に恵まれる。
写真を見ていると
「春の水」のようだが
「寒の水」である。


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枯れ枝

冬晴れの青空
葉を落とした榎の枝に日が当たっていた。
陰と陽とあって面白い。


明日から「川越七福神巡り」を再開します。

◎  中院へ(1) 


天然寺から中院へ向かいます。
七福神としては喜多院が次なのですが
いつも中院と東照宮に寄り道しています。


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青空

気圧配置は冬型で
よく晴れていますが北風の通り道では
冷たい風が通り抜けます。


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烏瓜(?)

赤くないから烏瓜でないのかも・・・


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バラの実(?)


◎  中院へ(2) 


マフラーをして
手袋をして
北風の中を歩きます。


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川越福音自由教会


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家庭料理「花れんぼ」


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中院到着

◎  中院 


中院(なかいん)に七福神は祀ってありませんが
いいお寺だから
毎年立ち寄っています。

正式には天台宗別格本山中院といい
閑静な佇まいが趣のある寺院。
古くは星野山無量寿寺仏地院と呼ばれ
鎌倉時代の終わり頃
無量寿寺から分かれたとされる天台宗の寺で
喜多院に天海僧正が来往するまでは
この地の中心的な寺院であったといわれている。

(小江戸川越観光協会)
という由緒あるお寺です。


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山門


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本堂入り口右側

一心欲見仏 不自惜身命

貴乃花が横綱に昇進した時の口上に使ったのは
不惜身命
でしたが
この四字熟語の出所だろうと思います。

如来寿量品の中の自我偈の一句だそうで
前後の一行ずつを合わせた解釈を見つけましたので
紹介しておきます。

衆生既信伏 質直意柔軟
一心欲見仏 不自惜身命
時我及衆僧 俱出霊鷲山

衆生は、すでに仏の教えを信じて従っており、
正直で素直で、心は執着から離れています。
そして、一心に真理を悟ろうと欲し、
そのためには、何事も惜しむことがありません。
衆生がそのような境地になったならば、
その人は、きっと真理を見ることができるでしょう。



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本堂の屋根と枝垂れ桜

中院は枝垂れ桜が有名です。
まだ全くの枯れ木ですが
春の装いを夢見て撮りました。


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生垣の椿

横に渡した太い竹に載って咲いていました。
侘助かと思います。

◎  仙波東照宮 


仙波東照宮に七福神は祀ってありませんが
喜多院の隣にあるから
いつも立ち寄ります。

元和2年(1616年)徳川家康が駿府城で亡くなると
一旦久能山に葬りましたが
翌年遺骸を日光山に改葬することになり
その途中川越喜多院で
天海僧正が導師となり法要が営まれました。
そのことから境内に東照宮が祀られ
寛永10年(1633年)には立派な社殿が造営されました。

東照宮は全国に多数ありますが
日光、久能山、仙波を三大東照宮と呼ぶそうです。
(と言うけど小さな社殿です)


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仙波東照宮入り口

ここから左に入ります。
(まっすぐ進めば喜多院)
仙波は川越市にある町の名。


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葵の御紋

東照宮は石段を登った高いところにあり
そこの扉に葵の御紋が付けてあります。


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拝殿奥の本殿

◎  喜多院 


いよいよ次は喜多院です。
「いよいよ」というのは
1月3日に川越を訪れる人のほとんどは
このお寺で初詣をしようとしているのです。
この日が喜多院の「初ダルマ」で
ことさら賑わうのです。

川越駅前のバス発着所を通った時
喜多院行きのバスに乗る人の
文字通りの「長蛇の列」を見ました。


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赤い橋

東照宮から喜多院に行く途中に厳島神社があります。
とても小さな社ですが
この橋を渡って行きます。


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喜多院本殿

初詣の客でいっぱいです。
(ここに見えているのは
ようやく本殿前にたどり着いた人たちです。
写真の右には長〜〜〜い列が続いています)

並んで順番を待っていたら次に回れなくなるので
遠くから参拝して
目指す大黒様に向かいました。

喜多院は
淳和天皇の勅願で天長7年(830年)慈覚大師により創建。
寛永15年(1638年)川越大火で焼けた後
将軍家光公が江戸城の別殿などを移築して再建しました。

大黒天は古代インドの暗黒の神で
仏教では戦闘神です。
平安以後食を司る台所の神として崇められました。
また日本の神
大国主命と混同させ
糧食財宝が授かる神として信仰をを得ました。

(パンフレットから抜粋)


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大黒天
(背後は多宝塔)

第三番喜多院には大黒天が祀られています。
こちらは本殿ほど混んでいませんから
待たずに参拝できます。


◎  成田山へ 


第3番喜多院から第4番成田山へ向かいます。


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喜多院のダルマ市

この日(1月3日)は初ダルマで
ダルマの店がたくさん出ます。


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人人人

多宝塔の脇から北へ向かう細い道
成田山に向かう道は人で埋め尽くされています。


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第四番成田山川越別院
(ここには恵比寿天が祀られています)

大本山成田山新勝寺の別院で
真言宗密教の寺院であります。
本尊は不動明王。
交通安全祈願で広く知られています。

恵比寿様は「福の神」の代表で
鯛を抱いた福々しい相好は.馴染みの深いものであります。
恵比寿の名は
外人を意味するエビスの言葉と同一で
本来異郷から来臨して人々に幸福をもたらすと信じられた神であります。
漁村では海の神
農村では田の神
山村では山の神
都市では市神
福利を招く神として
商人からも深い信仰が寄せられています。

(パンフレットから抜粋)

◎  成田山 


成田山の境内で。


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「悪運を縛り」

お御籤を縛るのは境内の木の枝とされてきたのが
木が痛むからと
縛り付ける紐が張られたりしますが
このお寺には立派な縛り場所がありました。


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「良縁を結ぶ」

元来は仏との縁を結ぶのでしょうが
男女の縁とも受け取れます。


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鐘楼の屋根瓦

小さな鐘楼ですが立派な建物です。
全体を撮ると
電線がこれでもかというほど入るので
撮りません。

◎  雪が降る 


「川越七福神巡り」の連載中ですが
関東地方に雪が降ったので
その写真をちょっとだけ・・・


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1月22日は大雪の予報が出ていましたが
降るのは午後から・・・
という予報だったのが
午前からチラチラし始め
午後は予報通り
本格的な降り方になってきました。


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あまり積もらない内にと
午後の3時頃カメラを持って
近くの小さな公園へ出かけました。


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雪が降るといつもこの公園で
このベンチを撮ります。
ブログを始めてから
何度載せたことでしょう〜
雪の中に二つ並んだベンチを・・・

いつも横構図なので
今回は縦にしました。


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手が冷たくなってきたし
カメラも濡れてきたし
もう帰ることに・・・
街灯が雪をかぶっていました。

◎  雪が止んで 


1月22日の真夜中で雪は止んだようです。
23日は冬型の気圧配置に変わり
関東地方は快晴となり
今度は日本海側が大雪との予報です。

23日の午後
ちょっと散歩してみました。


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雪かき


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自転車無用


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畑も雪の下


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紅一点

山茶花の花びらがこぼれていました。


明日から「川越七福神めぐり」を再開します。

◎  蓮馨寺へ 


第4番成田山から
第5番蓮馨寺へと向かいます。


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つぼやき

さつまいものつぼ焼きは美味しいですよね。
以前は菓子屋横丁にも焼いている店があったのですが
最近はここしかないようです。


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水仙

正月らしい輪飾りと一緒の水仙です。


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第五番蓮馨寺
(ここには福禄寿が祀られています)

子育て呑龍上人で親しまれている当山は
戦国の昔
川越城将大道寺駿河守正繁候が
母堂蓮馨大師の御為に建立されたお寺で
徳川時代には浄土宗関東十八林(坊さんの大学)の一でありました。

福禄寿神とは
幸福、高禄、長寿の三徳を具えて
これを人に与え
方位除災、商売繁盛、延寿福楽等のご利益を現される方であります。

(パンフレットから抜粋)

◎  蓮馨寺 


蓮馨寺境内です。


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祈願所(呑龍堂)

藁の簾みたいなものをくぐって参拝します。


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本堂


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本堂と祈願所の間の庭園

中に入ったことはありませんが・・・

◎  見立寺へ(1) 


第5番蓮馨寺から第6番見立寺に向かいます。


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奥まった空き地

家と家の間の奥の方に空き地がありました。
自転車やら何やらがあるし
その奥には山茶花が咲いているし
こんな時は望遠レンズが役に立ちます。
決して他所の敷地に入り込んでいません。


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自転車のある風景

2台とも斜めになっているところが・・・


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南天のある風景

雨か霙が降っていたら
しっとりした風景になるのでは・・・
と思いますが
何しろ冬晴れの好天でした。

◎  見立寺へ(2) 


第6番見立寺へと向かっています。


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銀杏の巨木

養寿院という曹洞宗の大きなお寺の銀杏です。
川越七福神が始まった頃は
このお寺が第6番だったのですが
現在は見立寺に変わっています。


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はりがねざいく

有名なお菓子横丁入り口辺りです。
お菓子横丁は人でいっぱいですが
撮りようもなく素通りしました。


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新河岸川

江戸時代には江戸と川越を船便でつないだ川です。
その頃はもっと広かったのでしょう。


川の反対側に第6番見立寺があります。

◎  見立寺 


第6番見立寺に到着です。


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見立寺

パンフレットによれば
元禄元年(1558年)の開山だそうです。


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掲示板

このお寺に公衆トイレはありません。
よく聞かれるから書いておくのでしょうが
読むと口調が良いので笑ってしまいます。


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本堂の屋根と枯れ木と白い雲

ここには布袋尊が祀られています。

布袋尊は
中国唐代の禅僧で名は契此
小柄で太鼓腹
大きな袋を担って各地を放浪し
吉凶を占い
福を施して倦むことがなかったといいます。
また未来仏である弥勒菩薩の化身ともいわれ
昔から崇められてきました。

(パンフレットから)

◎  妙昌寺へ 


第6番見立寺から第7番妙昌寺へと向かいます。


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山茶花の咲く道


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曲線美

      
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健気に咲く水仙


◎  妙昌寺 


第7番妙昌寺に到着。


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本堂側面

このお寺の七福神は弁財天ですが
本堂ではなく
少し離れたところにお堂があります。


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弁天堂への坂道

よく晴れていますが
風の強い日だったので
「小江戸川越 七福神」の幟が
風ではためいていました。

弁天様は
七福神唯一の女神で
弁舌、芸術、財福、延寿を授ける神として
古くから
商人や芸人など幅広い人々の信仰を集めており
運を開き
福を招く女神です。

(パンヅレットから)

弁天堂の写真がありませんが
これで七福神全てを参拝
満願となりました。

今年は良いことあれば・・・
いや
高望みはしません。
悪いことがなければ
それでいいのですが・・・


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川越の街灯


これで「川越七福神巡り」は終わりです。

◎  池袋駅を出発 


「川越七福神めぐり」に続いて
もう一つの七福神めぐりを連載します。

1月7日(日)
西武鉄道主催のウォーキングに参加しました。
「雑司が谷七福神めぐり」です。

出発地点は
西武池袋線の池袋駅南口を出たところ。


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鏡の国
(西武デパート内三省堂書店)


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池袋の空

飛行機雲の成れの果てでしょうか?


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明治通り

まず最初は
雑司が谷鬼子母神に向かいます。


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