ベルンの窓辺
インターラーケン街歩き(4)
ヘーエマッテ緑地の縁に連なる
薔薇花壇を撮りました。
6月22日薔薇は見頃でした。
教会の尖塔。
二人の語らい。
緑地と山と。
花壇と花壇の間に池がありました。
緑地の向うにあるのはホテルだと思います。
リゾートの午後。
インターラーケン街歩き(3)
教会は大通りから少し引っ込んだ所にありますので
ひっそりとしたレストランやホテルの裏庭などを撮りながら歩いて
大通りに戻りました。
少し行くと
ヘーエマッテと呼ばれる広〜い緑地がありました。
何もない全くの草原です。
いまガイドブックを読むと
緑の向うにユングフラウが見えると書いてありますが
そのときは知らないから
探しませんでした。
ホテルの裏側だと思います。
ホテルの裏庭。
レストラン。
大通りに戻りました。
オスト駅周辺とは雰囲気が変わって
リゾートらしくなりました。
緑地の向うの山の上には
パラグライダーが浮かんでいました。
左側が緑地ヘーエマッテ(Höhematte)。
広い歩道があって
その左側にバラの花壇が続きます。
明日はバラの写真です。
インターラーケン街歩き(2)
インターラーケン・オスト駅から
街歩きを始めました。
美しく青きアーレ川を見て
元の大通りに戻って
少し行くと
左側に懐かしい風景が見えました。
雪見灯籠があって
池があって
石の橋がかかり・・・
日本庭園です。
湖畔の街同士ということで
インターラーケンと姉妹提携を結んでいる
琵琶湖畔の大津市から派遣された技術者の協力を得て
1995年に完成。
「友好の庭」と命名されているそうです。
池には鯉が泳いでいました。
小さな滝もありました。
日本庭園の背景は教会。
地図には
カトリック教会と書いてあります。
ファサードを見上げました。
インターラーケン街歩き(1)
私たちが宿泊しているヴェンゲン
ハイキングで訪れたグリンデルワルト
登山電車で登ったユングフラウヨッホ
さっき花を見てきたシーニゲ・プラッテ
そこから見下ろしたツーン湖とインターラーケンの街
この地域一帯をベルナーオーバーラントといいます。
ベルナーオーバーラントの中心がインターラーケンで
人口5〜6000人の街です。
あっちへ、こっちへ行く登山電車に乗り換える駅が
インターラーケン・オスト駅です。
インターラーケンにはもう一つ駅があって
それはインターラーケン・ウエスト駅。
因にオストは東、ウエストは西のことです。
オストからウエストまで1500mくらい
その間を歩いてみました。
インターラーケン・オスト駅。
この中にある案内所で街の地図をもらい
窓から見下ろす道路を指差して
「あっちに行きなさい」
それだけ聞いて出発しました。
オスト駅前。
この街の中心はウエストの方だそうです。
オスト駅の周辺は広々としています。
向うへ向かって歩きます。
右側に水のきれいな川がありました。
上流を見ています。
この川の名はアーレ川。
先日訪れたベルンの街を流れていた川の上流です。
氷河の融けた水がブリエンツ湖に入り
そこからこの川を通って
ツーン湖に入り
さらにアーレ川となって北上し
ベルンを通り
スイス北部でライン川に合流するそうです。
下流を見ています。
この水がやがてローレライの岩を洗って
北海まで流れるのかと思うと・・・
実をいうと
この川がベルンの旧市街を廻り
その後ライン川に合流することは
今調べて分かったことです。
だからこの写真を撮っていたときには
ローレライのロの字も頭に浮かんでいませんでした。(^_^)
ホテルやレストランが見え始めました。
ホテル。
ガイドブックによれば
インターラーケンには世界中からの観光客とスキーヤーが集まり
特に6〜8月とクリスマス前後は
さながら軽井沢銀座の賑わい。
と書いてあります。
行ったのは6月22日(日)でしたが
そこまでの賑わいはありませんでした。
秋分の日
スイス紀行連載中ですが
中断して
季節の花を挿入します。
秋分の日に撮ってきました。
巾着田のヒガンバナが見頃のようでしたが
大混雑でしょうから
それは回避して
家の近くを散歩しました。
コスモス。
キバナコスモス。
ケイトウ。
ヒガンバナ。
秋空。
シーニゲ・プラッテ(3)
頂上からの眺望を楽しみ
ひと休みしてから下山しました。
書き忘れていたのですが
私たちがこのシーニゲ・プラッテを訪れた日(6/22)の前日(6/21)
日本の皇太子殿下がここを訪問されて
高山植物をご覧になったそうです。
殿下が頂上まで登られたかどうかは不明です。
頂上から南の眺望。
頭が雲に隠れていますが
三山だと思います。
右からユングフラウ、メンヒ、アイガー。
北の眺望。
正面はツーン湖。
霞んでしまって
すっきり写せませんでした。
下山途中のツーン湖。
手前の黄色い花はバターボール。
沢山咲いていました。
バターボール。
花びらが開くことはありません。
この姿で開花です。
ドイツ語名はトロールブルーメ(Trollblume)。
troll は北欧神話のトロル(岩陰に住む巨人)、妖怪。
blume は花、草花。
一般には英語名でグローブフラワー(Globeflower)と呼ぶようですが
(globe は球、球体)
添乗員がバターボール(Butterboll)と教えてくれたので
それを使っています。
多肉植物。
レストランへは階段を昇ります。
そこに飾ってあった山靴。
赤い電車で山を下り
インターラーケンに向かいます。
車中からの撮影です。
見えている電車に私は乗っていません。
(当たり前です)
正面は同じくツーン湖。
その右の町はインターラーケンです。
到着後
他の人たちと別れて
インターラーケンの街歩きをしました。
シーニゲ・プラッテ(2)
頂上を目指しました。
下を見て。
上を見て。
足元を見て。
スズラン。
とても小さな花でした。
岩陰に。
頂上。
頂上で昼食中の家族。
手前には高く積み上げたケルン。
日本ならお握りですが
彼らは何を?
もう昼食時間ではありますが
われわれは
さっきホルンを聞いたホテルのレストランまで戻って
食べる予定です。
シーニゲ・プラッテ
駅から少し歩くとレストランがあります。
その近くでアルペンホルンの演奏があるというので
急いで行ってみました。
二人の演奏者が
ちょっと吹いただけで終わり。
あっけない演奏会でした。
ホルンの先端。
吹いてみたい人にはやらせてくれます。
私は吹く真似だけして
記念写真を撮ってもらいました。
坂道を登りました。
花を見ながら
撮りながら・・・
台地のような所に出ました。
この辺で高山植物を見て回ってもよいし
もう少し登って
頂上の景色を楽しんでもよいし
ということで
2組に分かれました。
大変なコースではなさそうなので
頂上を目指すことにしました。
シーニゲ・プラッテへ
6月22日の朝となりました。
今日はシーニゲ・プラッテへ行きます。
シーニゲ・プラッテは
ユングフラウ三山を正面に
ベルナーアルプスの山々を望遠できる。
頂上には高山植物を集めた植物園や
ホテル、レストラン、カフェもある。
そんな所です。
当日朝のユングフラウ。
晴れていますが
前日程の快晴ではありません。
とはいっても
これだけ晴れていれば文句ありません。
電車の中のポスター。
ウイリアム・テルの芝居があるようです。
息子の頭の上の林檎を矢で射たことで有名なウイリアム・テルは
スイス独立の英雄として崇められています。
彼は伝説上の英雄らしいのですが
スイス人の多くは実在を信じているし
大好きだそうです。
シーニゲ・プラッテに向う電車からの風景です。
(以下も同じ)
青い水はツーン湖です、
電車に乗らないで
お花畑を歩いて登る人。
下ってきた電車。
シーニゲ・プラッテに到着。
この掲示は駅前にあったのではありませんが
日本と関係を結んでいるとのことなので
紹介しておきます。
赤い花なら・・・
「スイス紀行」
もう1日休みます。
昨日は白い曼珠沙華をアップしましたので
今日は赤い曼珠沙華です。
上3枚が華やかでしたから
最後は穏やかな風景にしました。
百万本と称する巾着田のような咲き方もいいですが
この位の群生もいいと思います。
今はもう秋
6月29日以来「スイス紀行」を連載しています。
気長にやっていますので
まだ続きます。
連載を始めてから
梅雨が明け
暑い夏を過ごし
今はもう秋。
今日は「スイス紀行」をお休みにして
秋の写真にします。
白花曼珠沙華。
狗尾草(エノコログサ/ネコジャラシ)。
空蟬。
向日葵。
美しく輝いていた時期もあったけれど
今はもう秋。
実りの時。
グローセシャイデック
フィルストからのハイキング。
目的地のグローセシャイデックに到着です。
バス停まであと僅か。
終バス(17:50)にはまだ少し間があります。
目の前を
大きなグライダーを持った人が・・・
こんな人たちがかなりいました。
ここの地形が
この遊び(?)に好都合なのでしょう。
草原に置いてあった1機。
先端部に見える赤いものは?
撮ってなかったので
トリミングで拡大したのが
次の写真です。
飛翔。
どうやって飛ばすのか
どうやって回収するのか
見ないでしまいましたが
旋回、回収はラジコンのようです。
こんな小屋が点在しています。
添乗員の解説では
チーズを保存しておく小屋だそうです。
バスでグリンデルワルトの駅前まで降りて
そこで夕食を済ませて
電車に乗りました。
30分に1本の電車を
2回乗換えるので
時間が掛かり
ホテルに戻ったのは夜の9時近くでした。
といってもまだ明るいから問題ありませんが。
一旦部屋に戻ってから
出直して撮った
夕焼けのユングフラウです。
(6月21日21時11分)
よく晴れた1日でした。
♪今日のひと日の幸 静かに思う♪
そんな気分でした。
ハイキング(3)
フィルストからグローセシャイデックに向かうハイキングの続きです。
所々に流れがあります。
このコース
実は前に歩いたことがあるのです。
何度も書いている
雨ばっかりだった時のことです。
流れのある所は
水蒸気が上がって
霧が立つので
歩いていても
水音は聞こえるものの
何も見えない。
そんな状態だったのが
今回は晴れているからちゃんと見えます。
またもヴェッターホルンですが
家が見えてきました。
ゴール間近のようです。
歩き始めてから約2時間。
雲が少し増えてようですが
アイガーは見えています。
小さな小屋が見えました。
このコース
歩いたことがあると書きましたが
遠くは見えない
身の回りしか見えない
曇り、雨、雪、霧の中を歩きましたから
「見覚えがある」という場所はなかったのですが
この小屋だけは見覚えがあります。
古い写真を探してみました。
デジカメでなく
ネガカラーで撮った写真です。
前回は反対方向に歩きましたから
小屋の反対側が写っています。
この時は牛たちが道路を占領していました。
ご覧のように霧が立ちこめていました。
グローセシャイデックをスタートして間もない頃でした。
ゴールは間もなくです。
ハイキング(2)
マーモット像を過ぎて
歩き続けます。
スミレ。
(ビオラ・カルカラタ)
この花のことを
「スイスアルプス 高山植物ポケットガイド」から紹介します。
英語では Alpine pansy。
Pansy はフランス語の Pensée(思考、思想)から来た言葉。
この花を見ると「人を恋する」という言われがあり
昔は媚薬としてつかわれたといわれる。
リンドウ。
(コッホ・エンツィアン)
アイガー。
ヴェッターホルン。
黄色い花はバターボール(トロール・ブルーメ)。
ミミナグサ。
魔女の爪。
(悪魔の爪とも)
ハイキング(1)
フィルストからグローセシャイデックに向かって
ハイキングコースを歩きます。
コースの要所には
標識が立ててあるので
安心です。
ここは道の分かれ目。
左が出発したフィルスト。
右に行けばグローセシャイデック。
右手前に折れてもグローセシャイデックです。
自分だけなら
どちらの道にしようか
思案するところですが
この辺を熟知している添乗員が案内してくれますから
コースの思案よりも
次は何を撮ろうか
ばかり考えていました。
マーモットの木像。
マーモットはリスの仲間です。
巣穴で生活していますが
穴から出て来て
チョロチョロと草原を歩き回るのですが
全く見かけませんでした。
ここの木像は
コース途中の標識として
有名らしいです。
何度も出て来ますが
ヴェッターホルンです。
アルプスカモシカ。
マーモットには出会いませんでしたが
カモシカが1匹いました。
添乗員がしゃがんで
鳴き声を真似た口笛を
繰り返し吹いていたら
かなり近くまで来てくれました。
相手が大きいと
怖がって寄ってこないので
しゃがんで姿を小さく見せるのだそうです。
アルプスアザミ。
花らしくない花ですが
初めて見て以来好きな花です。
フィルスト
グリンデルワルトの駅から10分程歩くと
ゴンドラリフトの乗り場があります。
これに20分乗ると
フィルスト展望台に着きます。
前回来た時は
ゴンドラリフト乗り場の向い側にあるホテルに2泊しました。
部屋の裏側にベランダがあって
そこからアイガーが見えるはずでした。
しかし滞在中は1度も姿を見せてくれなかったという
悲しい思い出があります。
ホテルのロビーに
小さなリンゴが皿に山盛りで置いてあったので
1個貰ってきて
ハンカチで包んで
テルテル坊主を作って
ベランダに吊るしましたが
効果はありませんでした。
それに引き換え
この日は眩しいような晴天でした。
ゴンドラリフトからの撮影。
これもゴンドラリフトからです。
フィルストに到着。
フィルスト(First)は「尾根」という意味だそうです。
ヴェッターホルン(3692m)。
フィルストからは幾つものハイキングコースがありますが
ヴェッターホルンを正面に見ながら歩いて
グローセシャイデックに行くことになりました。
ヴェッターホルンに雲がかかるとと天気が崩れる
といわれるそうですが
天気の心配はなさそうです。
緩い下りの
歩きやすいコースで
ルンルン気分です。
花もいろいろ咲いています。
アイガー(3970m)。
振り向くと見える方向です。
ヴェッターホルンとアイガーは
これからも何度か登場すると思います。
グリンデルワルトへ
ユングフラウヨッホから降りてきて
クライネシャイデックで軽い昼食。
黄色い電車でグリンデルワルトに向かいました。
クライネシャイデックからは
沢山のハイキングコース(黄色い標識)がありますが
ここでは歩かないで
電車に乗りました。
電車に乗って
グリンデルワルトに向かいます。
(車中からの撮影)
アルプスの氷河の融けた水が流れています。
途中駅のグルント。
下車した人は
線路を渡って駅から出ます。
グルンデルワルトに到着しました。
駅近くのホテルとアイガー。
右側の黒っぽい斜面が北壁です。
個人宅の庭。
グリンデルワルトはこの界隈では最大のリゾートです。
そして
われらの添乗員にとって
ふるさとみたいなものだそうです。
昨年までの8年間
夏はここに駐在して
個人旅行でスイスに来る人たちの面倒をみていました。
そんなことで
ぜひ案内したかったようです。
駅からゴンドラリフトの乗り場まで歩きました。
陽射しが強いので
途中のスーパーに立寄って
水を買いました。
私にとっては2度目の訪問です。
前回は2泊しましたが
2泊3日の間
雨続きで
アイガーの姿は見ないでしまいましたので
今日のように
青空をバックに
ギラギラ光っているのは感激でした。
ユングフラウヨッホ(2)
ユングフラウヨッホの続きです。
展望台から見下ろした雪原の風景。
1枚目の中央部。
1枚目の左部。
郵便ポスト。
(書かなくても分かりますよね!)
展望台の中にあります。
郵便局がありますから
ここに投函すれば世界中に届きます。
ポストの上の掲示。
下からの電車が到着します。
昼食は降りてから取ることにして
下り電車を待っていました。
ユングフラウヨッホ
ユングフラウ鉄道の赤い電車に乗って
ユングフラウヨッホ駅に到着しました。
駅で降りて
トンネルを歩いて
エレベータで上がると
標高3573mのスフィンクス展望台があります。
これは登る前のクライネシャイデックからの
パノラマ写真です。
この地方をベルナーオーバーラントといいますが
有名な山が三つあり
ベルナーオーバーラント三山と呼ばれます。
写真の左から
アイガー(3970m)
メンヒ(4107m)
ユングフラウ(4158m)
です。
写真では山の大きさが標高と逆順になっていますが
位置の関係です。
アイガーが一番近いので一番大きく見えます。
そのアイガーの暗く見えている手前の面が
有名な北壁です。
ユングフラウヨッホ(3454m)は
ユングフラウの左側の肩部にあります。
(ヨッホとは山の肩のこと)
電車は
そのユングフラウヨッホを目指して
ほとんどトンネルの中を走ります。
以下は展望台からの撮影です。
ユングフラウ。
メンヒ。
三山の内のアイガーは
メンヒの影になって
ここからは見えません。
ユングフラウは乙女。
アイガーは男性。
そして間に割って入っているメンヒは修道士。
と聞きましたが
三者の関係がどうなっているのか
知りません。
アレッチ氷河。
アルプス最大の氷河で
クライネシャイデックとは反対側になります。
望遠で引き寄せました。
2本の轍みたいな線が見えますが
これは3本の氷河が合流したときに
出来る境目の線だそうで
最後まで消えません。
アレッチホルンから
ユングフラウから
メンヒから
出て来た氷河が
写真手前の広場で合流しています。
ここをコンコルディアプラッツというそうです。
アレッチホルン(4193m)。
(中央から左寄り三角のピーク)
有名な山でありませんが
アレッチ氷河と同名なので・・・
4枚目の写真の右外にあります。
クライネシャイデックへ
6月20日にベルンへ行き
一夜明けた6月21日は快晴でした。
この日は添乗員の案内で
ユングフラウヨッホ行きでした。
ユングフラウヨッホには
クライネ・シャイデック駅からユングフラウ鉄道で登ります。
ユングフラウヨッホ駅の標高は3454mで
ヨーロッパでは最も標高が高い鉄道駅です。
2012年
ユングフラウ鉄道全線開通100周年を迎えたそうです。
朝のホテル前から見たユングフラウ。
(写真やや左寄りの岸壁が見える山で、標高4158m)
ユングフラウヨッホは
ユングフラウの左肩(写真では樹木の影になっている辺り)にあります。
予報通りの晴天になったので楽しみです。
前回来た時は
折角登ったのに
雪降りで何も見えなかったという
苦い経験があります。
クライネシャイデック駅。
ここで赤い電車に乗り換えてユングフラウヨッホに向かいます。
左側の山がユングフラウです。
この駅まで登ってくる線路は
私たちの宿泊しているヴェンゲンからと
グリンデルワルトからと
2本あります。
お天気がいいですから
どんどん人が集まってきます。
服装は
暑いような涼しいような・・・
約3500mまで登りますから
上は寒いのです。
前回の雪降りの時は戸外の気温がマイナス6℃でしたが
今日は晴れているから
そんなことはないでしょう。
スイスでは
犬を連れて電車に乗ることは
全く問題ありません。
大きな犬が
飼い主の膝の間で
おとなしく座っています。
赤い電車が下ってきました。
折り返して登ります。
見ていて分かったのですが
個人客用の列車と団体客用の列車は区別されていて
順次発車します。
ベルン街歩き(15)
暑かった夏が去って
秋らしくなってきました。
天気の変わりやすい季節です。
「女心と秋の空」とも
「男心と秋の空」とも
いうようですが
敢えて後者を採用して
予定を変更します。
昨日
ベルンの旅は終わりにする
と書いたのですが
もう1日続けることにしました。
街を歩いていて
目についたデザインです。
最後の1枚以外は
19世紀末から20世紀初頭にかけて流行した
アールヌーボー様式かと思います。
(うねる曲線を多用して組み合わせたデザイン)
路地で見た古びた窓。
もしかしたら無住?
と思いましたが・・・
アーケードに面したドア。
大通りに掲げられた看板。
おしゃれなカフェの看板。
大通りから1本入った通りにありました。
街灯。
これは少し新しいデザインのような気もしますが・・・
この行列が何を表しているのか分かりませんが・・・
僅か1日のベルン訪問を2週間かけて紹介してきました。
あまりにもベルンにどっぷり浸かっていたので
頭の切り替えが出来ず
次の日のことが書けないでいます。
明日こそは
と思っていますので・・・
ベルン街歩き(14)
大聖堂を出て
次に向かったのは連邦議事堂です。
楽器屋。
目の前に広大な広場が
そして連邦議事堂が出現しました。
これは
ベルンが首都であることの象徴です。
19世紀初頭に完成したそうです。
広場の西側に噴水があります。
突然噴き出したり止まったり
次に噴き出すのは
沢山ある穴のどこからなのか
分からないところに楽しみがあるようです。
子供たちがはしゃいで駆け回ります。
半分下着姿になったお母さんが小さい子の後を追いかけます。
噴水の出方も子供の行動も予測を許しません。
面白い写真が撮れそうな気がして
かなりの時間頑張りましたが・・・
(大勢の子供たちがいる場面を撮りたかったのですが・・・)
駅に向かっていくと
市が開かれていました。
写真を撮るなら
噴水よりも市場の方がよかったのにと思いましたが
噴水で長時間の道草を食ってしまったので
数枚撮ってサヨナラしました。
ヴェンゲン駅からホテルに向かう道です。
予定していたよりも遅くなりましたが
電車を乗り継いで
無事帰りました。
ベルンの旅は
これで終わりです。
明日からはまたアルプスです。
ベルン街歩き(13)
アーレ川を眺めながら
ゆっくり休みましたので
また歩きます。
細長い公園を
入ったのとは反対方向の出口に向いました。
この公園は
大聖堂の境内みたいなもので
尖塔が聳えています。
ゲートを抜けると
大聖堂前の広場に出ました。
今日は2度目になります。
尖塔を見上げたりしていたら
中年の日本人ご夫妻に声を掛けられました。
大学の先生らしくて
ケルン(ドイツ)の大学に1年間の予定で来ているそうです。
「どこも行ったことがないので
今日は遊びに来てみました。
初めての遠出です。
電車で5時間掛かりました」
日本人に出会って懐かしそうな様子でした。
今どき
日本人は珍しくもないだろうにと思いましたが
団体さんでは声を掛けにくいからかもしれません。
「私たちは山のホテルに泊まっていて
電車で2時間掛けて来ました。
そろそろ帰えらないと。
ケルンは行ったことないですが
大聖堂が素晴らしいのでしょ。
ここの大聖堂もきれいだからご覧になったらいいですよ」
などとお話しして別れました。
大聖堂の広場を出て
来た時とは別の道を歩きました。
アフリカのお面かと思ったのですが
今見るとちょっと違うような気もします。
この仏像は
日本製でないようですが・・・
街角。
スイスの都市を紹介しておきます。
ここベルンはスイスの首都ですが
人口は第4位。
第1位がZürich(チューリッヒ)
第2位がGenève(ジュネーヴ)・・・ここに表示されていませんが。
第3位がBasel(バーゼル)
第5位がLausanne(ローザンヌ)
Fribourg(フリブール/フライブルク)はずっと下がって14位です。
Interlaken(インターラーケン)は順位表に出てこない程小さな町ですが交通の要衝です。
Casino(カジノ)・・・こんなのがあるのですね!
ベルン街歩き(12)
ベルン街歩きも長い連載になりましたが
夕方近くなってきましたから
もう数回で終わります。
窓を飾るのもいいけれど
これじゃあ
外が見えないし
光が入らないのでは・・・
大聖堂の近くで道を横にそれてみました。
公園がありました。
入り口にあった建物の窓です。
アーレ川を見下ろす高台で
展望台になっています。
ここで
コーヒーブレークです。
大きな橋の下の左側。
さっきのゴムボートは
ここから出発したようです。
橋の上をバスやトラムが頻繁に通ります。
左の方を見下ろすと
赤い屋根の住宅が・・・
これは熊公園の向い側になります。
ベルンで最も古い住宅街だそうで
ベルンが出来る以前に
ケルト人やローマ人が住んだ所だそうです。
降りて
歩いてみればよかったと
今では思いますが
そのときは
もうかなり疲れて・・・
ベルン街歩き(11)
あまり店舗などないアーケードを歩いて行きました。
これまでに職人さんなど
手仕事をしている人の姿を見ると撮りましたが
この方は
手芸作家とでも云ったらよいのでしょうか〜
仕事中の横顔を
窓の外からこっそり・・・
というつもりだったのが
見つかってしまい
メガネを外してこちらを向いて
ニッコリしてくれました。
戸口まで出て来てくれました。
首に掛けてある飾りのパーツを作っているところでした。
この1個ずつが伸び縮みするのです。
この首飾り
もっと長くも
短くもできるのです。
言葉がもっと通じれば
いろいろと聞けたのでしょうが
笑顔の交換でした。
アーケードの切れ目。
カフェではなさそう。
自宅の前なのでしょうか
くつろぎのひと時です。
アーケードから
通りに出て屋根を。
デザインに魅せられて
撮りましたが
どんな店だったのか記憶がありません。
向うに大聖堂の尖塔が見えてきました。
ベルン街歩き(10)
橋を渡って旧市街に戻りました。
ショーウィンドウを撮ったり
建物を見たりしながら
ぶらぶら歩きました。
日本の版画。
もっと沢山
ずらーっと並んでいました。
紅白の花と黒い影と。
つり下げられた花。
この坂道を登ってきました。
ベルンの街は高台にありますが
川べりの土地は低いのです。
街の中心部に戻るには
坂を登らなければなりません。
坂道を登り切ってから大通りを横切り
来るときとは別の細い道を歩いてみることにしました。
大通りでなくても
道の両側にもアーケードがあります。
人通りも少ないし
店もあまりないのですが
全くない訳でもありません。
ここの写真は明日に。
ベルン街歩き(9)
熊公園の近くにバラ園があって
バラだけでなく植物園になっているとのことです。
ベルン観光についての添乗員のアドバイスは
駅からバスでバラ園に行き
そこから熊公園を経て旧市街を見て歩いたら
ということでしたが
最初にバラ園に行ったら
そこで1日過ごしてしまいそうで・・・
旧市街から見始めました。
熊公園の横に
バラが咲いていましたので
バラ園に行く代わりに
これを撮ることにしました。
アーレ川を見たし
熊も見たし
バラも撮ったし
また旧市街に戻ることにしました。
来た時と別の橋を渡ります。
橋から見たアーレ川の下流側。
ベルン街歩き(8)
アーレ川を渡って
旧市街の外へ出ました。
橋を渡り終えて
旧市街側を見ます。
アーレ川の上流方向。
アルプスからの水が流れていますから
とても清らかです。
川沿いの遊歩道のこちら側は
熊公園になっています。
熊公園といっても数頭しかいないようです。
遊歩道とは隔てられた細い道を散歩していました。
川の上流から沢山のボートが・・・
競争のようです。
目の前を通り過ぎるまで見てしまいました。
橋の袂にきれいな建物がありました。