Photo & Essay

◎  オオイヌノフグリ 

オオイヌノフグリ

今日は暖かい日となりました。
草むらに小さな宝石が輝いていました。


オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属

この年の春は遅々たり犬ふぐり

なかなかいい句ができました(笑)
実は元句があるのです。

古利根の春は遅々たり犬ふぐり    虚子

上五だけ変えてみました。
(虚子さん、ゴメンナサイ)


フクジュソウ

よく晴れたから、
フクジュソウもよく開いていましたが、
葉っぱがずいぶん茂ってしまいました。
もう3月になるのですから、
葉が茂るのは当たり前のことでしょう。


春の雲

空の雲が面白いので撮ってみました。


春の雲

白い線は飛行機雲です。


今日は4年に一度の2月29日です。
この日が誕生日の人にとっては嬉しい日でしょう。

この日に生まれる確率は 
1/(365*4+1)
つまり1461分の1です。
それ以外の日ならば
1/365です。

先日2000人近くが集まったコンサートで、
司会の方が
「この中に2月29日生まれの方はいらっしゃいますか?」
と聞いて見ましたが、
一人も居ませんでした。
2000人もいたら、
一人くらいいてもよかったようですが。。。


◎  東京暮色 

「東京暮色」
たしか有馬稲子主演の映画がありました。
それとは全く無関係な、
単に東京都内で見た夕景色です。


夕焼け

上野の国立博物館で「宮廷のみやび--近衛家1000年の名宝」展を見ました。
1週間ほど前のことです。
午後から出かけましたので見終わったのは5時近くです。
博物館の前庭のユリノキの巨木の枝の向うに夕焼けが見えました。


夕日の茶室

博物館の裏側には日本庭園があり、
茶室もありますが、
いつでも見れるわけではなく、
ある特定の期間だけ入らせてくれます。
以前に見せて貰った時も夕方で、
茶室に夕日が当っていました。
(というわけで、この写真は別の日のものです)


夕月

上野駅の近くに来ると月が出ていました。
多分満月の2日前くらいです。
まさに「月は東に 日は西に」でした。
これに「菜の花」があれば蕪村の世界だったのですが・・・


夕焼け

これは次の日の夕方、
中央線信濃町駅の近くです。
枯れ木に強い西日が当って真っ赤でしたが、
コンデジがその色をよく捉えてくれました。


◎  新宿御苑の早春 

ウメ

新宿御苑の梅は咲き始めです。
全く花のない木もあり、
咲いていても、
花数が少ないです。


ミツマタ

ミツマタ
ジンチョウゲ科
樹皮の繊維が和紙の原料になります。
華やかな花色の品種ですが、
これも咲き始めです。


エリカ

エリカ
ツツジ科
地味で目立たない花色でした。
図鑑を見ると、
もっと華やかな花色の品種が沢山あります。


ボケ

ボケ
バラ科
まだツボミでした。
間もなく開くでしょう。


枯れ木

サクラ(多分ソメイヨシノ)の枯れ木。
開花はまだまだ先のことです。

向うに看板が見えます。
「髪がなければ付けましょう。
枯れ木に花を咲かせましょう」
といっているような気がしました。


◎  カンザクラ 

カンザクラ

22日に新宿御苑へ行ったら、
寒桜が咲き始めていました。
2~3分咲きの木、5分咲き位の木などがありました。


カンザクラ

カンザクラはカンヒザクラとヤマザクラ系のサトザクラ
またはハヤザキオオシマとの雑種といわれるそうです。


カンザクラ

新宿御苑にある多種類のサクラの中では真っ先に咲くようです。



カンザクラ

桜はやはり梅よりも華やかに見えます。




◎  池上本門寺(続) 

本門寺の残りの写真です。


お雛様

食事をした朗峰会館のロビーに飾ってあったお雛様です。


桃の花

男雛の背後に影を写している桃の花です。


お掃除小坊主

山門の横にあったお掃除小坊主の像です。
台座に歌が書いてありました。

裏を見せ表を見せて散る紅葉


マンサク

松涛園に咲いていたマンサクです。
曇天のせいで輝く黄色が見られませんでした。


ツバキ

これも園内に咲いていたツバキですが、
少し年増のようです。



◎  池上本門寺 

本門寺

池上梅園で梅の撮影をしたあと本門寺へ行きました。
この寺は、
日蓮聖人が今から約七百十数年前の弘安5年(1282)10月13日辰の刻(午前8時頃)
61歳で入滅(臨終)された霊跡です。

日蓮聖人は、弘安5年9月8日9年間棲みなれた身延山に別れを告げ、
病気療養のため常陸の湯に向かわれ、
その途中、
武蔵国池上(現在の東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲公の館で亡くなられました。

境内にある朗峰会館の中のレストランで月遅れの新年会をしました。
食事のあと、会館の裏手にあるお庭へ出てみました。


本門寺

これは小堀遠州の造園による池泉回遊式の庭園で、
松涛園といいます。


本門寺

ところどころにツバキが咲いていました。


本門寺

園内の通路から見上げる高みに石碑が建ててあります。
文字がよく読めないと思いますが、
「西郷、勝、両将会見の処」
と書いてあります。

通路脇に看板があって、
慶応4年(1868)3月、
倒幕軍の江戸城総攻撃を前に倒幕軍の首席参謀であった西郷隆盛と、
幕府軍の勝海舟がこの地で会見をし、
江戸城無血開城の交渉を行った。
会見は松濤園内の四阿(あずまや)で行われているが、
建物は現存しない。
この石碑は昭和16年に建てられたもので、
西郷隆盛の甥にあたる西郷従徳の揮毫になる。
なお、本門寺には倒幕軍の本陣がおかれていた。

と書いてありました。

今までこの会見は三田の薩摩屋敷で行われたと
聞いて(読んで)いましたから、
池上がその場所だという話は今回が始めてです。

検索で調べると
三田薩摩屋敷の西郷隆盛と勝海舟の江戸明渡しの会見は・・・
もっとも会見の場所は池上本門寺という説もあって、
いづれ秘密会見だろうから、
はっきりしたことは分からない。

と書いた記事がありました。

江戸城から池上まで直線距離で12㌔位ありまから、
会談場所としてはちょっと遠いような気がします。
江戸時代は三田が江戸の入り口だったそうですし、
江戸城から4~5㌔ですし、
三田説の方がいいように思いますが・・・
しかし一方、
極秘裏の会談だったのでしょうから、
江戸市中からこのくらい遠い方がよかったかも知れないし・・・


本門寺

園内に咲いていた梅です。
この日の午後は曇ってしまいました。
花も少ないし、
光も乏しいし、
淋しい梅でした。



◎  池上梅園 

ウメ

17日の日曜日、
写真仲間と一緒に
池上梅園に行ってきました。


ウメ

今年の梅は開花が遅く、
まだ咲いていない木も沢山ありましたが、
きれいな花もありました。


ウメ

この日はソフトフォーカスレンズで撮影しました。


ウメ

ソフトレンズはハイキーが合います。


ウメ

最後の写真は色味を変えてみました。
青空を背景に咲いていた紅梅なのですが・・・


◎  スィートピー 

スィートピー

花瓶に活けたスィートピーです。
マメ科 ハマエンドウ属


スィートピー

優しい感じを出したいと思い、
ハイキーにしました。


スィートピー

イタリアのシチリア島原産ですが、
江戸末期にはすでに渡来していたそうです。


スィートピー

異名は麝香草、麝香豌豆。
スィートピーはSweet pea.
つまりは甘い匂いがする豆ということでしょうか。


◎  キンカチャ 

キンカチャ

神代植物園の温室に咲いていました。


キンカチャ

キンカチャ(金花茶)
ツバキ科 ツバキ属

ツバキ科の学名はThaeceae(何のことか分かりません)
ツバキ属の学名はCamellia(カメリア)

カメリアという名は
17世紀にチェコスロバキアの宣教師カメル(Kamel)が、
ツバキを東洋から西洋へもたらしたことによるそうです。

キンカチャは1965年に
中国広西省南部のヴェトナムに近い地方で発見されたそうです。
学名はカメリア・クリサンサ(C.Chrysantha)で、
クリサンサは黄色い花という意味です。
因みにクリサンセマム(Chrysanthemum)も黄色い花という意味で、
キク属の学名であり、菊の英名でもあります。

キンカチャの最後にチャ(茶)とついていますが、
チャノキの仲間でチャ亜属になるそうです。
ただし花はチャのように小さくありません。

キンカチャ

花の外側には艶があります。
ツボミでもそれがよく分かります。


キンカチャのそばにもう1本ツバキがありました。

きのさと

「日本の黄色椿」と書いてありました。
日本の椿と金花茶を交配して誕生した椿で、
「きのさと」という名だそうです。

特徴:淡い黄色の半八重の中輪咲きで筒咲き~抱え咲きと
藪椿の花姿をしています。
と書いてあります。
花はひとつしか付いていませんでしたが、
この花にはあまり黄色味がありません。
「淡い黄色」とはこんなものなのか、
もっと黄色い花もあるのか、
分かりません。


◎  ワビスケ 

数奇屋

数奇屋
ツバキ科 ツバキ属 ワビスケ系

ワビスケ(侘助)は、
ツバキとチャの雑種といわれる。
葉も花も小ぶりで、
白・紅・絞りなどの一重の花を半開する。
花期はやや早く、晩秋から咲き、
茶花に賞用される。


数奇屋

小さくて、半開きというところに趣があると思うが、
「侘び」という風雅な言葉が名前に使われているのは、
どういう意味だろうと思って広辞苑を引いたら、
文禄・慶長の役(豊臣秀吉の朝鮮征伐)の際に、
侘助という人が持ち帰ったからだという説があるとのことで、
そうだとしたら、
趣のない理由である。

上の2枚は植物園に咲いていて
「数奇屋」と名札が付いていたが、
下の3枚は別のお庭に咲いていた。
名札も何もなかったが、
ワビスケ系だろう。


ワビスケ



ワビスケ



ワビスケ


◎  フクジュソウ 

ふくじゅそう

昨日は花を何種類か撮ってきました。
その中から、
まずフクジュソウです。
葉が茂っているものよりも、
写真のような姿のフクジュソウが好きです。


フクジュソウ

フクジュソウ
キンポウゲ科 フクジュソウ(アドニス)属


フクジュソウ

またアドニスが出てきましたので、
Adonis を英和辞書で調べました。
①ギリシャ神話で女神ヴィーナスに愛された美青年。
②美青年、好男子。                   
③ヨーロッパ産のフクジュソウ(福寿草)属の多年草。

前回のアネモネのギリシャ神話では、
アドニスの「血の中から同じ色の花が現れた」とだけ書きましたが、
『変身物語』にはそのあと、

その花を愛でる期間は短いのだ。
花の付き具合が悪く、
軽やかで落ち易いために、
アネモネというその名のもとになっているアネモス(風)が、
これを散らかすからだ。


と、はっきりアネモネと書いてあります。
アネモネはアネモネ属であってアドニス属でありません。

そして図鑑をよく見ると、
ナツザキフクジュソウという種類があって、
真っ赤な花の写真が掲載されています。
フクジュソウとは黄色い花だと思っていたのに・・・


フクジュソウ

もしかしたら、
アドニスの血は赤いフクジュソウになったのかも知れませんが、
深く考えないことにします。





◎  アネモネ 

アネモネ

アネモネ
キンポウゲ科
西新宿の高層ビル街の花壇に咲いていました。


アネモネ

今日もギリシャ神話です。


美の女神ヴィーナスが美少年アドニスに恋をした。
アドニスは狩が大好きだったので、
ヴィーナスも一緒に狩をしたことがあった。
彼女は兎とか逃げていく鹿とか
弱い相手だけを狙い、
こちらに向かってくる猛獣は避けていた。

アドニスの身を気遣うヴィーナスはこう忠告した。
「逃げる獣には勇敢になりなさい。
でも向こう見ずな相手に、
こちらも向こう見ずになるのは、
とても危険だから、
そんなことをして、
わたしをハラハラさせないで頂戴」

こういって忠告をすると、
ヴィーナスは白鳥が牽く車に乗って空を渡って行った。
しかし勇気ある若者はこの忠告に逆らった。
猪を見つけると、
槍で射した。
血に染まった猪は逆襲してきて、
若者のまたぐらに牙を突き立て、
黄色い砂の上に押し倒した。

空を走っていたヴィーナスはアドニスの呻き声を聞きつけて、
舞い降りてきた。
息絶えようとして、
自らの血の中で身悶えている彼を見ると、
車から飛び降り、
着物の胸元を引き裂き、
髪をかきむしり、
運命の神々に文句をつけてから
こういった。
「アドニスよ、
わたしの悲しみの思い出はいつまでも残るでしょう。
そして、あなたの血は花に変るでしょう」

若者の血に神酒をふりかけた。
血は、神酒に触れると、
ふくらんでいった。
そして、一時間も経たないうちに、
血の中から、
同じ色の花が現れた。

アネモネ


◎  水仙 

スイセン


水仙にまつわるギリシャ神話はよく知られていますが、
少し詳しくお話します。
この話はオウディウスの「変身物語」という本に出ています。
それはもっと詳しいのですが、
そっくり全部では長すぎるので、
かいつまんでお話します。

スイセン


妖精のレイリオペは青い水に住んでいた。
あるとき、
河神のケピソスが、
彼女をうねった流れに巻き込み、
水の中で犯した。

美しい妖精は、
月満ちて男の子を生んだ。
妖精たちに愛されるほど可愛らしいこの子は、
ナルキッソスと名づけられた。

ナルキッソスは16歳になり、
多くの若者たちが、
そして娘たちが、
彼にいいよった。

しかし彼のこころには、
非常な思いあがりが潜んでいたので、
誰一人として、
彼の心を動かすことができなかった。

ナルキッソスにいい寄る妖精たちや男たちは
ひどく愚弄されたので、
こう祈った。
「あの少年も恋を知りますように!
そして恋する相手を自分のものにできませんように!」

澄みきった泉があった。
狩猟と暑さで疲れきったナルキッソスは、
ここに身を投げ出した。
渇きを静めようとしているうちに、
泉に映った自分の姿に魅せられて、
実体のないあこがれに恋をしてしまった。
食事も睡眠も取らず、
その場に居つづけて恋焦がれた。

やがて、
相手が水に映った自分だと分かっても、
その恋心をどうすることもできなかった。
悲しみのあまりに、
力は尽き果て、
青草の上にぐったりと頭を垂れ、
美しかった眼は
死が閉じてしまった。

ナルキッソスの姉妹の水の妖精たちが、
髪を切って供え、
棺を用意した。

だが、死体は消えていた。
その代わりに、
白い花びらにまわりをとりまかれた、
黄色い水仙の花が見つかった。

スイセン


◎  梅の花 

昨日はよい天気だったので、
午後になってから、
ブログネタの写真を撮りに航空公園へ行った。

先日、雪の中で開き始めていた梅園の紅梅が、
ずいぶん開いたことだろうと思ったら、
多少花数は増えているものの、
まばらだし、色も冴えないし、
とにかくあまりパッとしない。

お茶室の梅が咲いていますという看板があったので、
そちらに行くと、
紅梅が1本咲いていた。
こちらは花も綺麗だし、
「馥郁」という言葉がぴったりするような、
よい香りが漂っていた。

ウメ



ウメ


ウメ

少し離れたところに白梅が1本あったが、
こちらはツボミ。

ツボミ


◎  ハボタン 

ハボタン

ハボタン
アブラナ科
(キャベツの仲間)

ハボタン

公園の花壇に植えてありました。

葉牡丹にうすき日さして来ては消え     万太郎

薄くても陽射しがあれば、
この赤い葉を透けてくる光を撮りたいと思いましたが、
曇り空でした。


◎  氷柱(ツララ) 

氷柱

日曜日は また雪になり
夕方まで降っていました。
月曜日(昨日)はものすごい晴天でした。
寒い朝、
玄関先のアオキの葉から下がる
小さな氷柱を見つけました。
指で触ってみたら、水滴でなく、氷です。
カメラを持ち出して撮ってみましたが、
あまり立派とはいえません。
そこで
本格的な氷柱の写真を引っ張り出してきまし。


小樽の運河

数年前に札幌の雪祭りに行ったとき、
ついでに行った小樽の運河沿いの倉庫です。
ここの立派な氷柱をご覧下さい。


本棚を整理していたら古い日記帳が出てきました。
昭和53年(1978)のものです。
3日よりは少し続いていますが、
だんだんまばらになって以下余白です。
記事を少し拾ってみます。

1月3日東京で大雪。
積雪22cmの新記録。

年初、1$=¥236。

(当時の)福田総理がデノミに意欲。

1月14日伊豆で大地震。
シアンが流出して狩野川の魚が全滅。

初場所は14日目で北の湖が優勝。


◎  アブチロン 

こちらでブログを始めます。
昔の名前で出ていますから、何も変りません。
これからもよろしくご愛顧のほどお願いします。


アブチロン

アブチロン
アオイ科

昨年、新宿御苑の温室での撮影です。
この温室は昨年途中から改装に入っていて、
数年間閉館の予定です。

一番よく行っていた温室が閉館のため、
花の少ないこの時期、
少々困っています。
先日、小平薬用植物園へ行ったのに、
月曜は閉館日でした。
もっともここはずいぶん小さな温室なのです。


神代植物園へ行けば大きな温室がありますが、
遠いので、頻繁には行っていません。
そんなことで昨年の温室の写真を出してきました。


アブチロン

アブチロン(Abutilon)は
ギリシャ語の「牡牛」と「下痢」とからなっている言葉で、
この植物が家畜の下痢止めに薬効があるということに由来するそうです。

私の図鑑には、
上の写真とそっくりの黄色い花が載っていて、
ヒブリドゥム「イエロー・メキシコ」という名前になっています。
温室の名札にはアブチロンとしか書いてありませんが、
多分この「イエロー・メキシコ」だと思います。


こちらに移って、
心機一転、頑張りたいところですが、
今月の前半は予定が立て込んでいますので、
飛び飛びの投稿になったり、
皆さまのブログ訪問が出来なかったりするかと思います。
ご了承下さい。



back to TOP