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Photo & Essay

◎  イギリス 

前回に続いて、
ロンドン、トラファルガー広場近くの写真ですが、
題名は大きく「イギリス」です。
政治の中心地だからです。


ロンドン

女王のお住まい、バッキンガム宮殿。
12日が誕生日で、
ここに近寄るのは大変だとのことで、
前日の夕方に訪れました。

エリザベス2世はイギリスの女王様ですが、
「イギリス」について再確認してみます。

例えば「アメリカ」という国があります。
正式には「アメリカ合衆国」といい、
略して"USA"と呼びます。

これに倣うと、
「イギリス」という国の正式名称は
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」
という長いもので、
略して"UK"と呼びます。(United Kingdom)

「グレートブリテン」には「イングランド」「スコットランド」「ウエールズ」が含まれ、
これに「北アイルランド」を加えたのが「イギリス」です。

今回の旅は「イングランド」と「スコットランド」でした。
いまでは一緒の国になっていますが、
この2国は昔から戦争を繰り返してきたそうです。

南アフリカで行われているワールドカップに出場しているのは、
「イギリス」ではなくて、
「イングランド」です。


ロンドン

バッキンガム宮殿の衛兵です。
「衛兵の交代」が有名ですが、
それは見ていません。


ロンドン

前回のトラファルガー広場から南へ下ると政治の中心地です。
まず近衛騎兵隊の司令部があります。
観光客がぞろぞろと入って行くのでついて行ってみると、
奥には広い馬場があり、
途中2カ所に衛兵が立っていました。
すぐそばで撮影できました。


ロンドン

近衛騎兵隊の先には
首相官邸、外務省、政府庁舎、と続きます。
道路を挟んで官邸の向い側は国防省です。
写真は政府庁舎です。

官邸は立派な建物ですが、
歩道から数段、石段を登るとすぐ入り口になっていて、
前庭のようなものはありません。


ロンドン

政府庁舎の十字路を東に曲がると、
ビッグベン(議事堂の時計塔)が見えてきます。


ロンドン

そのまま真っすぐ進むと
テムズ川に掛かったウェストミンスター橋があります。
それを渡って振り向くと国会議事堂の全景が見えました。

国会議事堂の向うにウェストミンスター寺院があり、
この一帯が"City of Westminster"です。
ここから東北3kmほどの所に
セントポール大聖堂やイングランド銀行などがあり、
そちらが"City of London"です。
大ロンドン市は
これらを含む多くの特別区からなっています。


バラ

華やかな写真が出てきませんでしたので、
バラを1枚載せておきます。



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