Photo & Essay

◎  曼珠沙華 

昨日は日曜日で、
よく晴れて、
暖かな日でした。
日高市の巾着田に行ってきました。

ここのポスターには、
「100万本の曼珠沙華」とありましたので、
題名を「彼岸花」でなく「曼珠沙華」としました。


曼珠沙華

例年より10日ほど遅れているそうで、
まだ満開には至っていません。

川沿いの林の中、
一面に咲く曼珠沙華の群生が見事なのですが、
まだまばらでしたから、
咲いている所だけを撮りました。


曼珠沙華



曼珠沙華



曼珠沙華



曼珠沙華



曼珠沙華

花はまばらでも人はいっぱいです。
三脚を立てている人は見かけませんでした。
ちょっと立ち止まって、
パッと撮るのが精一杯です。
落ち着いて撮る人は、
もっと朝早く行くのでしょう。

毎年、変わり映えのしない写真を撮っています。
歳時記を見たら、

つきぬけて天上の紺曼珠沙華     誓子

という句がありました。
折角の青空でしたから、
そんな風に撮ればよかったのにと思っています。
カメラを下にばかり向けていました。


◎  秋分の日 

昨日は中秋の名月、
宵のうちは見ることができました。
昼間は(多分最後の)猛暑日でしたが、
夜から雨となり、
涼しい秋分の日を迎えました。


秋彼岸

雨に打たれて木の葉が落ちて、
濡れています。
この雨ではヒガンバナを撮りに行く気にもなりません。

何年か前には雨の中
撮りに行ったこともありましたが、
結構な人出でした。
三脚を据えて
ビニールシートを掛けたカメラで撮っている人も
少なからずいました。
今日も、そうだろうと思いますが・・・

以下は志賀高原で撮ってきた(夏の)花々です。


ウメバチソウ

ウメバチソウ


ヤマハハコ

ヤマハハコ

ヤナギラン

ヤナギランとヨツバヒヨドリ


ゲンノショウコ

ゲンノショウコ


◎  残暑 

昨日は彼岸の入りでしたが、
暑い日が続いています。
明日は今日よりも暑いとか・・・

年賀状

これは今日の午前11時過ぎに撮ったものです。
撮影日を改ざんしていません。

新宿の高層ビルの地下にある郵便局です。
ここは涼しいので、
「もうそんな時期か」と
一旦は納得しましたが、
外へ出ると真夏のような暑さですから
納得できなくなりました。

昨日は本屋の店頭で、
来年のカレンダーを見ました。
この暑さとチグハグです。


ヒガンバナ

ヒガンバナは開花が例年よりも遅れているようです。
行ってみてはいませんが、
webで調べると、
見頃はこれからのようです。
これは一昨年の花です。


ヒガンバナ

これもそうです。

年々歳々花相似たり

ということで、
古い写真の掲載を
お許し下さい。


◎  白根山 

8月のお盆前に今年も志賀高原へ行きました。
3日間の避暑です。
さすがに高原は涼しくて快適でした。

中日にハイキングをしました。
ホテルからバスで約1時間、
渋峠で降りました。
曇っていて、
寒いくらいでした。
多分20度以下です。

ここの標高は2172m。
国道292号が通っていて、
全国の国道で最も標高が高い地点だそうです。

渋峠から石ころ道を下って、
芳ヶ平湿原(標高1832m)へ、
そこから白根山(標高2160m)までのコースです。
標準の所要時間は2時間から2時間半くらいとのことでしたが、
恥ずかしいほどの時間が掛かりました。


モミジカラマツ

モミジカラマツ(キンポウゲ科)

渋峠から下り始めたとき、
この花が目立ちました。

この辺で下から登ってきた老人に出会いました。
聞くと草津から登ってきたとのことでした。
かなり早めの出発だったのだろうと思います。
あるいは非常に健脚なのか・・・


モミジカラマツ

同じ花です。


枯れ木

芳ヶ平から白根山に登って行くと、
荒涼とした風景が現れます。
道の右側にロープが張ってあり、
看板が立っています。
「硫化水素ガス発生地点、立入禁止」

左側の山の斜面にも
ガスにやられたと思われる枯れ木が転がっていました。


枯れ木

オブジェになりそうなのがいくらでも転がっています。


白根山

白根火山バス停に着いたら、
すぐ発車するバスがありましたが、
折角たどり着いたので、
次のバス(1時間半後)に乗ることにして、
コーヒーを飲んだり、
ゆっくりしました。

到着時にはこの看板も遠景も見えていたのですが、
バスに乗る頃にはこんなになりました。

実は渋峠からここ迄の途中で、
雨に2回降られ、
カッパを着たり脱いだりでした。
ここに着いたときは日が射していましたが、
雨と霧の多い所のようです。


白根山

正面の建物は山小屋風の土産物屋兼カフェです。
右に折れて行くとバス停です。

バス(15:55 これが最終バス)は濃い霧の中からやって来ました。
ジグザグの道をバンバン走ります。
バスの運転手は霧になれているのでしょう。

少し下ると霧は晴れました。
更に進むと、
今度は雷が鳴り始め、
やがて凄い雷鳴と豪雨です。

ホテルに帰るには途中でバスを乗り換えます。
乗り換え停留所でも、
バスを降りてホテルに入るときも、
土砂降りでした。
こんなに降られるつもりでなかったのですが・・・


◎  玉原ラベンダーパーク 

8月4日、
ヒマワリ畑のあとは「玉原ラベンダーパーク」でした。

玉原ラベンダーパーク

ラベンダーは終わりかけていました。
こうやって、遠くから撮れば、きれいですが、
アップで撮るのは、チョッと・・・


玉原ラベンダーパーク

ニッコウキスゲも、
よさそうな花を選んで・・・


玉原ラベンダーパーク

アナベルは、
真夏の陽を浴びて咲き誇っていました。


玉原ラベンダーパーク

マリーゴールドとサルビアです。

ここの滞在時間は短いものでした。
往きはのろのろ運転のリフト。
上の方でラベンダーのソフトクリームを食べて、
ぶらぶら歩いて戻りました。
時計を見るとトイレに寄る時間もありません。
あわててバスに戻りました。
・・・ところが、遅れてきた人が大勢いました。
最後の夫婦は10分以上遅れて戻りました。


トマト

造り酒屋に寄りました。
駐車場のそばにトマトが実っていました。
日照りで、葉っぱは枯れています。
背景の稲は魚沼のコシヒカリ。

この酒屋の製品にアルコール度数40度の日本酒がありました。
チョッと試飲してみるとウォッカみたいです。
聞いてみました「蒸留して40度にしたの?」
答えは「アルコールを添加したのです」
「なーんだ」


夕焼け

暑かった一日が暮れてきました。
花火見物の旅も終わりです。


◎  津南のヒマワリ 

赤倉のホテルを出発して津南町に向かいました。
(8/4のことです)

千曲川

バスの車窓から見た千曲川です。
昨夜の雨で泥水になっていて、
水量も多いようでした。

この川は新潟県に入ると信濃川と名が変わり、
支流を集めて大河になります。
昨夜はその信濃川べりで花火を見たのです。


ヒマワリ

津南のヒマワリ畑に到着です。
もう昼近くになっていて、
じりじりと8月の太陽が照りつけていました。

ヒマワリは太陽を向くといわれますが、
うなだれて、
太陽と目を合わさないようにしていました。


ヒマワリ

一部のの畑は終わり掛けていましたが、
奥の畑は見頃を迎えていました。


ヒマワリ

高さ2mくらいのステージみたいな台が作ってあって、
そこから見渡せるようになっていました。


ヒマワリ

背の高い、
孤高のヒマワリです。


前回、加賀千代女の句を載せました。

蜻蛉釣り今日は何処まで行ったやら   加賀千代女

この句を検索してみたら、
多様な解釈と解説が出てきました。
面白いので紹介します。

「蜻蛉釣り」の解説にもいろいろ。
1)子供がトンボをとっている。
2)長い竹竿の先にトリモチを唾で練って巻き付けて、
振り回してトンボをとるから
釣をしているように見える。
3)長い竹竿の先にメスのトンボを糸でつないで、
オスのトンボを釣っている。

作句の背景として、
千代女には男の子があったが亡くなってしまった・・・
1)ある日トンボをとりに出たまま、
どこかで死んでしまって帰って来なかった。
2)赤ん坊の時に亡くなってしまった息子が、
今頃は天国でトンボとりをしているのでなかろうか。
3)千代女の息子のことでなく、
トンボとりに出た子がまだ帰ってこないので親が心配している。

千代女は18歳で結婚し、
20歳で夫と死別して実家に帰った。
と前回書きましたが、
つぎのような事情があったらしいです。

夫は亡くなったが男の子が生まれていました。
間もなくその子も亡くなってしまったので、
婚家を離れたというのです。
そうだとすれば赤ん坊の内に亡くなった子です。
上の2)の天国での「トンボとり」が当たっていそうです。

そんなに若くして後家になったのなら、
再婚しなかったのだろうか?
それを考えたのが「蜻蛉釣り」の3)のようです。
竿の先のメスのトンボが千代女自身で、
オスのトンボ(いい男)を捕まえたい~~
ちょっと穿ち過ぎと思いますが・・・

もうひとつ、
この句も実は他人の作品だという疑いが大きいそうです。
前回の「蚊帳の広さ」と同じく、
千代女にまつわる背景にこだわらないで、
自分なりの鑑賞をすればよいのでは、
と思います。


◎  赤倉温泉 

花火が終わったのは午後9時15分です。
それぞれが人混みをかき分けてバスに戻り、点呼。
バスが動き始めたのは9時40分頃でした。
添乗員の言葉。
「宿(赤倉温泉)に着くのは午前2時ころと覚悟しておいて下さい」

バスは駐車場の外れまで来て、
止まったまま動きません。
先の道路がどうなっているのか分かりませんが、
全く動きません。
ようやく動き出したのが10時20分。
大きな道路に出る迄、また暫く掛かりましたが、
だんだんと渋滞もなくなり、
高速道路はビュンビュンです。

途中、雨になってきました。
ホテルに着いたのは12時30分過ぎでした。
添乗員は
「皆さんが早くバスに戻って下さったおかげで早く着きました。
昨夜の組は到着が2時だったそうですよ」

温泉に浸かって休みました。


ワレモコウ

ワレモコウ

翌朝はゆっくりの出発(10時)です。
昨夜の雨はすっかり上がって青空です。
猛暑が予想されます。
バスに乗る前、
付近で写真を撮りました。


キキョウ

キキョウ


アサガオ

アサガオ


朝顔といえばこんな句があります。

朝顔につるべ取られてもらい水     加賀千代女

千代女(1703~1775)は加賀国で生まれ、
18歳のとき、神奈川の足軽福岡弥八に嫁ぎます。
このとき、

しぶかろかしらねど柿の初ちぎり    加賀千代女

という句を詠んだそうです。
可哀想なことに20歳の時夫に死別して、
加賀の実家に戻りました。
夫に死なれた時の句として伝えられているのが、

起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな    加賀千代女

今は蚊帳を使うこともなくなりましたので、
実感できない方も多いかと思いますが、
夫を亡くした若妻の哀しさ、淋しさが伝わってきます。

ところが、なのです。
この句は千代女の作品ではなく、
もっと古い時代の遊女の作品だそうです。
今参考にしているWikpediaにそう書いてありますし、
他の俳句の本にも書いてありますから、
真実でしょう。

起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな    遊女浮橋

作者が遊女だということになると、
読んだ感じががらりと変わってきます。

そこで、思いました。
だれが、どういう状況で詠んだのだから、
これこれしかじかだ、と解釈するのではなくて
蚊帳の中に一人きりでいるのは自分だと思って、
味わったらよいのではないでしょうか。
例えば、
今夜は口うるさい女房が旅に出かけて留守・・・だとか。

最後にもう一句。
朝顔の句よりもこちらが好きです。

蜻蛉釣り今日は何処まで行ったやら   加賀千代女


◎  長岡の花火 

なかなか秋が来ません。
二十四節季でいうと、
8月7日が「立秋」、
23日が「処暑」、
そして間もなく、
9月8日は「白露」です。

「立秋」は春分と秋分の中間点ですから、
暑くても当然です。

「処暑」は調べるといろいろな表現があります。
暑さが止まる時期。
暑さが峠を越えて後退し始める時期。
暑さが落ち着く時期。

今年の夏は、
暑いまま高止まりして落ち着いていると、
こじつければ、
3番目の説明が当たっているようです。

「白露」は
秋の気配が感じられ始める頃。
だそうですから、
大いに期待しています。

高齢者は特に熱中症に気をつけなければいけませんから、
それを、しっかりと守っていて、
さっぱり写真を撮りに出ません。

1ヶ月も前のことになりますが、
8月3日、長岡の花火を見てきましたので、
その写真です。


錦鯉

旅行社のバスツアーで行きました。
これの利点は見る場所が確保されていることです。

途中、越後湯沢で昼食。
レストランの入り口前に細い流れが作ってあって、
そこに錦鯉が沢山泳いでいました。

裏手に養鯉池があるというので、
昼食後、見に行こうとしたら、
ものすごい豪雨になっていましたので諦めました。
錦鯉よりも、
雨で花火が上がらないことの方が心配でしたが、
結果的には局地的な短い豪雨でした。


夕日

パンフレットには「桟敷で花火見物」と書いてありましたが、
実は青いシートを広げただけの場所でした。
でも見るには良い位置でしたし、
寝転んで見れるくらい広さもゆったりでした。

眩しく輝いて、暑かった陽がようやく西に傾き、
風が渡るようになってきました。
大勢の人がシートの上に立上がって夕日を撮っていました。

花火を揚げるのは夕日の真後ろ、
信濃川の、
古くから架かっている長生橋(長さ:850.8m)と
約1km下流の大手大橋(長さ:878.3m)の間の中州です。
両岸から見ることができますが、
今回は左岸からでした。


花火

花火が始まりました。
場所が広いから、
ほとんど尺玉です。
これが夜空に広がると、
カメラのズームをワイド側一杯にしてもはみだしそうです。
あっちこっちで揚げられると手に負えません。
撮るよりも、見ることにしました。
(三脚も持って行きませんでしたが・・・)


花火

ときどき思い出したように撮りましたが、
みんな金色に写っています。
赤や緑や・・・
色がキレイなところで、
シャッターを切るのですが、
一瞬の遅れで色が消えて、
みんな金色に写っています。


花火

なんとか、
少しだけ色が写った写真です。


花火

花火は久しぶりでしたが、
大仕掛けのスターマインなどがほとんどでした。

最大の仕掛けは「天地人」で、
昨年のNHK大河ドラマのテーマ音楽を流し、
かなり長い曲でしたが、
それに合わせて、
これでもか~という位にどんどん打ちました。

昔から有名な三尺玉は、
大きいために、遠い、別の場所で揚げるので、
尺玉よりも小さく見えました。
(比較のため、
直前に7寸と1尺を打ち揚げてから見せてくれたので、
大きさの差は分かったのですが・・・)

見るには絶好の観覧席でしたが、
写真を撮るには近過ぎたようです。



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