Photo & Essay

◎  6月のバラ 

6月26日に撮った神代植物公園のバラです。
6月も末なのに、ほどほどに咲いていてくれました。


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バラの新芽が初夏の陽射しを受けて、
輝いていました。
長さは30cm(つまり1尺)にも足りませんが、
そこは針小棒大に表現して、

くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の
針やはらかにはつなつの風


と詠みました。
何だか聞いたことがあるような歌ですが・・・



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咲いているとはいっても、
やはり6月下旬です。
鉄格子を這っている蔓バラも、
ポツリと淋しげでした。



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赤いミニバラ。
バックは紫陽花です。

下の2枚も背景は紫陽花です。



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昨日も今日も午前中にお医者さんへ行ってきました。
元気にしていますが、
あちこち悪い所があります。

人間の体も電気製品も同じだと思います。
例えばテレビやパソコン。
使っている内に、
どこか悪くなってきます。
量産品なのに、
必ずしも同じ部品が駄目になるわけでもありません。
どれかの部品が役に立たなくなって、
全体としてのテレビやパソコンの寿命が尽きます。

人間も、
悪い所はいろいろで、
人によって早い遅いがあります。

私が掛かっている内科医。
古い付き合いで、
ある症状を訴えると、
「この薬を飲みなさい。僕も飲んでいます」
という具合なのですが、
先日、
「先生は歯医者さんにかかっていますか?」
と聞いたら、
「歯は悪くないです」とのこと。
「ハ(歯)~~~???」

このお医者さん、
もう90歳近いのです。
部品の劣化具合は人それぞれです。


◎  ハンゲショウ 

神代植物公園には、
本園の他に「水生植物園」があります。
そこにハナショウブが咲いているとのことなので、
行ってみました。

田んぼがあって、
ハナショウブが植えてありましたが、
あまり咲いていなくて、
水辺(湿地)にハンゲショウが沢山ありました。

ハンゲショウについては、
昨年のブログでいろいろ書いたので、
参照してもらおうと思いましたが、
ゴチャゴチャとややこしい話なので、
簡単に書いておきます。

「暦の上では・・・」とよくいいますが、
今年は6月21日が「夏至」でした。
次は7月7日が「小暑」になります。
その間が3つに分けられていて、
そのひとつが「半夏生」で、
今年は7月1日です。

「半夏生」という季節に、
「ハンゲショウ」は「半化粧」します。
(やっぱり、ややこしいです!)


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ハンゲショウ(カタシログサ)
ドクダミ科ハンゲショウ属

緑の葉っぱが半分白くなっています。
半化粧しています)



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園内には、
大きく分けて3群のハンゲショウがありましたが、
これはまだ白くなっていない群れです。
未化粧?)



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この群れは、
ちょうど半化粧の状態です。



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これは(最大の群れですが)、
全化粧(?)といってよいほど、
真っ白です。

日当りの具合とかによって、
お化粧の進み方が違うのでしょう。



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ミソハギ ミソハギ科

これも湿地に生える野草です。
ハンゲショウが地味なので、
色のついた花を、
オマケしておきます。



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花を添えたら、
蝶が飛んできてくれました。
(「蝶を添える」なんていってよいのでしょうか?)


◎  水辺に咲く 

今日は、北山公園に戻ります。
ハナショウブが水辺に咲いているのは当たり前のことですが、
花だけをアップで撮った写真が多かったですから、
水面も写っているものを選びました。


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昨日は、
神代植物公園の展示室の絵手紙展で、
作品の多さに辟易して、
逃げ出したことを書きました。

これは、
私がそうだったというのであって、
そういう展示会の開催を非難するつもりはありませんので、
誤解なさらないようにお願いします。
実際、
楽しそうに見て回っておられる方々もいましたから・・・

美術館や博物館にはよく行きます。
常設展示は見たいものだけ見ればいいのですが、
特別展は、
入場料も高いし、
折角だからと、
みんな見ることにしています。
(これが問題なのですが~)

特別展というのは結構展示作品が多いです。
2時間で見るとして、120分。
仮に120点の作品が展示されていると、
1枚に1分・・・
移動の時間もありますし、
混んでいるための待ち時間もありますし、
1枚当たりはもっと短くなります。

更に、
海外から有名な作品が来た場合など、
係員がその絵の前にいて、
「立ち止まらないで下さい! 進んで下さい!」
と叫び続けています。

これで、
「見た」ことにはなるとしても、
「鑑賞」したことになるのかな?
と思っています。

美術展でも、
絵手紙展でも、
鑑賞する作品を絞ればよいのでしょうが、
それが難しいのです。


◎  神代の紫陽花 

「神代の紫陽花」なんて書くと、
紫陽花にも「古代蓮」みたいな古い種があるのかと思われそうですが、
神代(かみよ)の紫陽花ではなくて、
昨日行ってきた神代(じんだい)植物公園の紫陽花です。


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植物公園内の展示室で、
「百花撩乱絵手紙展」をやっていました。
「絵手紙」とはハガキに絵を描いて短い文をそえたものです。

ハガキですから、
小さなサイズの絵です。
それが何百枚だか、何千枚だか、
とにかく多数のハガキ絵が展示してありました。

1枚ずつを見れば、
絵にも文にも心がこもっているようですが、
壁面いっぱいに並べられていると、
見ようという気になれません。

入り口だけ見て、
数に圧倒されただけで、
出てしまいました。

あれが1枚だけ、
自分宛に送られてきたら、
ずいぶん喜んで何度も絵を見返し、
文を読み返すだろうと思います。

ハガキってのは、
そういうものじゃないだろうか?
こんなに並べ立てて見せるものじゃないのでは?
と思いました。

絵手紙教室を開き、
生徒さんが沢山集まり、
みんな上手になってくると、
発表の場を与えてあげたいと思うのでしょうが・・・
辟易して逃げ出しました。
描いた方々、主催した方々には、
申し訳ないことでした。


◎  たわむれ 

ブログの題名が「ハナショウブ」というだけでは芸がないと思い、
思案の結果、
「たわむれ」と付けてみました。

「たわむれ」という言葉からは、
石川啄木の歌を連想します。

たはむれに 母を背負いて
・・・・・・・・

あるいは、
・・・・・・・
われ泣き濡れて 蟹とたはむる


でも、
啄木みたいに深刻でありません。
ほんとにたわむれてみただけです。

どうたわむれたかというと、
精一杯「寄せて、上げて」みたのです。。。

薄色の花菖蒲を選んで、
レンズを「寄せて」撮り、
撮った写真の明るさを「上げて」みました。


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後の2枚は、
もっと「上げ」た方がよかったかも知れません。


今日は晴れて、
蒸し暑くもなく、
梅雨時とは思えない爽やかな日でした。

今朝になって思いたち、
神代植物園に行ってきました。
サツキ、シャクナゲは終わっていましたが、
アジサイが最盛期で、
バラもきれいでした。

ハギが咲き始め、
キキョウも咲いて、
これから夏がくるのに、
秋を予想させていました。

爽やかとはいえ、
陽射しが強かったので、
疲れました。
植物園から帰りのバスで、
眠ってしまい、
「お客さん。終点ですよ!」という運転手の声で目を覚まして、
駅前で降りて電車に乗りました。

神代植物園の写真はその内に・・・


◎  七変化 

辞書には、
【七変化】(しちへんげ)
1.変化舞踊の形式の一。
7種の小品舞踊を組み合わせ、
一人の俳優が連続して早変わりで踊り分けるもの。
2.ランタナの別名。
3.アジサイの別名。

とあります。

今日の「七変化」はもちろん、
「アジサイ」のことです。


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このアジサイは造花です。
造花屋さんの店先で撮りました。



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こちらは本物のアジサイです。
上の造花と感じがよく似ています。
ひとつの花の中に、
紅と青と、
混じり合っています。



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上の花の咲いている木全体も、
紅と青と混じっていました。
部分だけ撮っていますが、
かなり大きな木でした。



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上の木から左に4~5m 離れた所にも一株あって、
それも赤青の混じりでした。
それから更に左に4~5m 離れた木は、
(これも大きな木の一部だけを撮っていますが)
全部青です。


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右端の赤青混じりの木の右側は道路です。
その道路を渡った所にあったガクアジサイ。
これも赤青の混じりです。
土壌のせいなのでしょうが、
いろんな色を見せてくれています。

日を変えて行ってみれば、
もっと「七変化」が楽しめるのでしょうが、
家の近くでないのが残念です。


◎  ハナショウブ(紫系) 

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今日は紫系の花です。



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林を背景に。



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上と同じ花ですが、
更にカメラを下げました。
体をくねらせて踊っているような感じが、
出てきました。



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3姉妹のように咲いていましたが、
下の妹にだけ、
濃い色が入っていました。

紫の 匂える妹に 恋ごころ   capucino

万葉集 巻1 大海人皇子の歌を踏まえました。
紫草の 匂へる妹を 憎くあらば
人妻ゆゑに われ恋めやも


この歌については、
5月31日の「シラン」をご参照下さい。


◎  アジサイ 

今日は、
またアジサイです。


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一昨日、
ブログに載せる文が、
書き始めと書き終える時とでは、
気まぐれのせいで、
変わってしまうことがあると書きました。

「俳句の作り方」の本を読んだことがあります。
まず初心者の句があって、
著者が添削例を示していました。

その本は捨ててしまったので、
実例をお見せできませんが、
俳句としてはよくなっていても、
詠んでいる内容が変わってしまっていることが気になりました。

でも、
俳句はそれでいいのかも知れません。
17文字の短い詩ですから、
どうせ受け取り方は多様になります。
作った人の考えたこととは全く別の解釈をして、
「いい句だね」といってくれても、
それでいいのではないかと思うからです。

受け取り方が多様では困る文章もあります。
誤解のないように、
正確に伝わるように書くことは、
とても難しいです。

ブログを書いていての経験ですが、
コメントを頂いてみると、
予想外の受け取り方をされていることがありました。
原因はいろいろでしょうが、
とにかく、
私が思った通りに伝わっていないのです。
しかし、
上に書いた俳句の場合と同じことで、
読む人なりに受け取ってもらえばいいのではないかと、
開き直って、
気楽に書いています。


◎  ハナショウブ 

昨日(6/21)、
東村山市北山公園の菖蒲園に行ってきました。
毎年、6月上旬に行くので、
こんなに遅かったのは初めてです。

例年行く頃に、
開花情報をみたら、
まだ「咲き始め」と出ていたので、
もう少し後で、と思って、
そのままになっていました。

19日が台風で、
20日は、まだ片付いていないだろうし、風もあったし、
22日はまた雨の予報で・・・
そして来週からは来年のために花の摘み取りが始まる予定とのこと。

21日は、
台風の被害もすっかり整理されていて、
花もまだ沢山咲いていたし、
時折霧雨が降るものの明るめの曇天で、
風もなく、
絶好のハナショウブ日和でした。


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見に行っているのは、
多数のオバアさんとオバさん、
それより少なめのオジイさん。
その他には可愛い園児達がいました。
レンズが90mmのマクロだけでしたから、
スナップは撮りずらくて、
これ1枚だけす。

子ども達を引きつけているのは水路です。
きれいな水が流れています。
フナっ子やドジョっ子はいません。
ザリガニもいません。
いたのはミズスマシくらいだと思いますが、
みんな夢中でした。


もう何回か、
アジサイと交互に載せていきたいと思っています。


◎  雨に咲く 

雨に濡れて咲く花たちです。


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またまたアジサイですが、
花よりも葉末の雫が主役です。



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ワルナスビ/オニナスビ ナス科

雨滴が見えませんが、
傘をさして、
しゃがんで撮りました。

ワルナスビの「ワル」つまり「悪」は、
茎に棘があるからだといわれています。
オニナスビと呼ぶ場合の「オニ(鬼)」も、
棘のせいでしょう。

でも、バラにも棘があるのに「ワル」も「オニ」も付かない。
世の中不公平ですね。



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ホタルブクロ キキョウ科

チョウチンバナとも呼ばれ、
この花の名は、
昔の提灯の呼び名「火垂る袋(ホタルブクロ)」に由来するそうです。

「火垂る袋」や「火垂る」は広辞苑に出ていませんでした。
検索で調べたら、
「火垂る」=「蛍」で、
「火垂る袋」「蛍袋」は「提灯」のことだそうです。



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マツバギク ツルナ科

日中は開き、夜は閉じる花ですが、
雨の中で開いていました。
明るかったのでしょう。



気候が気まぐれです。
雨が降るのは仕方ないですが、
季節外れの台風が来たり、
梅雨末期でもないのに豪雨が襲来したり。

人の心もころころと変わります。
「人」と書きましたが自分のことです。

先日、ヒルガオの子孫の残し方について書きました。
その続きとして、
雑草でさえも、
なるべく多様な遺伝子を持つタネを残そうとしている。
まして人間は・・・
それなのに人間は・・・
ということを書こうと考えていたのですが、
だんだん、どうしようかな? と迷い、
とうとう今日は、やめておこう、と決めてしまいました。

別に深い仔細があるわけでないのです。
気まぐれに過ぎません。
変わり易いのは女心だけでありません。

毎日ブログに書いている文も同じことです。
書き始めたときに考えていた内容が、
「記事を保存」をクリックする頃には、
大分変わってしまっている、
そんなことがよくあります。

エッセイはそれでいいのではないかと思っています。
小説(書いたことはありませんが)だって、
最初から作家の頭の中に、
すっかり出来上がっているわけではないようですから・・・


◎  アジサイ 

このアジサイは園芸品種で、
何かいい名前が付けられているのでしょうが、
残念ながら分かりません。


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台風4号が近づいています。
雨が激しくなっています。

ニュースでは浅草寺の大提灯がたたまれ、
スカイツリーのエレベーターが運転をやめ、
強風に備えているようです。

新宿駅の様子もテレビに写っています。
今日の午後、
その辺にいたのですが、
雨が降り始めたころに帰えりました。

速度の速い台風だそうですから、
明朝には通り過ぎているのでしょうが、
天気予報では、
「台風一過」~「梅雨晴れ」とはいかないようです。


◎  雨と紫陽花 

先週土曜日、
小雨の中で撮ってきた紫陽花です。

紫陽花には、
雨が似合うと思います。

アップで撮ると、
泣き濡れているような風情です。


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紫陽花というと鎌倉の明月院が有名です。
以前、見に行ったことがあります。
(多分日曜日でしたから)
ものすごい人出で、
花を見るより人を見に行ったようなものでした。

ついでに他のお寺も回りました。
たしか浄智寺だったと思うのですが、
お坊さんが紫陽花の手入れをしていました。
そのお坊さんが、
「紫陽花は日向を好みます」
と教えてくれました。

植物だから、
当たり前といえば当たり前なのですが、
観念的には、
「梅雨」→「暗い」→「日陰」
みたいな印象をもっていましたから、
目からウロコでした。

その後のことですが、
紫陽花の名所でお土産に1鉢買ってきたことがあります。
南側のベランダに置きましたから、
日当りは絶好です。

でも、すぐに水が切れます。
ちょっと、水やりを怠ると、
たちまちグッタリしてしまいました。
怠け者の私には育てきれませんでした。


◎  ヒルガオ 

ヒルガオは、
花の大きさもほどほどで、
淡い色で、
美しく、
昼間も咲いていますから、
つい撮りたくなります。


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ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科

昨日の雨の中で撮りました。
あまり強い降りではなかったので、
水滴がちょっと見えるだけです。



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こちらは晴れた日の昼間、
陽射しを受けてペアで咲いていました。



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咲いている花の隣で、
明日を待っています。



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これも昨日の雨の中なのですが、
木陰なので濡れていません。
俯いて、
ひとつだけ咲いているので、
孤独を感じます。


アサガオもヒルガオ科の植物ですが、
自分のオシベの花粉を自分のメシベに付けてタネを作るそうです。
それに対してヒルガオは、
自分のオシベの花粉ではタネを作らない。
タネを作るためには他の株の花粉が必要だそうです。
だから長い時間、
花を開いて、
待っているのでしょう。

自家受粉は、
自分と同じ性質の子孫を残すことになり、
「ある病気にかかりやすい」
などの性質がそのまま引き継がれるので、
望ましいことではありません。

ツユクサやオシロイバナは、
基本的には、
他の株からの花粉を待っていますが、
それが果たせなかった場合、
自分の花粉でタネを作るそうです。

ヒルガオにタネが出来なかったら?
奥の手を持っているのです。
地下茎で増えるそうです。


◎  旧安田庭園 

江戸東京博物館~東京都慰霊塔~旧安田庭園と回りました。
みんな、すぐ近くです。

旧安田庭園は、
江戸時代に大名庭園として築造され、
隅田川の水を引いた潮入り回遊庭園として整備されました。

明治に入って安田財閥の祖、安田善次郎の所有となりましたが、
大正11年彼の遺志によって東京市に寄贈。

翌大正12年、関東大震災のよってほとんど壊滅しましたが、
東京市によって復元され、
昭和2年、市民の庭園となりました。


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池を廻って歩く庭園です。

その池に映る両国公会堂。
安田財閥の寄付によって安田庭園内に建てられました。



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公会堂の実像。
そして隣に小さく東京スカイツリー。
ここからの眺めでは、
公会堂のボリュームに圧倒されています。



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緑の中の赤い橋。
塗り替えたばかりのようで、
色鮮やかでした。

2人連れが通りかかると、
橋の上で、
1人がポーズを取ってもう1人が撮影掛り。
次に役割交代してもう1枚。
そして、次のお二人さん。。。
誰も居なくなるまで、
大分待ちました。



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花はあまりありません。
アマリリスが2株。
その内1株は枯れていましたので、
それを避けて、
窮屈な構図です。



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アジサイも少しありました。
その内の
小さな1株と石灯籠。



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一回りして、
池越しに見る赤い橋。
その向うには国技館の屋根。


この庭園はさして広くはありません。
面積は14241.92平方メートル(4300坪余り)。
でも、これだけのものを、
ポンと寄付する。
公会堂の建物も寄付する。
戦前の財閥はすごかったと思います。


◎  雲 

先週土曜日(6/9)に梅雨入りしましたが、
翌10日は晴れて、
朝のうちは青空が出ました。
その日、両国方面へ行ってきました。


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「階段の上の雲」
この階段を昇ると「江戸東京博物館」があります。

司馬遼太郎は、
「坂の上の雲」に、
維新後の日本が進んで行く未来を見たようですが、
私が見たものは・・・・・



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階段を昇り切ってまず探したのは、
東京スカイツリーです。

ほんとは
「日本橋」---描かれたランドマークの400年---
という展覧会を見に行ったのです。
この展覧会は1階でやっているから階段を昇らないで見れるのですが、
その前に「ツリーが見えるかな?」と気になりました。

ツリーの下部は、
ビルがあったりして、
ゴチャゴチャしているのですが、
上の方は青空と白い雲を背景にスッキリと立っていました。

「ランドマーク」ということでは、
高速道路に覆い隠されてしまった日本橋は、
とうにその地位を失い、
634mのスカイツリーが新しいランドマークになったといえるでしょう。



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方角を変えると国技館が見えます。

大相撲にもいろいろとありましたが、
「屋根の上の雲」を目指して頑張って欲しいものです。



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展覧会を見て、
お昼を食べて、
附近を歩きました。

これは横網町公園にある東京都慰霊塔です。
関東大震災の被災者を祀っています。
午後になって、
雲が白からグレイに変わってきました。

この後、
旧安田庭園に行きましたが、
それは別途書くことにします。



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蔵前橋からのスカイツリー。

ツリーの根元まで行く元気はありませんでしたが、
せめて隅田川の橋の上から眺めたいと・・・
でも、暗雲が垂れ込めてしまいました。

司馬遼太郎が思い浮かべていたのは、
真っ白な雲だと思いますが、
現在の日本が見上げている雲の色は・・・・・


◎  ヒルザキツキミソウ 

散歩していたら、
昼の太陽の光を受けて、
薄桃色のきれいな花が咲いていました。


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ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) アカバナ科 マツヨイグサ属

北アメリカ、テキサス、モンタナなどで自生する1年草または宿根草。
現在は日本でも野性化するようになった。
始め白色、のちに淡桃色になる花を多数つける。
桃色になる昼頃は美しい。

と図鑑にあります。



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Wikipediaでツキミソウを見たら、
写真はヒルザキツキミソウの花が代役を勤めていました。
夕方咲くツキミソウはほとんど見られなくなっているそうです。

一般にツキミソウと呼ばれているのは、
黄色い花が夕方咲くオオマツヨイグサだとのこと。



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花言葉は、
「無言の愛」「自由な心」「奥深い愛情」など。

因みにツキミソウの花言葉は
「美人」「自由な心」「うつろな愛」「無言の恋」「浴後の美人」
だそうですから似たようなものです。


ちょっと古くなりましたが、
月見草といえば、
野村監督。
「巨人の長嶋は太陽の下で咲く向日葵。オレは月に向かって咲く月見草」
といったとか。

その月見草が太陽の下で咲く、
それが昼咲月見草です。
三冠王など、数々の大記録を達成した野村克也さんは
昼咲きの月見草だったのかも知れません。


◎  ザクロ 

梅雨らしい日が続きます。
雨の中、ザクロの花を撮ってきました。


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ザクロ(石榴) ザクロ科



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晴れた日にも撮ったのですが、
雨が似合うようです。



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古代ギリシャ・ローマでは、
石榴は大地を甦らせる女神プロセルピナと結びつけられました。

そこから、
後にキリストの復活の象徴とされ、
幼子イエスがザクロの実を手にしている図像が描かれました。



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ザクロはペルシャが原産地だそうで、
日本へは平安時代に渡来しました。

スペインに、
アルハンブラ宮殿で名高い、
グラナダという都市があります。
スペイン語でグラナダ(GRANADA)はザクロのことです。

ザクロがペルシャから持ち込まれて、
グラナダで栽培されるようになったので、
ザクロをグラナダというようになった・・・
らしいです。

グレナデン・シロップ(ザクロの果汁と砂糖で作られた赤いシロップ)
の語源はここからきているとか・・・



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グラナダのことを書いている時に、
電話が掛かってきたので出ると、
若い女性の声で、
「ナデシコジャパンですか~」
「????? いえ、ちがいます」
「あら、ごめんなさい」

人生では、
思いがけない時に、
思いがけないことに、
出会います。


◎  ビヨウヤナギ 

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ビヨウヤナギ(未央柳/美容柳) オトギリソウ科



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ビヨウヤナギは半落葉性低木。
つまり樹木です。

多年草にも似た花があり、
オトギリソウ(弟切草)と呼ばれます。
名の由来は、
この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を
兄が切り殺したという伝説によるものだそうです。



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ビヨウヤナギもオトギリソウもオトギリソウ科オトギリソウ属の植物ですが、
樹木と草本の違いがあり、
花の大きさも違い、
草花ではずいぶん小さくなります



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花言葉は、
ビヨウヤナギが「多感」「薬用」「有用」「幸い」など、
オトギリソウが「迷信」「秘密」「盲信」「信心」「恨み」「敵意」などで、
花の形はそっくりで、
大きさが違うだけですが、
不吉な伝説が花言葉に影響しているようです。

先日、
頭の中がゴチャゴチャだと書きましたが、
まさにその通りで、
ビヨウヤナギがオトギリソウ科の半落葉性低木で、
同じオトギリソウ科の多年草にオトギリソウがある・・・
オトギリソウとビヨウヤナギは同花別名と勘違いしていました。

それで「弟を切る」話のネタを探しておいたのですが、
よくよく調べたら、
ビヨウヤナギでは弟を切らずに済むようなので、
悲惨な話はやめておくことにします。 

美容のネタでも探しておけばよかった???
それは無理です。。。


◎  アジサイ(赤系) 

昨日に続いてアジサイの花。
今日は赤系です。


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昨日、
昔勤めていた会社のOB会の会報が届きました。
懐かしい人、Kさんが寄稿していました。

Kさんとは親しくしていたのですが、
「去る者は日々に疎し」とか・・・
長い年月の間に疎遠となり、
年賀状も
出したり、止めたり、また出したり、
向うからも来たり、来なかったり、また来たり、
そんな風になっていましたから、
懐かしく読みました。

文の最後の方に、
津波も大変恐ろしいものですが、
寄る年波も防ぎようがありません。

とありました。

うまいことをいいます。
その通りです。
「寄る年波」ばかりは防ぎようがありません!
防波堤は、
若いうちに高くしておかなければ・・・
かといって、
座して待つだけの覚悟もできていないし、
多少なりとも高いところへ逃げる努力をしなければ、
と思うのですが・・・


◎  アジサイ(青系) 

昨日、関東地方も梅雨入り。
梅雨の花、アジサイが咲き始めています。
まだ初々しくて淡い色の花が多いですが、
先日から撮りためています。
今日は青系の花です。


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1ヶ月ほど前になりますが、
山手線に乗ったら、
『サムスン式仕事の流儀』という本の宣伝ポスターが
車内に貼ってありました。
(それを手帳にチョコッとメモしたのが、昨日出てきました)

5年で1流社員になる30の・・・
というのがあって、
その5番目に、
デスクの状態は頭の中の状態と同じである。
と書いてありました。

全く、同感です。
私のデスクは、上も回りも、ゴチャゴチャです。
だから頭の中も、ゴチャゴチャ。。。

いつも探し物ばかり。
診察券、財布、自転車の鍵などを探すだけでありません。
ブログを書いていて、
花の名前が思い出せない。
さっき写真を選んでいたときは思い出していたじゃないか、
と自問しても、
ゴチャゴチャの中に紛れ込んでしまって、
なかなか探し出せません。

几帳面な人間に見えているだろうと、
自分では思っています。
自分自身でもそう誤解することがあります。

講演を聞きました。
「几帳面な人はウツになり易い」

帰宅して、
デスクに向かって、
「そうか~、オレはウツになり易いのか~」

デスクの上や回りを見渡すと、
「何が几帳面だ! 大丈夫、ウツになんかならない!」


◎  カシワバアジサイ 

毎年撮っている、
ご近所のカシワバアジサイが咲きました。


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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) アジサイ科 

6月3日に撮ってきました。
まだ満開でありませんでしたが、
他のアジサイに比べると、
開花が早いようです。



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この日は薄曇り。
まだツボミが沢山残っていました。



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昨日(6/8)の写真です。
満開になったし、
空も真っ青でした。



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八重咲きです。
全体で見れば真っ白なのですが、
芯の部分は緑がかっています。

「スノーフレーク」という品種のようですが、
単に「スノーフレーク」を検索すると、
ヒガンバナ科の「スズランスイセン」が出てきます。
「カシワバアジサイ:スノーフレーク」で検索しないといけません。



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(ブログをご覧の方々には関係ないことですが)
ご近所情報です。
カシワバアジサイのお宅のすぐそばにあるお寿司屋さんが廃業していました。

昨日、ふと見たら、
木の札が下がっていました。
「本日休業」の札かと思ったら、
ご覧の通りです。

まことに勝手ながら
おもしろくないので
遊んでます。


右上には閉店の挨拶が書いてあって、
昭和47年以来40年間ご愛顧を賜ってきましたが、
1月末日をもって閉店します。
という趣旨です。

でも、ご覧のように暖簾も下がっていますし、
大きな看板もそのままです。
だから、脇を通っても、廃業したなんて思いませんでした。

昭和47年といえば、
大手デベロッパーによってこの街が作られた頃です。
この前から、
そしてこの後も、
あっちこっちが開発されてベッドタウンができました。

新しい街ができると(作ると)、
デベロッパーが誘ってくるのでしょうが、
お医者さんが1軒開業します。
そして、デベロッパーとの関係は知りませんが、
たいていお寿司屋さんが1軒できました。

それから40年。
世の中が変わり、
住民の高齢化が進み、
この寿司屋さんのご主人も高齢化したでしょうし・・・

木札の、
おもしろくないので
の意味がよく分からないながらも、
店主の万感が籠っているように思います。


◎  彩翔亭 

航空記念公園内のお茶室「彩翔亭」の庭です。


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池。
抽象画風。



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同じ池のスイレンとサツキの影。
具象画風。



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池のほとりのコウホネ。



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咲き始めたアジサイ。



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手水鉢。



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エノキの青葉。


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一昨日の続きです。

「洞窟のマグラダのマリア」(画家はジュール・ルフェーブル)の絵が、
美しいヌードだったこと、
その絵ハガキにガッカリしたこと、
を書きました。

絵ハガキでなくて、
もっと大きな複製画になると、
そうバカにしたものでなくなります。
眺めて楽しむこともできるし、
部屋の装飾にもなります。

実物大になれば代役が務まります。
例えば寺院の襖絵が国宝である場合、
本物は博物館に預けたり、
寺の収蔵庫に大切に保存したりして、
観光客にはレプリカを見せておくとか・・・


東京国立博物館で「ボストン美術館展(日本美術の秘宝)」を見ました。
日本にあれば「国宝」という作品が沢山ありましたが、
中に2本の絵巻がありました。
「吉備大臣入唐絵巻」と「平治物語絵巻三条殿夜討」です。
巻物は長いですが、
絵としては大きくありませんから、
混雑の中で見るのは大変です。

等倍で精巧なレプリカが、
上の方の見やすい場所に展示してありました。
見た目には、どっちが本物か、区別が付かないほどです。
でも、ここまで来て、レプリカだけ見て、本物を見ないのでは・・・
と頑張って、本物を見てきました。

しかし、
本物を群衆の頭越しにちらちら見るよりも、
精巧なレプリカをじっくり見る方がいいのでは~
という気もしてきます。

テレビがデジタルになって、大型になって、
美術番組の質がすごく向上しました。
細部を拡大して見せてもらうと、
本物を美術館で見たのでは、
分からない、見えない所が見えます。

本物とコピーあるいはレプリカとの関係について、
考えさせられます。


◎  フトモモと ・・・ 

今日は、
昨日からの流れで、
フトモモ科の花から始めます。


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ブラシノキ フトモモ科

この「フトモモ」は「太もも」ではなくて、
「蒲桃」と書くそうです。
そして花言葉は「恋の炎」「儚い恋」



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カルミア ツツジ科

花言葉は「大きな希望」「大志を抱く」「野心」「さわやかな笑顔」



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ムラサキツユクサ ツユクサ科

花言葉は「快活」「尊厳」「尊び」「尊敬しています」「ひとときの幸せ」



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ハルジオン キク科

花言葉は「追想の愛」

花言葉ってのは、
みんな素敵ですね!


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昨日の続きです。

電車の中できれいな「太もも」を見て、
携帯で盗撮してしまった産婦人科医師のニュースを聞いて、
思い出しました。

ずいぶん昔のことです。
朝の通勤電車で、
つり革につかまって、
本を読んでいましたが、
ふと下を見ると、
女子高生がミニスカートで腰掛けていて、
その太ももが美しかったのです。

女の子がむき出しにしていれば、
何でも美しいというものではありません。
中には見たくないようなのもあります。
その子はほんとにきれいでした。
そして光線の具合もよく、
窓から差し込む朝日が白いももに当って、
一段と美しく見せてくれたように思います。

そのころは携帯もデジカメもない時代ですから、
盗撮なんて、
思いもよりませんでした。

思ったのはルノワールです。
彼が若い女性の裸身を描き続けたわけが、
分かったような気がしました。

美しいものに感激して、
「撮る」あるいは「描く」ことで「作品」が生まれますが、
「撮る」が「盗撮」では、
たいした「作品」はできないでしょう。


◎  ユリノキの花と・・・ 

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ユリノキ(百合の木) モクレン科

撮ったのは5月29日。
もう終わりかけていましたから、
今頃はすっかり終わっているでしょう。

 

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垂れ下がった枝に咲いていると、
アップで花の内側も撮れるのですが、
遥か上の方で咲いていましたから、
オシベが少し見えるだけです。



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黄色い花 

題名を「ユリノキの花と・・・」とした「・・・」です。
図鑑のページをめくったり、
あれやこれやと検索したりする、
そういう気力がなくて・・・



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キンケイギク キク科

この名前は推定です。
図鑑を見て、
多分これだろうと・・・


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(産経新聞 6月4日)
電車内で女性を盗撮したとして、
千葉県警松戸署は3日、
県迷惑防止条例違反(盗撮)の現行犯で、
松戸市立病院産婦人科医師の伊東敬之容疑者(46)を逮捕した。
容疑を認めている。

伊東容疑者は3日午後7時20分ごろ、
JR常磐線馬橋-新松戸駅間を走行中の下り電車内で、
市川市の飲食店従業員の女性(21)の太ももを、
カバンに隠した携帯電話のカメラで動画を撮影しているのを乗客に見つかり、
取り押さえられた。

調べに対し、
伊東容疑者は「足がきれいだったので撮影してしまった」
と供述しているという。


よほどきれいな太ももだったのでしょうが、
見てもいいけど、
撮ってはいけなかったのです。

携帯で撮った動画で、
どの程度「美」が再現できるのでしょうか?
後で見ると、
電車の中で見た美しさが頭の中に甦ってくる、
そんな「よすが」としての価値はあるでしょうが・・・


先日、
国立新美術館で「エルミタージュ美術館展」を見てきました。
記憶に残った絵は何枚かありますが、
中に1枚ヌードがあります。

「洞窟のマグラダのマリア」
という絵です。

マグラダのマリアは、
元娼婦でしたが、
キリストによって悪霊を追い出してもらい、
改悛して弟子となり、
キリストの死と復活を見届けた証人であり、聖人です。

すでに改悛しているマリアが、
どうしてこんな姿で描かれているのか、
図像の意味はよく分かりませんが、
とにかく美しいヌードでした。

会場で、
この絵をどれだけ長く見ていても問題ありませんが、
写真を撮ってはいけません。

美術館の場合は、
撮ってはいけませんが、
撮ったもの(絵ハガキやカタログ)を売っていますから、
それを買えば「よすが」にはなります。

大きな絵(71.5cm×113.5cm)を見た後で、
絵はがきを見ても、
小さいし、色も悪いし、
ガッカリで、
買いませんでした。

美しいものを見て、
それを後日思い出すための
「よすが」としての写真について書きましたが、
続きは次回に~~


◎  バラ 

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バラ(薔薇) バラ科

「薔薇」には何となく西洋の香り、感じがあります。
「牡丹」は古い時代に中国から渡来したそうです。
そう聞くと「牡丹」は中国っぽい花という気がしてきます。

では「薔薇」はどこから?



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日本はバラの自生地として、
世界的に知られており、
品種改良に使用された原種のうち、
ノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスの3種が日本原産だそうです。

日本がバラの自生地であるのなら、
万葉集に歌われているだろうと、
調べたら、あるには、ありましたが、
見つかったのは1首だけで、
ぜひ紹介したいほどの歌でありません。

歌の中で「バラ」は「うまら」と呼ばれていました。



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「バラ」の名は「イバラ」または「ウバラ」の略だとのこと。
万葉集の「ウマラ」が「ウバラ」になって「バラ」になったのかも知れません。
「薔薇」は当て字だそうです。

万葉集にあまり詠まれていないのは、
たいした花ではなかった・・・
大輪のバラでなかった。。。

いつ、どこで、だれが、品種改良したのでしょう?



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古代ギリシャ・ローマでは、
バラはヴィーナスの聖花とされました。
ルネッサンス以降の美術では、
持物となって、
ヴィーナスの絵には必ずバラが描かれるようになりました。

聖母マリアとバラは深い関係があります。
聖母は「棘のないバラ」(清純・潔白の意味)とも呼ばれ、
古い伝説では、
アダムとエヴァが罪を犯す以前のエデンの園には、
棘のないバラが生え茂っていたそうです。

エジプトの女王クレオパトラは、
こよなくバラを愛したとか・・・
薔薇の花を浮かべた風呂に入ったり、
シーザやアントニウスを迎えるために
部屋中に膝の高さまで薔薇を敷きつめたとか・・・


ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌもバラを愛好し、
夫が戦争をしている間も、
敵国とバラに関する情報交換や原種の蒐集をしていたとか・・・
薔薇が世界中で隆盛を極めているのは彼女の御蔭だとか・・・

バラは、
聖なる花でもあり、
魔性の花でもある、
そんな気がしてきました。


◎  フランスギク 


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フランスギク キク科

植えたのか、
自然に広がったのか、
畑の脇の空き地などにいっぱい咲いています。



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昔はマーガレットと呼んだ花を、
近頃はフランスギクと呼ぶのかと誤解していたら、
別々の花でした。



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フランスギクはヨーロッパからシベリア、西アジアにかけて広く分布する多年草で、
耐寒性があり、
日本では帰化植物として道端に咲いている.


と図鑑に書いてあります。



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マーガレットはカナリア諸島原産の多年草で、
耐寒性がなく、
葉っぱが春菊に似ているそうですが、
このキクの葉っぱは春菊型でありません。


フランス。
昔(戦前、戦中)は「仏蘭西」と書きました。

戦後になって、
英語はカタカナで書いて、
ふらんす語はひらがなで書くという流儀を見かけました。
「ふらんす」を始め、
「しゃんぜりぜ」だとか「えとわーる」だとか、
「えっふぇる塔」だとか・・・・・

そういうのを見たときは、
ふらんす語にはひらがなが似合う、
と思いましたが、
いつの間にか、
そういう流儀は消えてしまって、
フランス語もカタカナで書くようになりました。

今「パリ」を「ぱり」と書いたら可笑しい。。。
いっそ昔に戻って「巴里」にした方がカッコいいです。


◎  赤い実 


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サクランボ(山桜) バラ科

山桜だと思いますが、
可愛いサクランボが光っていました。



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日本中に植えられているソメイヨシノには実が成らない。
すべて挿し木で増やしている。
DNAが全部同じ?

この世の中、
みんな同じ顔の美人ばかりになったら・・・?
やっぱりいろいろ居るからいいのですね。



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ウグイスカグラ(鶯神楽) スイカズラ科

これも小さな実ですが、
山桜のサクランボよりは大きいです。



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「鶯神楽」の名前は、
鶯が赤く熟した実を啄む様子を、
(または、花の密を吸う様子を)
神楽を舞う姿に喩えたもの。

この木は、
葉が茂っているので、
そこに鶯が隠れて鳴いている。
「鶯隠れ」が「鶯神楽」になった、
という説もあるそうですが、
「神楽を舞う」方をとりたいと思います。

神楽(かぐら)は、
神道の神事において神に奉納するために奏される歌舞です。
古事記で、
天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸に隠れたとき、
天宇受賣命(アメノウズメノミコト)が舞を舞ったのが起源とされます。

岩戸隠れで
天照大神が天岩戸に隠れて世界が暗闇になったとき、
神々は大いに困り、
天の安河に集まって会議をした。
思兼神(オモイカネノカミ)の発案により、
岩戸の前で様々な儀式を行った。
その一環として、
アメノウズメがうつぶせにした桶の上に乗り、
背をそり胸乳をあらわにし、
裳の紐を股に押したれて、
低く腰を落して足を踏みとどろかし、
力強くエロティックな動作で踊って、
八百万の神々を大笑いさせた。
その「笑ひえらぐ」様を不審に思い、
戸を少し開けた天照大神に
「あなたより尊い神が生まれた」とウズメは言って、
天手力雄神(タヂカラオノカミ)に引き出して貰って、
再び世界に光が戻った。
(Wikipediaより)

先日の金環食は、
天照大神が天の岩屋に籠ったのですが、
岩戸に隙間があって、
リング状に光が漏れました。

もっと見ていたかったのに、
だれも神楽を舞ったりしないのに、
世界に光が戻りました。


◎  ヤマボウシ 

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ヤマボウシ(山法師) ミズキ科

同じ仲間のハナミズキ(アメリカヤマボウシ)よりも遅れて咲きます。
白い4枚の花弁状のものは総苞で、
中心部に丸くかたまっているのが花です。



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この花の名は、
中央の丸い花を坊主頭に、
総苞を白い頭巾に見立てたことによるそうです。
花がびっしりと咲きますから、
延暦寺の僧兵軍団かもしれません。



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今日も万葉の世界です。

天智天皇は第38代の天皇(在位4年)。
中大兄皇子、クーデター、妻争いなど、すでに紹介しました。

第39代が弘文天皇
天智天皇の第1皇子。在位期間は半年とチョッとでした。
大海人皇子による壬申の乱で倒れましたが、
正妃は十市皇女(天武天皇の皇女)です。

第40代が天武天皇(在位13年半)。
額田王との関係など、すでに紹介しましたが、
皇后は鸕野讃良(うののさらら)皇女(天智天皇の皇女)。

第41代は女帝で、持統天皇(在位7年半)。
天武の皇后、鸕野讃良皇女です。
天武の在位末期、天皇が病気がちとなり、
皇后が代わって統治していたそうです。

持統天皇の歌は小倉百人一首で有名です。

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天のかぐ山


万葉集では少し違っています。

春過ぎて 夏来るらし 白たへの
衣干したり 天の香具山


【歌の意味】
春が過ぎて、夏が来たらしい、真っ白な、
衣が干してある、天の香具山に。


この時代は血族結婚が甚だしいですね。
皇后は天皇の皇女でなければならない、
とすれば、
近親結婚しかないわけです。

天智は鸕野讃良皇女を含めて4人の皇女を天武に与えました。
天武は自分と天智の皇子、皇女をめあわせましたが、
それでありながら、
天智系と天武系が争っていきます。
持統天皇は天武系だそうで・・・
やっぱり「男系」ということなのでしょうか~

万葉の世界は、
これでサヨナラにします。


◎  ハコネウツギ 

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ハコネウツギ(箱根空木) スイカズラ科

花は白から赤に変わります。



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昨日の記事で、
天皇の死を「薨去」と書きましたが、
天皇の場合は「崩御」です。
訂正しました。



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ムラサキ(紫草)から、
万葉集の世界へ、
そして天智天皇~天武天皇の時代へと、
迷い込みましたので、
このままもう少し、
迷い続けることにして、
今日は天智天皇の歌を紹介します。

天智天皇は、
天皇になる前は中大兄皇子(なかのおおいのおうじ)と呼ばれていました。
その中大兄皇子は中臣(後に藤原)鎌足と謀って、
クーデターを起こし、
蘇我入鹿を暗殺し、
大化の改新を進めました。

香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相あらそいひき
神代より かくにあるらし いにしへも
然(しか)にあれこそ うつせみも 妻を 争うらしき


をしと=愛(いと)しの意で「惜し」と同源の語
耳梨と相あらそいひき=香具山は畝傍山を愛しく思うあまり、耳梨山と争った
(香具山、耳梨山を男性、畝傍山を女性に見立てたもの)
うつせみ=この世の人

【歌の意味】
香具山は、畝傍山を愛しいとして、耳梨山と相争った。
神代から、こんなものなのだろう。
いにしえも、そうだったからこそ、
今の世の人も、妻を、とりあって争うらしい。 


弟の大海人皇子と額田王をめぐって、
妻争いをしたことを詠んだといわれます。

「妻争い」。
この時の額田王の立場、意志はどうだったのでしょうか?
決められた通りにするしかなかったのだろうと思います。
それは次のようなことがあったからです。

額田王には鏡王女という姉がいました。
この姉は始めから中大兄皇子に仕えていましたが、
懐妊しているのに、
中臣鎌足に与えられ、
鎌足の正妻となりました。
産まれた子が藤原不比等です。

弟から奪い取ったり、
家臣に与えたり、
それが姉妹・・・
コメントのしようがありません。



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