Photo & Essay

◎  白根山〜芳ヶ平(4) 


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アカモノ(赤物) ツツジ科

花は7月に咲いたのでしょう。
赤い実がついています。



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上に同じ。

アカモノが、
ここにもあった・・・と、
撮りながら進んで行くとだんだん多くなってきます。
少しだけしかないと、
貴重に思えて、
一生懸命に撮っていたのが、
いくらでも見えるようになると、
すっかり撮る気が失せてしまいます。



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アカモノは足元の道の脇にあるので、
霧は写りませんが、
周囲は霧が満ちていて、
幽玄の世界です。



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こういう草は逆光で撮るのがよいでしょうが、
霧の中というのも風情が・・・

もっと沢山並んで生えている写真も撮りましたが、
こんな風に、
少ない本数の方が、
趣きがあるように思います。



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ようやく下り切って、
芳ヶ平に到着です。
湿地帯で、
木道を歩くようになっています。

まず、
小さな池がありました。
実際はもっと霞んでいたと思いますが、
カメラは、
はっきり写そうとガンバッてくれるようです。



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もう少し大きな池があって、
その縁に木のベンチがありましたので、
そこで昼食です。

昨年もこのベンチで食べました。
青い空に白い雲。
それが水に映って・・・

今年は、
前日の焼額山に続いて、
霧の中の昼食でした。


◎  白根山〜芳ヶ平(3) 

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ナナカマドが部分的に紅葉を始めています。



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これはもっと真っ赤です。
どうして、
一部だけがこんなに紅葉するのでしょう?



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この辺りでは、
あまり道草をくわず、
道を下っていきました。



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硫化水素にやられたのでしょうが、
こんな枯れ木が多くなってきます。
今は草も木も茂っていますが、
ガスの強い日々があったのでしょう。

これは恐竜みたいに見えます。



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下って行くうちに、
今日も霧の景色になってきました。

毎年歩いていると、
見覚えのある枯れ姿がいくつもありますが、
みんな霧の中です。



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1本道でから、
霧で迷う心配はありません。
安心して、
霧の中へと進んでいきます。



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ススキの穂が開きかけています。



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なにもかも失せて薄の中の路   草田男


◎  白根山〜芳ヶ平(2) 

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白根山のバス停から、
まだたいして離れていません。
小さな池があって、
カモが泳いでいました。



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ヤマハハコ(山母子) キク科



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緩い坂を下って行く道の左手に荒涼とした山肌が見えます。
茶色い斜面の向うに白根山の噴火口があります。
この日、帰りに、
火口が見える所まで登って見るつもりでしたが、
のんびりし過ぎたため、
予定は果たせませんでした。



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前途に怪しげな雲が出てきました。



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石ころだらけの斜面に、
黄色い花がいっぱい咲いていました。



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イワオトギリ(岩弟切) オトギリソウ科

黄色い花はオトギリソウでした。
イワオトギリは、
本州の中部地方以北の
亜高山帯〜高山帯の草地や砂礫地に生えます。

同じオトギリソウ科で、
平地に咲くビヨウヤナギに比べると、
遥かに小さな花です。

「弟切草」の名の由来は悲しい物語です。
この草は鷹の傷を治療するのによく効いたそうで、
その技を持った鷹匠の兄弟がいました。

他人には秘密にしていたのに、
弟がこの技を漏らしてしまいました。
怒った兄は弟を斬り殺しました。
そのときの弟の血が葉にかかり
今でも葉の裏に黒い粒となって、
残っているとのことです。

葉の裏の写真を撮ってこなかったの手落ちでした。


◎  白根山〜芳ヶ平 

前日は、
焼額山から早めのホテル帰着で、
ゆっくり休みました。


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志賀高原3日目の朝は晴れていました。
ホテルの部屋の窓からの風景です。
ただし、
予報では「午後から雨」

雨は覚悟で、
白根山〜芳ヶ平のコースに行くことにしました。



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ホテルから白根山まで、
バス乗り換えの待ち時間も入れると、
1時間20分かかりました。

正規のバス代は往復で約3000円になりますが、
「得トクキップ」というのがあって、
それを使えば、
志賀高原内は1日乗り降り自由で1000円です。
白根山行きは、
この切符の最大限の利用になります。



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芳ヶ平(標高1800m)は白根山から下って行きます。
高低差は少ないし、
道は歩き易いし、
楽なコースです。



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イタドリ(虎杖) タデ科



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紅のイタドリ。



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白のイタドリ。



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アキノキリンソウ(秋の麒麟草) キク科



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ヤナギラン(柳欄) アカバナ科

花ばかり撮っていて進みませんが、
今日のコースは楽だからと、
ゆったりした気分で、
後から来た人たちには、
「どうぞお先へ」と、
先きに行ってもらいました。


◎  焼額山(5) 

霧の焼額山、
これが最終回となります。


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一昨日に記載した木道を10分ばかり歩くと、
小さな池、稚児池があり、
これが目標地点です。

池の周囲に木道が廻っているので、
歩きましたが、
霧の中に少しは人影が見えます。

この池から10〜15分ばかりの所にゴンドラの駅があるのです。
ゴンドラで昇って、
この池を見て、
ゴンドラで降りるのが一般的です。
天気が悪いので、
そんな人さえ、
いつもより少なかったようですが・・・



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焼額山を地図で調べると、
標高2006mと書いてありますが、
どこが頂上なのか、
よく知りません。
稚児池が一番高い所にあると思っていました。

この掲示板は3年ほど前の晴天の日に撮ったものです。
よく見ると、
池の標高が2040mと書いてあります。

2006mの、
焼額山の頂上がどこかにあって、
それより高い所に池がある?
ちょっと変ですね・・・

掲示板の文字は読みにくいでしょうから、
後半だけを書き写しておきます。

稚児池は、
不透水層(水を通さない火山灰層)の凹地に水がたまったもので、
火口の名残かどうかはわからない。
池の水をよごすと養分がふえて水草が生え、
やがて池はなくなってしまう。


「やがて池はなくなってしまう」
予言のように思われます。



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ミズバショウ(水芭蕉) サトイモ科

花は終わってしまって、
こんなになっています。



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ナナカマドだと思いますが、
紅葉が始まっています。



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イワショウブ(岩菖蒲) ユリ科



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モウセンゴケ(毛氈苔) モウセンゴケ科

赤いのは葉についている線毛で、
これに虫が触れると粘液を出して、
虫を捕え、
消化吸収する食虫植物です。



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池のほとり(上の掲示板のある所)は休憩用に、
木道が広くなっています。
そこでお握りを食べましたが、
風が冷たく、
上着が必要でした。

食べている内に霧が少し晴れてきました。
この状態を1枚撮っておこうか〜
でも食事中だからメンドクサイ〜
とか思っている内に、
霧は元通りになってしまいました。



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オヤマリンドオウ(御山竜胆) リンドウ科

下りはゴンドラです。
これがあるから気楽に登ってこれます。
乗り場近くでこのリンドウを見つけました。
ゴンドラ駅の前には「標高2000m」の表示がありました。



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下に降りてから、
ゴンドラのケーブルを見上げました。
一旦下がって、
また登って、
下っています。
片道切符で1000円。

昇りだけでも歩いたことで、
ちょっとした達成感はありました。

帰りのバスを待っていると、
空が晴れて青空が出てきました。


◎  焼額山(4) 

霧の焼額山を登りながら撮ったアザミです。


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ノアザミ(野薊) キク科

花期は5〜8月。



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これは霧のない場所でした。



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オニアザミ(鬼薊) キク科

花期は6〜9月

これは焼額山でなく、
他の山で撮った参考写真です。
ノアザミとは印象が異なります。


「薊の花」は春の季語だそうです。

世をいとふ心薊を愛すかな   子規

だれもいない霧深い山中で見ると、
同感できるようです。


◎  焼額山(3) 

霧の焼額山が続きます。


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紅葉が始まっています。



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ネジバナ(捻花)/モジズリソウ(文字摺草) ラン科

足もとに1本だけみつかりました。

捻花のまことねじれてゐたるかな  草間時彦

別名の「文字摺草」は、
「しのぶもじずり」という東北の染め模様に、
花の形が似ているからだそうです。

その「しのぶもじずり」とは、
福島県の旧郡の信夫郡(しのぶぐん)で作られていた
「山繭を紬いで織り、天然染料で後染めをする織物」のことで、
摺った形が捩(もじ)れていたそうです。
整然としていない、乱れた染めだったようです。

みちのくのしのぶもぢずり誰故に
乱れそめにし我ならなくに

(百人一首----河原左大臣)

この花の付き具合・・・
ネジバナと呼ぶ時は、
花が整然と螺旋形に並んでいる、
と見ているわけですし、
モジズリソウと呼ぶ時は、
花が全面に付いていない---花付きが乱れている、
と見ているのでしょう。



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クロアブラガヤ(黒油茅) カヤツリグサ科



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上に同じ。
霧の中の群生です。



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頂上が近くなって、
ゲレンデから、
また林に入ります。

林といっても湿地です。
コケがきれいです。



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細い流れの上に、
木道が設置されています。
木道の切れ目に生えていた水草です。


ここまで、
所用時間は2.5時間。
ガイドブック記載の時間は1.5時間です。

いつも登山者は少ないのですが、
この日は天気も悪かったし、
追い越して行ったのは、
若い夫婦1組だけ、
すれ違って、下って行ったのも1組だけでした。


◎  焼額山(2) 

焼額山登山の続きです。

昨日写真を載せたゲレンデを横切って、
林の中を昇っていくと、
次のゲレンデに出ます。

今度は、
そのゲレンデを登っていきます。


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ふたつ目のゲレンデには霧が充満していました。



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かなり霧が深いともいえますが、
道は見えるし、
何度も来ているコースなので、
そのまま歩きました。

草地ですから、
歩き易いですが、
坂ですから、
今迄と同じことで、
写真を撮りながら(つまり休みながら)登りました。



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ヨツバヒヨドリ(四葉鵯) キク科

先日も載せた花ですが、
1枚目と2枚目の写真で、
霧の中で咲いているのはこの花です。



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ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科

昨日も載せましたが、
霧の中に群生していました。



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ヤナギランに蜘蛛が巣を張り、
それに霧の水滴がついていました。



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頂上の方を見ても、
横を見ても、
霧の風景です。

思い出してみると、
この山に登った日は、
いつも快晴でした。
たまには、
こんな風景もいいものです。
もっと深くなったら怖いですが・・・


◎  焼額山 

夜中には一時激しい雨も降ったようでしたが、
朝になると細かい雨になっていました。

朝食の後もしばらく降っていたし、
予報を見ると、
午前中は雨のようでしたから、
出かけるのは午後にしようということに、
一旦は決めました。

雨天に備えて持参した本を読み始めたら、
雨がやんだようです。
出かけることに予定変更です。


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マツヨイグサ(待宵草) アカバナ科

ホテルの裏手道を行くと、
昨夜咲いたマツヨイグサがまだ開いていました。

この花は、
竹久夢二が有名な詩を書いてから、
宵待草と呼ばれるようになったそうです。

待てど暮らせど 来ぬひとを
  宵待草の やるせなさ
  今宵は月も 出ぬそうな

暮れて河原に 星一つ
  宵待草の 花の露
  更けては風も 泣くそうな


夢路が作ったのは1番だけで、
2番は西條八十が作ったそうです。



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ススキ(薄) イネ科

さっきまでの雨を含んでいます。



3キノコ

キノコ各種

ホテルのすぐ裏に焼額(やけびたい)山があります。
標高2006m。
ホテルの標高が1600mですから高度差400m。
パンフレットなどには、
「登山道:中級者・健脚向き」と書いてありますが、
ゆっくり登れば、
健脚でなくても大丈夫です。
もう何度も登っていますから・・・

ホテルから登山口まで5分くらい。
それに下りはロープウエイがあるのです。

結構急な登りですから、
休み休みです。
道の脇にキノコが生えているので、
それを撮るということで、
休憩しています。

有難いことに、
キノコは次々と現われてくれます。



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足腰の弱った年寄りに石ころ道はキツイですが、
腐葉土の道ですから歩き易いです。



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そろそろ大休止という頃お花畑に出ます。
この山はスキー場です。
そのゲレンデが夏はお花畑になっているのです。



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ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科

1枚目のマツヨイグサは平地の植物ですが、
ヤナギランは高山植物です。
このあとにも載せることになると思います。


◎  湿原の花(2) 

「せせらぎコース」の花を続けます。


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ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科

木道の脇にポツンポツンと咲いています。
一面に咲いている所は見たことがありませんから、
群生することはなさそうです。



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ミズギク(水菊) キク科

これも木道脇の湿地に咲いています。



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上に同じ。
この花は群生します。



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コースをひと通り歩いたので、
ホテルに帰ります。
帰り道は幾つかのホテル群の前を通る車道にしました。

この辺は、
スイスのシャレー風のホテルが並びます。
私のホテルは、
残念ながら、四角い、普通の建物です。



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山小屋風のホテルの窓辺には、
花が飾ってあります。
これもスイスを思わせます。


ホテルに戻って夕食、
そして1泊目を迎えます。
例年は2泊3日なのですが、
今年は4泊5日にしてみました。
その分、ゆっくりした気分になれます。

部屋のテレビで天気予報を見て、
明日の計画を立てるつもりでしたが、
予報はよくありません。
週間予報も出発前と変わってきて、
みんな雨マークがついています。
朝になったら、
空を見て決めることにしました。

夜は雨になってきました。


◎  湿原の花 

「せせらぎコース」の花を続けます。


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キンミズヒキ(金水引) バラ科

湿地に広がって咲いています。
花の名を毎年調べても、
辿り着くことができなかったのですが、
今年ようやく「キンミズヒキ」の名を突き止めました。 

秋になると咲くミズヒキという、
赤い小さな花をつける、
水引の名にふさわしい草がありますが、
それはタデ科で、
その草に似ていて、金色なので、
キンミズヒキと呼ばれるそうです。



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上に同じです。

水引にしてはちょっと太めです。



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ハンゴンソウ(反魂草) キク科

背の高い大型の植物です。



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上に同じ。

「反魂」とは魂を呼び戻すことで、
手のひらのように切れた葉の裂片が下を向くので、
幽霊の手を連想して名付けたもの、
だそうです。



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ノアザミ(野薊) キク科

ご覧の通り、
撮ったのはアカトンボです。
花の方は、
終わったものと、まだ開かないものと・・・

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな   汀女

昔は、
上の句のようでしたが、
立ち止まってこのトンボを撮っていても、
ほかには1匹も見えませんでした。

ノアザミの花は、
もう少しマシな写真を、
後日にお見せします。


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ウツボグサ(靫草) シソ科

花の名は、
穂の形が矢を入れる靫に似ているから、
だそうですが・・・

辞書には、
うつぼ (靫)
矢を携帯するための筒状の容器。
竹などを編んで毛皮を張ったもの、
練り革に漆をかけたものなどがあり、
右腰につける。
矢羽を傷めたり、
篦(の)が狂ったりするのを防ぐ。

とあります。

名前はともかくとして、
紫色が美しい花です。


◎  ミヤマシシウドとタカネスイバ 

「せせらぎコース」の続きです。


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こんな流れに沿った湿地帯です。



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人が歩くのは、
一部草地もありますが、
ほとんど木道です。



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ミヤマシシウド(深山猪独活) セリ科

セリ科の花は図鑑を見ても、
どれがどれだか、
よく分からないのですが、
この花火のような花はミヤマシシウドだと思います。



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上に同じ。



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タカネスイバ(高嶺酸葉) タデ科



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上に同じ。

遠くからは枯れ草が立っているように見えますが、
近づいて見ると、
きれいです。


◎  ヨツバヒヨドリ 

1週間の夏休みでしたが、
今日から再開しますので、
よろしくお願いします。

志賀高原へ行ってきました。
ホテルの標高が1600m。
バスやリフト、ゴンドラ、徒歩で、
2000〜2200mくらいまで登れます。
日光が当たれば暑いですが、
日陰の風は冷たくて快適でした。


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旅行社がバスで送迎だけやってくれます。
2食付きのホテルに泊まって、
完全自由行動です。

13日(月)の朝出発。
高速道路の混雑予報では、
この日はUターンの上りが混むとのことでしたが、
下りも結構混んでいて、
通常より30分ほど長く掛かったようでした。

バスの座席は運転手の反対側の先頭でした。
フロントガラスの左脇にマスコットがブラブラしていました。

運転手が2人乗っていました。
このコースは毎年利用していますが、
今迄は、いつも1人でした。
例の事故があったせいでしょう。
何となく安心でした。



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草津、白根山を経由して、
志賀高原に入ったところでトイレ休憩です。
快晴とはいえず、
雲が多いのですが、
まあまあのお天気です。



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角度を変えて撮った風景です。



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ヨツバヒヨドリ(四葉鵯) キク科

ホテルに着いて、
ひと休みしてから、
近くの「せせらぎコース」に出かけました。
この花は今が真っ盛りのようです。



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アサギマダラ。

いろんな虫が蜜を吸いにきていますが、
この蝶が1番華やかでした。



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ヤマキマダラヒカゲ。



山歩きの時は1本杖を使っていましたが、
今回から2本杖です。
歩くと、
首から下げたカメラがブラブラ揺れます。
1本杖のときは、
空いた片手でカメラを押さえていましたが、
今度は手が足りません。
ゴム紐のハーネス(というと大袈裟ですが)で
押さえる工夫をしたらうまくいきました。
杖が2本あると、
歩くのはとても楽です。
(歳のせい……)


◎  古代エジプト展 

12日(日)から1週間、
夏休みとさせて頂きます。
19日(日)には再開の予定です。
暑さの折から、
皆様、
お元気にてお過ごし下さい。
再開の節は、
よろしくお願い致します。


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8月9日、
六本木、森アーツセンターの
「大英博物館 古代エジプト展」へ行ってきました。


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六本木ヒルズ森タワー。



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エントランス・フロアへのエスカレータ。



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エントランス・フロア。
夏休みだし、
もっと人が多かったのですが、
特に意識して撮ったわけでもないのに、
誰も居ない!



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52Fの美術館に昇ります。



4オシリス神

オシリス神像。

地上の王だったオシリス神は弟に殺され、
バラバラにされました。
妻のイシス神が遺体を集めて亜麻布で巻いてミイラにすると、
オシリス神は復活して、
冥界の王になりました。

古代エジプトで、
人が(特に高貴な人が)亡くなると遺体をミイラにしましたが、
その目的は、
完璧で永久的な体に作り替えて、
聖なる存在へと高め、
復活を成し遂げたオシリス神と同じ状態にすることだったのです。

聖なる存在となったミイラは、
冥界へ旅立ちます。
そこには幾多の試練が待っていますが、
それを乗り越えるための呪文があります。
それを書き記したのが「死者の書」です。
今回は37mに及ぶ長い「死者の書」が展示されていました。
パピルスに書かれた文字は読めませんが、
きれいに書いてあるし、
イラストがとても見事でした。

古代エジプト人は、
現世は仮の世界であり、
来世への準備期間であると考えていました。

冥界では、
生前の行為によって、
審判が下され、
合格した死者は永遠の生命を得るとされました。

だれだって、
生前に悪いことはやっています。
それを「やっていません」と言い抜けるための呪文が、
「死者の書」には書いてあるそうです。


◎  真珠の耳飾りの少女 

先週、東京都美術館へ行ってきました。
暫く休館して改修工事を行っていましたが、
リニューアルオープン記念として、
「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」が
開かれています。

「マウリッツハイス美術館」はオランダ、ハーグにあり、
正式には「マウリッツハイス王立美術館」というそうです。
この美術館も改修中で、
そのお陰で、
同館のお宝絵画を日本に借りてくることができたそうです。


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東京都美術館前の球形鏡。
(ケータイで撮りました)

着いたのは午後2時、
入館迄の待ち時間が20分とのことでした。
このくらいなら、
たいしたことはありません。

20年ほど前、
同じ上野の国立西洋美術館で「バーンズ・コレクション展」が開かれたとき、
人気だと聞いて出かけたら、
3時間待ちでした。。。
みんな、黙って、行列していました。
(「人気だ」と聞いて出かけるから、こうなるのですが…)



2真珠の耳飾りの少女

「真珠の耳飾りの少女」(ヨハネス・フェルメール)
今回の目玉はこの絵です。
以前は「青いターバンの少女」と呼んだように思いますが・・・

小さな絵ですが、
1室の壁面をこれ1枚が独占して展示されていました。
その部屋への入り口で二手に分かれます。
間近で見るコースと、
ちょっと離れてみるコースです。
その間はロープで隔てられています。

遠い方のコースへ行きました。
すぐに絵の前に立てます。
結構よく見えます。
ロープの前を近いコースの人たちが通ります。
時計を見ていたわけでありませんが、
大体1人5秒で通り過ぎます。
絵の前に来るまで、
折れ曲がった長い列を作って、
粛々と待っていたのに・・・
中には10秒ほど立ち止まっている人がいます。
たちまち整理係から「進んで下さい」と声が飛びます。

遠い位置の人はゆっくりと鑑賞しています。
私は人の流れを観察したり、
「少女」と目を合わせたりしながら。
10分ほど立っていました。



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会場の外に、
武井咲さんが着用した衣装が展示してありました。
(これもケータイですが、きれいに撮れました)

武井さんはこの展覧会のオフィシャルサポーターとかだそうで、
「真珠の耳飾りの少女」の扮装をしたようです。
下はその動画です。




◎  トケイソウ 

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トケイソウ(時計草) トケイソウ科

オリンピック・ゲームは、
タイムを競ったり、
決まった時間内で勝負をつけたり、
多くの場合、
時計が重要な意味を持っています。

そんなことで、
この花、
今年はまだ載せていなかったので、
載せることにしました。



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小学校の校庭と道路を隔てる高いフェンスです。
そこに去年の枯れ葉がひっかかっていました。

ハラハラと、
時期によってはドサドサと、
散った枯れ葉の中の1枚が、
こんな風にひっかかって、
それから何ヶ月も、
風が吹いても、
落ちもせずにいます。

この枯れ葉、
運がよいのか、
運が悪いのか、
分かりませんが、
一緒に散った仲間たちとは
別の「運命」を辿っています。

自分の努力で切り開いていく「運命」もありますが、
「偶然」が支配する「運命」もあります。
後者の場合は、
自分の力ではどうにもできません。

オリンピックでも、
トーナメント方式の場合の組み合わせなど、
「運」の善し悪しがあると思います。
実力は必要ですが、
「運」も大切です。


◎  ヒルガオ 

連日の銀と銅のメダルで、
日本中が湧き上がり、
今日からは高校野球も始まって、
さらに賑やかになります。

そんな中で、
よく分からない「政局劇」が繰り広げられています。
オリンピックや高校野球のように、
単純明快でないから・・・


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ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科



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昼顔や初診は半日がかりにて   澤田緑生

来週はお盆で、
連休にするお医者さんが多いようです。
だから今週は、
混んでいて、
初診でもないのに、
半日がかりです。


◎  フヨウ 

昨日は、
朝と夜と雨になりましたが、
今朝はまた晴れて、
青い空と白い雲。

「なでしこ」がフランスを破り、
いよいよ宿敵アメリカと金メダルを賭けて戦うことに。
楽しみです。


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フヨウ(芙蓉) アオイ科



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今日は立秋で、
芙蓉は秋の季語。

俳句を探したら、

呪ふ人は好きな人なり紅芙蓉    長谷川かな女

というのがありました。
「わたしはあなたを呪っている。それはあなたが好きだからよ」
という意のようです。

なんだか凄い状況になっているようですが、
最後に「紅芙蓉」があるから、
女の情念の恐ろしさが、
この花の色に包み込まれて、
柔らかい感じになっているように思います。

もう1句。

亡き母に晩年はなし芙蓉咲く   高倉恵美子

私の母も晩年を待たずに亡くなりました。
8月下旬が命日。
50回忌はとうの昔にすませました。


◎  公園 

今日は雨になりました。
写真は先日撮ったものです。

雨雲の空を見て、
雨の音を聞いていると、
もう沢山!
と思っていた強い陽射しも懐かしく感じます。


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近くの小さな公園の街灯と空です。



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公園の脇に掘り下げた広い空き地があります。
調整池というのでしょうか、
集中豪雨のとき池になって、
水を溜める場所です。

調整池を廻る遊歩道があって、
フェンスが廻っています。



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下に降りて行く階段。
カメラを傾けて撮っていますので、
写真を頭の中で、
すこし時計回りに回して下さい。



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女の子が2人、
階段を下りて歩いて行きました。
楽しそうですね!
夏休み万歳!!


◎  プラタナス 

プラタナスの樹皮と若い葉です。


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毎日ではありませんが、
夕方ウォーキングをしています。

歩くのが遅いから、
どんどん追い抜かれます。
追い抜くことは滅多にありません。

ウォーキングで追い抜かれても、
ちっとも気になりません。
競争でないからです。

競争の場合は追い抜かれて、
ニコニコしているわけにいきません。
かつて、
民主党の蓮舫さんが
「2番目ではいけないのですか?」
と質問していましたが、
競争は、
やっぱり1番がいいです。
1番を狙わなければいけません。

オリンピックもそうでないでしょうか。
銀と銅の違いはそれなりのものでしょうが、
金と銀・銅との差は大きいと思います。
ロンドンで日本は沢山のメダルを取っていますが、
もう少し金の含有率が多ければ、
と思います。

オリンピックも後半に入りました。
ニッポン、ガンバレ!!!

追い抜かれながら、
こんなことを考えて歩いています。


◎  青空と雲 

毎日青空が続いてきました。
夕立〜豪雨の降っている地方もあるようですが、
当地は全くといってよいほど降りません。

写真は昨日のうちに用意しましたが、
今朝は青空の面積が少なく、
つまり雲の面積が大きくなっています。


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これは5月の写真です。

飛行機は自衛隊機です。
近くの入間基地から飛び立っているので、
いつでも撮れるのですが、
あまり撮りません。
たまたま撮ってあった写真を載せました。



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7月30日の撮影。



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昨日(8月3日)の空。



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上に同じ。


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昨日の朝日新聞の天声人語の冒頭部を引用します。

夏のオリンピックは閏年にめぐり、
どの大会を最初に記憶しているかで世代がわかる。
筆者の場合は東京五輪で、
白黒テレビにかじりついた。


フーム、なるほど。
それじゃあ、最初の記憶は?
と思い出してみました。

事情は複雑です。
本来なら1940年の東京オリンピックであるべきところ、
この大会は日中戦争(当時は日支事変と呼んでいましたが)の拡大により中止。

戦争が終わって、
1948年の大会は、
今年と同じロンドン。
日本は敗戦国で、
まだ講和条約を結んでいないため、
参加出来ませんでした。
ロンドン大会の水泳競技の日程に合わせて、
東京の神宮プールで水泳大会が行われ、
「フジヤマノトビウオ」と呼ばれた古橋選手が、
次々と世界新記録を塗り替え、
ロンドンへ行っていたなら、
金メダルを何個も取ったのに・・・
と思わせました。

日本が参加出来たのは、
1952年のヘルシンキ大会。
その古橋選手は最盛期を過ぎていてメダルに届かず・・・
ラジオで中継放送がありましたが、
短波中継で、
フェージングといって、
音が大きくなったり小さくなったりして、
聞き取り難い実況放送を、
夜中に自作のラジオで聞いている高校生でした。

戦前の大会は1936年のベルリンが最後でした。
その時点では幼くて知りませんでしたが、
この大会の記録映画「民族の祭典」を1942年頃、
学校で見せられました。
内容の記憶は殆どありませんが、
ヒットラーの演説とか、
「前畑ガンバレ」とか、
男子棒高跳びの熱戦とか、
があったのだろうと思います。

と、いうわけで、
天声人語子のいう「どの大会を最初に記憶しているか」は、
1936年のベルリンであるような、
1948年のロンドンであるような、
1952年のヘルシンキであるような、
・・・・・・
判然としません。

オリンピックの最初の記憶はこの大会だ、
と言うことの出来る人は、
平和な時代に幼少期を過ごしています。


◎  カボチャの花 

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カボチャ(南瓜) ウリ科

狭い庭に植えられたカボチャが、
垣根を這って、立ち木に絡み、
撮り易い高さに花をつけていました。



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地面を這っていては見えにくい産毛がきれいでした。
撮っているときは
気にしていなかったのですが、
オバナです。
(メバナには始めっから花の下に膨らみがあります)

この写真を撮ってから数日経っています。
この花たちは用がすんで、
しおれてしまいました。

このオバナの近くに、
小さな実がついていますが、
受粉にこのオバナは関わらなかったようです。
今もオバナは沢山咲いていますが、
メバナはあまり見えません。

「花の命は短くて・・・」
とは女性についての言葉と思っていましたが、
男性だって「命短く」
「儚い」のです。


◎  カマキリ 

暑い日が続きます。
その暑さの中、
用があって出かけました。
道の脇に、
背の高いヒマワリが4、5本立っていましたが、
もうヒマワリは撮らなくていい、
と思って通り過ぎようとしました。。。


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「ディサービスセンター ひまわり」の看板が目に入りました。
近所にも毎朝、
迎えのワゴン車が来ています。
若い女性職員が、
テキパキと、にこやかに、
老人達を乗せているのを見かけます。

いつの日にかお世話になるかも知れない、
そんな気がして、
ひまわりの文字とヒマワリの花とを撮りました。



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花を撮った、
その隣の1本は、
背だけは高いものの、
頂上はまだツボミです。
その下に、カマキリの子が1匹。

真っ逆さまの姿勢で、
両手を合わせて、
祈っているような・・・

日陰で休んでいるのかもしれません。
獲物を待っているのかもしれません。
多分後者でしょう。

身じろぎもせず、
静止して待ち受け、
獲物を襲う時の素早さ。
思い出されるのは武田信玄です。

疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山

疾(はや)きこと風の如く、
徐(しず)かなること林の如し、
侵略(しんりゃく)すること火の如く、
動かざること山の如し

「風林火山」の戦法で、
獲物をしとめ、
健やかに成長して、
子孫を残し、
かまきりの一生を無事に過ごせればよいが、
と思いました。

これがオスであるとしたら、
交尾のあとはメスに喰われて・・・
とか聞きます。
喰われない迄も、
カマキリの世界に介護施設はありません。


◎  サクラ・・・ 

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桜(ソメイヨシノ)の幹、樹皮です。
樹齢、多分5〜60年。
年を重ねた貫禄があります。



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葉っぱはおいしいのでしょうか、
ずいぶん虫たちに食べられてしまいました。
オオシマザクラの葉は桜餅を包むのに用いられますが、
ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種だそうですから、
味と香りはいいのかもしれません。
(虫と人間の好みが同じかどうか???)



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まるで切り絵のようです。
葉の役目はまだ終わっていない、
秋になって、紅葉するまで、
光合成を行わなければならないのに、
半分しか残っていません。


「桜の葉」を検索してみると、
塩漬けにする葉は八重桜がよい、とか〜〜〜

別のサイトでは、
若い葉でないと固くて食べにくい、とか〜〜〜

だから虫たちも、
柔らかいうちに食べてしまうのでしょう。



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