Photo & Essay

◎  中島台 

二日目は、
「中島台レクリーエーションの森」へ行きました。
ブナ林の中に木道を作って、
歩き回れるようにしてあります。
鳥海山の北側、
標高500mくらいのところです。


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ここのブナは妙な形をしています。
通常のブナの木はスラッと立っているのに・・・

ネイチャーガイドの人が解説してくれました。
雪が1.5mくらい積もって、
堅く凍っているころ、
村人たちが橇を引いて山に入り、
雪から出ているブナを切ったそうです。

切り口から、
芽を出して、伸びると、また切る。
木が生き延びるように、
全部は切らないでおきます。


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切った枝は焼いて炭にしたそうで、
林の中に炭焼き釜がいくつも残っています。

ブナの木は水分が多くて、
もの作りの材料にならないので、
炭にでもするしか使い道が無かったそうです。
それで「木」偏に「無」と書くのだとか・・・「橅」
今では乾燥技術が進歩して、
家具なども作れるそうです。


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ブナの木が蓄えた水か、
土が蓄えた水なのか、
林の中には渓流が流れていました。


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こんな形のブナがあって、
説明の看板が立っていました。

太い幹と幹から立上がった枝の形が
西洋のローソク立ての形に似ていることから、
「燭台」と名付けられました。
また、
太い枝が腕のように立ち上がり、
それがニンフ(森の妖精)の座れるような形になっていることから、
別名「ニンフの腰掛」とも呼んでいます。
象潟町 由利森林管理署



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この森で最大の奇形ブナ、
樹齢300年の「あがりこ大王」です。

全国の数ある巨樹・巨木の中から、
「森の巨人たち百選」に選定された「あがりこ大王」は、
中島台レクリエーションの森の主ともいえる樹形を誇り、
幹周りは7.62mで、
奇形ブナとしては日本一の太さです。
「あがりこ」の呼び名は、
「芽が上がる」ことに由来しています。
幹が上がったところで子に分かれ、
雄々しい形から「あがりこ大王」と命名されました。



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太い幹の間に立つ枝の形が猿のようだと・・・
こんな姿かな、となぞってみました。


◎  象潟 

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象潟に着いたのは夕方、
日本海が強い西日で輝いていました。
カメラを少し南に振って陽射しを避けた写真です。

海辺に「ねむの丘」という名の道の駅があり、
その4階が展望台になっていたので登ってみました。


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海を背にして右に鳥海山が見えます。


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展望台の正面です。
何の変哲もない風景ですが、
かつては、
青い田んぼが海(潟)、
少し盛り上がっていて木の生えているのが小島だったそうです。

芭蕉が『奥の細道』で訪れたころの象潟は、
浅い海と小さな島々からなる風向明媚の地でした。

紀元前466年に鳥海山が噴火し、
発生した大規模な山体崩壊によって
土石流が日本海に流れ込み、
やがて堆積作用の結果、
浅海は砂丘によって仕切られて潟湖となり、
小さな島々には松が生い茂ったとのことです。

江戸時代には、
九十九島・八十八潟と称される景勝地となり、
「東の松島 西の象潟」と呼ばれました。
大きさは、東西2km~、南北3km~程度だったそうですが、
1804年の象潟地震で海底が隆起して陸地化してしまいました。


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芭蕉は「おくの細道」に、
松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し
と書き、

象潟や雨に西施がねぶの花

の句を作りました。
これに因んで、
道の駅の裏手(海辺)には西施の像がありました。
芭蕉が訪れたのは雨の日だったようですが、
強い西日を背に受けて立っていました。


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西施は中国四大美人の一人で、
傾国の美女と謳われた人ですから、
容姿を具現化するのは難しかったでしょうが、
こういう顔に作ってありました。


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通ってきた道ばたでは、
きれいな花をつけた合歓の木を見かけたのですが、
「ねむの丘」と名付けられた道の駅には、
1本もありませんでした。

西施像のすぐそばに、
こんもりと茂みがあって、
赤や黄のミニトマトみたいな実が沢山ついていました。
ハマナスです。


西施のことは以前に書きました。
よろしければ、下記をクリックしてみて下さい。
「雨中に咲く合歓の花」


◎  鳥海山(鉾立) 

先週後半に「みちのく」へ行ってきました。
震災の被害が大きかった太平洋側でなく、
日本海側で、
行く先は、鳥海山と月山です。
こういうと登山みたいに聞こえますが、
バスで登って、
花や景色や滝や・・・などの見物です。

大きくてノロノロだった台風6号が心配でしたが、
天気予報を見ると秋田県、山形県は「お日様」だけで、
「これはラッキー」と思って出かけました。

往きは上越新幹線で新潟まで行き、
そこで羽越線に乗り換えて酒田へ。
酒田駅からはバスで移動ということだったのですが、
台風のせいかどうか、
強風のためということで、
羽越線の特急「いなほ」が運休になり、
JR手配の代行バスで酒田へ向かいました。

このバスは、座席下にトランクがなく、網棚も全くないので、
荷物の置き場がありません。
みんな旅行客ですから荷物をもっています。
補助席も含めて満席で、
これで酒田まで3時間乗るというのだから大変です。

添乗員が連絡を取ってくれて、
酒田から乗る予定のマイクロバスが途中まで迎えに来てくれました。
専用バスに移ってほっとしました。
こちらは28人乗りのバスに15人ですから、
さっきまでとは打って変わって楽々です。


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新潟県から山形県に入り、
やがて最上川を渡りました。
この川は酒田で日本海に出ます。
松尾芭蕉が船下りをした川です。


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山形側からの鳥海山です。
山形県と秋田県に跨がる標高2236mの活火山で、
出羽富士あるいは秋田富士と呼ばれ、
山形県側から見ると、優しく女性的な姿で、
秋田県側からはごつごつとして男性的に見えるそうです。

少し雪が残っている主峰の左側の鞍部の向こう側に
今日の目的地、鉾立(五合目)があります。


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鉾立(標高約1100m)から見た鳥海山の頂上です。
画面中央の茶色い峰が標高2236mの主峰(新山)です。

鳥海は、寛政12年(1800年)の冬から文政4年(1821年)に至る間噴火し、
特に享和元年(1801年)の噴火は激烈を極め、
新山はそのとき生成されたそうです。

下は鉾立で撮った花です。


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ヤグルマソウ(ユキノシタ科)
この名前ではキク科の花を思い浮かべるでしょうが、
あれはヤグルマギクだそうです。

あちらは花が、
こちらは葉っぱが、
鯉のぼりの矢車に似ていることによる命名です。


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ノアザミ(キク科)


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クガイソウ(ゴマノハグサ科)


この後、
奈曾の白滝を見て、
象潟へ向かいました。


◎  東照宮 

日光では、
まず輪王寺の本堂、三仏堂を拝観しました。
三仏は、向かって右から、
千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音と
三体の巨大な仏像が並んでいます。

この後、東照宮に向かいました。

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石塔の向かうに小さく写っているのが「石鳥居」です。


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「神厩舎」の「三猿」です。

ウィキペディアによれば、
3匹の猿というモチーフ自体は古代エジプトにも見られるもので、
シルクロードを経由して中国から伝わったものだという見解がある。

『論語』の一節に
「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、 非礼勿動」
(礼にあらざれば視るなかれ、
礼にあらざれば聴くなかれ、
礼にあらざれば言うなかれ、
礼にあらざればおこなうなかれ)があり、
中国では
今日でも妊娠中の女性は胎教の観点から
「目は悪色を視ず、耳は淫声を聴かず、口は敖言を出さず」
という戒めを受ける。

朝鮮半島においても、
結婚前の女性は
「見ても見ぬふり、聞いても聞こえないふりをして、言いたくても言うな」
と教育される。

インドのマハトマ・ガンディーは常に3匹の猿の像を身につけ
「悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな」と教えたとされており、
教科書などに「ガンディーの3猿」が掲載されている。

またアメリカ合衆国では
教会の日曜学校などで三猿を用い
猥褻なものを見たり、
性的な噂を聴いたり、
嘘や卑猥なことを言わないよう諭すことがある。

とのことです。


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「三神庫」の「象」です。
狩野探幽が描いた「想像の象」を彫刻にしたものだそうです。


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「陽明門」です。
この門の中の本殿(御本社)は平成の大修理とかで、
幕が掛けてありました。

「三猿」と並んで有名なのが「眠り猫」ですが、
これを見るには追加料金が要るとのことで、
見ていません。


◎  日光 

先週、13日に日光へ行ってきました。
日の光の強い、暑い日でした。
逆光の青葉が美しいと思い、
撮って来ました。
芭蕉の句(下記)を思い浮かべていたのですが、
見た通りのいい色に撮れていません。

あらたうと青葉若葉の日の光

「奥の細道」で芭蕉は卯月朔日(陽暦の5月19日)に
東照宮を参拝して、
「青葉若葉の」「日の光(=日光=東照宮)」を
「あらたうと(尊)」と崇拝しています。

2か月遅れの参拝でしたから、
「若葉」はありません。
完全に「青葉」でした。

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ユキノシタ

盛りを過ぎていましたが、
遠目には、
きれいに見えました。


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あえて大写しですが、
茶色になったのが見えています。


◎  ヒマワリ 

炎暑の日が続きます。
強い日の光に似合うのはヒマワリです。

近くに、ミニヒマワリというのでしょうか、
花の小さなヒマワリが咲いていますので、
撮ってきました。
暑いから大きな花を探しに、
遠く迄出かける元気がありません。
花は小さいものの背丈は2㍍以上ありそうです。

きのふわが夢のかけらの小向日葵   楸邨

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前回は、
カフェで髪をセットしていた娘のことを書きましたので、
関連で今日は、
バスの中で化粧していた女性のことです。

電車の中で化粧するのは当たり前みたいになっていますから、
それがバスの中であっても驚くことではありません。
しかし、
夕方(だったか~あるいは夜の始めだったか~)の、
それも帰宅するバスの中だったので、
記憶に残っているのです。

バスの外はもう暗かったと思います。
その若い女性は後部の座席でお化粧をしていました。
駅からの、帰りのバスです。
行く先は住宅街。
乗っているのは帰宅の人だけだと思うのですが、
どうしてここで化粧を直さなければならないのだろうか?
人ごとながら思案しました。

よその家を訪問するという身支度ではありませんし、
夜の店に出勤という感じでもありません。
(そもそも夜の店なんかありません)
もしかしたら、
新婚の旦那様が家で待っているのか・・・

停留所で降りた彼女は、
暗闇の中へ消えて行きました。。。


◎  タイサンボク 

大きな花ですが、
高木なので、
上の方に咲いていると撮りずらくなります。
最後の写真は上の方に咲いていた花です。

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梅雨が明けて暑い日が続いています。
去年のように長い夏になるのでしょうか?
毎年、丹念に天候・気温などの記録を取っていると自慢の人が、
今年は昨年ほどの酷暑にはならない、
と予言してくれましたが、
この予言、当たって欲しいものです。

午前中に外出しました。
暑さ凌ぎと水分補給のため、
スタバに立ち寄りました。

窓際に腰掛けている女の子が、
長い髪の毛にコテ(という呼び方でよいのでしょうか?)を当てています。
(カールさせているようでしたが・・・)
エッ・・・電池式? と思いましたが、
コードがぶら下がっています。
よく見ると、窓際の席だけ、
電源コンセントが用意されているのです。
多分、ノートパソコンなどのために準備されているのでしょう。
今まで気が付きませんでした。

小さな鏡を置いて、
髪の毛を何度も・・・
終わると、暫く、ケータイを見て、
(コテの冷めるのを待っていたのでしょう)
道具を全部バッグに入れて、立ち去りました。
午前11時のことです。
どういう子なのでしょう?

電車の中でお化粧するのは、
何度も見かけましたが、
カフェでヘアスタイルを整える姿は初めてでした。


◎  キョウチクトウ 

新宿御苑(7/5)です。

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広い芝生の向うに白い花が咲いていました。


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近づいてみるとキョウチクトウでした。
夏の花、南国の花ですから、青空が似合います。


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何十年も前のことです。
同じ職場のM君が結婚しました。
相手はダンス教室で知り合った女性で、
ある会社の社長の娘さんとのことでした。

結婚式に招かれて出席しました。
社長さんは働き盛りの
活気に満ちた人でした。

M君のお父さんは、
弱々しげで、
元気がありませんでした。

後で聞くと、
既に病を得ておられたとのことで、
間もなく入院・・・そして・・・

お葬式に参列しました。
7月のよく晴れた暑い日でした。
葬儀場の前庭に
キョウチクトウの花が咲いていました。

この花を見ると、
思い出します。


◎  ハンゲショウ 

「ハンゲショウ」は、
ややこしい話になりますが、
説明してみます。

「半夏生(はんげしょう)」は「七十二候」の一つです。
「七十二候」は、
古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、
二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことです。

二十四節季の一つである「夏至」を三つに分けると、
「初候」が「乃東枯(なつかれぐさかるる)」
「次候」が「菖蒲華(あやめはなさく)」
「末候」が「半夏生(はんげしょうず)」
となります。

「初候」の「乃東(なつかれぐさ)」は「夏枯草」の古名で、
ウツボグサの花穂(生薬)のことで、これが枯れる頃です。
「次候」はアヤメの花が咲く頃。
「末候」は「半夏(はんげ)」が生ずる頃です。
この「半夏」とはサトイモ科の植物、カラスビシャク(烏柄杓)のことだそうです。

七十二候の「半夏生」は、
かつては夏至から数えて11日目でしたが、
現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっていて、
毎年7月2日頃にあたるそうです。

前置きが長くなりましたが、
ハンゲショウ(半夏生)の写真です。


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ハンゲショウ(カタシログサ)
ドクダミ科ハンゲショウ属

水辺に白い根茎をのばして群生する多年草。
臭気がある。
茎は高さ60~100㌢で、直立する。
葉は卵心形で長さ5~15㌢。
花のころ、
上部の葉は白くなる。
和名は半夏生(7月初旬)のころ白い葉をつけるからとか、
半化粧するからとかいう。
別名のカタシロクサ(片白草)も同様の意味である。
花穂は上部の葉の付け根から出て、
長さ10~15㌢。
花弁のない小さな白い花を穂状に多数つける。
花期:6~8月
生育地:湿地

花が地味で目立たないので、
葉を半分白くして、
虫を呼ぶのでしょう。
「半化粧」の方が理解容易だと思いますが・・・


カラスビシャクは、
「畑の雑草として普通に見られれ多年草」とのことですから、
今度探してみたいと思います。
塊茎(球状の地下茎)を「半夏(はんげ)」といい、
生薬として用いるそうです。
この塊茎が成るころを「半夏生ず」というのだろうと思います。


「半夏」が生ずる頃を七十二候の「半夏生」と呼び、
その頃に花の咲く植物を「半夏生」と呼ぶ。
(「半化粧」の意味もこめているように思われますが・・・)
ややこしいお話でした。


◎  デイゴとサンゴシトウ 

新宿御苑に咲いていた
南国らしい花です。

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アメリカデイゴ(あめりか梯梧)
南アメリカ原産の落葉低木。
沖縄や小笠原によく植えられているそうです。


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サンゴシトウ(珊瑚刺桐)
オーストラリア、シドニーの植物園で作出された
アメリカデイゴの交配品種で、
花を珊瑚に例え、
幹や枝にトゲがあるのが名前の由来だそうです。

オーストラリアでは(つまり英語では)
何と呼ぶのだろうと思いましたが、
見つかりませんでした。
webで検索したら「英名はない」と書いた記事がありました。
作出はオーストラリアで、
命名は日本のようです。
(また「珊瑚紫豆」と書いた記事もありました)


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この赤色はいかにも南国風で、
青空が似合います。


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ユリズイセン(百合水仙)
サンゴシトウのそばに咲いていました。


◎  アジサイ(2)  

アジサイの続きです。

アジサイの花色は赤系と青系とありますが、
「土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」と言われているが、
土壌の pH (酸性度)は花色を決定する要因の一つに過ぎない。

とウィキペディアに書いてありました。
色の要因は複雑なようです。

また「アジサイ」という名前については、
「あじさい」の名は
「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が
訛ったものと言われる。
また漢字表記に用いられる「紫陽花」は唐の詩人、
白居易が別の花(ライラックか)に名付けたもので、
平安時代の学者、
源順がこの漢字をあてはめたことから誤って広まったといわれている。

と書いてあり、
これは初めての知識でした。


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◎  アジサイ 

今日の題名は「アジサイ」なのですが、
その前に "LOVE" の写真です。

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西新宿の新宿警察署裏交差点に "LOVE" があります。
なんとなく気に入っているので、
ときどき撮っています。

NHKの『世界ふれあい街歩き』という番組で、
アメリカのフィラデルフィアを紹介してくれましたが、
そこにも同じ "LOVE" がありました。
大分前の放送を録画したものだったので、
その場面を再生してカメラで撮ることができました。


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ウィキペデイアによれば、
18世紀を通じてフィラデルフィアは北米最大の都市で、
アメリカの独立前にはイギリス第二位の都市だった。
独立戦争時、
州議事堂(現独立記念館)で大陸会議や独立宣言の起草が行われた。
また1790年に合衆国の首都が
ニューヨーク市からフィラデルフィアに移ってくると、
新都ワシントン特別区の建設が一段落する1800年までの10年間
合衆国連邦政府の首都だった。

そうです。

どういう経緯で、
新宿とフィラデルフィアに同じ彫刻があるのか、
世界を探せば、
他にもあるのか、
???です。


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今日は優しい色合いのアジサイを集めました。


◎  アジサイの風景 


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アジサイの向うに見えるのはC-46中型輸送機。
かつて航空自衛隊で災害時の緊急物資輸送などに使われていまいたが、
ここ所沢航空記念公園に昭和55年から展示されています。


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公園内の茶室「彩翔亭」の庭園にて。
(以下の写真も)


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アジサイの句を探したら、
下の句がありました。

紫陽花の浅黄のまゝの月夜かな  鈴木花蓑

浅葱(あさぎ)は、薄いネギの葉の色で、
浅黄(あさぎ)は、薄い黄色のことだったそうですが、
現在はどちらも、緑がかった青色をさすそうです。
検索でカラーコードを探したら"#00A4AC"です。
その色で句の文字を色付けしました。

アジサイの色かなあ、という感じもしますが・・・


◎  緑陰 

まだ梅雨が明けないのに、
晴れると、猛烈な暑さです。
今年は電力不足なのに、
昨年並の暑さになるのでしょうか~

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木陰のベンチが人待ち顔です。


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ビヨウヤナギ
漢名を「金糸桃」というそうです。
貝原益軒が編纂したという「大和本草」には、
葉は柳に似て末まるし。
花は桃に似て黄なり。
蘂は黄にして長く、糸の如し。
梅雨の中花開く。
葉は冬枯れず、
高さ二三尺。

と書いてあるそうですが、
桃の花に似ているでしょうか?


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クチナシ
先日も掲載しましたが・・・


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クチナシ(八重咲き)


「杞憂」の続き

前回は、
天が落ち、地が崩れたら、自分の居場所がなくなる、
と心配する人がいて、
一方、それを否定する人がいて、
結局そんなことは起きない、
ということで合意した-----ということでした。
ここ迄を第1話とすれば、第2話と第3話が続きます。

この話を聞いた長廬子という人が笑って云った。
「虹や雲や霧や風雨や四季や、
これらはすべて積気(大気の集まり)が天において成ったものである。
山岳や河や海や金属や岩石や火や水や、
これらはすべて積塊(土の塊)が大地において成ったものである。
天が積気であり、地が積塊であることを知りながら、
これらが壊れることがないと断定できようか。
天地は宇宙の中では小さな存在であるが、
有形物の中では最大であって、
尽くし難く、窮め難く、測り難く、識り難い存在である。
天地が壊れるのを心配する者は、
途方もなく遠い未来のことを憂えていると云えるが、
壊れないと主張する者も正しいとは云えない。
天地も有形物であるからには、
いつの日か壊れざるを得ないであろう。
その時に遭遇すれば、憂えないわけにはいかない。」


形ある物は必ず壊れる。
だから天地もいつの日か・・・
という主張で、説得力があります。
そして第3話は列子の登場です。
列子は老子、孟子と同じく道家に属する人だそうです。
そもそも、この話は列子の「天瑞」という書物に出ているそうですから、
最後に先生の考えが述べてあることになるのでしょう。

これを聞いた列子が笑って云った。
「天地が壊れるというも誤り、壊れないというも誤りである。
壊れるとか壊れないとかは、われわれの知り得ないことであるが、
天地が壊れるというのも一つの考え方であり、
壊れないというのも一つの考え方である。
生者は死者の世界を知り得ず、
死者は生者の世界を知り得ない。
未来にあっては過去を知り得ず、
過去にあっては未来を知り得ない。
壊れるとか壊れないとかは、考えても仕方がない。」


哲学的で難しいですが、
結論としては、
天地崩壊は心配しなくてよいということなのでしょう。
「杞憂」を検索すると、
たいてい第1話だけで説明を済ませてありますから・・・

前回の最初に立ち戻ると、
日本に住んでいて、
地震や津波を心配することを「杞憂」だという人はいないでしょう。
しかし、原発については、
原発が危険であるというのも誤り、安全であるというのも誤りである。
あるいは、
危険であるとか、安全であるとか、考えても仕方がない。
とか云っているわけにいきません。
列子先生の考えをお聞きしたいようです。



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